テニスの錦織圭選手。
ウィンブルドン選手権を前に、NHKの単独インタビューに応じました。
先週、ドイツで開かれたツアー大会では、左ふくらはぎを痛めて、途中棄権しましたが。
このあと、たっぷりお伝えします。
おはようございます。
7時になりました。
活発な前線の影響で、九州などではこれから今夜にかけて、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。
特に鹿児島県では、今月の雨量が多い所で、平年の6月1か月の3倍前後に達していて、気象庁は土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
こちらは今の山口市の様子です。
雨が降っていて、傘を差して道を行く人の姿が見えます。
道路には水たまりが出来ています。
気象庁によりますと、西日本では大気の状態が不安定になっていて、この時間は中国地方や九州北部に、発達した雨雲がかかり、局地的に雨が強まっています。
鹿児島県では、きのう断続的に非常に激しい雨が降りました。
きのう午後5時半過ぎの種子島の様子です。
茶色の濁流が川を流れています。
中種子町では住宅の裏山が崩れ、土砂が窓を突き破って、室内に流れ込みました。
鹿児島県では、今月の雨量は多い所で1500ミリを超え、各地で平年の6月1か月の3倍前後に達していて、地盤が緩み、少しの雨でも土砂災害が起こるおそれがあります。
このあと、低気圧が東へ進み、湿った空気の流れ込みが強まる見込みで、九州と山口県では今夜にかけて、局地的に雷を伴い、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
またあすにかけては、西日本と東日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、局地的に激しい雷雨となる見込みです。
あす朝までに降る雨の量は、九州北部と山口県で200ミリ、九州南部で180ミリ、近畿で120ミリと予想されています。
気象庁は土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水、落雷、突風にも十分注意するよう呼びかけています。
では気象情報担当の平井さんです。
よろしくお願いします。
今は九州や中国地方で雨が強くなっていますが、今後の雨の見通しはどうでしょうか?
九州ではこれから今夜にかけて、非常に激しい雨となる所がありそうですね。
それでは雨の予想を見ていきましょう。
これ、午前9時の予想で、特に九州の北部に、このように、線のように、長ーく延びた発達した雨雲、これがかかって、九州はこのあと北部から雨が非常に激しく降って、これがだんだん南に下がる予想です。
それでは雨の予想を見ていきましょう。
きょうの午後にかけて、この九州の東西に延びた雨雲の範囲がだんだん南に下がって、また今夜ですね、鹿児島県の辺りに発達した雨雲が予想されていますね。
そして日曜日にかけての雨の予想を見ていきましょうね。
まずあすです。
九州では南部、引き続きあすもこのように雨雲がかかって、あすも雨の降り方、注意、警戒が必要です。
それからあすはこの東北から関東にかけても、局地的には雨が激しく降って、雷を伴う所もありそうです。
さらに日曜日です。
日曜日はこのようにまだ東日本、北日本ですね、上空の寒気の影響で大気、不安定ですね。
ですから、こちらでも局地的には激しい雷雨となる所がある見通しです。
そして九州では、6月としては記録的な大雨になっていますが、今後の雨の見通し、降りやすい状態、続くんでしょうか?
