というわけで50度のお湯を作って頂いてそこに2分間。
そうすると見事にレタスがよみがえると。
(山瀬)すごい!ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はいありがとうございます。
と〜ってもありがたいビタミンといえば…。
先週そのすご〜い健康パワーをお伝えしましたよね。
そこでビタミンCについて…。
今からおよそ90年前ビタミンCが発見されました。
いえいえ正解はパプリカ。
じつはパプリカのビタミンCの量は野菜の中でも…更に生活習慣病予防に役立つ…皆さん食べてますか?でも一方で…。
確かにパプリカってサラダをちょっと彩ったりたまにピーマンの代わりとして炒めて使う程度。
「見栄えはいいから目立ちはするけど番組でわざわざ取り上げる事ないんじゃない?」。
…と思ったあなた!ご存じないようですね…パプリカは海外では野菜界のスーパースター!中でもパプリカを愛してやまないのが本場スペインの皆さん。
そこで見つけたのはパプリカを食べる時になぜかみんながやっているある鉄則。
すると…ななんと!パプリカがまさかの和食に早変わり!そのあまりの変身ぶりにスタジオも…。
大興奮!もう飾りなんかじゃない!パプリカの夜明けが来た〜!
(小野志の輔)こんばんは。
「ためしてガッテン」のお時間がやってまいりました。
さあ見事にきれいな…ねえ。
これうまく作りましたね。
いやいやいや本物です。
これ本物?重い!はい。
えっ?これ…。
これね。
美術さんも腕上げたねっていうぐらい。
ピラフとか酢豚とかちょっと色が欲しい時にピーマンよりは…でもね色が欲しいなっていうすごい失礼な態度をしてましたね。
今日これの魅力についてずっとやるんで決して…まみちゃんあなたの事だからもう常に食卓には…。
いやそう言いたいとこなんですけどこの子に関しては取り立てて好きでも嫌いでもない。
(笑い声)
(宮本)一番かわいそうですね。
好きな料理は何ですか?レプリカで…。
今俺は本気で言ったんだ!
(宮本)やった!
(笑い声)これはまずいぞ!でも私もほんとにそういえばピラフにたまに入ってたかなぐらいの発想でほんと…時々買うってぐらい。
たまにっていうぐらいですね。
さあこのパプリカがまずは私たち注目いたしましたのは…。
栄養です。
ここに並んでいるのは栄養の豊富な野菜や果物ですがこの中でビタミンCが多いものベスト3というと…。
1位が76mgのピーマンです。
(山瀬)ピーマン多い。
(吉木)意外ですね。
さあいよいよ本日のテーマでございます。
パプリカはどうなんや?という事です。
(一同)え〜!?
(吉木)断トツ!ピーマンの倍以上。
まさにビタミンCの王様です。
さあそのパプリカの世界でございますがもう一つですね皆様方に驚いて頂きたい。
ご覧頂きましょう。
(一同)え〜!?今回いろいろ調べた結果パプリカが一番合うお料理はこれだったんです。
「いや親方これ嘘…。
これ…これパプリカじゃないよね?」。
「お客さんこれパプリカなんですよ」「嘘だ」。
「嘘じゃないって。
食べりゃ分かるよお客さん」。
「ほんとに?どう見たってまぐろだろ」。
「大将…」御飯が飛んでる!最高最高!
(笑い声)そうなんです。
世にも不思議な…肉厚でとろ〜りとした極上の食感。
しょうゆとの相性も最高!このパプリカのまさかの変身の秘密をまずは探りにいきましょう。
やって来たのは国内最大級のパプリカ生産地…元気いっぱいの子供たちが集まりました。
じつは3人ともパプリカを見た事も食べた事もありません。
どんな反応を見せるのかな?という事で温室の中にレッツゴー!
(子供たち)おはようございます!
