超インテリクイズバトル「THE博学」夏の3時間スペシャル 2015.06.25


林修の挑戦状
まずは、全員にジェット機の問題
海の上を超高速で飛行するジェット機に起こった現象とは?
全体的にはBを選んだ人が多いが…
じゃあ、まず、堀江さんどうしてBと?僕は、ロケットとか実際、飛ばしてるんで。
林:開発されてましたよね。
堀江:はい。
この中で起こるとしたらBぐらいしか考えられないなっていう。
なんらかの条件が合って…。
そういう事じゃないですかね。
八木:さあ、そして、Cは坂東さんと山口さんなんですが。
本当に単純に、サッと行ったあとあまりに速いから見た…人間の網膜には最初のが残るのかなと思って。
八木:正解VTRを見てみましょう。
では、正解を見てみましょう
ジェット機が、徐々にスピードを上げてきました
という事で正解は、Bの丸い雲が出来る
これは水蒸気の円錐という意味の英語vaporconeと呼ばれる現象
超高速で飛行する機体では先端の空気が圧縮
その機体周りで急激に膨張する事で雲となって見えるんです
この現象は、湿度と気圧が高い場所で発生しやすく海の上で低空飛行をする航空ショーではよく見られるんだとか
八木:はい、正解はB。
お見事、正解した方には10ポイントずつ差し上げます。
堀江:これ、最初に答えるの結構、あれじゃないですか。
簡単だったからよかったけどさ。
八木:いえいえいえ、ねえ。
林:確かに最初の方が不利で。
八木:この10ポイントも獲得した事になりますけれど。
堀江:これ、10ポイントでかいですよ。
意外と。
八木:最終的に利いてくるかもしれません。
連覇を虎視眈々と狙うホリエモン
今夜は林修が選んだ最高難度の問題が続くが…
果たして、その結末とは?
それでは本日のルールを発表
皆さんには脱落者が出るサバイバル方式で計3ステージを戦って頂き最後に勝ち残った者が「THE博学」の称号と知の旅を獲得する事が出来ます
八木:林先生また今回もクセのある知識人が集合しましたよ。
林:毎回毎回、本当にすごい方が出てくださってありがたいですね。
八木:そうなんですよね。
そして、この方たちで博学を争うんですけれども。
林:今日は、ちょっとね本当、東大出身の方が4名と若干多い…。
林:もう、お体の方はよろしいんですか?舛添:頭は全然変わってません。
体はちょっと人工関節に換えただけです。
痛みがなくなりましたからね。
頭はクリアです。
ただ、解答出来るかどうかは問題次第。
林:これ、堀江さん今週『Qさま!!』で優勝されて2冠がかかってますけどいかがですか?堀江:そういう話ですか?そういう話ですか?全然、だってタイプ違うじゃないですか。
八木:クイズ道場破りみたいな。
趣味になってます?自信が…。
林:もう、みなぎってますね。
八木:ちょっと、どうですかね。
ちなみに、前回の『博学』ではホリエモンと言語学者、金田一秀穂が同点優勝を果たした
今夜は2人の動向にも注目しよう
林:それでは早速参りましょう。
ファーストステージプロフェッショナル試験。
八木:ファーストステージは解答は1人ずつ20秒以内に説明しながら口頭でお答え頂きます。
正解なら10ポイント獲得不正解なら席が移動して次の方に解答権が移るんですが同様に繰り返して1問につき3人目の方も不正解になってしまった場合にはその問題は、そこで終わりという事になります。
まずは2連覇を目指すホリエモン
林修が用意したのはホリエモンが不得意と思われる日本史の問題
果たして、正解なるか?
林:問題はこちら。
八木:ご覧ください。
世の中には、こんな本がある
林:続いては、この本です。
八木:戦国武将や忍者や徳川将軍など当時の日本人の植物知識はすごかった。
農学博士の著者が教える驚きの日本史から出題です。
この本の中で、江戸時代の日本の食文化についての記述が
寿司、天ぷら、そばなど江戸時代、庶民は様々な料理を食していたとされています
そんな中、武士はある食べ物を食べなかったと本には書かれています
それは…
それには3つの理由がありました
ここで、問題
林:江戸時代、武士がキュウリを食べなかった理由とは一体なんでしょうか?説明しながら20秒以内にお答えください。
どうぞ。
うわー、これ、わかんねえ。
ええと、江戸時代の武士は…。
なんだろうな?武士らしい理由でしょ?ええ…。
うーん。
キュウリ、食べ過ぎるとおしっこがたくさん出るからとか?林:よろしいですか?堀江:はい。
もう、わかんない。
林:なるほど。
キュウリを食べ過ぎると尿が増えてしまう。
堀江:それでお願いします。
それでは、果たして?ああ、違うよなあ。
八木:でも、なんかねお腹が冷えそうな感じとかはありますよね。
キュウリね、ウリ系でね。
堀江:これ、ちょっと難しい。
自分の言葉で説明出来てこそ博学。
続いては…
現職東京都知事、舛添要一
ホリエモンが失敗したこの問題果たして正解なるか?
色が悪いんじゃないかな?林:色?なるほど、なるほど。
色が、どんなふうに?まあ、お腹を壊したらいけないからでしょう。
林:わかりました。
お腹を壊すといけないから。
舛添:生ものだっていう事で。
煮て食べられないから。
林:生でしか食べられないのでお腹を壊してはいけない。
はい、承りました。
果たして?八木:同じ気持ちでしたからねそのまんまで。
ベストセラー『女性の品格』著者昭和女子大学学長坂東眞理子の答えは…
すごく実ると種が出来るけれども普通、青い食べる時は種がないから、子孫が断絶するっていうのはどうかな?武士にとっては家が続くっていうのがとっても大事だから。
でも、全く当てずっぽうです。
根拠なし。
林:確かに、武士にとっては仰ったとおりです。
跡継ぎが生まれるかどうかこれ一番大事な事ですから。
黄色くなれば種が出てくるけど青いうちはないでしょ?林:まあ、ないというかはっきり見えないと。
林:果たして?八木:うーん、ここでこの問題は終わりなんですけど。
林:どなたかいらっしゃいませんか?切ったら葵の御紋になるからとかそういうわけじゃ…。
林:そういう事ですよ。
堀江:やっぱり!ちくしょう!八木:それでは正解VTR、見てみましょう。
堀江:今、思いついたぜ。
それ、なんか、どっかで聞いた事あった。
しまった。
まずは、こちら
キュウリを輪切りにしてみると…
断面の切り口が3つに分かれているように見えます
この3つに分かれているのが時の権力者徳川家の家紋である三つ葉葵に似ている事から武士たちは恐れ多くてキュウリを食べなかったといいます
ちなみに、葵の御紋とは本来、京都の賀茂神社の御神紋で賀茂神社を徳川家の先祖が崇拝した事から葵の紋を使用したと伝えられています
この他にも江戸時代の武士たちは縁起を担いだり迷信を信じる事が多かったようでキュウリ以外にもマグロは食べませんでした
マグロは当時「シビ」と呼ばれておりシビという言葉が「死ぬ日」を連想させ戦場で命のやり取りをする武士にはゲン担ぎから敬遠されたそうです
八木:という事だったんですね。
堀江:悔しい。
八木:堀江さん、もったいない。
堀江:いや、ここで「種」って言われて思いついたんですよ。
断面イメージしたら、あ、葵だ!と思って、あー!みたいな。
林:これ、こういう事言うと怒られます。
これ簡単な問題だと思ってました…。
堀江:だけど、確かに、ちょっとひねったら出来ましたよね。
八木:本をね、気にすればという事で。
連覇を狙うホリエモンを含めいきなり3人が大苦戦!
今夜は波乱の予感
続いての解答者は金田一秀穂
林修が用意したのは言語学者に想像力を問う問題だ
世の中には、こんな本がある
大英博物館展の公式カタログ
『100のモノが語る世界の歴史』
この194ページを見てみると様々な缶バッジの写真が載っています
缶バッジといえば、現代ではファッションアイテムとして様々なシーンで目にしますが実は、意外とその歴史は古いのです
缶バッジが最初に製造されたのは19世紀中頃のアメリカだそうです
缶バッジは簡単に身につける事ができ大量生産出来る事からヒットしたそうですがそれには、アメリカならではのあるきっかけがあったそうです
ここで、問題
八木:19世紀中頃、アメリカで缶バッジが広まったのですが一体、何がきっかけとなって流行したのでしょうか?金田一さん説明しながらお答えください。
金田一:19世紀中頃でしょ?すると南北戦争だよね、きっと。
だから、南北戦争がきっかけで流行しました。
林:なるほど。
きっかけは南北戦争?北軍と南軍が区別がつかないじゃないですか。
だから、その区別をつけたい。
林:なるほど。
南北戦争で敵と味方の区別をはっきりするためと。
果たして?小島:違うの?八木:違いましたね。
小島:違うの?堀江:なんか、わかる気がした。
続いての解答はオーストラリア在住、小島慶子
果たして、正解なるか?
小島:じゃあね車の免許持ってる人が…。
ちょっと、当時としてはセレブっぽいじゃない?車持ってる人って、そんな今ほどいっぱいいなかっただろうし。
あと、一応ね免許持ってますよ、みたいな事で車の免許持ってる人が目印でつけた。
林:なるほど。
承りました。
果たして?八木:今日、難しいですね問題ね。
林:多分、当時、まだ免許なかったでしょうね。
東大出身のジャーナリスト萩谷順
アメリカの歴史正解出来るか?
萩谷:19世紀の中頃っていうと西部開拓の時代なんですよね。
食べ物に関係があるんじゃないかと。
で、缶詰ってのは、あれ19世紀の初め前後に出来て開けた缶の蓋とかそういうものが残ってるのでそれに利用しようっていうんで作った。
林:なるほど。
缶詰の再利用みたいな形で。
八木:どなたかわかる方?林:缶詰、意外と歴史古くて。
堀江:仮説ですけどいいですか?林:どうぞ。
堀江:たまたま、つけてた人が弾が当たった時に助かったとかそんなんじゃない?八木:そういう縁起みたいな?堀江:そういう事件があったとかそういうのじゃないんですか?林:…ではないですね。
中山:あれじゃないですか?PRでつけたんじゃないですか?八木:どんなPR?中山:例えば、日本だったらかつて、アイドルとか好きな人がやったじゃないですか。
アメリカとかは、選挙とかそういうので使ったんじゃない?八木:正解が出ましたけどVTR見てみましょう。
支持者は候補者の缶バッジを身につけて応援する事で一体感が生まれ国政への参加意識が高まる事から選挙活動に欠かせないアイテムとなりました
その後も大統領選挙の度に様々な缶バッジが生まれ…
例えば、こちらはジョン・F・ケネディの缶バッジ
こちらはアイゼンハワーの缶バッジ
そして、現在のオバマ大統領の缶バッジまで
缶バッジはアメリカ大統領選挙の歴史を表す貴重な資料でもあるのです
知識人が苦戦した難問だが中山秀征は正解を導き出した
この発想力も博学には必要なのだ
小島:堀江さん作らなかったの?缶バッジ。
出た時。
堀江:日本では、公職選挙法には引っかかりそうじゃないですか?舛添:人に配ったりすると商品と見なされればダメです。
堀江:あれ、多分なんか見なされると思いますよ。
八木:そうですよね。
コレクターもいるでしょうしね。
今夜は、林修が用意した最高難度の問題ばかり
続いてはデーモン閣下が読んでないこんなジャンルの本から出題
世の中には、こんな本がある
現職東京都知事、舛添要一が就任後初めて書き下ろした本から出題
その98ページを開いてみると首都の防災力の問題を取り上げています
大地震など緊急事態が発生した場合ヘリコプターなどで駆けつけられるよう公園や校庭だけでなく幅の広い道路も必要だと都知事は考えています
また、もしもの時に備え普段私たちが町中で目にしているあるもの全体を地中に埋める構想も抱いているといいます
ここで、問題
林修からの挑戦状
難問を自分の言葉で説明せよ!
