さあ尾木ママ今日は「子どものLINE」について。
このねLINEの問題は大変な問題を含んでます。
文科省のデータでも出ました。
民間の脳科学者も出しました。
どれ見てもそう!じゃ保護者の皆さんとても気になるテーマですね。
じゃ行きましょうか。
どうぞどうぞ。
子どものスマホ・ケータイ利用が激増!小学生の所有率もここ2年で倍増する勢いだ。
特に多くの子どもがはまっているのが「LINE」。
メールより早いテンポで複数の友達と会話のように言葉や「スタンプ」をやり取りできる人気のコミュニケーションツールだ。
しかし子どもたちの間で…番組アンケートでも「子どものLINE使用について心配している」という親の声が7割を占めた。
学力の低下やいわゆる「LINEいじめ」個人情報の流出や知らない人とつながって事件に巻き込まれないかなどの心配も数多く寄せられた。
そこで今回は特にお悩みの多かった……の2つについて皆さんと一緒に考えていく。
じゃまず伺いますが友達とのLINEについて保護者としては不安を感じてますとお思いの方ちょっと手を挙げて頂いていいですかね。
ほぼ全員の皆様不安を抱えていらっしゃるという事ですけども。
ほんとだ〜!今気が付いたみたいに。
どんなお悩みが?うちは今年中1なんですけども…学校全体の100名近いLINEのグループとかもありまして…本当は行きたくないんだけど断れなくなったりっていう事は皆さんありますかね?気を遣っちゃってんだ友達にね。
断るとまたなんかその次の日学校でとか…。
それがそのLINE外しみたいないじめに発展したりとか平気で言ってるよね「死ね」とかね。
嫌な発言をするとすぐ外されたりとかってするんですよね。
ダイヤモンドさんの親子関係うまくいってるから言ってくれたんでうまくいってないと見えないところで親も子どもが苦しんじゃったりね。
その学年LINEだとかねリアルな生活では嫌われてるかも分かんないのにLINEの世界ではボスができるわけですよ。
だから教師だって介入のしようがないわけですよ。
中学校でこれからどんな生活始まるのかなと思ってるのになんか見えない世界が始まっちゃうなんて僕ら経験してない事ですもんね。
やっぱり時間っていうのも結構長いなと感じてらっしゃいます?
(夕顔)長い!ずっと見てます。
全然流れてる。
だってグループなんて例えば100人とかいたら100人がひと言言っただけでどんだけの会話の量になるっていう事ですよね。
今返さないとならないからっていう感じでずっとやってるんで切れたなって思った時に「ちょっとやめな!」とか閉じちゃって。
お母さんまで大変じゃない。
LINEに縛られて。
何話してたってすぐこれが鳴ったら見るし。
「とりつかれてる」いい表現ね。
夕顔さんのお子さんがどんなふうにLINEを使ってるのか取材をちょっとさせて頂きました。
こちらをご覧頂きましょう!夕顔さんの長女さくらさんはスマホ次女のあかねさんは携帯型音楽プレーヤーを自宅限定で使って暇さえあればLINEを楽しんでいる。
番組を見ながらLINEで友達と感想を送り合い一緒に楽しむ事こそが大切なのだという。
友達との時間が大切だとはいうけれど…深夜までLINEを続け…そんな時は即スマホを…ねえねえあかねさん一体何をそんなに話したいの?「うぃーうぃー」言い合う事で特別な仲間意識を感じられるんだとか。
同じアニメが好きな友達と学校ではなかなか出会えずにいたが…同じものが好きな者同士深い感想を言い合って盛り上がりついつい夜中まで話し込んでしまうという。
ちなみに夜の…会話の内容はその友達と2人だけの大切なものだからという事でNGでした。
でも子どもたちというのは共有したいという気持ち強く抱いているのかなという印象も受けました。
やっぱり友達とつながりたい。
そうですよね。
でも自分たちもそうじゃなかったですか。
学校でたくさん話すんだけどうち帰ってきても電話で話して。
昔はほら電話代かかったから「そんなお金かかるからやめなさい」って言われたけど。
随分な手口。
なかなかじゃん。
よくほら女子の中学生なんかは手紙書いてたじゃない。
(れんげ)交換日記したり。
そうそう。
うん。
他律期っていう赤ちゃんとかね小学校の低学年ぐらいまではずっとほら親の言うとおり先生の言う事守るでしょ。
それが小学校5年ぐらいになってくると反発するようになって社会律っていうのでどこが大事かっていうと友達の社会。
そこでのルールで鍛えられていくでしょ。
そしてそれをくぐり抜けてから今度は青年期とかいうので自立していけるわけ。