(林)いらっしゃ〜い!案内してくれるのは…日本では珍しいパプリカ専門の農家です。
早速パプリカが実る畑へ。
温室の中にはパプリカの木がなんと…迫力ですね〜!今は収穫の真っ最中。
色とりどりのパプリカがた〜くさん!美しい〜!子供たち想像以上のスケールに早くも興味津々。
とここで林さんあるものを取り出しましたよ。
あらみんな一気にトーンダウン。
じつは…。
3人とも大のピーマン嫌いなんです。
ピーマンなんて見るのも嫌!…と思ったら。
そう。
じつはこれ未熟なパプリカ。
どんな味がするのかな〜?じつをいうと未熟なパプリカは苦いんだって。
おじさんひどいよ!でもこの未熟なパプリカこのあとすごい大変身を遂げるんです!緑だったのが…このとおり!なんと1か月もかけて真っ赤な完熟パプリカが誕生。
黄色や…オレンジも。
パプリカの色がこんなに鮮やかなのは立派に完熟してもう食べ頃ですよというサイン。
なるほどね!じゃあいよいよその完熟パプリカ収穫しよう〜!高〜く伸びた先で日光をたっぷり浴びたパプリカ。
やった〜ゲット!もぎたてを早速頂きま〜す!今度はどうかな?さあここからもっと面白くなるよ。
今度は黄色を食べてみて。
そう。
黄色はちょっと苦め。
じゃあじゃあオレンジはどう?お代わりが来ました。
ピーマン嫌いの子供たち一番いい反応。
初めてのパプリカみんなすっかり気に入ってくれたみたい。
最後に林さんとっても珍しいパプリカがあると言います。
ええっ?何これ?悪魔のパプリカの正体とは?詳しくはスタジオで!あの子たちは貴重な体験しましたですね。
だって数少ないパプリカの生産地ですよ。
(笑い声)
(吉木)かわいかった。
かわいいね。
でも初めて知りました。
完熟未熟って…あっあれは完熟なの?完熟っていうか育ててると赤の所が斑点で出てきて最後全部赤くなったり。
そうです。
ええやりましたよ。
(山瀬)やりましたね!
(笑い声)そう。
つまりパプリカは全部完熟のものでございます。
ところが子供たちは最後悪魔の何とかとか言いながらかなり悪く言っていたパプリカがありました。
それがこれです。
(吉木)うわ〜!ちょっとこれもなかなか…。
(吉木)これは悪魔の実。
まるでほんと確かに…。
(宮本)ちょっと毒々しいですね。
でも子供ってうまい事言うねこれを見て「悪魔の」って…。
そうそう。
これが売ってたら私これ買います。
1個買えばいろんな色が使える。
(笑い声)
(宮本)使えるっていう感じですか?いつまでたっても子供だねあんた。
面白いねこれ。
赤いパプリカも黄色いパプリカもオレンジのパプリカももとは緑です。
こちらが未熟の状態。
完熟になるとこの色になり一番甘いのがオレンジ。
苦みが感じられるのが黄色。
ほんのり甘いのが赤。
料理の色みによって選ぶみたいな感じですよね。
オレンジが子供たちには…。
言われてみれば…
(山瀬)ほんとだ!ねえ。
(山瀬)おいしい!パプリカ料理といえばサラダと炒め物。
その作り方をある国の方々に見てもらったところこんな感想だったんです。
(宮本)真剣に見てる…。
(笑い声)
(笑い声)なんでこんな事言われなきゃいけないのかな?
(笑い声)この方はスペインで料理教室を開いていらっしゃる…つまり生のサラダの上に切って置いたりとか…。
それから炒めたり…。
…するのが何してんのとかいう事を…。
笑われてしまいました。
そして「ひと言で日本の皆さんにメッセージをお願いします」と言ったら…これ。
意味は…。
(宮本)えっすごいな!きつい言葉ですね!ボロボロ。
何か言い返してやりましょうよ!…っておっしゃるんです。
うまい事言われちゃった。
でもサラダと炒め物で「パプリカの無駄遣いよ」って言われるのは使っている方もちょっと気付いてます。
だって色足しだから。
なくても別にいいところをきれいにサラダとか炒め物は入れてるから。
つまりもっと奥深く知れと言ってるの?そうなんです。
「浅い」と。
(宮本)浅い。
そこで今回行き着いたところこれになるんですよ。
このおすしでございますけどじつはですねこれ…
(笑い声)いやいや「未熟者!」って言ってくれた完熟者に教わったんだよねこの作り方を。
そうです。
これを皆様方にこれから食べて頂きますとなんとパプリカというのは…それでは皆さんどうぞ。