林:震災が起きた時被害を抑えるために地中に埋めた方がよいと考えているものは一体なんでしょうか?お答えください。
細かい路地とかに緊急自動車が速やかに入っていけるように電柱を地中に埋める。
林:なるほど。
お答えは電柱であると?はい。
林:はい。
それでは、果たして?あ〜!八木:これは見事に正解でした。
都知事になれるかな?舛添:大丈夫ですね。
萩谷:電柱じゃなくて電線じゃないの?坂東:電線の方が危ないでしょ?舛添:ねえ、まあ…電柱で、電柱電線だから。
八木:これは実現するのはなかなか難しいんですか?いや、あのね、もう都心ではほとんど実現してますので。
2020年のオリンピックパラリンピック大会までにはほぼ9割方いけそうです。
ただ、多摩とか郊外はまだ別ですよ。
23区の中心部はほとんどもう無電柱化してます。
坂東:大きな導管の中に入れるんですか?舛添:そうです、そうです。
坂東:すでにある水道とかガスとか…?舛添:色んな工夫はありますけど。
だから、電線切れたりとか電柱が倒れてそれが車の移動を邪魔する。
電柱、倒れちゃうと車、行けなくなりますね。
そういう両方の事を考えて無電柱化…。
それが、景観も非常にきれいに見えますんで。
現在ある電柱を地下に埋める事で震災時の倒壊を防ぎ2020年に行われる東京オリンピックに向けて景観の面でも向上させたいという構想があるようです
という事で正解は、電柱でした
このファーストステージデーモン閣下が見事、初正解
連覇を狙うホリエモンにプレッシャーをかけるか?
続いての解答者は…
現在活躍中のジャーナリスト津田大介
林修が彼に用意したのはこの人物の本から
世の中には、こんな本がある
すいません、僕の本で。
失礼しました。
堀江貴文が、これからのビジネスについて考えた『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』
その112ページには人気たこ焼きチェーン店築地銀だこについての記述が
築地銀だこといえば最後に表面を油で揚げる手法で皮はパリッと、中はトロッとした食感が人気のお店
たこ焼きの種類が多い事も人気の1つですが…
実はついつい買ってしまうのには味や見た目以外に巧妙な仕掛けがあるといいます
それはお客さんの購買意欲を促すためたこ焼き器のそばにあるものを取り付けているお店もあるそうなのですが…
ここで、問題
八木:築地銀だこが、お客さんの購買意欲をそそるためにたこ焼き器のそばに取り付けているものとは一体なんでしょうか?八木:築地銀だこが、お客さんの購買意欲をそそるためにたこ焼き器のそばに取り付けているものとは一体なんでしょうか?津田さん、説明しながら20秒以内にお答えください。
これ、あれですかね?においを充満させてそれで買いたいって思うように。
風を送る送風機みたいなものとかですかね?林:なるほど。
お答えは、端的に言うと送風機であると。
津田:はい。
林:それでは、果たして?八木:においも重要ですけどね。
アイデアだとは思いますよね。
クイズ番組の司会多数
発想力に自信のある中山秀征の答えは?
八木:中山さん、お願いします。
中山:はい。
大事なのはそういうにおいとかここの状況ですよね大事なのは。
それを、みんなに広めたいって事じゃないですか。
っていう事はにおいじゃないって事は音ですよね。
だとしたら、スピーカーとか。
そういうので、この音を拾わせたんじゃないかな?大きい音にした。
違う…。
わかんない。
えー、いわゆる、この音を…。
スピーカーにとる。
マイクを置く。
スピーカーやマイクを使って音を大きく出した。
林:なるほど。
スピーカーやマイクを使って音を大きく出した。
果たして?中山:おお〜!八木:お見事、正解!中山さん!正解VTR、見てみましょう。
中山:においが違ったんだ。
料理によっては味や見た目と同じように音も食欲をそそる重要な要素
例えば、中華料理のおこげあんかけの場合…
いかがですか?食欲をそそられませんか?
料理に秘められた音という魅力に注目した銀だこは油で揚げるという自らの特徴を生かしジューシーな音を店の前を通る客に聞かせる事で購買意欲を促す店舗もあるそうです
八木:はい、正解は、マイク。
中山さん10ポイント獲得となります。
林:これは、もう少し詳しく説明して頂けますか?堀江:だから、普通に普通の考えだと元々、ジュージュー言ってるわけだから油、たっぷりなんで。
これでいいだろうと思うんですけど。
それだと、やっぱりザワザワした繁華街の中とかでは音が、やっぱり聞こえてこないんですよね。
だから、要はそれこそ、においも同じでにおいはどっちかっていうと焼き鳥屋さんとかうなぎ屋さんとかは昔から…。
八木:うちわでパタパタやってますよね。
堀江:音にまで注目したってのは割と最近の…。
要は、銀だこが結構、うまくいったのは結構、この意味もあると思って。
これ、すごいですねみたいな話を。
林:今、堀江さん仰ったように現代、そういう音に対する工夫っていうのが新たに広がってると。
堀江:そうですね。
現代社会は騒音が多いんで。
今夜のダークホース中山秀征
ここまで連続正解はデーモン閣下と2人のみ
ホリエモンの2連覇を阻止出来るか?
続いては作家、山口恵以子
林修が用意したのは専門外のアメリカの文化の問題
世の中には、こんな本がある
林:この本です。
八木:アメリカの政治経済の裏側など教科書には載っていないアメリカのリアルな姿を知る事が出来る人気コラムから出題。
その73ページを開いてみると…
腰下でズボンをはくいわゆる、腰パンの事について書かれています
ダボダボのズボンを腰下ではくファッションは若者たちに人気ですが…
これは元々アメリカの囚人の様子をまねたといわれています
しかし、囚人のズボンがずり下がってしまう事にはある理由があったそうです
ここで、問題
林:アメリカの刑務所から生まれたとされる腰パン。
ズボンが下がるやむを得ない事情とはなんでしょうか?説明しながら、お願いします。
えっと、刑務所内で自殺をされては困るのでヒモではなくて緩いゴムを使ってるからそれで下がっちゃうんじゃないかと。
林:なるほど。
自殺防止のために普通、しっかりズボンを止めるようなものは使っていないと。
メインは要するに自殺防止でよろしいですね?わかりました。
それでは、果たして?八木:お見事、正解です。
VTR、見てみましょう。
刑務所内では自ら命を絶つという事を起こさせないためベルトの使用は禁じられていたのです
ちなみに、アメリカでは州によっても違いますが腰パンを禁止し罰金や禁固刑を課す条例もあるようです
八木:ちなみにベルトは自殺の目的以外にも凶器になる可能性もあるという事でダボダボの状態で、みんなはいていたという事なんですね。
金田一:日本でもそうなんですか?堀江:日本でもそうです日本でもそうです。
いや、だから僕はわかってたんです、答えは。
ここで1周目が終了し得点は、ご覧のとおり
林修が用意した難問に苦戦が続くが…
果たして、ナンバー1博学に選ばれるのは誰なのか?
続いては2連覇を目指すホリエモン
林修はまたまた堀江が苦手とする歴史問題を用意
世の中には、こんな本がある
林:この本からの出題です。
八木:和食の原点は江戸にあり。
江戸っ子の食事情や地方特有の食文化など江戸時代の食と暮らしを解説する1冊。
その66ページには当時の酒造りに関する記述が…
江戸時代の酒造りは現在とは違い全て手作業だったため大変な作業でした
特に大変だったのは日本酒のもととなるもろみ仕込み
アルコール発酵が進むよう木のかくはん棒で何段階にも分けて長時間かき混ぜなければなりませんでした
そして、酒造りの作業の時欠かせなかったのが職人さんが一緒に歌う歌
歌を歌う事には眠気覚ましや動きが揃いやすくなる事以外にある理由があったと言われているのですが…
ここで、問題
八木:江戸時代酒造りの工程で職人さんたちが歌を歌っていた理由とはなんでしょう?説明しながら、堀江さん20秒以内にお答えください。
堀江:すげえ難しい問題きますね僕のところだけ。
ええと、僕が考える理由はリズムというかメロディーがうまいこと酵母菌を働かせるのにすごくいい影響を与えるんじゃないかなっていうふうに思ったんですけどどうでしょうか?林:そのメロディーが酵母に対して…。
堀江:メロディーっていうかまあ、そうですね音楽が、酵母菌が発酵するのにすごく…。
その発酵を促すんじゃないかなと。
林:わかりました。
音楽が発酵を促す。
果たして?堀江:いやー、ダメか。
林:確かに難しいですね。
八木:植物みたいにね音を聴かせると、ねえいい働きとかね植物だったらありますけど。
現職東京都知事、舛添要一
歴史を問われるこの難問どう攻略するのか?
歌を歌うとですねパッと唾が飛びますね。
人間の唾っていうのが発酵を促す。
林:なるほど。
発酵を促す。
舛添:それが飛んでいく。
林:わかりました。
という事ですね。
それでは、果たして?八木:あー、残念でした。
それじゃなくてよかった。
あんまり飛んでたら…。
林:味が変わっちゃいますね。
都知事も間違えたこの問題
ベストセラー『女性の品格』著者、坂東眞理子の答えは…
かなりの重労働だからその疲れを癒やすためっていうのもあるかな?林:なるほど。
疲れを癒やすため。
わかりました。
では、お答え頂きました疲れを癒やすため。
果たして?八木:わかる方…。
林:どうぞ、デーモン閣下。
閣下:部屋の中の気温とか湿度を一定というか上げておくため。
林:っていう理由でもないですね。
八木:津田さんはいかがですか?津田:タイマー代わりかなと思ったんですけど。
歌を歌ったら歌って時間があれなので。
林:なるほど。
八木:ああ、尺が決まって。
さあ、どうなんでしょうか?VTR、ご覧頂きましょう。
この産業は古い産業でして当然、その…。
ちなみに、様々な工程で職人さんの熟練した時間感覚が必要不可欠だった当時「この歌を何回繰り返したらこの作業は終わり」という形で工程によって決められていたそうです
八木:いや、難しかったですね「時計の代わり」が正解でした。
津田さんね。
林:お見事でしたね。
八木:お見事でした。
津田:なかなか難しいですね。
八木:ねえ。
堀江:なんかね、難しいのがねどんどん来ますね。
林:今のは難しいですね。
連覇を狙うホリエモン大苦戦
林修が選んだ難問の前に手も足も出ないのか?
そして、続いての解答者は金田一秀穂
林修が用意したのは言語学者に動物の問題だ
世の中には、こんな本がある
林:この本からの出題です。
八木:動物園の謎を徹底解明。
3万人にアンケートを実施して集まった動物園の疑問に科学的視点でズバリ答えた一冊。
その130ページには私たちがよく知る動物の意外な生態が書かれていました
水族館で大人気のペンギンやショーで、お客さんの大歓声を浴びるアシカ
これら海の生き物たちの主食は魚
その食べ方をよく見てみると何か気づく事はありませんか?
