アルスラーン戦記 #12 2015.06.21


また来るぞ龍馬
(ナレーション)
カシャーン城塞を出たアルスラーン一行は度重なるルシタニアの猛追の前に分断され別行動でペシャワールを目指していた
(ダリューン)はあっ!うわぁ〜!くっ…。
うっ…。
ぐわっ…。
至る所に伏兵がいるな。
(ファランギース)我らがペシャワールへ向かうのがよほど気に食わんようじゃ。
ふん…。
殿下が心配だ。
早く合流せねば。
ドドドドッ…
(馬の足音)
(ナルサス・心の声)≪騎兵が数十。
ゾット族か。
ペシャワールへの近道ゆえヤツらの縄張りを通らざるをえなかったが…≫
(ナルサス)≪さて…≫ひひひっ…族長あいつです!妙な銀仮面をかぶってるのは!
(一同)へへへへっ!
(ナルサス)≪銀仮面?≫ゾット族…。
ぐわっ!
(一同)へへへへっ。

(ヘイルターシュ)ここはゾットの縄張りだ。
金と剣を置いてうせろ。
ふん。

(ヘイルターシュ)どうした?
(ヒルメス)貴様ごとき猿とも人とも分からぬ蛮人になぜ従わねばならぬ?くっ…。
き…貴様〜!ザシュ!
(アルフリード)おやじ…。
俺の手にかかって死ねることを名誉に思え。
(ゾット族たち)くっ…。
族長…。
うっうぅ…。
(アルフリード)はあっ!ヒヒーン!カキン!
(アルフリード)くっ!くっ…。
(ゾット族)俺たちも続け〜!!
(ゾット族たち)うお〜〜!くっ!
(ルシタニア兵)はあっ!やあ〜!ううっ!ぐおっ…。
うお〜!はあっ!ああっ!ぐお〜!ザシュザシュザシュザシュ!
(ゾット族)ぐおっ…。

(アルフリード)うお〜〜!ちっ!カキン!くっ…くぅ…。
(ヒルメス)小娘貴様の名は?ゾット族族長の娘アルフリード!
(ヒルメス)「アルフリード」とは王侯貴族の姫君に使われる名だ。
その思い上がりにふさわしい罰を食らわせてやるべきだろうな。
(アルフリード)やってみるがいいさ。
あっ!ああっ!くっ…。
てめぇ〜!!はっ!くっ!うわぁ〜〜!!ああっ!ううっ!あぁ…うっくっ…。
(ヒルメス)よく動く。
だが貴様の手下どもはそうはいかなかったようだ。
(アルフリード)えっ!
(ヒルメス)盗賊ごときが王の歩む道を妨げようとするからだ。
ペっ。
ふっ…死ね。