(吉木)いただきま〜す。
パプリカのおすし大将がご自慢でですねこのパプリカの握り作れよお前ほんとにもう!んっ!?これをパプリカだと言われないで食べたら…。
おいしいです。
最初ファーストインパクト…
(宮本)どうやってこうなったんだろう?不思議でしょ?これさっき食べたパプリカが…。
同じパプリカなんですよ。
思えない。
面白いですね。
何かあるんですよね?はい。
それでは一体スペインでは「どうしとるっちゅうんだよパプリカを!」というのを教わりにいってまいりました。
ご覧下さいませ。
むむ〜ララのやつめ!こうまで言われちゃ黙っておれん!…という事でスペインに突撃〜!スペインといえば情熱の国。
パプリカにも熱〜い愛情を持っているんだって。
市場をのぞいて見ると…山盛りの赤パプリカ。
みんなものすごい量を買っていきます。
さすがパプリカの本場。
皆さんかなり使いこなしている様子ですね。
じゃあいよいよ今回の目的地へ。
ララが住むこちらムルシア州。
パプリカの一大生産地です。
さ〜てララのうちに乗り込むぞ!…っておや?大きな温室がありますね。
これってもしかして…。
ちょっと寄り道。
やっぱりパプリカの畑です。
日本のに比べて木はちょっと小ぶりですが…真っ赤な完熟のパプリカ!いやすごい量ですね〜。
よく見るとちょっと黒いのもまざってるけど全然気にしてないみたい。
パプリカにとって大事なのは見かけではなくその中身。
早く味わってみた〜い!アディオース!さあ畑から車を走らせる事15分。
ついに到着しました。
ここがララの家。
おや?なにやら人が集まってますよ。
肝心のララは?いた!ララだ!パプリカ料理を私たちに見せてくれるためなんと家族親戚を集めて待っていました。
ララさんの料理の腕前は地元でも評判なんですって。
じゃあ早速見せてもらいましょう!まずはパプリカをオーブンへ。
加熱するんですね。
さあどんな料理が出てくるのか?来た〜!火を通したパプリカににんにくとオリーブオイルをかけた一品。
そして…。
こちらはなんとパンにのせてツナ。
これみんなの大好物なんですって。
でも「甘い甘い」ってパプリカが甘いのは知ってますよ。
せっかくスペインまで来たのにこれだけ?ララ。
ところがこれを日本の皆さんに食べてもらったら驚きの反応が!何?砂糖?ええ〜!マンゴーとか柿だなんていくらなんでもオーバーじゃない?パエリアをスペインで食べた時にすごく多かったのを覚えてました。
そうだスペインにはあったんだと思って。
でも今…つまりまだ…特別の何かをやったの?これですか?
(宮本)でも調理のしかたが何か特別のものがあるの?そうそう何か違うんでしょう。
これを食べたらもしかしたらお分かりになるかもしれません。
(吉木)どうだろう…。
どうぞどうぞ。
いただきます。
甘〜い!ほんとに桃って大げさじゃないぐらい甘いですね。
この舌にまとわりつくような優しさというか…。
(吉木)不思議。
(宮本)何これ!これおいしいね。
(山瀬)おいしい!これ目つぶって食べたら…しょうゆをかければおすしと同じような感じですもんねほんと。
下がパンだからちょっと無理があるけど。
(笑い声)
(山瀬)よかった!おしょうゆと合うぐらいの感じのやわらかさと甘さを出しておりますが…。
それをどうやって出したかですよね。
さっきオーブンに入れたんですよね。
オーブンに入れる前かあとか何かするんですか?だって分かるでしょ?まみさん。
私はこれで合ってるんなら分かるので。
(笑い声)全然違うかな?
(吉木)ちょっとピクルスっぽく漬けたりするんでしょうかね?でもそうするとどうしてもいろんな違う味が付いちゃう…。
そうか。
一旦自分が質問されたのを2人に返してまで…。
ほんとに失礼な事…。
待たせた彼女が答えてくれます。
一体どうしたんでしょう?こういう状態になって出てくるんですけど。
まみちゃんはそのように料理をしている。
さてララさんはこのあとどのようにしているかという事でもし今のお話と違っておりましたら一体まみちゃんがどのように謝るのか…。
キャー!お楽しみ頂きながらご覧頂きましょう。
(笑い声)ララさんパプリカをオーブンから取り出すところです。
何分ぐらい加熱するんですか?