まだ続きますね。
梅雨はまだ前半といえそうです。
梅雨の前半というのは、梅雨前線が本州の南岸沿いに停滞して、この前線の南側に蒸し暑い空気流れ込んで、大雨になるんですね。
ですから、今、九州では記録的な大雨になっていますが、梅雨の後半というのは、梅雨前線が日本海まで北上します。
蒸し暑い空気が広い範囲に流れ込んで、このために大雨になるんですね。
ですからまだ、梅雨の前半といえます。
その今の天気図を見ていきましょうね。
今夜の予想図ですが、まだ梅雨前線、南なんですね。
梅雨はまだ前半ということが、これでも分かります。
きょうは九州に蒸し暑い空気が流れ込んできて、これから九州北部、南部、非常に激しい雨、土砂災害に警戒が必要ですね。
平井さんとお伝えしました。
政府は、来年の伊勢志摩サミットに合わせて開かれる閣僚会議について、外相会合を広島市、財務相会合を仙台市でそれぞれ開催する方針を固め、きょう発表することにしています。
国際社会が直面する課題に、首脳どうしが意見を交わす、サミット・主要国首脳会議。
政府は、来年の伊勢志摩サミットを、5月26日と27日の2日間、三重県で開くことにしています。
これに関連して開かれる閣僚会議の開催地は、首脳会議の誘致に名乗りを上げていた候補地などから、選定を進めてきました。
その結果、政府は、外相会合を広島市、財務相会合を仙台市でそれぞれ開く方針を固め、きょう発表することにしています。
政府は、世界の政治指導者に被爆地への訪問を呼びかけており、来年、広島で外相会合を開くことで、唯一の戦争被爆国として、核軍縮や平和に向けたアピールにつなげたい考えです。
また仙台市での財務相会合の開催は、東日本大震災からの復興が進んでいることを世界に発信するとともに、震災の記憶を風化させず、防災・減災に関する経験と知識を伝えるねらいもあるものと見られます。
首脳会議に合わせて開かれる閣僚会議について、政府は、地方創生の観点から、できるだけ多くの自治体で開催したいとしており、それぞれの自治体の特徴や受け入れ態勢を総合的に勘案したうえで、調整しています。
ギリシャへの金融支援をどうするのか。
また結論は持ち越されました。
ユーロ圏の財務相会議は、支援の条件になっているギリシャの構造改革を巡り、歩み寄りが見られなかったことから、およそ3時間で協議を切り上げ、2日後の27日に、話し合いを再開することになりました。
日本時間の昨夜、ドイツとギリシャの首相は。
ユーロ圏の財務相会議は、ギリシャの債務返済の期限が迫る中、金融支援の実行に向けた合意をまとめようと、24日と25日、ベルギーのブリュッセルで協議を行いました。
しかし、ギリシャと、EU・ヨーロッパ連合など債権者側との間で、ギリシャの年金の支給額の削減や、付加価値税の改革など、支援の前提となる改革案の内容を巡る意見の隔たりが一向に埋まらなかったことから、いったん協議を切り上げて、2日後の27日に再び会議を行う方針を決めました。
ギリシャの国民からは。
では、ブリュッセルで取材している下村記者に聞きます。
下村さん、ギリシャを巡る協議は、前日に続いて、25日も短時間で切り上げとなったわけですが、なぜ歩み寄ることができないんでしょうか。
各国の抱える事情、つまり譲れない一線が、ぎりぎりになって、改めて鮮明になっているということだと思います。
会議の前、ドイツのショイブレ財務相が、ギリシャは前進どころか後退していると言い放ったことが、すべてを物語っていたように思います。
こうなると、同じところで足踏みをして煮詰まるよりも、土曜日まで少し時間と距離を置いて、対立点をじっくり検証したほうがよいと考えざるをえなかったんだと思います。
ただそうはいっても、ギリシャの債務の返済期限の30日まで、あと僅かですが、見通しはどうなんでしょうか?
予断を許さない状況が続きます。
週末の間になんらかの進展がなければ、ギリシャの債務不履行への懸念がいよいよ高まります。
そうなれば、週明け、金融市場が動揺して、株安、ユーロ安、そして円高を招くおそれがあるんです。
さらに各国の国内手続きにかかる時間も、考慮に入れなければなりません。
最大の支援国ドイツでは、支援の実行には議会の承認が必要です。
このデッドラインは月曜日ともいわれています。
さらに、ギリシャ政府も構造改革などに関する法案を議会で通す必要があるんですけれども、公約の年金分野などで妥協したと見られれば、それこそ政権が倒れかねません。
時間切れのおそれが出る中で、各国の議会を通さずになんとか支援できる方法はないか、検討が始まったという情報もあるんです。
この週末、各国で繰り広げられる動きの一つ一つが、極めて重要な意味を持ってきています。
ブリュッセルから下村記者でした。
さて、ここからは森アナウンサーとお伝えします。