(ルシタニア兵たち)ぐわぁ〜!なっ!ヒヒーン!王都で出会ったへぼ画家か。
食うに困って辺境の地まで流れてきたか。
(ナルサス)お主につきあっていると人外境に近づいているようで困ったものよ。
アルスラーンはどこだ?お主が死んだら教えてさしあげてもいいが。
できるか?まあ努力してみるとしようか。
(アルフリード)手を出すな!こいつはおやじと仲間の敵だ!私が倒す!
(ナルサス)お主剣も持っていないではないか。
(アルフリード)うっ…。
じゃああんたの剣をお貸しよ!
(ナルサス)貸してもよいが担保はどうする?
(アルフリード)親の敵を討とうっていうけなげな女の子から担保を取るっていうの!?初対面だからな安全第一を取りたいわけさ。
しみったれだね。
女にモテないよ。
ふっ…。
第一お主ではそこの銀仮面の君には勝てんよ。
無駄な血を流すだけだ。
そんなこと!くっ…。
パカパカ…
(馬の足音)あっ。
(ナルサス)下がっていろ。
茶番は終わったか?はっ!ちっ!
(ヒルメス)ふんっ!うわっ!ふんっ!ガキン!
(ヒルメス)ふんっ!
(ナルサス)ああっ…。
≪やはり強い≫
(ナルサス)≪そろそろか≫
(ヒルメス)へぼ画家…いやナルサス。
(ナルサス)ほう覚えていてくれたのか。
(ヒルメス)お前の知略は知っている。
殺すには惜しい。
膝を屈し俺に仕えろ。
ふっ…。
(ヒルメス)何がおかしい?お主の剣技は一国に冠絶するが器量においては主と仰ぐには物足りんな。
(ヒルメス)何?アルスラーン殿下は私に仕えろなどと頭ごなしに命令はなさらなかった。
(ヒルメス)貴様…。
はあ〜〜!!ゴゴゴゴ…
(ルシタニア兵たち)ああっ!逃がすか!うわぁ〜!
(ルシタニア兵たち)あぁ…。
ドォーーン!
(ルシタニア兵たち)うわぁ〜!うぅ…ううっ。
あっ…。
はっ!銀仮面ご無事ですか!?
(アルザング)逃げられましたな。
(アルザング)ふふふっ…。
(アルフリード)あの仮面男次会ったら絶対に殺してやる。
(ナルサス)よく我慢したな。
お主が逆上して銀仮面に襲いかかっていたら逃げられなかったかもしれん。
(アルフリード)うっうぅ…。

(アルフリード)生きないとおやじとみんなの敵討てないから…。
そうだな。
(アルフリード)おやじ…みんな…うっうぅ…。
勇猛なゾット族が泣いてちゃダメだよね。
ありがとう。
俺は何もしとらんよ。
(アルフリード)助けてもらったあの銀仮面から。
だから…ありがとう。

(アルフリード)あんた意外にいいヤツだね。
意外に…か。
(アルフリード)そういえばあんたの名前聞いてなかった。
なんていうの?ナルサスだ。
(アルフリード)ナルサスか。
私はアルフリード。
よろしく。
(ナルサス)ああ。

