超絶 凄(すご)ワザ!▽最強の橋対決〜天才学生VS.匠(たくみ)軍団(前編) 2015.06.20


番組初若きエリート学生が参戦!迎え撃つは…プロと学生のマジバトル。
両者が挑むのは最強の橋。
実はあらゆる建築構造の基本となるのが橋。
このビルだってほ〜ら。
たくさんの橋を積み上げているようなもの。
橋の設計技術が向上すれば災害から命を守る建物につながる。
使うのは割れやすい木材だ。
しかも僅か500g。
割りばしたった100本分だ。
目指すは逸ノ城関5人分。
1トン載せても壊れない橋。
むちゃ言うな!さあ始まりました「超絶凄ワザ!」MCの千原ジュニアです。
アナウンサーの池田伸子です。
橋っていうのはあらゆる建築の基本なんですね。
最近ではネパールの地震もありましたので人命を守る事につながるそんな建造物にもつながるのかなと思っております。
で500gをちょっと体感して頂きたいんですがこの角材が500gです。
これで1トンですか。
これで1トンを支えられないだろうかという私たちは夢を抱いているわけです。
まあ…それは夢ですね。
100キロずつおもりを載せどこまで耐えられるかを競う。
試しに200キロを先ほどの角材にかける。
ただの角材では200キロで真っ二つ。
これを強い橋に変えられるか。
両者の設計力が問われる。
これをいろんな構造でもしかしたら1トン。
それもしできたらすごいね。
この難題に挑む2組ただ者じゃない!創立51年の米子高専。
未来の技術者が集うこの学校。
その名を全国にとどろかせたきっかけが全国の高専生が建築の知識と技術を競う大会通称デザコンだ。
米子高専は過去11大会で何と7回も優勝。
代々受け継がれる設計アイデアが武器だ。
その圧倒的強さとチームカラーから彼らはこう呼ばれる…。
その原動力は夢。
人の命を守る事ができる建築が僕の夢です。
美しくて絶対壊れない建物を造る事です。
設計を一手に担う。
夢に向かってひた走るその名も…高専魂見せるぞ!
(一同)お〜!学生を迎え撃つは鹿児島県肝付町山佐木材。
創業70年木造建築のプロ集団だ。
中でも橋にかけては右に出るものなし。
巨大ダンプが2台通ってもびくともしない。
木の橋としては当時日本一の強度を誇り業界を驚かせた。
つなぎ目に入れる棒の長さを絶妙に変える事で強度を格段にアップ。
木の特性を知り尽くした独自の技法が武器だ。
アイデアマンだ。
いざ…。
また今回番組初の匠対学生さん。
平均年齢18歳。
やっぱりその10回の大会のうち7回ぐらい優勝する。
で石原さんも優勝されてるんですか?
(石原)2回優勝しました。
あ2回。
ミニア君国はどちらなんですか?カンボジアから来ました。
なぜ日本に?この学校に入るために?はい。
来る前はいろいろな…今回のこのオファーを聞いた時はどうでした?え〜…!言われてまっせ。
平野さん!これはもうとんでもない事であろうと。
すごいねこの戦い。
ホントに何て言うんでしょう。
条件はこちら。
使うのはヒノキ。
一つの材の長さは最大40センチ。
橋の重さはトータル500g以内。
製作期間は1か月とした。
この難題に最初に挑んだのがですね米子ドリーマーズの皆さんの開発の様子を追いかけます。
皆さんどんなふうに挑んだんでしょうか。
開発初日。
メンバーに挑戦内容が伝えられる。
いきますよ!はい!・500gで1トンに耐える。
1トン!無理難題!リーダー石原どうする?構造でいったらこっちの方なんですよ。
思いついたのは逆三角形の橋だ。
単に木を渡しただけでは重みが真ん中に集中し壊れてしまう。
そこでこの形。
まず重みは縦の柱に伝わる。
すると左右も引っ張られ橋の両端に力が伝わる。
この結果荷重を3つに分散できるのだ。
強気の石原。
だが重量制限は500g。
強さだけでなく軽量化も大きな課題だ。
どうする?さあ製作開始!ん?随分と薄い。
軽さが大事とはいえこんなペラペラで大丈夫?まずは薄い板材を箱状に4枚貼り合わせていく。