(一同)え〜!?1時間?はい。
ではなぜそれだけ加熱すると良いのか完熟したパプリカの断面を模式的に表してみます。
完熟だけあって糖分たっぷり。
そこに熱を加えていくと果肉の中の細胞組織が崩れてたっぷりある糖の甘さが舌で感じられやすくなるんです。
これじつは加熱時間が長ければ長いほどこうなります。
(一同)へえ〜!スペインではパプリカを使う料理は下ごしらえにほぼ何でもパプリカを1時間以上加熱してから使うそうです。
だからこんなに甘いの食べた事なかったんだ。
いつもは何分ぐらい?何分だろう?大変!大変ですよ。
(吉木)じれったい。
こっから暑くなるから余計室内も暑くなるし。
大変ですよね奥様は。
1時間加熱料理はね。
私たちも考えました。
少し短くして体験してもらいたいと。
そこで試したのがこれです。
ララさんは180度で1時間以上加熱しておられました。
でも私たちが使っている魚焼きグリルというのはじつは強火でやると400度までいきます。
この思いっきり高温になる事を利用して時間短縮を試みました。
そんなうまくいく事か〜?
(笑い声)だって長く焼きたいから低温にしてるのにね。
さあでは魚焼きグリルでパプリカのおいしさを引き出す事はできるんでしょうか。
「パプリカ加熱大実験!」。
魚焼きグリルで最高のおいしさを目指します!とここで…。
「ちょっと待てよ!」。
「誰だ!?」。
…とそこに現れたのはなぜかピーマン!「おいパプリカ!お前完熟だからっていい気になるなよ!どこまでおいしくなれるか俺と勝負だ!」。
「面白い。
かかってこい!」。
という事で「パプリカ対ピーマン加熱大実験!」。
さあ全国1億2,000万の皆さんお待たせしました。
いよいよ始まります。
ピーマンとパプリカのプライドを懸けた一戦。
両者一斉にグリルに入った!点火!炎のデスマッチの始まりだ!おっと!ピーマンの表面が早くも膨らんできたぞ!5分経過!お〜っとピーマン大きな焦げ目!しかしパプリカも自慢の色つやが早くもダメージを受けている!さあグリルの強烈な加熱でパプリカは今猛烈に甘くなっていると思われる!間もなく10分!おっとしかし焦げっぷりがやばくなってきた!やばくなってきたぞ!うう〜熱い。
これは熱いよ…。
一方のピーマンは…ん!?様子がおかしい!なんか黒い塊…。
こ…これは…!ドクターチェックだ!果たしてどうだ!?あ…ああ〜!崩れた!なんと中まで完全に炭状態!ピーマンここでグリルを去ります!しかしパプリカはまだ続けるようだ!加熱に耐えて最高のおいしさを見せてこそパプリカ!間もなく20分経過!どうだ!真っ黒焦げ!台なし。
あ〜あ。
ごめんよララ魚焼きグリル駄目だったよ。
人間慌てるとろくな事ないね。
そうなんですねやっぱり。
時間を短縮しようとするとこういう真っ黒状態になってしまいまして…。
なんで?これでもう終わったんじゃないですか?すごい。
びっくりするほど黒い。
恐縮ですけど…
(吉木)え〜?どうぞ。
あっ!きれいにむける!何!?あらららら!
(吉木)ほんとだ!
(吉木)きれいな赤い色が。
(宮本)わあ〜むきやすい。
ほんとだ。
みるみる…。
中はきれいに赤いままですよね。
いただきます。
(宮本)すごいきれい。
うん!甘い!このやわらかい歯応えさっきと一緒です。
はい。
ほんとだ変わってる。
完全に変わった。
すごい。
甘さ出てるけど若干焼きなす感も出てる。
(笑い声)
(吉木)ちょっと香ばしさも…。
お父さん好きそうだ。
おっしゃるとおり。
ここにしょうがのおろしたやつとおしょうゆかけたら。
うん。
(宮本)でも甘いな〜!これおいしかったです。
食べちゃいました。
ね!そして皮をむく。
じつはこれは本場では常識なんだそうです。
(一同)へえ〜!はあ〜!結局グリルで何分だったって事ですか?そしてですねビタミンCは加熱で壊れますが20分の加熱で済むのでララさんの方法に比べると十分に残っています。
(一同)へえ〜!20分だったら耐えられますね。
じつに面白いです。
生からなんと20分のグリル焼きのもうトロットロの甘みの世界までこんな幅をパプリカが持っているんだという事を本場で教えて頂きました。
ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!ありがとうございました。
さてパプリカでございますけれども先ほどおすしにしましたところでもお分かりのように…これから皆さんに知って頂くんでございますけどもポイントはこれでございます。
(一同)え〜!?ご覧頂きましょう。
テーマです。
舞台は再びスペイン!向かった先は…。
じつはパプリカにある加工をするとすごい力を発揮するんだとか。
それがこちら。
そう!乾燥させたパプリカです。
これを機械に入れると…あららら!粉々になっちゃった。
この粉末がどんな力を持ってるっていうの?工場の人に聞いてみると…。
えっ!?パプリカが極上の香りですって?それってほんと?あの人に聞いてみよう!粉末パプリカが極上の香りって聞いたんですけど…。
何度もすいません。
まずは炒めものに。
ゆでたじゃがいもに。
オレンジにまでかけちゃった!すると…。
へえ〜すご〜い!でも一体どんな香りなの?ならばこれも日本の皆さんに体感してもらいましょう!用意したのはコンソメスープに粉末パプリカを入れたもの。
でもパプリカの粉末という事は教えていません。
すると…。
コンソメのはずなのに粉末パプリカを入れたら和風だしになっちゃった!どういう事!?