林:丸飲み?林:器用だな…。
八木:うん。
どれも、魚を頭から飲み込んでいるんです
萩谷:頭からね。
小島:うん。
尻尾から与えてみても…
小島:器用。
林:上手だなあ。
このように、くわえ直し頭から飲み込んでいます
これには、ある理由があるというのですが…
ここで、問題
林:ペンギンやアシカが魚を頭から飲み込む理由とはなんでしょうか?説明しながら20秒以内にお答えください。
金田一:これは、推測ですかね?それともそういう事実があるのかな。
尾びれが喉に引っかかるから。
林:なるほど。
尾びれが喉に引っかかるから。
金田一:頭だったら飲み込みやすいというか。
林:はい、という事で飲み込みやすいから。
果たして?八木:お見事、正解です。
正解VTR見てみましょう。
魚のウロコは頭から尻尾の方向にヒレも頭から尻尾に向かってこのように閉じます
そのため、尻尾から飲み込むとウロコやヒレが引っかかってしまうためこのように頭から飲み込んでいたんです
八木:金田一さん、10ポイント獲得です。
正解です。
林:現実には、尾びれだけではないんですけれども飲み込みやすいって事を仰ったんで正解です。
八木:そうですねウロコもという事で…。
前回、ホリエモンと同点優勝した金田一秀穂
林修が選んだ難問を見事攻略した
そして、続いての問題は明治時代の女性が水着の上に付けて泳ぎやすくしていたものを問う問題
これは、小島慶子が見事クリア
しかし、続いての問題は3人連続で不正解となり…
まだまだ勝負は混戦模様
ここからは即答が必要な一問一答ブロック
知識人たちの瞬発力も試されるこんな問題
八木:さあ、それではここからは、ちょっと問題のスタイルを変えましてショート博学に参りたいと思います。
お一人ずつに私が口頭で出題しまして厳密に20秒で解答して頂くという事になります。
このショート博学はその人にちなんだ問題を用意
ここは全員正解したいところ。
テレビの前の皆さんも脳の瞬発力が試される問題に挑戦してみてください
まずは、中山秀征に江戸時代のシャレの問題
林:現代日本人が身につけたい人間関係を円滑にする温かく美しい日本語を紹介する一冊からの出題です。
八木:江戸時代には、様々な言葉あそびが流行りました。
人の性格を人名になぞらえて表現するシャレも、その1つ。
例えば、石部金吉といえば硬い石と金に例えて融通がきかない人の事。
骨皮筋右衛門といえば体が骨と皮だけの非常に痩せた人の事。
さあ、では、これはどういった人の事を表すでしょうか?中山さん、お答えください。
中山:え?え?飯田?いいだ…さない。
いいださない…。
林修からの挑戦状
難問を自分の言葉で説明せよ!
八木:さあ、では、これはどういった人の事を表すでしょうか?中山さん、お答えください。
中山:え?え?飯田?いいだ…さない。
いいださない…。
どんな人か?林:残り10秒です。
中山:「いいださない」からおとなしい人。
八木:正解でした。
林:ギリギリで。
八木:なかなか発言しない人っていう…。
堀江:音読みをした事が勝因ですよね。
「いいださない」って言ったのが完璧でしたね。
八木:そこがポイントでしたね。
中山:ありがとうございます。
作家、山口恵以子に時事問題
林:謎に満ちた地下開発の最前線を大公開した『みんなが知りたい地下の秘密』からの出題です。
八木:日本全国には使用されなくなった地下空洞や廃トンネルが多数存在しその空間を有効活用している場所もあります。
例えば、栃木県にある大谷石地下採掘場跡。
現在は、資料館として一般公開されていますが音の反響効果を利用しコンサート会場や結婚式場としても使われています。
それでは、ここからが問題です。
こちらは山梨県にある旧深沢トンネル。
ここでは、1年を通してトンネル内の気温や湿度がほぼ一定に保たれている環境をある事に利用しています。
一体何に利用しているのでしょうか?山口:えっと…一定なので、お酒を造るとか何か貯蔵するとか、倉庫。
林:お酒の倉庫。
八木:あと10秒の間にどうぞ。
山口:酒蔵。
八木:正解。
正解は、ワインセラーという事でまあ、酒蔵ですね。
林:山梨県というのもねヒントになりましたね。
八木:そうですね。
こういった地下空間の活用は行政も取り組んでいて世田谷区や江戸川区では自転車を地下へ収容する地下機械式駐輪場を作ったりして違法駐輪が多かったのが減少したそうで…。
林:都知事うなずいてらっしゃいますが…。
舛添:今、それを色んなところでやってます。
八木:どんどん進んでいる感じなんですね。
堀江:結構コンパクトに出来るやつあるんですよね、今。
ホリエモンに、お金の問題
林:20万部突破のベストセラー『池上彰のお金の学校』からの出題です。
八木:現在の貨幣の起源は中国でお金の代わりに使われていたあるものだといわれています。
一体なんでしょうか?堀江:これでいいのかな?貝殻。
八木:お見事、正解です。
ご存じでした?だって、漢字に使われてるから。
もう出ちゃいましたけど…。
八木:そうなんですね。
今、ご覧頂いているように貴重品の貴とか貨幣の貨買う、貧しい、賄賂などお金にまつわる漢字には貝の字が使われている。
それが名残という事なんですね。
子安貝という珍しい貝が…。
舛添都知事に歴史の問題
八木:品質などが保証されている事を意味するお墨付き。
実は、室町・江戸時代から使われている言葉なんですがこの「お墨」とは元々どんなものの事でしょうか?
林修からの挑戦状
難問を自分の言葉で説明せよ!
八木:品質などが保証されている事を意味するお墨付き。
実は、室町・江戸時代から使われている言葉なんですがこの「お墨」とは元々どんなものの事でしょうか?お答えください。
舛添:商品の名前を要するに…筆で書いたんじゃないかっていう。
林:商品の名前を書いた。
舛添:名前っていうか保証書みたいなものじゃないですか?八木:正解。
保証する。
林:本当は、誰がってところまで伺いたかったんですが、一応保証と言ってましたので正解と。
八木:いう事ですね。
将軍や大名の署名という事になりますんでそれをお墨付き、お墨と言う。
林:現代だったら舛添さんが…。
舛添:都知事がサインするという…。
家庭と仕事を両立する坂東に生活に関する問題
林:地元で頑張る企業や新しいビジネスモデルなどを取り上げた雑誌『コロンブス』からの出題です。
八木:スーパーやコンビニの買い物で、よく目にするレジ袋。
素材や大きさなど様々な種類があります。
現在開発中のこちらの最新型レジ袋は袋の構造を変える事でテスト中の店舗のお客さんから大好評を得る事が出来ました。
ここで、問題。
このレジ袋が従来のレジ袋と違う点はなんでしょう?坂東:まあ、全然知らない。
わかりませんね。
形を変える。
今まではこうだったのが…。
じゃあ三角形にするんですかね。
重さを分散するように。
林:はい?坂東:三角形に…。
重さが分散出来るように。
今までは、下に重いのはずっと、きたけれどもこういう斜めの形で持つようにすれば、重さが…。
林:重さを分散させる。
坂東:はい。
八木:ああ、残念でした。
正解はこちらです。
中身が傾かない。
底が平たいため中身が傾かないようにしたという事なんですね。
林:この写真をよく見て頂ければ…。
でも、難しかったですかね。
八木:ねえ。
ちょうど、これはお弁当を置くと、底が平たく安定する作りにしたという事なんですね。
言語学者に歴史の問題
八木:江戸時代遊女の浮世絵にはあるものを持った姿が多く描かれてるのですが遊女が客を引き止めるためにも使っていたという当時ならではの、あるものとは一体なんでしょうか?金田一:なんか、わかりそうな気がするんだけどな。
知ってたような気がするんだけどな。
煙管。
林:煙管。
八木:お見事です。
煙管という事で。
遊女たちは長い煙管を持ってる場合が多くて1mのものもあったそうなんですね。
それは、着物を焦がさないようにという理由もあったんですがお客さんの袖口に引っかけやすいという事で言われているんですね。
中山:荒っぽいキャッチだね。
八木:キュッとね。
林:あんなものに引っかけられたら失うもの大きそうですけどね。
八木:そうですよね。
このあとの4人の結果はご覧のとおり
ここで1周しショート博学が終了
八木:ずらずらっと。
小島:中山さん、全部正解。
萩谷:やっぱり出してる方だから。
中山:いやいやいや…。
林:中山さんパーフェクトです。
八木:今のところ。
中山:いやいや…。
でもね、頭のストックがねやっぱり、ちょっと違いますね。
ここまで全問正解の中山秀征
林修が用意したのは想像力を問われる、こんな問題
世の中には、こんな本がある
林:この本からです。
八木:ダイヤモンドや鉄や石炭など、人類の発展には地球の資源である鉱物との関わりが必要不可欠でした。
そんな『世界史を変えた50の鉱物』から出題です。
鉄についてのエピソードが書かれています
北極に近い世界最大の島グリーンランド
土地のほとんどが厚い氷と雪に覆われた島
ヨーロッパ人が上陸して驚いた事があります
鉄の原料である鉄鉱石を掘れる鉱山は当時、島のどこにもなかったにもかかわらずここに暮らしていた人々は鉄の道具や武器を作っていたのです
ここで、問題
八木:グリーンランドの人々はどこから鉄の原料を調達していたのでしょう?八木:中山さんお答えください。
中山:そうですね島ですよね。
中山:まあ、普通に考えたらでも、ここにあるもんだとしたら海でしょう、周り。
海。
海…。
こんなもんから鉄が出来るのかわかんないですけど、塩。
うーん…。
わからないですけどもそういう塩、塩が変形してとか。
塩が鉄…。
鉄は塩で、さびるよね。
八木:ハハ、それはそうですね。
林:さあ、そろそろ、お答え…。
中山:じゃあ、わかりました。
原料は塩。
塩が、なんらかの形で鉄になる。
林:端的に塩であると。
それが変形する。
中山:ダメですか?林:果たして?中山:ダメです。
八木:目力でダメですか?って。
八木:そうだといいですねって言いたい気持ちになりました。
松本清張賞作家、山口恵以子の答えは?
鉱山がなかったっていう事は砂鉄があったんじゃないですか?だから、砂鉄を使って鉄器を作ったんではないかと。
林:はい、承りました。
答えは砂鉄である。
果たして?堀江:よかった。
ごめんなさいよかったとか言っちゃった。
ごめんなさい。
山口さん怖くて。
さっき、囚人のパンツ答えられたから超悔しかったんですよ。
林:これは自信がおありだと?堀江:なんか、すごいこのなんか顔が、絶対答えを見つけたみたいな感じだったからよかった。
今回、連覇を狙うホリエモン
ここまでは、林修の難問に苦戦が続いているが果たして?