おはようございます。
テニスの錦織圭選手ですね。
今度の月曜日から始まるウィンブルドン選手権に向け、NHKの単独取材に応じました。
直前の大会で左のふくらはぎを痛め、試合の途中で棄権して、心配されていましたが、23日から練習を再開しています。
足の状態、そして、ウィンブルドンにかける思いを聞きました。
現地での練習。
錦織選手は、試合用のコートで初めて練習しました。
左のふくらはぎには、まだテープが。
気になる足の状態は。
錦織選手の持ち味は、フットワークを生かしたストローク。
相手を左右に揺さぶり、力強いショットで、世界ランキングを上げてきました。
しかし、ウィンブルドンは芝。
球足が速くなるのが特徴です。
相手のボールが伸びることから、苦手意識があった錦織選手。
去年の4回戦進出が最高の成績でした。
自分のテニスを変える。
それを実践したのが、芝で行われた先週の大会。
ストロークに頼らず、積極的に前へ。
より攻撃的なテニスを見せた錦織選手。
大きな手応えをつかみました。
まもなく始まるウィンブルドン。
錦織選手はさらに成長した姿を見せようと、意気込んでいます。
足の状態もよくなってきているということで、安心しましたね。
そうですね。
前に出る、より攻撃的なプレーにも期待したいですね。
本当ですね。
そんな錦織選手なんですが、ウィンブルドンという大舞台を前に、ある方法でリラックスした時間を楽しみました。
それがこちら、インターネットのチャット機能を通じた、ファンとの交流です。
ファンからの質問に、ライブ映像で答えていきます。
中にはこんな質問も。
穏やかな表情で、大丈夫ですね。
リラックスしてましたよね。
錦織選手は第5シード、組み合わせはきょう決まります。
ここまで錦織選手、最新情報をお伝えしました。
さて、続いてはこちらです。
保育園に子どもを預けている母親が、下の子を出産して育児休業を取得したら、預けている上の子どもは原則、保育園を退園してもらう。
埼玉県所沢市が、今年度から始めた制度です。
この制度について、保育園に子どもを預けている保護者が、制度は違法だとして、市に対し、退園の差し止めを求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは、所沢市の保育園に子どもを預けている保護者11人です。
訴えで保護者は、退園によって生活環境が急激に変化すれば、子どもの成長に大きな悪影響を及ぼすなどと主張しています。
そして、市の制度は保育を受ける権利を侵害し、違法だとして、退園の差し止めを求めています。
なぜ所沢市は、今回の制度を設けたのか。
背景にあるのは、待機児童の問題です。
去年4月時点の待機児童数が32人と、埼玉県内の市町村で10番目に多い所沢市。
問題を解消しようと、生まれた子どもや親が病気の場合などを除いて、育児休業を取得した母親が、すでに保育園に預けていた0歳から2歳児の上の子どもは、原則退園させるという制度を設けたのです。
市は救済措置として、母親が仕事に復帰する際、上の子も下の子もそろって保育園に入れるよう調整を図り、優先的に再入園できる体制を整えているとしています。
今回の問題に、街の人は。
子どもが保育園に通う保護者らで作る、保育園を考える親の会によりますと、昨年度、東京、千葉、埼玉、神奈川と、全国の政令市の合わせて100の自治体を対象に、保育の状況を調査したところ、神奈川県平塚市や静岡市など、7つの自治体が、所沢市と同じような対応を取っていると答えたということです。
会の代表は、保育園などの子育て施設をより充実させる方向で、自治体が努力すべきだと指摘します。
昨年度・平成26年度の国の税収は、株価の上昇を背景に、株式の売却益が膨らみ、所得税収が伸びたことなどから、53兆9000億円余りと、17年ぶりの高い水準になったことが分かりました。
関係者によりますと、昨年度の国の税収は、所得税収が、投資家の株式の売却益や配当が膨らんだことなどから、ことし1月時点の見込みよりも、1兆円程度上回ったということです。
また消費税と法人税の税収も、合わせて1兆円余り伸びたということです。
こうしたことから、昨年度の税収は、見込みよりも2兆2000億円程度、前の年度と比べると7兆円程度上回って、53兆9000億円余りとなり、平成9年度以来、17年ぶりの高い水準となりました。
こうした税収の増加を踏まえ、政府は昨年度の国債の発行額を、見込みに比べて2兆円減らす見通しです。
政府は、来月から来年度予算案の編成作業を始めますが、昨年度の税収の伸びは、税収の見積もりに影響を与えそうです。
戦後70年のことし、安倍総理大臣が発表する談話を巡って、政府内では、いわゆる村山談話などと同様に、閣議決定する必要があるという意見が出ています。