(宮本)意味分かんない。
(吉木)どういう事?これ…年代的にはパプリカってよ〜く考えたら粉。
どっかで…。
この時代じゃないんですよ。
ほんとはパプリカってこれが先でよくなんかデパートの香辛料の棚の所にパプリカって並んで…。
(宮本)あったかも。
(山瀬)はい。
これのもとがこれだったっていう。
(吉木)そうなんですか。
初めて知りました。
それを言いたかったんだよ。
ひと言で言うんじゃないよ。
(笑い声)俺それを言いたかったんだよ。
(宮本)でもかつお風味って何ですか?信じられない。
それではパプリカの香りをじつは専門家に分析してもらったんですがお願いしたのは近畿大学の宮澤三雄教授です。
世界中の1万種類の植物の香りについてその機能性を研究していらっしゃいます。
粉末にしたパプリカを実験器具に入れて香り成分を抽出。
その成分について調べたところ…。
確かにかつお節と共通点がありました。
日本にこれだけ輸入されてた…。
和食に合うっていう事だもん。
そこで先ほど映像の中にもじゃがいもにパプリカをかけるのがありましたが持ってきてみました。
パプリカというものをかけて。
(吉木)ちょっとレッドペッパーみたいな。
(山瀬)そう。
なんかね色のイメージで私辛いんだと思ってた。
じゃがバタにパプリカをかけて食べると…。
あ〜なるほど。
和風のいわゆるかつおだしっていうのがすごくよく分かる。
(一同)え〜!?もちろんもちろんゲストの皆さんもどうぞ。
どうですか?亜門さん。
(宮本)何これ?だしが出ちゃってるだしが。
ほんと?最初のパプリカ食べた時何にもなかったですそういうのが。
奥深さがある。
不思議!
(宮本)なんで?粉だけなめてみて頂いても。
(吉木)うわほんとだ。
この匂いからパプリカは絶対イメージできないですよね。
そうでしょう?だからそれをさっきから言ってるのに。
時間かかるんですよ。
(笑い声)調味料の一つとして棚の所に並べておきましたこのパプリカというものはじつはもとはこの姿であったという事でございますよ。
私がしゃべった事がそんなに時間は要らなかったんだという事をガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!するなガッテン!
(笑い声)という事でございましていよいよこのパプリカのおいしい世界教えて頂きます。
実習コーナーです。
パプリカの和の世界を頂きます。
先生はスペイン料理研究家でパプリカを使ったお料理に詳しい…
(一同)よろしくお願いします。
(拍手)まず最初に吉木りささんに作って頂くのが「パプリカの油揚げ巻き」。
(おおつき)まずですね油揚げ…パンパンパン。
サササッ…って開きますね。
切ります。
さあそこへ…。
魚焼きグリルで焼いたパプリカにあさつきとかつお節を入れて…。
(おおつき)グルグルグルーッと。
そしてですね縦にザクザクザクと。
でこれをもう切ってしまえば…。
はい入れちゃって下さい。
(オーブントースターのタイマーの音)はい出来ました。
完成です。
(吉木)出来ました。
(拍手)では続きまして…宮本亜門さんに作って頂きます。
焼いたパプリカ1個分かのこ状に隠し包丁を入れてあります。
今日はさわらを用意しています。
(おおつき)こういうふうにして頂いてこれをお鍋の方に。
だし汁。
中身はお酒みりんしょうゆそれぞれ大さじ1杯。
水100m。
では取り出して頂いて。
(山瀬)美しい。
大丈夫です。
ああ〜!ほら。
(一同)おお〜!