八木:さあ、そして堀江さん。
堀江:砂鉄だと思ったんですけど隕鉄ですね、これは。
八木:え?堀江:隕石、だから鉄で出来た隕石があるんでそれから作ってたんじゃないかなと思います。
林:答えは隕石であると。
堀江:だと思います。
林:では、果たして?堀江:よし!八木:お見事、正解です。
VTR、見てみましょう。
正解VTR、ご覧ください。
中山:塩じゃないか。
正解は、隕鉄
つまり、鉄を含んだ隕石
この写真はグリーンランドの隕石の一部
およそ1万年前に落ちたものでグリーランドの人々はこの隕石を削って鉄の原料としていたのです
八木:お見事、堀江さん10ポイント獲得となります。
林:隕鉄って言葉が出た事がすごいですよね。
堀江:あれ、日本でも刀とかに使われて…。
隕石で出来た刀ってあるんですよ。
そういうのがあったりとか。
閣下:何時代のですか?堀江:江戸時代とかですね。
昔から、すごい少ないんですけど何分の1かしかないんですけどそういうのが降り注いできたので作ったりとかもしてますし。
林:完全に堀江さんのゾーンの問題でしたね、これね。
堀江:ありがとうございます。
もう、なんかすごいわかられてるような感じがしたんで、こう、もう…。
八木:山口さんの雰囲気がね。
堀江:そうそう…。
八木:ここで新たな問題になっちゃうんじゃないかな…。
林:回ってこい、回ってこいと。
堀江:そうそうそう、もう。
前回の『博学』の覇者ホリエモン
林修の難問にもここはさすがの腕前といったところか
八木:続いての問題だったら答えられたでしょうか?続いての問題舛添さんに移ります。
林:次は、これでした。
舛添:難しいな。
八木:それでは、問題VTRご覧頂きましょう。
現職東京都知事舛添要一
ホリエモンの連覇を防ぐ意味でも次は間違えたくないところ
世の中には、こんな本がある
月刊『Newton』最新の科学情報から自然現象までわかりやすく解説してくれる科学雑誌
今年の5月号、有袋類の動物を特集をしています
有袋類とは、ご存じカンガルーのように育児嚢と呼ばれる袋を持つ仲間
お腹のポケットの中でかわいい子供を育てます
カンガルーは主に草原で群れを作って生活しますが同じ有袋類で巣穴でも過ごす動物もいます
それがこちらのウォンバット
オーストラリアにすみ、体長は70cmから1m30cm程度
このウォンバットにも子供を育てる袋がありますがある一点でカンガルーとは大きく違っています
実は、ウォンバットの袋の口は後ろ向きについているのです
カンガルーと比べてみるとこのとおり
子供の向きが逆さまです
お母さんの袋の中に子供がいる期間は6カ月から10カ月
その間、お母さんと子供はなかなか顔を合わせる事が出来ません
ここで、問題
ウォンバットの袋は、どうして後ろ向きなのでしょうか?説明しながら20秒以内にお答えください。
八木:舛添さん、どうぞ。
八木:こんなところにいるって知らなかったですね。
子供がね。
舛添:有袋類だったら二本足で、こう立ってるんでここに入れても地上との接触が非常に少ない。
だけど、こちら側の…このところへ出てるとこのウォンバットの歩き方とか生活空間から見たら安全のためにこっちの方が絶対いい。
林:安全ですか?舛添:安全っていうか生活の仕方っていうか。
林:生活の仕方歩き方という形でまとめてよろしいですかね?舛添:そんな感じでいいですよ。
林:穴ぐらの中での生活しやすさそういったものに適している。
それでは、果たして?
2人の子供を育て上げた坂東眞理子の答えは…
坂東:窒息しない。
前向きだったら、鼻が。
だから、後ろ向きで。
窒息を防ぐため。
林:窒息を防ぐ。
坂東:うん。
林:果たして?坂東:またまた0点。
あらま。
八木:難しい…。
前回、ホリエモンと同点優勝
言語学者金田一秀穂の答えは?
餌が食べやすいんじゃないかと思うんだ。
金田一:お尻からウンコが出て来るでしょ。
それをこうやって食べれるんじゃない?林:なるほど、なるほど。
八木:お母さんのね。
金田一:離乳食みたいにして。
林:草食動物だとよくある話…。
林:果たして?八木:これ、どなたかわかる方。
小島:はい。
林:はい、どうぞ。
小島:私はオーストラリアに住んでおります。
動物園でウォンバットも抱きました。
ウォンバットが暮らしてる穴ぐらをガラス越しにも見ました多分、こうやって進んでいく時にこっち向きに入ってたら穴が開いてたら泥が入っちゃうからだから、後ろ向きなんだと思うんですよね。
八木:オーストラリア在住がここで生きてきましたね。
あと1問あれば…。
小島:そう!八木:正解VTR見てみましょう。
ウォンバットは、もちろん自分で巣穴を掘ります
この時、もしもカンガルーのように袋が前向きについていたら子供が土まみれになってしまいます
なので、ウォンバットにとって子供を育てる袋は後ろ向きについている方が都合がよいのです
林:ちょっと厳しい判定なんですけど穴が開いてるところで暮らすっていうんじゃなく穴を掘る事時点っていうところを…。
舛添:泥がかからない。
八木:そうなんですねその時点ちょっと厳しかったんですけど。
林:要は、これ現代文で採点すると…。
キーワード採点でいうと「穴を掘る」がなかったらダメっていう判断なんです。
八木:そうなんですね。
堀江:ちょっと先生っぽい感じのね、解説ですね。
中山:キーワード採点って言うんですか?それ。
八木:5ポイントとかないですもんね。
林:これ、部分点ない…。
八木:部分点ないですね。
ちょっと残念でした。
林:でもねオーストラリアの問題を小島さんに出さないようにするところが公平ですね。
八木:そうですね。
オーストラリア在住の小島慶子
林修が彼女に用意したのは専門外の、ある発明を問う問題
世の中には、こんな本がある
林:この本からの出題です。
八木:新しいアイデアが世界を変える。
ヒット商品の誕生秘話や世紀の大発明をひらめいた瞬間など毎日の仕事に役立つ発想のヒントが詰まった一冊です。
その213ページにはジーンズについての記述が
ジーンズの誕生は1848年頃から始まったアメリカ・カリフォルニアのゴールドラッシュに由来します
金脈を探し当て一攫千金を狙う採掘者がアメリカ国内だけでなく海外からも殺到
およそ30万人もの人が集まった、ゴールドラッシュ
誰もが金に夢中になる中のちにジーンズを生み出すリーバイスの創業者リーバイ・ストラウスだけは他の人とは異なる部分に着目しこう思いました
そこで目をつけたのがズボン
従来のズボンは力仕事をするとすぐに破れてしまっていたそうです
リーバイ・ストラウスはその問題を解消するため世界を旅して集まってきた開拓者たちの、ある必需品から丈夫なズボンを作りました
そのズボンは開拓者たちにも好評だったのですが…
それでは、ここで、問題
リーバイ・ストラウスがズボンを作る材料に選んだ当時の開拓者たちが使用した丈夫な持ち物とは?
小島:デニムが何で出来ているかというと丈夫な綿で出来ている。
丈夫な綿で出来ていて誰もが持っているもの。
それはきっと…それはきっと破れては困るもの。
破れては困るものというのは何かを入れる…。
林:開拓者が持っていたものですよ。
小島:開拓者が持ってたんだからバッグとか…鞄!林:鞄。
やっとまとまりました。
八木:かしこまりました。
林:それでは、果たして?小島:違うの?八木:解答権が移ります。
林修の挑戦状
続く萩谷、そして、デーモンもこの問題は不正解
八木:他の方で何か…。
林:どなたか…。
開拓者です。
堀江:鉱石を入れてる頭陀袋じゃないの?林:袋系ではないんですよ。
小島:え?何系ではない?林:袋系ではないんです。
小島:袋系ではない?林:ですから、ナップと言おうがリュックと言おうが全部アウトです。
小島:違うの?開拓者、全員持ってるの?一人一人、全員持ってる?林:多分、持ってますね。
小島:マジか。
八木:持っていたであろうと…。
中山:テントとか?違うの?八木:正解VTRを見てみましょう。
リーバイ・ストラウスは当時、テント用の丈夫なキャンバス生地を加工し作業用の頑丈なズボンを開発
開拓者たちに売り出したところ大ヒットしたそうです
その後もリーバイ・ストラウスはズボンの耐久性を高めるための工夫を重ねおよそ20年後の1873年リベットという金具の補強も加えついにジーンズを誕生させました
これがリーバイスの始まりだったんですね
八木:アイデアマン。
林:どこにでも商売の種はあるんですね。
八木:思いつくのが上手な方もいるんですね。
知識人たちが連続不正解だがファッションに精通する中山は正解。
お見事
続いてはジャーナリスト津田大介
林修が用意したのは専門外の映画にまつわる問題
世の中には、こんな本がある
身近にある様々なもののルーツを教えてくれる『身近なモノ事始め事典』
その142ページにはローマの大人気観光スポット真実の口についての記述が
ギリシャ神話に出てくる海の神トリトンの顔を彫ったとされる、真実の口
皆さんも映画『ローマの休日』で見た事ありませんか?
オードリー・ヘプバーンが演じるアン王女がローマで知り合った新聞記者ジョーと恋に落ちる物語
その中のローマの街を案内するシーン
ジョー:あーっ!アン:キャーッ!アン:キャーッ!
この名シーンで、真実の口は一躍有名になりました
しかし、実は、これ古代ローマ時代オブジェではなく全く別の用途で使われていたと考えられています
それは現在でも、街でよく見かけるものなのですが…
ここで、問題
林:この真実の口古代ローマでは元々どんな事に使われていたのでしょうか?はい。
まあ、街で、どこでもあるんですよね、恐らく。
林:言ってましたね。
津田:だから、換気扇のような…換気扇とか通風口のようなもので使われてたんですかね。
林:換気扇、通風口。
まあ、そういう風が通るところという事で。
果たして?
芸能に精通する中山秀征の答えは?
だから、古代のローマだからまだ水道とかもなかっただろうし水を引いて…ジャグジーじゃないけどなんていうかライオンの口みたいな…。
八木:ここからバーッと。
中山:バーッみたいな。
林:水の噴出孔。
中山:噴出孔ですね。
林:水が出てくるところ。
中山:水が出てきて、そこから…くみに行ったというような事じゃないですかね。
堀江:俺、これだと思った。
八木:難しいですね。
堀江:これじゃないとしたらなんだろう?山口:あの…。
八木:はい、山口さん。
山口:ローマの公衆浴場のお湯が出る口。
林:お湯が出る口。
ローマの、そういう温泉が出るような…温かいものが出てくるところ…その口だと。
堀江:まあ、水ですよね多分、それは…。
八木:皆さん、かかってる状態を考えてるんですが…。
林:かけて使ってなかったかもしれないですよ。
八木:正解VTR見てみましょう。
古代ローマ時代は道が舗装され下水道も発達していたそう
そして、真実の口は実は、雨水が流れる下水道のマンホールの蓋だったんです
蓋に彫られた模様が怖そうなトリトンの顔であったので古代ローマ時代の遺物がうまく転用され真実の口という観光名所になったのです
林:これね、いい問題ですよ。
この、壁にかかってるっていう固定観念にとらわれるとなかなか…。
堀江:これ、でも決勝の問題でしょ。
これ、予選の問題じゃないですよマジで。
八木:まだねファーストステージですからね。
怖え、怖え!
林修が用意した難問に苦戦が続く、各界の知識人たち
ファーストステージも佳境
ここで、発想力を問われるこちらの問題
八木:それでは、続いてはちょっと問題の形式が変わります。
堀江:また変わるの?林:はい。
もう、これはこの番組の名物です。
あれか。
林:あれです。
萩谷:ん?堀江:あれだ…。
江戸時代庶民の間に広まった娯楽絵で見るなぞなぞ判じ絵からの出題です
この本には江戸時代に書かれた様々な浮世絵が載っておりおよそ500問ものなぞなぞが楽しめます
例えば、こちら
木に鈴がかかっていますが…
この鈴を音の響きリンと読んで、キリン
必ず、絵にヒントが隠されていますよ
続いて、こちら。
ヒントは地名
目が城についています
そして、この濁点がポイント
ここで皆さんにだけ、先に出題
林修からの挑戦状
難問を自分の言葉で説明せよ!
