北は北海道から、南は九州まで。
数々の名峰がその名を連ねる日本百名山。
その100の頂を一筆書きで一気に踏破するという途方もない挑戦が去年、行われました。
ゴーゴー!挑んだのはプロアドベンチャーレーサー田中陽希。
100の頂をすべて登り…。
山と山の間は歩きとおし…。
海はカヤックで渡る。
一切の交通機関を使わずみずからの力だけが頼りの旅は過酷を極めました。
立ちはだかる断崖絶壁。
襲いかかる自然の猛威。
(雷鳴)それでも、田中陽希は…。
決して立ち止まることなくゴールを目指しました。
その、ひたむきな姿は次第に人々の共感を生み大きなムーブメントを巻き起こしたのです。
スタートから208日。
やったー!ついに日本百名山を一筆書きで踏破しました。
じゃあ、いってきます。
「BSコンシェルジュ」「びぃコン」。
田中陽希さんの本当にね「グレートトラバース」すごい挑戦でしたけれども。
私も山を時々登ったりするんですが山が好きなんですが田中陽希さんのあの人間の限界にとことんまで挑戦される姿にただただ驚きで。
山から山を徒歩で行ってしかも、海はカヤックでって…信じられないですね。
山、登ってらっしゃる村井さんからしてもちょっと信じられない?もう、すさまじいと思います。
番組宛てにはですねさまざまなメッセージがね視聴者の方から寄せられているんですよね。
いろんな思いをメッセージをね、伝えてくれたこの田中さんなんですけれども新たな旅「グレートトラバース2」が始まるんですよね。
田中さんが新たな挑戦の目標として選んだのが日本二百名山。
百名山は、これまでに田中さん登られたということで。
残りの100の頂に再び今、挑戦をしてらっしゃると。
まず、旅に出る前にその心境を伺ってまいりました。
最新の旅の映像も交えてご覧いただきましょう。
また、再び今回挑戦しようと思われたのはどうしてなんですか?より強く思ったのは百名山一筆書きの旅を無事に終えてからなんですけども旅をしてる最中よりも旅を終えてからのほうがどっと疲れが出てきてですねそれがある程度、落ち着いて次のことが考えられるようになったときに応援してくれる方とかメッセージをいただいた方々から多く…いきなり日本の山を百名山、登ったので次は世界百名山とかエベレストですか?とかすごく、すぐ世界のほうに目をぽんと向けられる方が多くいらっしゃったんですけども。
旅を通じて、そうじゃないのかなというふうに思って。
今回、百名山100個の山を登っていく中で山によってはあるいっときの季節でその一回の一瞬の山のすばらしさとかその魅力に触れてないんですね。
日本二百名山一筆書き踏破は全行程およそ8000km。
5月25日に北海道の宗谷岬を出発。
210日あまりかけてゴールの九州最南端鹿児島県の佐多岬を目指す計画です。
(真下)新たな挑戦を前にして今、どんなお気持ちですか?最初の百名山一筆書きのときは全く新しかったですので不安もありましたけどもそれ以上にドキドキワクワク感っていうのが大きかったんですけども、今は…やっぱり前回、一度経験してらっしゃるから自信を深めてらっしゃるのかなとも思ったんですがそうではない?そういったところで今までよりも厳しい闘いになるっていうのはスタート前からスケジュールを立てていく中で分かってきてるんですけども。
やりやすい部分でもあるんですけども。
5月25日日本二百名山一筆書き踏破の挑戦が、いよいよ始まります。
行くんか…。
行きましょうかっていう感じですかね。
じゃあ、いってきます。
いってらっしゃい。
いってきます。
頑張ってください。
朝早くからありがとうございました。
いってきます。
頑張ってください!午前4時、田中陽希は北海道の宗谷岬から旅立ちました。
最初に登るのは標高1492m留萌市の南方にそびえる暑寒別岳です。
前回は花よりも紅葉の色のほうが多かったですね…。
広葉樹の緑はほとんどなかった。
緑豊かな登山道の先には…。
急ですね。
雪の急斜面が立ちはだかりました。
田中さんの新たな挑戦は…
(真下)もうね、新たな挑戦が始まってるわけですけれども。
日本は四季がありますからそれによって全然、山の表情って変わるんですよね。
村井さん自身も、それを感じる?そうですね。
本当に一回、登るとそうじゃないときの山をもう一回、見てみたいという思いはありますね、確かに。
本当にいろんな山の表情を楽しめるのもこの番組の魅力だと思うんですが山のことを伺うんだったらこの方しかいらっしゃらないということでゲストをお迎えしております。
登山家の田部井淳子さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