(おおつき)そしたら…。
(宮本)わあ〜!
(おおつき)枝豆を入れて下さい。
いいですか入れますよ。
(おおつき)はいこれで完成ですね。
(宮本)わあ〜おいしそう。
うん。
完成です。
お見事でございます。
(拍手)もう一品まみちゃんに作って頂くのは…
(おおつき)そしたらちょっとかき回して頂いていいですか。
ではこちらを斜めに赤黄色…こんな感じに。
寒天よせにするパプリカは焼きパプリカ赤と黄色。
(山瀬)これぐらい?
(おおつき)これで結構です。
(山瀬)火止めますね。
(おおつき)レモン汁を入れて下さい。
大さじ1杯です。
(おおつき)そして周りに氷を。
そうしましたら寒天の汁をこの間にスーッとこういう感じで。
(山瀬)ちょっと固まらせちゃうんですね。
冷やし固めたものがこちらです。
(おおつき)周りに竹串でスーッと。
(山瀬)じゃあいくよ。
グーッ!
(宮本)あっ出た。
出た出た。
デーン!
(拍手)完成です。
(吉木)きれい。
それではいただきます。
(一同)いただきます。
(宮本)わあ〜彩りがすごい。
う〜ん!はあ〜おいしい!こんなに合うんですね油揚げと。
ちょっとおしゃれなネギトロみたいな。
おいしいですね!これね。
はいそして…。
うん!
(吉木)ほんと上品な味。
すごいぜいたくな。
パプリカがソースみたいですね。
ね!
(おおつき)そうですね。
すごい。
全部食べられてますね。
皆さんすいませんねなんか。
(笑い声)おいしいです。
いくらでも食べれそうな。
そうか。
これ野菜スイーツですよね考えたら。
うわあ〜甘い。
なんかかんきつ系の皮を…。
そうなんですよね!煮たのが入ってるような。
(吉木)すごいシャキシャキ。
(宮本)3つとも全然違う表情ですね。
同じ焼いただけのものなんですけどね。
ですから最初にちょっと手間かかりますけど焼いとけばいろんな事に使えるっていう。
どうもごちそうさまでございました。
ありがとうございました。
どうもどうも。
(拍手)パプリカの世界いかがでしたか?こんなに幅広く料理に使えるしそして一番ビタミンCがある。
もう女性にはうってつけの野菜ですよね。
いやあ驚きましたですね。
でも何十年も前に見たあの粉のパプリカとあのパプリカがどうしてもつながらなくて一生懸命説明しようとやったのにまみちゃんが5秒で説明するのがとても悲しい事でございます。
是非あのパプリカの新しい世界を皆さんも味わって下さいませ。
それでは次回も「ためして…」。
(一同)「ガッテン!」。
ありがとうございました。
(拍手)
最後に魚焼きグリルを使ったパプリカの徹底加熱とおすしの作り方をご紹介します。
まずは焼き方
焼き加減に注意して調整して下さい
次はおすし
これを酢飯の上にのせれば完成。
スタジオでも大好評だったパプリカずし。
是非試してみて下さい
2015/06/26(金) 00:15〜01:00
NHK総合1・神戸
ためしてガッテン「ビタミン補給の救世主!パプリカ魅惑の新世界」[解][字][デ][再]
美容と健康、特に心臓病になる危険を大きく下げる大事な栄養素が、ビタミンC。これがケタ外れに多く含まれている食べ物が、実は「パプリカ」!驚きのパワーが眠っていた!
詳細情報
番組内容
色鮮やかなパプリカだが、ほとんどの人はサラダや炒めものにちょっと使うくらい。でもその真骨頂は、野菜離れした深い甘みと香り!特に和食との相性が抜群で、パプリカに一手間を加えるだけで、ごはんにピッタリのおかずに大変身!また、パプリカの粉末としてどこにでも売っている「パプリカパウダー」は、スープなどにちょっと振りかけるだけで激ウマになる、万能調味料だったことが判明!ビタミン補給の救世主を味わいつくそう!
出演者
【ゲスト】宮本亜門,吉木りさ,山瀬まみ,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】生野文治
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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