八木:判じ絵、参りましょう。
まずは堀江さんへの問題です。
こちら。
出題は、こちらの絵。
ヒントは魚です
では、ホリエモン、どうぞ
八木:ドン!堀江:えっと、脚、あじ、あじ。
八木:正解です。
堀江:やった。
八木:さあ、早かったです。
堀江:あー、よかった。
八木:さあ、続いて移りましょう。
舛添さんへの問題になります。
舛添:くだもの。
八木:くだものです。
舛添:しりん。
しす…。
林:いや、落ち着いて。
舛添:これ、鈴だっけ?よかね。
かねよ。
かねよ。
すず…。
よ…。
かね?くだもの?堀江:これ、さっきヒントがあったのに。
八木:舛添さん!これ、4つじゃないですよ。
林:5つある。
舛添:あ、そうか。
5つだ。
八木:5つだとすると?舛添:りんごだよ。
八木:そうりんごだったんです。
舛添:りんご。
八木:4つっていうところがね。
ちょっと4つと思い込んじゃった…。
舛添:5つだったんだ。
失礼しました。
八木:動物です。
坂東:カモ?これ、鵜?よう。
うよ?うよ、よし。
水?鵜、黒鵜。
うなぎ。
うなぎじゃないよね。
林:動物ですよ。
坂東:これ、なんなんだろう?カラスじゃないしアヒルじゃないし。
鵜ですよね?よう…。
八木:とても惜しかったですね。
林:鵜まで出てたのに。
坂東:うし。
八木:そう、うしだったんです。
林:今度は4羽だったんです。
八木:4は合ってたけど「し」って言って頂ければ。
うしでした。
さあ、金田一さんに移りましょう。
出題は、こちらの絵。
ヒントは花です
では、金田一さん、どうぞ
八木:花の名前ですね。
金田一:え〜。
まつで、く、でしょ?くき、きく。
八木:正解。
林:お見事。
最初、まつって出たからもうダメだと思ってたんですけど早かったですね、切り返しが。
金田一:そうそうそう。
まつ、く、く、まつ…花だからねで、くだ!と思って。
八木:地名です。
色々言って…。
小島:とつか。
八木:正解。
林:お見事。
八木:ととわかって頂いてとつか。
正解でした、お見事。
萩谷:はし…。
林:地名です。
萩谷:つはし、にはしふたつばし…はし、はしご…。
萩谷:はしご…。
う〜ん。
八木:地名です。
あーっ、残念。
小島:日本橋。
林:正解です。
八木:日本橋だったんです。
2本の橋で。
濁点がついているというとこで日本橋だったんですね。
途中ね、ちょっと近いところまでいってたんですけど、2本って。
閣下:くものす、きり、きり…くものす、きり…。
きりぎりす。
八木:正解。
林:お見事。
小島:きり、2本だったから。
閣下:2本あった。
八木:勢いもすごかったですけどきりぎりす!閣下:ひらめく瞬間が今ね見えたね。
八木:よく見ると濁点がね1本の方についてますが。
濁点がついていて、きりぎりすという事だったんです。
まずは視聴者の皆さんにだけ出題
津田:野菜、えっ?なんだ?これ。
えっ?林:野菜です。
八木:野菜の名前。
林:よく見てください。
八木:よく見てください。
津田:全然わかんないですね。
八木:うーんちょっと反対から見て…。
堀江:なんですか?閣下:ナス。
八木:砂の字が逆さまになってたんですね。
わかりづらかったかもしれません。
はい。
さあ、それでは続いての問題に参りましょう。
中山:あっ、わかりました。
大阪。
林:さすが。
やわらかいですね発想が。
もう、手がね。
中山:逆さま。
中山:砂のあとだけに。
八木:はい、正解です。
八木:さあ、それでは山口さんへの問題にいきましょう。
これは難問
山口さん、それではどうぞ!
山口:こおろぎ。
林:お見事!八木:早かったですね。
これ難しくなかった…?すぐ香炉だってわかりました?山口:これが香炉なんでこおろぎしかないと。
林:香炉って、わかった事がね。
八木:そうですよね。
堀江:ワードが出てこないですよね。
中山:茶釜かと思った。
八木:そうですよね。
茶釜とかね、色々なんか…。
なんだろうな?みたいな。
なんか足が生えてるような感じ…。
林:これが香炉ってわかるのが教養ですよね。
お見事。
八木:お見事。
正解です。
さあ、判じ絵は以上になりますかね。
ひと通り回りました。
というわけで、それではファーストステージプロフェッショナル試験は以上という事になりますね。
ここで激闘のファーストステージが終了
果たしてセカンドステージに進出する8名とは?
八木:それでは、ここで結果発表を行います。
セカンドステージに進めるのは得点上位8名の方になるという事になりますね。
それでは脱落する方を発表していきたいと思います。
林先生、お願いします。
林:誠に残念ながら脱落者1人目は坂東さんです。
坂東:ダメでした。
八木:今回は残念でした。
今回は、お疲れさまでした。
林:問題との噛み合わせがよくなかったですね。
坂東:全然ダメでした。
いえいえ、これも人生ですから。
八木:はい、そして2人目は…。
林:津田さんです。
津田:すごい考えさせられますねこれね。
あと、やっぱりなんか自分のわかるものに限って他の人にいくっていう。
八木:そういう悔しさね。
林:ただね、皆さんの専門分野はわかってるんでそこは、ちょっと外して出してますから。
八木:あえて、っていうねところもあるんですけどね。
林:堀江さん、金田一さん小島さん、デーモン閣下そして、中山さんが40点。
8名が次のステージに進みます。
八木:はい。
堀江:なんとか。
ファーストステージ得点上位は、ご覧の8人
果たして、ナンバー1博学の称号を手に入れるのは誰だ?
セカンドステージ上級博識バトル!八木:さあ、セカンドステージは8名の方に戦って頂きます。
林:という事は、2名の方が今あちらにいらっしゃるんですが。
八木:なんか、オレンジが似合ってらっしゃって、2人で。
カップルのような。
さあ、問題は難易度の高い上級問題で正解なら30ポイント獲得という事になります。
さらに難しくさせて頂きたいと思います。
林:では、最初の解答者は堀江さんです。
八木:問題はこちらです。
VTR、ご覧ください。
世の中には、こんな本がある
林:この本からです。
八木:お酒の歴史や保管方法さらには美味しい飲み方までお酒の知識が、ぐっと深くなるこちらの本から出題です。
281ページには日本酒を飲む時に使う、おちょこについて書かれています
ガラス製や陶器、漆器など材質から色合いまでそのデザインは様々
その中でも、底の部分に青い二重丸がデザインされているのをよく見ませんか?
これ、実はただのデザインではなくある人たちにとって非常に重要な役割を果たしているんです
ここで、問題
林:白いおちょこにある二重丸は一体、何をするために付けたのでしょうか?
林修からの挑戦状
難問を自分の言葉で説明せよ!
林:白いおちょこにある二重丸は一体、何をするために付けたのでしょうか?理由と一緒にお答えください。
堀江:めっちゃモヤッとしてます。
めちゃくちゃモヤッとしてるんですけど…。
多分、きき酒師が、なんか使ってるんだと思うんですよ。
これなんか、レンズの役割を酒が果たすんで透明度とか、そういうのを見るためのものという事なんじゃないかなと思います。
林:酒の鑑定士たちが酒を見る時に使うと。
堀江:はい。
林:果たして?八木:正解なんです。
お見事です。
正解VTR見てみましょう。
中山:すげえな。
品評会や酒蔵などでお酒のプロが濁りや透明度などを判定出来るようになっているんです
真っ白いおちょこにお酒を入れても色の比較がしづらいですね
しかしこのおちょこに入れれば一目瞭然
そして、この白い部分は色を見分けるのに役立ちます
中でも、10年以上熟成させた高級酒の色が、こちら
こんな色合いになるんですね
ちょっと飲みづらそうに見えますがとろみがあって、とってもまろやかなんだそうです
八木:お見事、堀江さん30ポイント獲得となります。
知ってはいた…?堀江:よく利き酒をする時に確かに、これ出てるなと思ったのとやっぱり…そうそう、透明度とか反射の具合とかが変わるだろうなと思ったので。
八木:色々、これによって見分けられると。
中山:酔いを確かめるわけじゃないんですね、あれ。
酔っ払って、あれがぐるぐる回ってきたら…。
八木:この、あれがねぐるぐる回ってきたら…。
中山:俺、もういよいよダメだなっていう。
連覇を狙うホリエモンいよいよ本調子か?
見事正解で、単独トップに
続くは、現職東京都知事舛添要一
林修が用意したのは宇宙にまつわる超難問
八木:セカンドステージ舛添さんの問題です。
世の中には、こんな本がある
世界初の偉業を成し遂げた国産宇宙探査機のドキュメント『小惑星探査機はやぶさの大冒険』
2003年、日本のロケットに積まれていたのは…
小惑星探査機、はやぶさ
星の表面からかけらを採取して地球に持ち帰るという世界で初めての試みに挑戦したのです
行き先は、地球から、なんとおよそ3億kmも離れた場所にある、小惑星イトカワ
長さ500mあまりの小さな星です
2年という月日をかけてなんとか星に近づけました
ただし、難しいのは着陸です
着陸には準備が必要
まずは…
ターゲットマーカーという直径10センチのボールを地面に置く
次に、そのボールを目印にしてレーダーで距離を測りながら近づくのです
しかし…
まずこのボールを置くという事がとても難しいのです
小惑星イトカワは小さいためほとんど引力がありません
なので、普通のボールを星目がけて発射すると跳ね返ってしまうのです
なんとか跳ね返らないボールを開発しなければなりませんでした
例えば、ボールに接着剤を塗るという案もありましたがこれは長い旅の途中で接着剤が劣化してしまうからダメ
またスライムのような素材を使ってボールを作るという案は宇宙で水分が蒸発してしまうからダメ
そんな中、ある科学者が見事に、跳ね返らないボールを開発しました
工夫の一つは、棒を取りつけて地面に引っかかりやすいようにした事
そして、最大の工夫は日本伝統のあるものをヒントに作った事
実際に、はやぶさはこのボールを使いました
すると見事に着陸が成功したのです
ここで、問題
八木:跳ね返らないボールを開発するためにヒントにした日本伝統の、あるものとはなんでしょう?舛添さん説明しながらお答えください。
林修からの挑戦状
難問を自分の言葉で説明せよ!