(アルフリード)それにしてもさっきは偶然落石が起こってよかったね。
あれがなかったら危なかった。
(ナルサス)偶然ではないさ。
ああなるように仕掛けておいたからな。
(アルフリード)えっ?あの落石はナルサスが起こしたの?妖術か何か?
(ナルサス)妖術を使わずともあのくらいなことはできる革ひもと木片を使ってな。
てこの原理の応用だ。
(アルフリード)てこ?
(ナルサス)そう。
革ひもを使って発生させた力が木片の回転力となってその力で…。
(アルフリード)よく分かんないけど…ナルサスって頭いいんだね。
剣の腕前もすごいし。
(回想)盗賊ごときが王の歩む道を妨げようとするからだ・
(アルフリード)ねえナルサスあんた年はいくつなの?
(ナルサス)26だが。
へえ〜25を越してるのか。
もう少し若いのかと思ってた。
(ナルサス)ご期待に背いて悪かった。
(アルフリード)まあいいや。
ちょうど私と10歳違いだから覚えやすいし年は少し離れてた方が頼りがいあるものね。
あっ…。
(アルフリード)よし決めた!私ナルサスについていくよ!他にもゾット族の仲間はいるだろう?戻らなくていいのか?
(アルフリード)いいの!
王都陥落よりひと月
ルシタニア内には3つの力が並立していた
聖騎士団を率いる大司祭ボダン
軍と大臣たちに絶大な支持を得る王弟ギスカール
敵国の王妃に心を奪われ臣下の信頼を失った国王イノケンティス七世
各勢力の確執が刻一刻と深まるなか一つの事件が起こった
聖騎士団団長ヒルディゴが暗殺されたのである
(ボダン)見損なったぞ国王!汚れた背教者め!貴様の行く末は地獄のみじゃ!
(イノケンティス)ボ…ボダン?何を言っておるのだ?結婚に反対されているからとヒルディゴを殺したのだろうが!待て。
予はそのような…。
(ボダン)言い訳など無用!王は堕落しこの国は呪われた!神の鉄が下るぞ!うぅ…。
お…弟よボダンは何か勘違いしておる。
予のために説明してくれ。
(ギスカール)大司祭殿はご存じかな?聖騎士団団長が殺されたとき一人ではなかったことを。
(ボダン)何?彼は異教徒の女と床を共にしていたのだ。
うぅ…。
せ…聖職者に対してなんという誹謗を!冒とくの極みじゃぞ!
(ギスカール)冒とくとは騎士団長にこそ向けられるべき言葉であろう。
聖職者でもある聖騎士団のしかもその長たる者が異教徒の女と何をしていたのか。
くっ…。
(ギスカール)彼の死は神罰であろう。
このような不祥事を起こしては今後誰もあなたの言葉に耳を傾けますまいな。
んん…謀ったなギスカール!あっあぁ…。
(ボダン)くっ!ぬぅ〜!ところで…イアルダボート教の御旗ですが我々が一時回収させていただきました。
なんじゃと!?
(ギスカール)事後報告となり申し訳ございませぬ。
貴様〜!団長を失い聖職者としての権威はがれ更に神の御旗という教会権力の象徴も失った。
くっ…。
(ギスカール)今や聖騎士団など雑兵の寄せ集めにすぎん。
ぬぅ〜!地獄へ落ちろ悪魔め!
(部下)ギスカール様ボダンが聖騎士団を率いてエクバターナを離れました。
(ギスカール)これで邪魔が一つ消えたか。
(部下)ヤツらマルヤムへ向かったようです。
(エラム)ペシャワールも間もなくです殿下。
お疲れでしょうがもうしばし我慢ください。
(アルスラーン)うむ大丈夫だ。
しかしこれほど遠くまで来たのは生まれて初めてだ。
私が知らない土地もまだまだあるのだろうな。
(エラム)殿下はご存じですか?西南の果てにある伝説の都市のことを。
伝説の都市?
(エラム)パルス国のはるか西南には虚無の砂漠が広がりその向こうには伝説にのみ語られる青銅都市や円柱都市があると。
そのようなものが…。
(エラム)私は大人になったらそこを訪れ失われた歴史や伝説を学びたいと思っています。
それがエラムの夢か。
(エラム)はい。
ではいずれエラムが調べた歴史や伝説を私にも教えてくれ。
(エラム)えっ…。
エラムからどんな話を聞けるのか今から楽しみだ。
あっ…。
殿下がお望みなら。
ぜひ頼む。
あっ!かしこまりました。