一方で、中国や韓国などとの関係を考慮して、閣議決定はせず、安倍総理大臣個人の見解という形にすることが望ましいという指摘も出ており、安倍総理大臣は慎重に対応を検討することにしています。
安倍総理大臣は戦後70年のことし夏に、先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、そしてこれからアジア太平洋地域や世界のためにどのように貢献していくのかなどを盛り込んだ、未来志向の談話を発表することにしており、政府は、有識者懇談会を設置して議論を続けています。
これについて、政府内では、戦後50年の平成7年に発表された、いわゆる村山談話と、戦後60年の平成17年に発表された小泉談話が、いずれも閣議決定されていることから、今回も同様に閣議決定し、政府全体の見解として発表する必要があるという意見が出ています。
一方で、中国や韓国が談話の内容に強い関心を示していることを踏まえ、政府全体の見解とした場合、周辺国との外交に大きな影響が及ぶことが予想されるとして、閣議決定はせず、安倍総理大臣個人の見解という形にすることが望ましいという指摘も出ています。
また、発表の時期を巡っては、さまざまな行事が予定される8月15日の終戦の日は避け、8月上旬とするのが好ましいという意見が多いものの、延長された国会の状況などを踏まえて、柔軟に対応すればよいという指摘も出ています。
安倍総理大臣は、来月中にもまとまる、有識者懇談会の報告書を踏まえて、談話の内容を最終的に固めることにしており、政府・与党内の意見なども念頭に置きながら、閣議決定するかどうかや、発表の時期について、慎重に対応を検討することにしています。
さて、続いてお伝えするのはこちら、オワハラについてです。
オワハラ、聞いたことがない方も多いかもしれませんが、ことし、就職活動中の学生たちの間では、知らない人がいないくらいのことばなんです。
就職活動終わらせろハラスメントの略語で、内定をもらった企業から、就職活動を終えるよう強要される。
つまり、これ以上、ほかの企業の採用試験を受けないよう強く迫られたり、長期間、拘束されたりすることを指します。
このオワハラ、例年と大きく変わった、ことしの就職戦線を象徴しているんです。
都内の大学が今月開いた、学生向けの就職セミナーです。
オワハラの問題が取り上げられました。
オワハラの被害に遭ったと訴える大学生に、話を聞くことができました。
関東地方の大学に通うこの学生は、内定を得た企業から、その後の就職活動をやめるよう、強く迫られたといいます。
さらに、内定を得た企業から、説明会や懇親会の名目で、何度も呼び出されたという学生も。
業務を覚えるためとして、月8回のアルバイトも強要されたと話します。
なぜオワハラと呼ばれる事態が相次いでいるのか。
就職活動のスケジュールが、大きく変わったことが影響しています。
去年までのスケジュールです。
面接などの採用活動は4月1日からとされ、大手、中小ともおおむね足並みをそろえていました。
ことしは政府の要請で、採用活動の開始は8月1日とされました。
主な大手企業は、これに従いました。
ところが、中小企業などでは多くが早くから採用活動を始めました。
大手企業より先に優秀な人材を確保しようと、すでに内定を出しています。
企業が学生を引きとめようとする動きが広がっているのです。
こうしたオワハラの問題。
文部科学省も事態を重く見ています。
都内の大学でも、オワハラに対処しようと、実践的な模擬面接を行いました。
売り手市場の中、学生には希望の企業をしっかりと見定めて、内定を辞退する際には、丁寧に対応するよう伝えています。
一方、企業の側は、オワハラと思われないよう、学生をつなぎ止めるにはどうしたらいいのか、頭を悩ませています。
企業の採用活動を支援するコンサルティング会社には、企業からの相談が殺到し、去年の3倍に上っているといいます。
コンサルティング会社に相談した、都内のベンチャー企業です。
全国でブランド品の買い取り店を展開し、ことしはすでに5人に内定を出しています。
採用担当の笹尾淳さんです。
去年、内定を辞退する学生が相次いだため、内定者にはこまめに連絡を取っています。
内定者の細かな変化にも気を配りながら、企業の魅力を伝えるようにしています。
さらにコンサルティング会社から内定者をつなぎ止めるためとして、ある研修を提案されました。
研修の場所は、鹿児島県の喜界島。
大手企業の採用活動が始まる直前の、7月29日から5泊6日の計画です。
オワハラにならないよう、参加は強制せず、参加しなくても学生に不利な扱いはしないとしています。
企業が学生をつなぎ止めようとする動きって、これまでもあったように思うんですけどね。
特にことしは、売り手市場に加えて、採用スケジュールが変更されたことが、大きく影響しているということなんですね。