八木:跳ね返らないボールを開発するためにヒントにした日本伝統のあるものとはなんでしょう?舛添さん、説明しながらお答えください。
跳ね返らない日本伝統のあるもの…。
跳ね返らない…。
鞠は跳ね返るでしょ。
伝統のあるもの…。
いや、ちょっと浮かびませんがあの、要するにお手玉のように…。
お手玉って中に石入ってありますね。
ああいうものを入れると重力が…地球が引っ張って持っていこうとするんだけどその重みが下にくるんでそれで、バンと跳ねないでくるんではないかなというんで。
まあ、ちょっと苦しいんですけどお手玉。
林:お手玉。
という事で、果たして?舛添:これは違うと思うな。
八木:お見事!正解なんですね。
堀江:素晴らしい。
舛添:これ、知らなかったよ。
堀江:素晴らしいです。
八木:正解VTRご覧ください。
これなら、着陸の勢いをうまく吸収してくれるのです
ボールの中にはビーズのような部品をたくさん入れました
こうする事で、着陸した際に中のビーズが衝撃を吸収して跳ね返らないようになるのです
こうして、はやぶさは見事に星のかけらを採取する事に成功
2010年に、地球に持って帰る事が出来ました
世界初の快挙です
八木:お見事、舛添さん。
30ポイント獲得です。
ボールじゃないんでしょって言った時に何も答えないからちょっと不安になっちゃった。
林:それは当然、答えないですよ。
八木:ねえ。
そうですよね。
林:堀江さんご存じだったんですか?堀江:全然。
これ僕は、これも知らなかったです。
八木:そうですか。
堀江:こんな細かい事までは僕、知らなくて。
だから、僕も、あれ?どうなんだろうなと思ったけどお手玉って言われたんであ、これだと…。
八木:言われた瞬間にはそれが正解だろうなっていうふうに。
堀江:そうそう、そうそう。
素晴らしいです。
八木:そこから思いつくって…。
堀江:っていうかこれ、決勝の問題ですよね。
八木:ハハハハ!これもね。
ちなみに、去年12月にははやぶさ2が打ち上げられたという事で。
今回は、水も持ち帰る事を目指しているという事ですね。
今度は、違う、C型っていう小惑星に行くんですよ。
有機物が豊富な。
前のやつは、S型っていって本当に岩石型の小惑星だったんですけど今回は何があるかわかんない。
っていうのも行ってみて初めてわかったんで。
今回は、C型っていう有機物が豊富な惑星なんで本当に何があるかわかんないです。
大発見が期待されます。
八木:2020年に帰ってくる予定という事で。
オリンピックと重ならないといいですね。
林:重なった方がいいじゃないですか。
八木:重なったら大変じゃないですか、なんか。
舛添:オリンピックより前じゃなかったっけ?何カ月か。
どうだっけな?林:両方で盛り上がっていいですよね。
舛添:盛り上がると思う。
堀江:宇宙の業界はオリンピックに合わせてみたいな感じで盛り上がってますよ。
いや、予定どおりいくかどうかわかんないです。
だって、はやぶさも結構、何回も…。
何回も何回もギリギリで帰ってこれたんで。
八木:合わせるわけにはなかなか…。
堀江:それぐらいの単位じゃ…1年とか、ずれちゃうんで。
八木:そんなね、話ですけれども楽しみです。
現職東京都知事、舛添要一も難問を見事、正解
決勝に進めるのは2人だけだが果たして?
続いては前回、ホリエモンと同点優勝の金田一秀穂
今回も決勝に残る事は出来るか?
世の中には、こんな本がある
博物学者の荒俣宏が科学者たちの発明・発見の舞台裏を描いた『サイエンス異人伝』
この143ページを開くとグリニッジ標準時に関する記述が
イギリスの旧グリニッジ天文台を通る経度0度の経線を基準とする時刻の事でかつては、世界の標準時刻として使われていました
しかし今から130年ほど前までは各国各地がバラバラの時刻を使う地方時が採用されており場所を移動するたびに時計を合わせなければならなかったのです
しかし、科学技術の進歩によりあるものが発達したため時刻を統一する必要性が高まりました
その、あるものですが1つは、電話や電報などの通信網の発達
それでは、ここで問題
林:あるものの登場によって時刻を統一しないといけなくなりました。
あるものとは一体、なんでしょうか?説明しながら20秒以内にお答えください。
林:130年ぐらい前のイギリスの状況です。
林:各地バラバラだった時間を統一しなければならなくなった。
八木:それまではバラバラだったんですね。
林:まあ、でも、それで不自由してなかったんでしょうね。
金田一:鉄道。
林:鉄道。
理由は?金田一:だって何時に出発とかさ何時に着くよ、とかいうのが困るじゃないですか。
林:わかりました。
では、果たして?八木:お見事、正解です。
金田一:お〜。
八木:ちいちゃくなってらっしゃったけどお見事でした。
林:そんなにポンポン当たる問題と思わないんですけどね。
正解は、鉄道。
蒸気機関車の発達
ヨーロッパで国境を越えて発達した鉄道により各地の時間を統一する必要性が高まり1884年、国際会議でグリニッジ標準時が採用されました
そうなった事で各駅で乗り継ぎや列車待ちが可能になり地方や国をまたいだ鉄道システムが完成
時刻表も作られ、長距離旅行も可能となったのです
八木:金田一さんお見事でした。
林:130年前っていう情報があったらそれで、正解にたどり着くこれが博学者ですよね。
八木:そうですよね。
林:1個1個の情報がバラバラじゃなくてきれいに繋がっていく…。
こういうところを生徒に見せたいですね。
金田一:いやいやいや。
八木:思考過程をね。
金田一秀穂も、林修の難問に食らいつき、見事正解
続く、小島慶子は不正解
現在のトップはホリエモンと金田一となった
続いては東大卒のジャーナリスト萩谷
林修が用意したのは日本の近代史にまつわる本
世の中には、こんな本がある
世界遺産の正式登録に向けて沸き上がる長崎県、軍艦島の入門書
明治23年から本格的な炭鉱施設として採掘が開始された、軍艦島
明治になり、近代化とともに石炭需要が高まり日本のエネルギーを支える島として多くの労働者が集まりました
最盛期にはおよそ5300人もの島民が住む当時、世界最大の人口密度を誇る島として栄え学校はもちろん映画館や美容院などあらゆる施設が揃った最先端都市でもありました
そんな島に建設された日本初の高層鉄筋アパートである30号棟
地上7階建てのアパートは人口が増えてきたため狭い土地に、たくさんの人を住まわせるという目的で建設されたのですが…
実は、軍艦島ならではのある別な役割も兼ねて建設されたのでした
それは人が住むアパートとしては考えられないような役割というのですが…
その後、軍艦島の海岸線沿いに並ぶように建てられた他の高層アパートも同じ役割を担ったそうです
ここで、問題
林:軍艦島に建てられた高層鉄筋アパートは人が住む以外に、どんな役割を担っていたでしょうか?萩谷:とにかくこれは、戦略上も大変重要な拠点であったと。
つまり、石炭っていうのは軍事用にも使うしそれから、国民の生活にも必要。
これは守らなきゃいけない。
敵の船が近づいてきたなんかの時の監視の塔という事ではないかなと。
林:監視の?萩谷:監視、あとは防衛用のね。
林:なるほど。
果たして?八木:うーん…そういう役割もね果たしてそうですけどねえ。
早稲田大卒デーモン閣下の解答は?
閣下:海沿いの高層建築物がその後もその役割を果たしたというふうに問題で言われていたので灯台の役割を果たした。
八木:ああ〜。
林:なるほど、灯台。
光を照らす方ですね?閣下:ええ。
周りを航行する船がここに島があるよ…。
ぶつからないようにする。
まあ…はい。
灯台。
林:という事で、灯台の役割。
閣下:東大出身の人いっぱいいますけど。
林:果たして?八木:それもよさそうですけどね。
人が生活してるからね明かりとかついてそうですよね。
本日、絶好調
クイズ番組で司会を多数務める中山秀征の答えは?
風よけ。
林:風よけ。
中山:なんか風とかがすごいから流れをそこで変える。
風の流れを変える。
林:風よけ。
それでは、果たして?中山:台風とか。
八木:あー、わかる方…。
津田さん、わかりますか?津田:防火壁とかではない…?林:火事の方ですか?津田:そうですね。
林:でもない…。
閣下:軍事じゃないとは言ってたけど。
林:軍事ではないですね。
中山:波?波?波?八木:うっ!正解VTR見てみましょう。
堀江:防波堤?小島:人が住んでるのに?
外洋に面した軍艦島は台風などで高波がくると町の中にまで波が押し寄せ炭鉱や多くの住宅に影響が出ていました
そこで島の岸壁近くに頑丈なコンクリート造の高層アパートを建て海岸線に沿って高い壁を造る事で居住スペースを確保するとともに防潮堤の役割も兼ねたのでした
ちなみに海側にはベランダは造らず内側の吹き抜けに造るなど波対策もされていたそうです
八木:意外と難しかった。
林先生、行かれて…。
林:僕、この間行ってきましたから。
だから灯台って惜しいんですよ。
島全体が不夜城と言われてて全体だったら灯台に近い役割を果たしてたんですけどあの建物だけではちょっと違うと。
上位2名が決勝ステージへ
ここからは皆さんもスマートに答えられたらちょっとかっこいいこんな問題です
八木:山口さんにきたところでここからは説明博学ブロックになります。
普段、間違えやすい2つの言葉
真の博学こそ要点をコンパクトにまとめて説明出来るはず
この言葉の難関試験国語のプロ林修が目の前でジャッジします
八木:1つ例題をやってみましょう。
こちらの言葉です。
たらこ、明太子。
林先生、この違いを。
林:たらこの方は普通にスケトウダラの子供で明太子の方は、それを辛子なんかで…唐辛子で漬けて色を付けるかどうかはともかく辛く漬け込んだものですね。
果たして?という事なわけですね。
林:言いたかったんですか?八木:「果たして」をちょっと1回言ってみたかった…。
そう、違いがわかるキーワードが出れば、オッケーになります。
そのオッケーかどうかというのは国語のスペシャリスト林先生に判定の方をお願いしますのでよろしくお願いします。
林:そうですね今、仰ったようにそのキーワードが入ってるかどうかで。
八木:それでは、この問題まず最初の解答者の方は1番から8番まで問題がありますので数字を選んでください。
山口さん、何番にしましょう?山口:ラッキーセブンで7番目。
八木:7番の問題。
林:参りましょう、7番。
ここで、視聴者の皆さんにだけ先に出題
交番と駐在所、この違いをコンパクトにまとめて説明出来ますか?
それでは山口さん、どうぞ
八木:交番と駐在所の違いは?山口:交番は警官が常駐しております。
駐在所は常駐している上にそこに住んでいる。
八木:さあ、林先生、果たして?山口:警官が、駐在所はそこで住んでおります。
生活をしております。
林:はい、正解です。
八木:お見事です。
林:まあ、常駐ですね、交代制で常駐というところまであれば完璧でしたけどもでも文句なし。
八木:住み込みかどうかの違いという事で言えば。
林:居住という事を仰いましたがこういうのがキーワード採点の時に重要になりますので。
住み込みとか居住ってワードがある。
もうお見事です。
八木:さあ、堀江さん何番の問題にしましょうか?堀江:僕は初打ちで1番で。
八木:1番の問題です。
ご覧頂きましょう。
林:また、こういうの当たっちゃった…。
八木:犯人が自首と犯人が出頭の違いは?堀江:これを僕に聞きますか?みたいな。
林:ご自分で選ばれたんですよ。
八木:私たちわざとじゃないです。
普段、何気なく耳にする自首と出頭
この違いをコンパクトにまとめて説明出来ますか?
それでは堀江さん、どうぞ
堀江:えっと令状が出てるかどうか。
堀江:令状が出てるというか逮捕状とか…。
逮捕状が出てだから、指名手配とかなんかそういうのをされてる時に出るのが出頭でそうじゃないのが自首。
要は、犯罪が確定してない時に行くのが自首。
だから捜査をされて行くのが出頭。
まあいいや、それでいいですもう。
林:要するに自分で認めて行くのかもう犯人が確定してる状態で行くのかの違い。
堀江:そうですね。
林:最後はそうまとめられましたそこで、よろしいですか?堀江:それでいいです。
林:なら、正解です。
堀江:すいません、すいません。
林:要は、犯罪が明らかになっているかどうかって事が一番大きいんですよ。
だから、例えば、捜査機関が逮捕令状、出してなくても…。
堀江:行くのが自首ですよね。
林:そうです、はい。
別に犯罪そのものが発覚してない時もあります。
それでも出てくるのが…。
堀江:自首。
八木:舛添さんへの問題。
何番になさいます?舛添:4番。
林:4番。
八木:4番の舛添さんへの問題。
4番の問題。
林:これね。
はい。
普段、何げなく耳にするベランダとバルコニー
この違いを、コンパクトにまとめて説明出来ますか?
