アナザースカイ 人気作家・湊かなえがトンガ王国へ。その地を選んだ意外な理由とは。 2015.06.19


今夜のゲストは小説家の湊かなえさんです。
(今田)お願いしま〜す。
(湊)よろしくお願いします。
デビュー作『告白』が第6回本屋大賞を受賞
登場人物の告白により物語の全貌を少しずつ浮かび上がらせるという斬新な手法で話題をさらった
わずか2か月で100万部を突破
文庫を含め累計336万5000部売った
愛美は死にました。
松たか子主演で映画化され第34回日本アカデミー賞で四冠に輝く
このクラスの生徒に殺されたんです。
これまでに…
アイデアっていうのはどうやって考えるんすか?小説の。
何かこう…。
…みたいな感じで。
ハハハ…!すいませんもうちょっとあの素人にも分かるように…。
何かミステリーを書こうと思ってじゃあ…。
…っていって。
言葉?でよく分かんないけど「スパイ」とかいろいろとにかく書いてみて…。
とにかく言葉をまずは…。
その…。
…と思って。
はぁ〜面白い。
「復讐」をポチャンって落として広がって行ったもんなんですね。
小説家となったのは8年前
それ以前…
アナザースカイどちらなんでしょうか?トンガ王国ですか。
はい。
1996年から1998年まで2年間青年海外協力隊でトンガ王国に赴任していて…。
え〜。
そこで生活していたので。
ご自身で行ってみたいなと思ったんすか?はい子供の頃に…。
…っていう森村桂さんが書かれた小説があったり…。
有名ですねはい。
ですごく感銘を受けて…。
…って地図帳を見てたら「トンガ王国」ってで家の…。
すごい古いので「フレンドリーアイランド」って書いてあって。
表記が?国名に…そうです。
「あ〜もうここここ!絶対ここ!」…って決めてて。
いい名前ですねフレンドリーアイランド。
イギリスの探検家ジェームズ・クックが島民の手厚い歓待に感銘を受け「フレンドリーアイランド」と名付けた島
トンガは南半球の日付変更線近くに位置する
何かあの…。
(スタジオ:今田)すごいですね17年で。
だけど…。
(ディレクター)「ラアア」と「アフウ」と「ベラ」。
そうです。
そして何かこう…。
で対して…。
…はひと言。
(ディレクター)モコモコ?はい。
かつて暮らしていたトンガ王国
人口はおよそ10万人
広さは奄美大島とほぼ同じ
あっここが…。
(ディレクター)ここが。
はい。
はい。
フフフ…。
あんまり…。
見れたらラッキーですはい。
今日は見れます。
おぉ!うわ!
(スタジオ:湊)もう何kmもわ〜っと続いてて。
(スタジオ:瀧本)すご〜い!
(スタジオ:今田)すごい!
(スタジオ:瀧本)あっ虹。
(スタジオ:今田)うわ〜すごい。
日本ではなかなかお目にかかれないこんな光景も
そうですねでもこのコロバイ地区だけで「コロバイのオオコウモリ」っていう名所になってます。
一方夕方の海岸にはこんな動物が…
なんとブタが潮干狩りに訪れる
(スタジオ:湊)ブタをねたくさん飼ってて豚肉食べるんですけどブ〜ちゃん達が自分で海まで出て来てああやって穴掘って貝掘って食べてる。
(スタジオ:今田)へぇ〜!ゆっくりしてますね。
そうですね。
歩いて回れるんですか?そのトンガって。
私は2年間住んでる時は自転車で移動してました。
はぁ〜。
異国の地で一人暮らし
食事は自炊だった
食文化はお隣ニュージーランドやオーストラリアの影響を強く受けている
例えば今や…
ループルはタロイモの葉にコンビーフココナツミルクを入れ土の中で蒸し焼きにしていただくトンガの伝統料理
…なのでもう真っ平らでサイクロンとか来たらもう作物とか全部やられて。
うわ〜持ってかれるんだ。
で…。
ほう。
脂っておいしいじゃないですか。
なのでもうその味覚えたら何かもう…。
…って安いしおいしいんですよ。
私ももうとりこになっちゃって。
何すか…脂どうするんすか?脂身?はいハハハ。
食生活が一変したトンガでは今肥満が深刻化しているという
(スタジオ:今田)アカン!
(スタジオ:瀧本)うわ〜!
そこで17年前湊かなえは成人病に関する正しい知識を教えるため家庭科の教師としてトンガへやって来たのだった
行ってた学校の生徒に…。
…って聞いたら「1回目の食事」みたいな感じで言われて。
朝昼晩じゃないんですね?そうなんです。
結局「何回目の食事」になってしまうので。
なるほどね。
お昼の頃にはもう3回目とか。
そうですね。
かつて教えていた学校へ
…は中学高校生が通う女子校
訪れるとちょうど全校朝礼の真っ最中
校長先生に挨拶すると…
「せっかくだから朝礼に参加して行かない?」…とのお誘いが
ただ見守るだけのつもりでいたら…
(生徒達)Maloelelei.
(拍手)
生徒達から思いがけないプレゼント
(手拍子)♪〜♪〜
(手拍子)♪〜
(手拍子)
(拍手)当時子供とのやり取りっていうのはどうでした?大変やったんじゃないっすか?何かすごい…。
授業中とかに何かね舌打ちしながら…。
…とかって言われることとかあって。
「パラクー」って何だろう?って思って辞書調べたら…。
「ムカつく」ってあっ言うてたんや。
日本の女子高生みたいに。
そう。
次の日に何か言われる前に言い返してやろうと思って「もうパラクーの意味分かったぞ」みたいな感じでおしゃべりしてるコに「パラクー」って言ったら何かそこで…。
へぇ〜!そこで距離が。
そう。
すごいな。
10数年前日本から寄贈されるまで体重計はほとんど見られなかったという
あぁ…。
当時はどんな授業を行っていたのか?
…っていうことで同じ材料を使って油とかを使ったカロリーの高い料理とカロリーの低い料理を作って…。