そもそも、ことし採用活動のスケジュールを遅くしたのは、学生に学業に専念してもらうためとされています。
しかし、大学などからは、かえって就職活動の期間が延びたという声も上がっていて、オワハラの問題とともに、議論が起きそうです。
再びスポーツ、森アナウンサーです。
再び森花子です。
フィギュアスケートの浅田真央選手ですね。
ことし10月の国際大会で、復帰する見通しになりました。
先月、現役続行を表明した浅田選手。
日本スケート連盟は、浅田選手が10月にさいたま市で開かれる国際大会、ジャパンオープンに出場すると発表。
この大会が、復帰戦になる見通しとなりました。
浅田選手は、11月にはグランプリシリーズの中国大会とNHK杯の出場も決まっていて、これで12月に開かれる全日本選手権にも、出場できることになりました。
どんな演技、見せてくれるのか、今から楽しみですね。
さあ、次はサッカー女子のワールドカップです。
日本代表、なでしこジャパンですね。
ベスト8に進出したなでしこジャパン。
2日後に迫った準々決勝に向けて、練習を開始しました。
なでしこジャパンの選手たちは、準々決勝の舞台、エドモントンでおよそ2時間の練習を行いました。
公開された最初の15分の練習では、キャプテンの宮間あや選手などが、リラックスした様子でウォーミングアップをしていました。
このあとの練習は非公開。
実戦形式でオーストラリア対策を行ったということです。
オーストラリアは、長身で力強いディフェンダー陣を中心にした守りのチームです。
日本が持ち味のパス回しで堅い守りを崩せるかが鍵となります。
日本対オーストラリアの準々決勝は、日本時間の28日に行われます。
以上、スポーツお伝えしました。
次は、時代の流行とネットのトレンドに迫る、気になる@ライブです。
きょうは長野アナウンサーです。
長野さん。
おはようございます。
長野じゃなくて、僕、ティラノです。
今週もいろんなことばがインターネット上にありましたけれども、注目したのはもちろん、こちら。
ティラノサウルスです。
ということで、冒頭はティラノサウルスロボットくんに出てもらいました。
福井県勝山市にあります、福井県立恐竜博物館に来ています。
勝山といいますとね、日本で最も多くの恐竜の化石が発掘されるということで、この博物館出来て、ことしで15年になります。
なんで今、ティラノサウルス、注目集まっているかといいますと、このティラノサウルス、本当にこんな姿形してたのかということが議論になってるんですよ。
といいますのも3年前に、このティラノサウルスの仲間で、全身が羽毛に覆われたという新種が見つかったことなんです。
ということで、近い種類のこのティラノサウルスも本当はふさふさだったんじゃないの?ということがいわれ始めたんですね。
それを受けましてね、最新の子ども向けの図鑑には、あくまでも可能性としてなんですけれども、毛が生えたティラノサウルスのイラストなんていうのもね、載ってるんですよね。
もっとすごいのは、今のネットの中の想像図なんです、これ。
何これ?
イメージと違う。
ほかにはこんなね、七面鳥かっていうぐらいね、もうね、迫力ダウンなやつもあってね、こういうのが話題になってるんですけれども。
実際、どうなの?ティラノくんということなんですけれども、現状では研究者の方も分からないというのが、本当のところだそうです。
ただ、最新の研究では、ティラノサウルス分かっていることも増えてるんですよ。
例えば、かむ力、これはね、もう大型のワニ、アリゲーターの9倍近くにもなるそうですし、におい、嗅覚も恐竜界の中ではトップクラス、物陰や暗闇でも、獲物をにおいでかぎ分けることができたんじゃないかということも分かってきてるんですね。
こうした恐竜の研究が進んでいる背景には、化石がどんどん見つかって、増えているということもありますし、研究機関の充実もあります。
何より分析技術が進んでいるということがあるんです。
まさに日進月歩、今、急速に研究は進んでるんですけれども、その中で、こんなことまで、最近分かるようになってきてるんです。
それは恐竜の色なんですね。
こちら、阿部さん、和久田さん、ご存知ですよね?始祖鳥という有名な恐竜ですけれどもね、このね、カラフルさ、このインコみたいなのっていうのは、これ、今まで描いていたものなんです。
ところが3年前に、電子顕微鏡で細胞よりももっと小さな色素を形作る器官というのが発見されましてね、色が判明しました。
それがこちらです。
真っ黒。
カラスみたいな。
始祖鳥じゃなくて、質素鳥みたいな感じになりましたけれどもね、ところが、そのよくとし、2年前に、全部が黒じゃないということも分かってきまして、今の最新の図鑑では、このようなカラーリングになってます。
