ベネッセ会長が情報流出を謝罪 事件後初の株主総会で顧客情報の流出事件が昨年起きたベネッセホールディングス(HD)は27日、岡山市の本社で事件発覚後初めての株主総会を開き、原田泳幸会長兼社長が謝罪した。出席した約560人の株主からは、再発防止策などについて質問が相次いだ。 総会は、本社内のホールで午後1時半から非公開で行われた。ベネッセHD広報部の担当者によると、冒頭、原田会長が「株主の皆さまにご心配とご迷惑をお掛けしました」という趣旨の言葉を述べ、壇上の役員一同が立ち上がり頭を下げた。 質疑応答では、挙手で指名された延べ13人の株主のうち、半数程度が事件に触れ、個人情報の取り扱いなどついて質問した。 【共同通信】
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