更に力が集中する部分には縦に板材を入れて補強。
ちちんぷいぷい!ただの角材と比較すると重さはたった半分。
それなのに強度は8割をキープ。
イッツマジック!ただこの魔法ちと時間がかかるのが難点。
そこは若さでカバー。
ひたすら緻密な作業を繰り返す。
石原みんなの息抜きにとお気に入りの曲をかけるが…。
夜を徹して作業する事2日。
・全体を見ると…。
完成した橋には更なる工夫が。
接合部にご注目。
実はここは荷重が集まりやすい橋の弱点。
そこでこれ。
何枚も貼り合わせてがっちりと守る。
さあ実験。
果たしてその実力は…。
・200キロいきました。
12345678910。
石原のアイデアが詰め込まれた橋。
記録は順調に伸びていく。
・500キロいきました。
(一同)お〜!目標の半分を突破!・614…29…。
(石原)お〜い〜…。
何と逸ノ城関3人載っても大丈夫。
いきなりの好記録お見事!一方の摩ウッド・アーチスト。
学生には負けられん!プレッシャーからか会議は長引いていた。
若手の技術者が提案したのはシンプルな形。
強度を最優先した設計。
だが…。
これは橋ではないと駄目出し。
ここで平野。
ちょっと良かけえ。
アイデアマン平野の隠し玉。
何だこれは?奇想天外な形にメンバーたちも興味津々。
平野の狙いも力の分散。
学生チームと同じ発想だ。
中央の柱で橋の両端を引っ張る。
違うのは上の部分。
こちらはアーチを描いている。
アーチといえば橋の王道。
荷重がかかると力は曲線に沿って左右に分散する。
更にこの下の構造も合わせる事で力をより分散させる狙いだ。
その名も…。
地元の名物新型ロケットイプシロンと伝統のやぶさめ祭から名付けた。
さあまずはアーチ造りから。
最初に薄い板を貼り合わせる。
次に30個の万力で理想のアーチを描き板を曲げていく。
この時何よりも大切なのが万力の締め具合だ。
アーチは左右の曲線が僅かでもゆがんでいればそこに力が集まり壊れてしまう。
そこで曲げ加工一筋西牧の出番。
最適な締め具合は万力一つ一つで違うという。
西牧が注目するのは薄板のつなぎ目。
反り返りやすいため他よりも強く締める必要がある。
手の感触に全神経を集中。
絶妙な力加減で締め上げていく。
一度締めるとやり直しはきかない。
長年の経験だけが頼りだ。
さあ理想のアーチに仕上がったのか。
許される誤差は1ミリ以下。
果たしてその出来は…。
木材の癖を見事に読みきり理想の曲線を描いてみせた。
凄ワザだ!次は気になるこの紙テープの部分。
力を伝えるだけならテープくらいで十分と見切った平野。
だが紙はルール違反だぞ。
これを木でどう実現するのか。
平野が目をつけたのはかんなくず。
でもちょっと弱すぎない?ところが…。
繊維方向の引っ張りにはめっぽう強い。
この特性を生かせないか。
厚さ0.25ミリでテスト。
あっという間に壊れた。
残念。
しかし平野ここで厚さを4倍の1ミリに変えてみる。
お〜…!おお…!一気に記録アップ!厚さ4倍で耐久力は何と40倍以上に。
やぶさめロケット試作1号機が完成。
学生チームの記録は600キロ。
匠たちはどうだ!・12345678910秒。
目盛りが400キロを超えたところで異変が。
(壊れた音)目標の1トンの半分にも届かず。
これはまずい。
匠たちから笑顔が消えた。
今のところ記録としては劣ってます負けてますけれどもどうですか?まあ何とか。
皆さんの今回の橋の一つのポイントになるアーチ状の部分なんですけどそのちょっと構造すごさを実際に見て頂きたいと思います。
あホントだ。
軽っ!軽い理由はですね中にありまして抜いてあるんですね。
こうなってるんですけれど。
これだから米子ドリーマーズも入れてたやつですね。
ホントやり方としては似てるんですね。
これ重ねてるんですよね。
一枚板じゃなくて…。
これもう僕らもボックス断面作ってきてるんでその作った感想からするとホントまねできないぐらいすごい。
西牧さんどうですか?
