今回は深い密林の中で見つけた巨大穴を大冒険。
内部には一体どんな光景が広がっているのでしょうか。
頑張ろう。
ここは南太平洋パプアニューギニア。
長い間の政情不安などで最近まで調査が行われてきませんでした。
さあ謎に満ちた密林の奥深くへ出発です。
今回の大冒険は先祖代々ジャングルでの狩りで暮らしてきたタウム族100人の協力で実現しました。
巨大穴まではうっそうとした密林の中を20時間歩かなければなりません。
実はタウム族の人たちもこのような深い密林の奥にはめったに入らないといいます。
早速パプアニューギニアの密林の深さが取材班に襲いかかってきました。
この日の気温はセ氏35度を上回りました。
湿度も90%以上です。
準備していた水はすぐに尽きてしまいました。
とうとう足が止まってしまった取材班。
はあ…しんどい。
はあ…きつい。
はあ…。
はあ…。
ハハハッ足が…。
足が前に出ません。
結構きついですよこれ。
そう…。
うん限界ギリギリだな。
いや本当に限界ギリギリ。
その時タウム族の人たちがジャングルの木を切り始めました。
なんと中から水が。
この木内部に水を蓄えている特別な木なのです。
(笑い声)うまい!ナンバーワン。
ナンバーワン。
次いくよ俺。
あ〜うまい!密林には元気回復の不思議な木もあるんですね。
ジャングルを進む事20時間。
ようやく巨大穴の縁にたどりつきました。
巨大穴の底の部分までは相当の急斜面が続きます。
間もなく水の流れる音が聞こえてきました。
巨大穴の深さはなんと600メートル。
ついに穴の底の部分に到着です。
わ〜!うお〜!そこに待ち構えていたのはすさまじい水の流れでした。
実はこの巨大穴は石灰岩の大地が膨大な雨水で溶けてできたものです。
激流は更に巨大穴の奥深くまで続いていました。
一体この先にどんな光景が待っているのか。
番組後半のお楽しみです。
「グレートネイチャー」。
南太平洋パプアニューギニアの密林で見つけた巨大穴。
ここは石灰岩の大地が雨水で溶かされてできた奇跡の洞窟の入り口です。
洞窟の内部には年間6,000ミリもの大量の雨が集められた地下河川が流れていました。
激流の先には一体どんな光景が広がっているのでしょうか。
今回はこの奇跡の洞窟の内部を大冒険します。
大冒険は日本の探検家3人が先導してくれます。
洞窟の入り口から50メートルほど進むと流れが激しくなり行く手を阻まれました。
危なっ!危ない!気を付けて!一瞬たりとも気の抜けない冒険が続きます。
洞窟探検家の吉田勝次さんは何か見つけました。
これこれすごいぞこのポットホール。
相当だなこれ。
ポットホールと呼ばれる穴。
桁違いの大きさだといいます。
これがまさにこの地下河川の水流が水流の激しさを物語ってます。
この中でもうぐわ〜っとかき回しながら岩がこうゴロゴロゴロゴロ転がりながらこの周りが削れていってまあこの穴が開いた。
巨大なポットホールは水流の激しさを物語っているのですね。
洞窟の入り口から200メートル。
今度は別の光景が広がりました。
一面鍾乳石に覆われた巨大な壁です。
一つ一つの長さは15センチほど。
鍾乳石は今も僅かずつ成長を続けていました。
ついにこの洞窟ナンバーワンの美しい光景に出会う事ができました。
リムストーンプールっす。
長い歳月をかけて水に溶け出した炭酸カルシウムが固まってできたものです。
段差のある水たまりが何段も続きまるで棚田のような姿。
水がゆっくりと流れ落ちる時にできる悠久の造形物です。
パプアニューギニアで見つけた奇跡の洞窟。
地上に広がる深い密林からは全く想像もできない不思議な光景が広がっています。
今日の晩御飯はレタスのサラダにでもしようかしら?2015/06/25(木) 16:05〜16:15
NHK総合1・神戸
グレートネイチャー 10min.「密林の巨大穴・パプアニューギニア」[字]
南太平洋、深いジャングルの中で見つけた巨大穴を大冒険!取材班を待ち受けていたのは、凄まじい激流の地下河川だった。その先に発見した“奇跡の光景”とは!
詳細情報
番組内容
舞台は、南太平洋のパプアニューギニア。長い間、政情不安などで調査がなされなかった密林に、取材班が果敢に挑む! ジャングルの中には、深さ600mにも及ぶ巨大穴が潜んでいた。そこは、石灰岩の大地が雨水で溶かされて出来た神秘の洞窟の入り口。地下を流れる激流をたどると、目を見張るばかりの美しい鍾乳石の絶景が広がっていた。
出演者
【語り】森山春香
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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