それでは舛添さん、どうぞ
八木:ベランダとバルコニーの違いは?打って変わった問題です。
お願いします。
舛添:ベランダとバルコニー?これ、選択間違えたな。
林:ご自分で選ばれたんで。
堀江:言い訳が出来ない。
舛添:ベランダというのは例えば、マンションでも建物の一部…。
建物と連続したところにあるのがベランダでバルコニーというのは居住空間と連続してなくても例えば、完全に離れて共通スペースがあったり自分のうちじゃなくて共通スペースがあったりしますねそういうのをバルコニーと言うんじゃないかなと。
林:なるほど。
居住空間と繋がっているかあるいは離れてる時もあり得るかっていう事ですよね。
舛添:ちょっと…あんまり自信ないな。
林:これは不正解です。
八木:残念でしたね。
舛添:これ、なんなんだろう?八木:これは、林先生…。
林:これはキーワード非常に明確で。
どなたか…。
中山:屋根があるかないかじゃないですか?小島:屋根?林:それが一番はっきりしてる。
地続きどうのこうのっていうのもあるんですけど。
八木:ベランダが、通常は屋根が取り付けられている…。
林:バルコニーが、ない。
小島:ないんだ。
八木:バルコニーは建物の2階以上の壁から室外へ持ち出して造った屋根のない、手すり付きの台。
堀江:これ、選択ミスですね。
八木:微妙すぎて難しい…。
小島:聖子ちゃんが『渚のバルコニー』で「夜明けのバルコニーで待っててラベンダー」…。
「渚のバルコニーで待ってて夜明けの海が見たいの」って言ってたからやっぱり屋根ないんだね。
林:別に、ベランダからでも見えますよ。
小島:そうですよね。
八木:テラスはどう違うんだろうって気になってきますけどね色々ね。
林:テラス…。
八木:いいです、いいです。
ちなみに、テラスは一般的には、庭などへ突き出た屋根のない場所の事
石やレンガなどを敷き詰める事が多いそうです
八木:今、2番、3番、5番6番、8番が残っています。
金田一:じゃあ、6番。
八木:6番。
ウイスキーとブランデーこの違いをコンパクトにまとめて説明出来ますか?
それでは、金田一さんどうぞ
八木:ウイスキーとブランデーの違いは?林:これは明確です。
金田一:これ原材料が違うんじゃない?林:どう違うんですか?金田一:麦とブドウ。
林:正解です。
金田一:大当たり。
八木:これは、結構わかってる方が多かったですね。
堀江:引きがいい。
引きがいいです。
八木:これはね問題によりますね。
林:でもね、これはご自分で選ばれたわけですから自己責任という事で。
八木:小島さんは2番、3番、5番、8番からお選びください。
小島:じゃあね末広がりの8番。
ジューサーとミキサーこの違いをコンパクトにまとめて説明出来ますか?
それでは、小島さん、どうぞ
八木:ジューサーとミキサーの違いは?小島:ジューサーっつうのはジュッて搾って汁を出す。
ミキサーっていうのは色んなものをガーッて混ぜて渾然一体とさせる。
…という違い。
八木:さあ…。
林:正解です。
八木:おめでとうございます。
堀江:これも当たりじゃないですか。
八木:そうですね。
水分を分離する機能があるかどうかの違いっていう事になるんでね。
林:搾ってギュッと出すって仰ったんで。
八木:汁を出すって言った時点で正解になります。
萩谷さん、2番、3番、5番からお選びください。
萩谷:5番。
八木:5番。
生徒と学生この違いをコンパクトにまとめて説明出来ますか?
それでは、萩谷さん、どうぞ
八木:生徒と学生の違いは?萩谷:これ、今ねよく言うんだけれども…。
混同しがちなんだけれども高校生までは生徒です。
大学から学生になります。
ところが最近の大学ではね先生も、下手すると学生の事を生徒と言う。
これは間違いだと僕は常日頃、言ってるんでこれは正解でないとえらい事になります。
八木:さあ、林先生。
林:まあ、正解です。
萩谷:「まあ」って…。
林:いや、あの…本当は、高校生まではと言うと小学生が入ってしまうので。
萩谷:まあね。
児童。
林:小学生は児童で。
一応、厳密には中学生と高校生。
林:文科省管轄の学校法人でっていう扱いですよね。
八木:学生は大学・大学院・高等専門学校という事になりますね。
このあとも、デーモン閣下が警視庁と警察庁の違いを…
八木:これは、もう自信を持ってお答え頂きました。
中山秀征が元日と元旦の違いを見事、正解
八木:これも自信を持ってお答え頂きました。
続く山口は、通常問題を失敗
ここで激動のセカンドステージは終了
八木:これで、セカンドステージ終了となります。
果たして決勝に進む2人とは誰なのか?
八木:それでは、そのお二人をお一人ずつ発表して頂きましょう。
林:決勝進出1人目の方は…。
林:堀江貴文さんです。
おめでとうございます。
八木:前回に続いて。
おめでとうございます。
林:2回連続のね、決勝進出で。
八木:はい。
林:そして、2人目は…。
金田一秀穂さんです。
金田一:お〜。
八木:なんと前回と同じ顔合わせという…。
八木:ねえ。
林:奇しくも。
八木:前回は同率首位という事になりましたけれども今回は、もうどっちか決めて頂きたいですね。
林:白黒はっきり。
林:そして…はい。
小島さん。
小島:はい。
悔しいな。
なんとなく…。
堀江:ちょっとホッとしましたもん。
小島:本当?どっちかっていったら堀江さんをやっつけたかったね。
わかる、わかる。
同い年対決…。
同い年。
同い年。
小島:そうか、悔しい。
八木:ちょうど同い年で。
なんと前回のファイナリスト再び
運命のいたずらか?
まさに異種格闘技
言語学者、金田一秀穂VSホリエモンの真の頂上決戦
全てはこの決勝ステージで決定する
果たして、ナンバー1博学の称号を手にするのはどちらなのか?
決勝、ナンバー1博学への道。
八木:決勝ラウンドは2人だけの書き問題となります。
林:ここで本当にどっちがすごいかをね今回こそ決めて頂こうと。
八木:はい。
八木:そして、皆さんに見守って頂こうと思うんですが改めて、こうやって固まって頂くと不思議な顔合わせですね。
バラバラっていうか…。
中山:必ず決着はつくんですね。
林:今回はつけます。
八木:さあ、それではいきましょう。
林:最初の問題はこちらです。
まずは、2人に想像力を問う問題
我々の生活を支える地下の世界
こんな事、知ってますか?
地下鉄を造る場合シールドと呼ばれるカッターがついた機械を回転させ地中を掘り進むという方法が増えてきています
掘ったあとはコンクリートなどで地盤を固めこれを繰り返して掘り進む事でビルや道路が地上にあってもトンネルを造る事が可能に
しかし、ここで問題が…
川の下や海などの地下を掘る場合は、そうはいきません
土には水分が多く普通にシールドで掘っても地盤がゆるいため崩落の危険性があるのです
しかしアクアラインの一部や千代田線が走るこの川の地下などではゆるい地盤をある方法で固めてから掘ったといいます
安全性の面で、最近増えている方法なのですが…
ここで、問題
川や海など水分が多い地下を掘っていく場合地盤を固める、ある方法とは一体なんでしょうか?
堀江:これでいいのかな?でも、違うんだろうな。
なんか、こういうの本当嫌だな、この問題。
金田一:地盤を固める…。
八木:そろそろお書き頂きましょう。
八木:さあ、出揃いました。
それでは一斉に見てみましょう。
八木:ドン!林:はい、出ましたね。
金田一先生が「凍らせる」。
そして、一方の堀江さんの方が「予めコンクリートを周りの地盤に注入して固めてから掘削」。
なるほど。
堀江:シールド出てたじゃないですか。
先に、周りに、なんか、こう放射状にというかコンクリートを打ってから…で、掘削するのが普通なんですよっていう…。
普通の言い方なんで、これでいいのかなって、ちょっと…。
金田一:そう思ったんだけど当たり前すぎてつまんないなと思って。
得体の知れない方法が今や、あるのかなとふと思ったんですよ。
林:なるほど。
堀江:すごい余裕ある…。
八木:さあ、それでは正解VTRを見てみましょう。
正解は、地下を凍らせる
うわあ、俺、わかんなかったこれ。
実際の掘削している現場を見てみると壁一面が氷で覆われています
川の付近など水気が多い地下では地中の水を凍結させる必要がありパイプで、およそ2カ月から1年冷却し続けます
すると、地中の水が固まり水漏れなどが起きず掘削する事が可能となり地下トンネルを造る事が出来るのです
八木:お見事!金田一さん、正解です。
これ、ちょっと3タテされそうな気がします。
八木:パッと思いついたっていうところがすごいですね。
でも、水、止めるのはね凍るしかないなと思ったんです。
これ、素晴らしいですね。
僕、知らなかったですもん。
林:シンプルにね正解されまして。
これ、舛添さん、いかがですか?こういう技術について。
相当、地下潜ってみましてやっぱりこういうのやってますね。
林:じゃあ、これご存じだった?舛添:うん。
八木:現場をご覧になって?ただ、自信がなかったんで言わなかった…。
なんだ?なんだ?舛添:視察はするんですけど…。
まずは、金田一の想像力が一歩上手
1問正解すればかなりのアドバンテージ
ホリエモンにも焦りの表情が…
八木:それでは続いての問題に参りましょう。
林:はい。
続いてはこちらの問題です。
VTRをご覧ください。
昔の人は、生物の生態と様々な自然現象を結びつけて考えていた?
そんなある伝説から問題です
日本で古くから親しまれているハマグリ
食用は、もちろんの事ですが実は、その意外な性質から昔は、妖怪のようなものとして考えられていました
その性質が、こちら
環境が悪化するとゼラチン状の粘液を大量に吐き出し…
その粘液を海中に漂わせ潮の流れに乗って移動するというのです
これが、実際にハマグリが移動する映像
八木:速い!