どうぞ、お座りください。
田部井さんは女性としてね世界で初めてエベレストそして、7大陸最高峰の登頂を成し遂げたという世界的な登山家でいらっしゃいますけれども。
「グレートトラバース2プロローグ」ではですね田中さんの応援団として出演をされているんですね。
本当に田中さんの挑戦、私たちもハラハラドキドキしながら見ているわけですけれども。
ああいう、身体能力にあふれた田中さんが登ってるとああ、自分は絶対できないと思いつつも、やっぱり応援したいっていうかね。
田部井さん、できない?自分ではできない?いや、あんな走ってなんか絶対、登れないし。
本当に自分が行くだけでフーフーなのに走ってるでしょ。
しかも、途中の山だけではなくて途中の行程も、全部…。
泳いでいくのかなと思ったから私も、びっくりしたんですけどよかったと思って。
カヤックで。
でも、カヤックも9時間ぐらいかけてずっとね、こぎっぱなしという。
やっぱりね、人間の体ってすごくよくできてる。
そのことに私たち、あんまり気が付いてないんですけど一歩一歩歩いていくっていうのは人間の最大の特徴で本当に大地を踏み締めてるっていうのが、すごく分かって。
すごいなっていう感動につながるなと思いました。
その二百名山の今回田中さんが挑戦をされるルート。
5月25日に北海道の宗谷岬を出発。
ずっと、この白で示したルートをたどっていって最終的には12月下旬九州最南端・佐多岬にゴールをするという計画なんですね。
要するに一筆書きで行くので隣の山と、実は近いんだけれどもこの2つの間の山を結ぶ登山道がないというようなケースが二百名山ならではの難しさ。
そうだと思います。
百名山は割と、こうね縦走していけるんですがこれだと一つ一つは近いようだけども離れてる。
かといってここ、つながってないっていう。
ちょっとアクセスは百名山よりはちょっと遠いとか。
その田中さんが行かれる山というのが100もあるのでこんなにいっぱいあるんです。
いっぱい山、ありますね。
まだ行ってない名前も読めない山もあるし…。
結構、登られてますか?いや、私もね半分ぐらいかなって思いますね。
本当に田中さんの挑戦、1度目は本当にドキドキワクワクだっておっしゃっていたのが今回は不安を感じてらっしゃると言ってらっしゃるのが非常に印象的だったんですけども田中さんのお気持ちって分かりますか?行くときは必ず不安っていうのはあります。
田部井さんでも?もちろんあります。
何が起こるか分からないじゃないですか。
全部が見えてるわけでもないし知らないことがいっぱい起こってくる。
天気とか、そういうのって変わってきますので。
まして、二百名山となるとやはり道は、たぶんあまり整備されてないかもしれないっていう、そういう不安もあるかなとは思いますね。
本当に去年の百名山の旅の中では数々の感動的なシーンがあったわけですけれどもその中でも、田中さん自身が心に残っている瞬間というのを伺ってきましたのでご覧をいただきたいと思います。
ずっと、まさに旅を続けられてるわけですけど百名山の印象に残っているところって、ありますか?旅の中で強くすごく感じたのが…それが、今でも覚えているんですけども赤石岳の凍りついた雪渓を直登して乗り越えることによって赤石岳の山頂に着くんですけども一歩間違えれば、そのまま滑落するおそれがあるところを緊張しながら登りきって生きてる実感を感じたあとにですね目の前に富士山がすっと見えたんですね。
10分間ぐらいだったと思うんですけどもただ眺めるだけ。
すばらしいなっていうふうに感じて印象に残る、本当にすっと、心に入ってきたシーンでしたね。
いろんな人との出会いもありましたよね。
こんにちは。
やったー!登頂!そのふもとの町を知りふもとの町から見る山をまた逆に見ることによって…歩いてみて分かったことですか?歩いたことによってより見方が強く変わりましたね。
今回の「グレートトラバース2」。
楽しみにしているポイントはどんなところでしょうか?前回、百名山で通った道をまた同じルートを通ってですね…先ほど田中さんが人々の心の中に山が残ってるとおっしゃっていて地元の方々も、山は神様のような存在だというふうにおっしゃってて生活の中に山というものが密接に関わり合ってるという気がするんですけども。
もう行くたびに感じますね。
里山、行って、やはり冬、雪が降って、雪どけが…水が田んぼを潤してっていうのがちょうど感じるころに行くと私なんかは福島県ですと吾妻山に、うさぎの形の残雪があるんですね。
そうするとあの、うさぎの形が出たからあれは種まきうさぎということでそこから種まきを始めるというね。