(ギーヴ)殿下と随分仲よくなったようだな・エラム。
そ…そのようなことは!
(ギーヴ)殿下見えましたよ。
あれがペシャワールです。
あっ…。
馬を降りて許しを請…ぐわっ!口数の多い男は好かぬ。
(兵)ぐわっ!ううっ…。
(兵たち)うお〜〜!ぐわっ!うわっ!
(ザンデ)手を出すな。
そいつは俺の獲物だ。
追ってきたのか。
大した執念じゃ。
(ザンデ)今日こそ貴様の首を取り父の無念を晴らす。
そもそもお主の父上がルシタニア人どもの手先となって国を売ったがゆえのことであろう。
ふざけるな!王位を奪ったアンドラゴラスなど仕えるに値せんというだけだ!はあ〜!!
(ザンデ)我らはより王たるにふさわしいお人にパルスの正統の王に仕えているのだ!正統の王?はっ!
(アルザング)気付いたか。
惜しい。
なっ!
(ファランギース)地行術か。
ん?貴様は?あなたと主を同じくする者。
力を貸しますぞザンデ殿。
(ザンデ)勝手にしろ。
厄介じゃな。
なんだあれは?魔道の術じゃ。
敵めあのような輩を飼っておったとはな。
ヒヒーン!うお〜〜!ザシュ!
(ザンデ)うお〜!簒奪者の子に仕える貴様らは逆賊にすぎん!我らこそ真のパルスの忠臣だ!簒奪者の子だと?
(ザンデ)はあっ!ガキン!
(ザンデ)くっ!お前らの主が何者であろうと殿下の出自がどうであろうと関係ない。
俺はあの方を守ろうと…。
きぇ〜〜!はっ!ヒヒーン!取った〜!ガキーン!ひひひひっ。
はっ…。
・ダリューン!くっ!はあっ!無事かダリューン!殿下地面を!やあ〜〜〜!うわっ!
(エラム)殿下!エラム!よそ見を…。
ん?うお〜〜〜!!うお〜〜〜!!殿下を傷つけはさせん!
(アルザング)がはっ…。
(2人)うっ!ぐはっ!ふっ。
ダリューン!!うお〜〜!うお〜〜!うお〜!
(ザンデ)うっ!
(ザンデ)はっ。
くっうっ…うわ〜!はぁはぁはぁはぁ!
(ファランギース)見苦しい。
(ザンデ)あっあぁ…うわっ…。
うわっ!ああ〜〜!殿下…申し訳ございません!殿下を危険にさらしてしまうとは。
大丈夫だケガはない。
エラムのおかげだ。
ありがとう。
あっ…いえ。
いつもダリューンに助けられているのだ。
たまには私がダリューンを助けてもいいではないか。
ところでギーヴは?・
(ギーヴ)ああ〜ファランギース殿。
心配でこのギーヴ眠れぬ日々を過ごしておりました。
ファランギース殿もきっと同じ気持ちでいらしたのでは?
(ファランギース)心配などまったくしておらぬ。
天上の神々をだましてでも生き残りそうな男じゃからな。
(ギーヴ)ファランギース殿と会うためなら天上の神々をもだましてみせましょうぞ。
ふふん。
ふぅ〜。
合流できてよかった。
やはり私のそばにはお主がいなくては。
ありがたいお言葉です殿下。
うむ。
≪王位など関係ない≫≪俺はこの方自身のために剣を振るい続けるのだ≫
銀仮面の両目に毒煙が燃え上がりそれがアルスラーンに向かって音もなく吹きつけてきた
少年はそして王となる
2015/06/21(日) 17:00〜17:30
MBS毎日放送
アルスラーン戦記 #12[字][デ]

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番組HP→→→http://www.mbs.jp/arslan/
番組内容
混戦の中、アルスラーン(声・小林裕介)たちと分断されてしまったナルサス(声・浪川大輔)は、ペシャワールへの最短の道を通るため、勇猛さで知られるゾット族の縄張りに足を踏み入れていた。そこでアルスラーンを追って来たヒルメス(声・梶裕貴)の部隊とゾット族とのいさかいの場面を目撃した彼は、途中で戦いに割り込み、窮地に陥ったゾット族族長の娘・アルフリードを助けるのだった。
声の出演
(アルスラーン)小林裕介
(ダリューン)細谷佳正
(ナルサス)浪川大輔
(エラム)花江夏樹
(ギーヴ)KENN
(ファランギース)坂本真綾
(ヒルメス)梶裕貴
(イノケンティス)桜井敏治
(ギスカール)子安武人
(ボダン)斎藤志郎
ほか
原作・脚本
【漫画】
荒川弘(講談社「別冊少年マガジン」連載)
【原作】
田中芳樹(光文社カッパ・ノベルズ刊)
監督・演出
【監督】
阿部記之
【シリーズ構成】
上江洲 誠
音楽
【オープニングテーマ】
UVERworld「僕の言葉ではない これは僕達の言葉」(gr8!records)
【エンディングテーマ】
藍井エイル「ラピスラズリ」(SME Records)

【音楽】
岩代太郎
制作
【アニメーション制作】ライデンフィルム×サンジゲン
【製作】「アルスラーン戦記」製作委員会
関連URL
【番組HP】

http://www.arslan.jp/index.html

【Twitter】@arslan_anime

https://twitter.com/arslan_anime

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ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
福祉 – 文字(字幕)

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