だから一番中学生の時期なんかそこでつながってたいっていうのむちゃくちゃ強いからそこへ今LINEが入ってきたの。
絶好のツールなんですよ。
もうこれ以上強力なのないわけ。
だからはまっていく子はどんどんはまっちゃうわけ。
だから気持ちは分かんなくないんですよ。
LINEそのものを否定してない。
LINEはすごいほんとに革命的なものだと思ってるんですけどドローンとかだって結局新しいものができて規制は後からですよ。
LINEとかだって例えばトラブルがあった時とかに自分持ちで自分たちで解決しなさいっていうのは親として無責任だと私は思ってるのでだから介入するし文句も言う。
最初の頃はスマホを買う時にルール決めてたんですね。
言っても結局かえって反抗期なんで返ってくるからもう言えないんですよね。
(笑い)とんでもないですよ。
そんな事したら暴れちゃいますよきっと。
ほんとですか?私そこまでやってみようかしら。
ほんとにこんな感じで。
(笑い)成績が落ちたら取り上げようなんていうのはものすごく誰もが思うじゃない。
例えばお母さんが見てちょっとまずいなと思ったら取り上げっていうの夕顔さんもあったけど「それは親の判断じゃん」って言われたら反抗期になってくると本格的にモルモットさんが苦しんでるみたいに聞かなくなっちゃった時にもう困っちゃうんですよ。
だからルールで言えばね「LINEは9時までね」とか「9時半までね」とかね何時間じゃなくて時刻設定っていうの?何時まで!これでそしてうちのママ怖いのよというのでうちダメごめんねっていうのでみんなが知れ渡ればそれでいけるんです。
崩れたらまた戻す崩れたらまた戻すっていうこの作業ですか?そうだと思うしお互いに修正していっていいというようなルールも中に入ってると…。
例えば自分のベッドルームに持っていくと寝落ちなんかしててこれはまずいなと思ったらじゃあルールとしてねリビングに置いて部屋には持ち込まないようにしようというのを提案したいんだけどどうかとか言ってね。
そしたら娘さんの方がいやこういうふうにするから私はいいんじゃないかと思うとそこで話し合って合意すると。
だからやっぱり合意っていうのがすごく大事だと思う。
私は合意してるつもりなんだけど…合意できてないって事。
気になるのが勉強する時期ですからね。
勉強とのバランスっていうのはどうですか?うちだから1年の3学期の期末テストもうずっとスマホやってる勉強しなかったんですよ。
勉強しなかったっていうのはほんとに全然みたいな感じ?うん!子どもはそう言ってもやってるもんなんですけどね。
(笑い)今文科省もデータ出しておられるし脳科学の権威の先生なんかもデータ出してるんですけど……ぐらいでねやっていかないと子どもを守れないと思う。
きつい言い方。
なんか急に静かになっちゃった。
LINEに関するもう一つの大きなお悩みは…スマホ・ケータイを持っている子どものうちネットで知り合った人と実際に会った事があると回答したのはおよそ15人に1人の割合。
知り合うきっかけとして一番多いのがLINEだ。
全く会った事もないような人ともつながってしまうLINEについてなんですけどモルモットさんは随分知らない人とのLINEについて不安を抱いていらっしゃると。
そうですね。
小学校6年生の時だったんですけどもその時まだタブレットを使ってましてその時は見れたんですけど見たら…会話をしてるんですよ。
怖っ!それで「いくつ?」とか言ったら娘「22歳」とか言って。
相当ごまかしてるじゃない。
相当ごまかしてました。
「遊びに行く?」なんて誘われたの?誘われて。
そのころは私がブロックしてやり取りしないようにしましたけど。
でも今スマホにしてるから個人の。
全然見れないですよね。
だからほんとすごい心配ですね。
うちの娘は俳優さんが好きでチケットとかもね何月何日のチケットありますよみたいな。
でも知らない人じゃないですか。
「やだよどうやって受け取るのよ」結局「やめよう」って言って娘も「怖い」って言って。
怖いと思ってくれればね。
でも怖いっていうところを越えちゃうと欲しい方が強くなっちゃった時に怖いかなって。
夕顔さんは腕を組んでますけど。
絶対ダメ?じゃあどうして子どもたちは知らない人とつながりたいという思いになるのか今度はそのあたりを探っていきたいと思います。
ここで再び夕顔さんの長女さくらさんが登場。
夕顔家では…でもさくらさんは知らない人とつながる事も自分には必要だと主張する。