(西牧)うれしいですね。
今気持ちいいでしょうね。
う〜ん!1個レベルが上の作業がされてるって事なんですね。
目標の半分にも届いていない企業チーム。
実は手応えをつかんでいた。
ルールでは使う木材は40センチまで。
そのため木のテープを接着してつないでいた。
つなぎ目は8か所。
普通は一番弱くなる場所だがきっちりと耐えていた。
秘密はこちら。
斜めにそいだ面同士をくっつける。
接着面積を増やす事で強度を増すスカーフジョイントだ。
しかし1ミリの板でやろうとすると…。
そこでまず5ミリの板をスカーフジョイント。
次にそれを削る。
上下2ミリずつ削っていけば…。
これで1ミリのテープの出来上がり。
次なる強化策もこのテープが鍵となる。
といきなり大事なアーチに穴を開け始めた。
そこにテープを通す。
それを2本から4本に増やす事で荷重を更に分散させる作戦だ。
・いいですか?その効果やいかに。
学生の記録は600キロ。
もう少し!・ちょっと曲がってきたね。
真ん中が。
アーチがゆがむも見事700キロを突破。
直後に壊れるも記録を大幅に伸ばしてみせた。
(拍手)これぞプロの意地。
ついに学生の記録を上回った!一方米子ドリーマーズ。
記録が伸びない。
(石原)お〜い〜…。
調べてみると柱の一部が割れていた。
改善案を考える。
そう既に重量は規定の500gぎりぎり。
これ以上補強は増やせない。
・どうしようもない。
どうしようもない。
打つ手が見つからない石原。
1トンに耐える橋は夢に終わるのか。
2日後。
石原これまでの形を捨て何と一から設計し直した。
今度の形は…。
シンプルなハの字型。
ん?ちょっと待てよ。
くしくも企業チームが最初に考えた形と同じだ。
しかし気になるのは橋の弱点接合部。
よりによって荷重がかかる真ん中にある。
やばくない?大丈夫。
荷重は左右の柱に分散。
その力は壁に届くと跳ね返ってくる。
するとそれが接合部を締めつける。
荷重がかかればかかるほど強くなるのだ。
さあ今度の形はどうだ?石原の読みどおり接合部はびくともしない。
順調に記録を伸ばしていく。
・600キロいきました。
あ700キロいきました。
見事前回の記録を上回った。
・800キロいきました。
企業チーム超え!夢の1トンに届くか?・1トンいきました。
すげえ〜。
お〜…!・めっちゃびっくり…。
弱点を強みに変える石原の巧みな設計アイデア。
それを形にするチームワークでついに夢の1トン超え!凄ワザだ!いやあのここでね1トンいくかどうかっていうのをやろうとしてるんですよ。
スタッフ焦りましてそこから装置の設計を見直しました。
最大で2トンまでの重さに耐えられるように装置を作り変えました。
こっちが見直させられたんすか。
超えられちゃったんで…。
2015/06/20(土) 20:15〜20:45
NHK総合1・神戸
超絶 凄(すご)ワザ!▽最強の橋対決〜天才学生VS.匠(たくみ)軍団(前編)[字]

番組初!平均18歳の高専生と最高齢64歳のベテランたくみ集団が対決。目指すは最強の橋…割り箸100本分の木材で逸ノ城関5人分…1トンに耐える橋だ。実現なるか!?

詳細情報
番組内容
番組初!平均18歳の高専生が参戦。割り箸100本分の木材で逸ノ城関5人分…1トンに耐える「最強の橋」作りに挑む。学生と侮るなかれ、設計力を競う全国大会を7回も制した超強豪校だ。迎え撃つのは最高齢64歳が率いるベテランたくみ集団。木造の橋では日本トップクラスの技術を誇る。かつて作った橋は強度日本一に輝いた。設計士を夢見て最新理論を学ぶ高専生と第一線で腕を磨き続けてきたたくみたち…勝つのはどっちだ!?
出演者
【出演】挑戦者…山佐木材,米子工業高等専門学校,【司会】千原ジュニア,池田伸子,【語り】千葉繁

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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