須藤大輔
2015年6月27日05時54分
文部科学省は25日、2020年代初頭に月の南極に無人探査機を着陸させる方針を打ち出した。将来、国際的に進められる月や火星の本格利用をにらんで、独自技術の蓄積や国際的な発言力向上につなげる。
この日の有識者会合がまとめた宇宙探査のあり方についての報告書で、「日米協力による実施も視野に最優先で取り組むべき領域」とされた。この計画を含めて、藤井基之文部科学副大臣は「着実な実施に結びつけたい」と表明した。
月の南極は月の起源解明につながる多様な岩石が採取できるほか、水や氷が存在する可能性が指摘されており、将来の有人探査で利用できるかどうかなどを確かめる。19年度に月面着陸を計画している小型探査機の技術を発展させ、高機能の観測機器を積んだ大型探査機の南極着陸を目指す。
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