この先また、カラー変わってくるかもしれないですよね。
ただですね、恐竜によっては、ほとんど色が判明したというものもありましてね。
これ見てください。
とさかが赤い恐竜なんていうのも分かってきてます。
その隣なんてこれ、こげ茶色もそうなんですけれども、尻尾にしま模様があったというのが分かってる恐竜もあるんですよね。
さて、向こうには大きな迫力のあるティラノサウルスの全身骨格標本がありますけれどもね、全長11メートル余りになりますよ。
分かってるのは、これ、あるんですけれども、さらに最新の研究が進むとね、どんどん肉づき、色づけというのがされていきまして、近い将来、本当の姿というのがわかってくるかもしれないですよね。
ただ、そこに至るまでは、化石だけに、骨の折れる作業かもしれません。
気になる@ライブ、中継でお伝えしました。
恐竜の時代って、カラフルだったのかもしれないですよね。
さて、続いて気象情報です。
きょうは広い範囲で雨になりそうですね。
渡辺さん。
そうなんです。
けさは、東京・渋谷も、このようにどんよりしています。
西日本で現在、降っている雨は、夕方にはこちら関東地方、そして夜遅くには東北南部まで広がっていきます。
特に雨の降り方、警戒が必要なのは九州です。
九州南部、これまでの大雨で、すでに地盤が緩んでいるんですが、きょうは九州北部でも非常に激しく降るおそれがあります。
まずは、この時間の雨の様子です。
西日本で今、広い範囲、雨が降っていて、中国地方を中心に雨足が強まっているようですね。
では、今後の見通しを見ていきましょう。
朝8時から動かします。
このあと、山口県と九州北部は、昼過ぎにかけて非常に激しい雨の降るおそれがあります。
活発な黄色い表示、出てきてますね。
さらに動かしましょう。
九州南部も、昼前から今夜にかけて、局地的に非常に激しく降りそうです。
そして近畿地方も夜には激しく降る所が出てきそうです。
あす朝までに降る雨の量は、多い所で九州180ミリから200ミリ。
特に鹿児島県ではすでに地盤が緩んでいますので、土砂災害に警戒をしてください。
周りの状況、よく確認しまして、早めの対策、早めの避難をするようにお願いします。
気象情報でした。
けさお伝えしているニュースです。
九州では、きょうも非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁によりますと、低気圧と前線の影響で、西日本を中心に大気の状態が不安定になっています。
鹿児島県ではきのう、断続的に非常に激しい雨が降り、多い所で1日の雨量が300ミリを超えました。
九州ではきょうも、局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあり、中国地方でも、1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や突風に十分注意するよう呼びかけています。
政府は、来年の伊勢志摩サミットに合わせて開かれる閣僚会議について、外相会合を広島市、財務相会合を仙台市で、それぞれ開催する方針を固めました。
政府は、来年5月の伊勢志摩サミットに合わせて開かれる閣僚会議の開催地について、選定を進めた結果、外相会合を広島市、財務相会合を仙台市で開く方針を固め、きょう発表することにしています。
政府は、広島市で外相会合を開くことで、唯一の戦争被爆国として、核軍縮や平和に向けたアピールにつなげたい考えです。
また仙台市での財務相会合の開催は、東日本大震災からの復興を世界に発信するとともに、防災・減災に関する経験と知識を伝えるねらいもあるものと見られます。
為替と株の値動きです。
2015/06/26(金) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▼西日本、東日本の広い範囲で激しい雨のおそれ。見通し、注意点を詳しく解説▼錦織圭選手、ウインブルドン開幕前にNHK単独インタビュー▼就職活動“オワハラ”の現実
詳細情報
番組内容
▼西日本、東日本の広い範囲で激しい雨となるおそれがあります。見通しや注意点について詳しく解説します▼テニスの錦織圭選手、ウインブルドン選手権に向けて抱負を語りました。ファンとの交流の様子も交えてお伝えします▼就職活動を終わらせるよう求める“オワハラ”。就活の現場で何が起きているのか迫ります▼ギリシャ金融支援の行方は?ユーロ圏財務相会議が開かれているベルギー・ブリュッセルから中継でお伝えします
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
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