学校で「漫画研究会」に入ってはいるがさくらさんが一番好きな漫画の同じキャラクターを好きな子は学校にはいないのだという。
そのキャラクターへの熱い思いをLINEのファングループなどでとことん語り合いたいと思っているのだ。
知らない人たちとのLINEって実際どんな感じなの?「同じ趣味を持つ知らない人たち」とLINEを楽しんでいるという子にも話を聞いた。
忙しくも充実した高校生活を送っている。
そんなすーさんにとっての…先輩や友達に対するちょっとした愚痴や悩み。
うわさで広まるから学校の友達には話せない。
でも顔を知らないLINE上だけの相手にはそうした気遣いはいらない。
悩みを打ち明けるだけで楽になりまた明日頑張れる。
ちなみに…そんなすーさんがLINEでつながる中には大人もいる。
そのうちの一人はなんと!そうなんだ〜。
れんげさんでした。
ちなみにすーさんは会った事は?ないです。
顔は?知らないですけど…子どもとつながってあ役に立てたんだと思う事って何かありました?新学期で居場所がなくて本当に困っててどうしよう学校も行きたくないよって言ってる子がいたんでその時に一緒に声かけてみなとか隣の子から席に近くの子から声かけてみなとかいろいろアドバイスをしてみたりとか。
れんげさんだったらね。
ほんとれんげさんだったらうちの娘ともいいですよ。
実際ライブ会場とかに行った時に「一人だと心細いんです。
一緒にいてくれませんか?」とか言われた時に「おばさんですけどいいですか?」みたいに正直に言ったら「いいです」って言って開幕時間までは一緒にいてあげたりとか。
そういうすてきな出会いだったらすごいありがたいけど…危機感があればバランスが取れていればいいけど人対人なのでそこに温かいコミュニケーションが生まれる事はそれは分かるんですけど…。
つながりたいここの気持ちの背景なんですけども今れんげさんがおっしゃったように…それからさっきの22歳ってごまかしたみたいに冒険心とか。
そういう気持ちが背景にはみんな持っているわけ。
だからスポッとはまっちゃうのね。
いいところへはまればいいけどれんげさんのところみたいに。
そうじゃないのが結構あるんだから。
やっぱり僕原則としては知らない人とは関わらないっていうのは基本原則だと思うねそれは。
とりあえずLINEは知っている人目に見える人とだけつながっていると私は思い込んでいて自分がそうなので。
スマホを買い与える時に…たまたまちょっとLINEで見たい事があって自分のあげたものがどうやって子どものところに上がってるんだろうと思って単純に見ようと思ったら…最初に決めたんだから気付いた時「何でロックかかってるの?」って。
随分たちますね。
それはミスですよ。
…と僕は同じだと思う。
きつい言い方したらごめんね。
一年近く悩んでたのに。
皆さん…もうなくなってしまうという。
子どものLINEの中身が気になるチェックすべきかどうかは是非第2弾を。
大賛成。
第2弾やるっていうのは。
あのね今依存の事がね今回聞いてても非常に僕危険なギリギリのラインだなと思ったわけ。
全世界に今広がってるんですよ。
日本はそういう基準も作ってない。
だから国の対策も完全に遅れてるから。
是非第2弾やりましょう。
「ウワサの保護者会」はこれからも子育てにまつわるさまざまなテーマをお送りします。
お楽しみに!みんなの知恵が集まるホームページも必見!2015/06/25(木) 22:25〜22:50
NHKEテレ1大阪
ウワサの保護者会「親は心配!子どものLINE」[字]
「スマホ片手に寝落ち」「知らない人とつながることも不安」…子どものLINEに親の心配はつきない。そんな母たちが悩みを共有、LINEとの向き合い方を探る。
詳細情報
番組内容
「LINEイジメにあわないか?」「知らない人とつながって事件に巻き込まれないのか?」「スマホ片手に寝落ちして生活にも支障が…」などなど、子どものLINEに対して親の悩みは募るばかり。しかし、子どもたちには子どもたちの言い分があった!LINEで人とつながっていたい子どもの気持ちを理解しながら、尾木ママと共に、家庭でのルール作りやLINEとどう向き合っていけばいいかを探る。
出演者
【出演】教育評論家、法政大学教授…尾木直樹,【司会】高山哲哉,【語り】都さゆり
ジャンル :
趣味/教育 – 教育問題
バラエティ – トークバラエティ
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