…っていうような授業をしたりしていました。
しかし肥満解消への道のりは果てしなかった
あっすごいすごいハロー。
あぁ。
(スタジオ:湊)購買部が出来てたんです。
当時はなかったんですけど。
(スタジオ:今田)食パン丸ごと買うん?
トンガ式の食べ方がすごかった
まずは1斤のパンを手で2つに割りなんとバターを丸ごとサンドイッチ
そしてみんなでシェア
(スタジオ:今田)アハハハ…!え〜?
(スタジオ:今田)ワイルド!
(スタジオ:今田)延びた?
(スタジオ:瀧本)ちょっと延びてる。
(スタジオ:今田)ちょっと延びた。
当時自分以外にも数人が派遣されていた
失礼します。
日本からの…
・こんにちは・
(有馬さん)よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
現在教師として赴任中の女性隊員が歓迎してくれた
この大量の本は歴代隊員が持ち寄ったもの
異国で暮らす寂しさを紛らわすのにひと役買っていた
日本からちょうど遊びに来る予定になってた友達に買って来てもらいましたこれは。
・知らなかった・でもあの時に…。
…だったんで。
そうですね。
帰国後さらに…
(有馬さん)すご〜い!すごい。
はい大切に食べます。
(本田さん)ありがとうございます。
今あらためて当時を振り返る
地図で見つけたフレンドリーアイランドという文字
ただそれだけでトンガへとやって来た
しかしその後…
…であると考えています。
ではなぜ今トンガへと足を運んだのか?
当時…
どこから入って…。
ここ開けてもいいんですかね?小さな悩みはすぐ吹き飛ばしてくれるような方でした。
そうかタイミングが来たんですねじゃあ。
そうです。
いつかはやっぱりトンガのことは書きたいっていうのは…。
ずっと思ってて…。
それがこの1月に刊行になったんですけど…。
作家になったことを知って連絡をくださって「じゃあ…」。
…って言ってくださって。
完成したらいの一番に届けたかった大恩人は2010年この世を去った
間に合いませんでした。
でもまぁ…。
うん。
…と思いますはい。
フフフ…。
何かフフフ…。
こんな感じで書きました。
出来ましたはい。
再会こそ果たせなかったが又平さんもまた積年の夢をかなえていた
あっ大きい。
へぇ〜。
湊かなえがトンガを去った1年後恩人又平直子さんは夢をかなえゲストハウス「ネリマロッジ」を完成させていた
又平さんの夢が思いが詰まったロッジ
初めて足を踏み入れる
(スタジオ:今田)あ〜ステキやん。
(スタジオ:湊)そうなんですすごく広くって何か…。
(スタジオ:今田)オシャレ。
(スタジオ:湊)いい空気が流れてる。
うんうん。
うんうん。
やっぱり何かその…。
(はなをすする音)もう…。
はぁ〜よかったな。
小説家湊かなえ
彼女はこう言った
トンガはクライマックスではないあくまで通過点にすぎないと
しかしそれは…
何かもっともうちょい何かできるんじゃないかなとかここがあったから次があるっていうそういった…。
じゃあ…。
で…。
じゃあ…。
人生のターニングポイントを一つまた一つ通過するたび湊かなえという物語は深みを増して行く
よくね好きなものを誰にも言いたくない人とみんなに言いたい人がいるじゃないですか。
私はみんなに言いたいので。
1人でも多くの人に知ってほしい
私のアナザースカイトンガ王国は素晴らしい仲間がたくさんいる素晴らしい場所であると
では最後になりますけども湊さんにとってトンガはどんな場所でしょうか?そうですねガチガチに固まってもうこれで自分っていう人間が完成したかなって思っているところを打ち砕いてまた再生再出発させてくれる場所です。
たかだかねまぁ42歳なんですけどここで完成したなんて思ってたらもったいないしまだまだだろうと思うし小説がこれで完成したっていうわけでもなくまた小説の分野でもまだ何かこれから書けるものってあるだろう。
ミステリー作家として名をはせる彼女だが『絶唱』はミステリーではない
生き抜く力が湧く長編小説である
ここが私のアナザースカイトンガ王国です。
2015/06/19(金) 23:00〜23:30
読売テレビ1
アナザースカイ 人気作家・湊かなえがトンガ王国へ。その地を選んだ意外な理由とは。

人気作家・湊かなえがトンガ王国へ。彼女はこの島で家庭科を教えていた。17年ぶりに当時の学校を訪ねる。創作の原点…当時、お世話になった恩人の元へ。

詳細情報
おしらせ
番組Facebook公開中!アクセスは番組HPより
【HP】http://www.ntv.co.jp/anothersky/
番組内容
大ベストセラー「告白」の作者・湊かなえが南太平洋に浮かぶ島国・トンガ王国へ。20代の頃、青年海外協力隊の一員として彼女はトンガ王国で家庭科を教えていた。17年ぶりに当時の学校、暮らしていた寮を訪問。学校で生徒たちが歓迎のサプライズ!圧巻の大合唱に思わず涙が…。そして作家になったきっかけのひとつともいえる日本人女性の元へ。彼女が作家を志した原点がこの国にあった。
出演者
【MC】
今田耕司
瀧本美織
【ゲスト】
湊かなえ
【ナレーション】
バッキー木場
音楽
村治佳織(ギタリスト)
制作
日本テレビ
アックスオン
ブームアップ

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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ステレオ
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