そういうことを例えば地元の方と話をしたりして知って、登るというのはやっぱり違うんですか?そうですね。
そういうふうにこちらの人たちは思ってるんだなとか本当に地元の人々と山っていうのは密接な関係にあるなっていうことはよく分かりますね。
日本の山、そして暮らし。
この魅力って、どこにあると…。
やっぱり、日本独特の多種多様の樹木に覆われていてそれで水がすばらしくてしかも渓谷があっていろんな色に彩られているっていうのは日本って、なんてすばらしい風土なんだろうって思いますね。
田中さんが歩かれてるっていうところこだわってらっしゃるというのもなんか、そういうところなのかな。
季節をずっと感じながら…。
夏から秋へ秋から冬へと変わっていく日本のよさも、なんか感じさせてくれるんじゃないかなと期待してます。
本当に私たち田中さんのね、挑戦を景色も含めてとっても楽しみにしながら見てるわけですけれども番組には、こんなメッセージも寄せられているんです。
いろんな方の思いをしょって今、山、登ってらっしゃるんだなと思うんですよね。
田部井さんご自身もいろんな方々に勇気や希望を与えてらっしゃると思うんですけれども何か、メッセージというかこの二百名山を挑戦されるというところで何かありますか?やっぱりね、なんか一生懸命やってるっていう姿これはね、なんにも言わなくても感動するんですよね。
山になぜ、行くの?って言ったら見たことない風景を見たいからっていうところがあるんで。
やっぱり、田中さんもそういう気持ちで登って決して、人になんかを与えよう、与えようと思っているよりも自分の挑戦の中で人が、そういうふうに感じてくださるという。
それが、人間が一生懸命やってる姿なのかなっていうふうには思いますね。
と、ここで毎度おなじみびぃコン通信。
きょうは、世界の今を見つめる番組を紹介します。
「井浦新アジアハイウェイを行く」。
今回は旧ソビエト連邦から独立した中央アジアの今を映し出します。
働く人のおよそ30%が農業を営む国・ウズベキスタン。
かつて、ソビエトの計画経済で農作物の栽培が制限されていました。
しかし、現在は市場に農作物があふれゆっくりと自立への道を歩んでいます。
変わったんだ…。
氷点下30度極寒の国・カザフスタン。
石油や天然ガスなど地下資源に恵まれた、この国は中央アジアの中で最も目覚ましい発展を遂げています。
100年後、200年500年とか、たったときにどういうふうに見えるんだろう。
続いてはBS1スペシャル「僕ら難民キャンプが撮影所」。
シリアやイラク北部にある国連の難民キャンプ。
過激派組織IS・イスラミックステートの攻撃で故郷を失った人が暮らしています。
この難民キャンプを舞台に映画が作られました。
監督、脚本、撮影そして出演まですべて難民キャンプに暮らす子どもたちの力で制作されています。
仕掛け人はイラン人映画監督のバーマン・ゴバディさん。
そして、難民キャンプで暮らす子どもたちが抱える複雑な思いをもとに描いた8本の短編映画が完成しました。
では最後になりますけれども「グレートトラバース2」で田中さんの新たな挑戦、どこに注目されていきたいですか?やっぱり、私は自分が行っていないところをどうやって行くかなっていうそれが、もう興味津々。
安全に帰ってきてまた楽しい話を聞かせてほしいなって思ってます。
本日のゲスト田部井淳子さんでした。
ありがとうございました。
2015/06/19(金) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
BSコンシェルジュ「グレートトラバース2 プロローグ〜田部井淳子〜」[字]
「グレートトラバーズ2・プロローグ 田中陽希・日本二百名山へ!新たな旅立ち」を紹介。田中さんへのインタビューに加えゲストの登山家・田部井淳子さんに見どころを伺う
詳細情報
番組内容
「グレートトラバーズ2・プロローグ 田中陽希・日本二百名山へ!新たな旅立ち」(BSP6月27日土曜夜9時〜)を紹介する。プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが日本百名山を完全踏破し一大ムーブメントを起こした感動のゴールから7か月。今度は「日本二百名山完全踏破」に挑む。新たな旅を決断した田中さんへの出発直前のインタビューに加え、登山家の田部井淳子さんをゲストに迎え、二百名山の魅力や見どころを伺う
出演者
【ゲスト】田部井淳子,【出演】田中陽希,【司会】村井美樹,真下貴,【語り】安井絵里
ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:26997(0x6975)