貝とは思えないスピードで移動をしているのがわかります
そのため夜、浅瀬にいたハマグリが翌朝には姿を消してしまう事もあるそうです
昔の人は、ハマグリのこの神出鬼没な性質をある気象現象と結びつけて考えていたそうなんですが…
ここで、問題
八木:ハマグリが起こすと思われていたある気象現象とは一体、なんでしょうか?お書きください。
金田一:う〜ん…。
八木:今まで色々ハマグリのね性質を、ご紹介しましたが。
林:だから、解答としては気象現象を書いて頂ければいいんですよね?八木:そうですね。
八木:それでは一斉に見てみましょう。
八木:分かれました。
林:金田一先生が竜巻そして、堀江さんが蜃気楼。
金田一:この絵の感じがね波が、ふやふやっとしてるから竜巻かなって。
林:なるほど。
一方、堀江さんは?堀江:そこにあったものがないように見える現象で海に関係あるやつであの絵に描かれそうな現象っていったら蜃気楼ぐらいしか思いつかなくて蜃気楼って書きました。
正解は、蜃気楼
一夜にして姿を消してしまうハマグリの姿はまさに、蜃気楼のような幻
そんな不思議な生物ハマグリが息を吐いている江戸時代の妖怪画集を見てみると…
ハマグリが気を吐いて建物を出現させた絵が描かれていました
ちなみに、この江戸時代の妖怪画集の解説でも「蜃気楼の蜃とは大蛤なり」と述べられています
さらに、ハマグリが出すこちらのゼラチン状の粘液
この事を今でもハマグリの蜃気楼と呼びハマグリが移動する事を蜃気楼を吐くと言うそうです
八木:堀江さん、1ポイント獲得という事になりまして。
金田一:恥ずかしい。
堀江:これ、でも先生わかんなきゃいけない問題ですよね、これね。
林:こっそり言ってたんですよねこれ、金田一先生有利だねって。
八木:わかってらっしゃるんじゃないかってね。
堀江:俺、全然わかられてると思いましたよ。
八木:さあ、1対1という事で。
ホリエモンが意地を見せた
因縁の対決はここでイーブンとなり息が詰まる戦いとなった
そして続く3問目は太平洋に浮かぶ島国ナウル共和国の成り立ちを問われる問題
正解は、サンゴ礁に鳥のフンが溜まって出来た
これは両者、見事正解
林:さあ、ここまで3問終了して同点。
堀江:なんか、いいですね。
林:いや、いいですね。
八木:ねえ、決まらないですね。
金田一:この間と似てるね。
八木:パターンが似てますけれども、さあ…。
林:それでは、次の問題はこちらです。
VTR、どうぞ。
我々の身近にある植物の中で不思議な生体を持つフクジュソウという花から2人の想像力を試す問題です
フクジュソウは全国に幅広く分布する花です
雪解け直後に咲き始め皆さんの庭先などでもよく見かける花なんですが…
太陽が出ると…
ものすごい勢いで開いていきます
開ききるまで、わずか10分
そんな習性を持つフクジュソウですが…
実は、花として大きな欠点を抱えているんです
タンポポやユリなどの花には蜜がありそれを吸いにきた昆虫の力を借りて受粉
子孫を繁栄します
しかし、よく見てみると蜜を出さないフクジュソウの花にも昆虫の姿があります
花粉を食べるために寄ってくる時もあると言われていますが…
昆虫たちが集まる一番の理由は他にあるんです
ここで、問題
林:蜜を持たないフクジュソウの花に堀江:思いつかないとイライラします。
堀江:でもこんなわけないんだよ。
金田一:1人だけイライラしてる人が…。
八木:自分で思いついたものが…。
金田一:「こんなわけねえんだよ」って。
八木:はい、出揃いました。
それでは一斉に見てみましょう。
ドン!林:金田一先生が「その時期に他に咲く花が少ない」。
そして堀江さんが「炭酸ガスを出すから」。
八木:これ、まず堀江さんから伺いましょうか。
堀江:蚊とかハエとかは人間とか動物が出す炭酸ガスに寄ってくるんですよ。
でも、普通、植物っていうのは炭酸ガスを吸う方なので…。
光合成するので。
でも、花はちょっと違うのかなとか思ったんだけど…。
多分違うな。
八木:どうでしょうか?金田一さんは?金田一:確かにフクジュソウ早いんですよ。
八木:他に比べて?金田一:他に比べて。
スミレとかそういうのは、あとなんですよ。
タンポポとかね。
フクジュソウは割と先にパッと咲いてる。
大体、雪の中で咲いてたでしょ?さっき。
林:競馬でも福寿草特別って1月ですから。
堀江:そうなんだ。
林:そろそろいきましょうか。
八木:さあ、正解VTRを…。
堀江:いいなぁ、なんか答え知ってる人が一番いやらしいですよ。
八木:そうですよね。
それでは正解VTRを見てみましょう。
太陽の光を受け大きく開いた花は…
太陽の動きに合わせ花の向きを変えていきます
こうして常に太陽の正面を向く事で花の中心を温めているのです
この結果、中心の温度は気温より10度近く高くなる事もあるんだとか
蜜が作れないフクジュソウは気温がまだ低い時期から咲き始め暖かさを提供する事で昆虫を集めているんです
八木:という事だったんですね。
正解は、暖かいからで残念ながら、お二人ともポイントはなりませんでしたが皆さんから、いい問題だという声を頂きました。
堀江:すごい、いい問題。
中山:オシャレですね。
両者せめぎ合い!いよいよ勝負は最終問題
小島:あと何問?八木:最後1問です。
八木:この1問を取った方がもう優勝という事に。
林:もう今、2対2ですからね。
これ取った方が勝ちです。
八木:はい、さあそれではいきましょうか。
林:そうですね、もう本当取った方が勝ちです。
5問目の問題はこちらです。
金田一:うわっ。
皆さんは、こちらの絵を一度は見た事ありませんか?
これは、『鳥獣戯画』と呼ばれ鳥羽僧正というお坊さんたちが動物たちが人間のように振る舞う様子を描いたと伝えられています
今月7日まで東京国立博物館で開催されていた鳥獣戯画展
最大6時間待ちの行列が出来入場者数が20万人を超えるなど記録的な展覧会として大きな話題となりました
『鳥獣戯画』といえば平安時代から鎌倉時代にかけて描かれ生き物たちが相撲を取るこのシーンが有名
しかし、それ以外にも様々なシーンが描かれています
例えば、うさぎや猿が鹿に乗ってレースをしたり
こちらでも、動物たちが弓矢で的当てをしています
さらに、猫やふくろうなど様々な生き物が登場し楽しげに遊ぶという不思議な絵が『鳥獣戯画』の魅力となっています
そんな中、法会と呼ばれお経を読んだり供養を行うための仏教の集まりが描かれているシーンがあります
そこには様々な生き物が参列し例えば、お坊さんの役割を猿が担っていたりするのですがこれは生臭坊主を欲深い猿にする事で当時の社会を揶揄していると言われています
そして…場の中心に鎮座する如来の役割は当時の人々の考えからある生き物が担っています
ちなみに、如来とは人々を救う、仏教における最高の存在なのですが…
この如来、つまり仏が人々を救うという点に関してこの生き物と共通点があるようですが…
ここで、問題
八木:法会において、最も重要な如来に選ばれた生き物は一体なんでしょうか?理由も併せてお答えください。
林:これで勝者が決まるんですからね。
八木:そうです。
林:ここで決まってほしいですね。
八木:段階があって如来は一番上なんですね。
林:そうですね。
如来は人々を救うそういう役目を担っております。
そういう一番偉い仏様です。
中山:すごいな。
このレベルになると、もう…。
萩谷:これだけ時間かけられるんだ。
八木:はい。
さあ、それでは見てみましょう。
林:金田一先生が「くも糸でつる」。
そして堀江さんが「牛インドで聖なる生き物でミルクなどを出して飢えからすくう」。
八木:という事なんですけれどもお二人、分かれました。
林:芥川龍之介のあの作品を…『蜘蛛の糸』。
金田一:あの〜全然自信ないです、これ。
堀江:だって、でも、僕はずっと飢饉の事を考えてたんですよ。
この時代に一番、人々が困るのは飢饉なんですよ。
金田一:雨乞い。
堀江:だから、なんか人の食べ物になるなと思ってミルクなどを出してるから救うからっていうふうに書いたんだけど…。
八木:そして、私たちがヒントを出した時閣下が反応してらっしゃいました。
閣下は、何を…?閣下:我が輩はね、なんとなくあの絵を見た事があって。
蛙だったような気がするのね。
理由はなんだろうっていう時に人を救うって言われたじゃないですか。
水かきがある。
八木:それで救うと。
小島:私も蛙だって記憶があって…。
八木:それでは正解VTRを見てみましょう。
堀江:蛙だ。
金田一:蛙だね。
如来の手のひらを見てみると指の間には水かきのような膜があります
これは、一人でも多くの人を救うために出来たものとされそれゆえに、水かきのある蛙が如来の役割に選ばれたとも言われています
という事で正解は、蛙でした
八木:お見事!閣下が正解でした。
林:これ、だって手足指縵網相って言うじゃないですか。
八木:手足指縵網相?林:手足指縵網相。
手足に水かきがあって…。
っていう言葉、あるんですけど。
八木:だから水かきがあるって事がやっぱり救うっていう…。
堀江:そういう事?
まさに頂上決戦
決勝ステージ5問やって、決着がつかず
というわけで…
八木:なかなか決着がつきません。
これ、最後の問題になりますか?小島:もう1問やったら?ここまできちゃったら。
八木:それでは、続いての問題VTRよろしいですか?こちらをご覧頂きましょう。
最終問題は江戸時代のある商売人のエピソードから出題
現在のPR戦略にも通じる伝説の人物です
下村彦右衛門
後の百貨店大丸の創業者です
もとは京都の呉服商大文字屋という店で大の字に丸のマークがシンボルでした
彦右衛門江戸への進出を考えました
その時のアイデアがすごい!
まず、彦右衛門は江戸の同業者に京都の着物や反物を卸す事から始めました
この時に大丸のマークを染め抜いた大きな風呂敷で品物をくるみ荷出しの度に取引先に送り込みました
風呂敷は便利な道具
もらった店員たちは自然と風呂敷を使って江戸の市中を歩き回る事になります
すると、江戸中にあの大丸というのはなんだい?なんでも、京の呉服屋らしいぜという評判が立ちました
それを待ってから江戸にお店を出したのです
見事に繁盛したといいます
さらに、彦右衛門は江戸でも、新たなPR戦術を打ち出しました
今度は取引先だけでなく一般の町民にも大丸のマークが入ったあるものを無料で貸したのです
これによって、大丸は親切だ!という評判が立ちました
しかも、大丸マークのあるものは話題を呼びなんと、当時流行の娯楽である歌舞伎の小道具として使われるまでになったのです
ここで、問題
林:彦右衛門が店のPRのために無料で貸したものとはなんでしょうか?それでは、お書きください。
林:早い…。
堀江:これだと俺も思うんだけどな…。
小島:あげたんじゃなくて貸したんだ。
八木:さあ早くも出揃いました。
八木:分かれています。
一斉に見てみましょう。
林:「傘」と「扇子」。
金田一:そうか…。
林:芝居の小道具どっちも使いますね。
八木:そうですよね。
舛添:でも、無料で貸すんだから雨降った時の傘じゃないかな?堀江:俺も傘だと思った。
八木:思いましたけれども…。
八木:さあ、それではいってみましょうか。
急な雨が降ってきた時客に無料で傘を貸しました
しかも、通りすがりの人にも貸したといいます
皆に喜ばれてさらに、大丸のマークが多くの人の目に触れる
これは当時の歌舞伎を描いた浮世絵
大丸の傘が町で話題を呼んでいたため小道具として取り入れたそう
流行ぶりが伺えます
林:はい。
という事で決着つきました。
林:優勝は金田一先生です。
八木:おめでとうございます。
堀江:お疲れさまでした。
金田一:どうも。
堀江:いや〜!ちくしょう!傘、思いつかなかった!八木:金田一秀穂さんでした。
というわけで「THE博学」の称号は言語学者、金田一秀穂の手に
林:おめでとうございます。
八木:おめでとうございます。
金田一:ありがとうございます。
どうもありがとうございます。
八木:いや〜、まず堀江さんとうとう決着がつきました。
堀江:ちょっと悔しかったですね。
やっぱり、なんかピコーンってしなかったんですよね。
堀江:ちょっとついたぐらいで。
傘…だよね。
それは降りてこなかったです。
八木:金田一さんいかがでしたか?金田一:ラッキーでした。
問題に恵まれまして、本当に…。
林:という事で、今回はですね前回の因縁の決着つきまして金田一秀穂先生の優勝となりました。
おめでとうございました!八木:おめでとうございました!2015/06/25(木) 19:04〜21:48
ABCテレビ1
超インテリクイズバトル「THE博学」夏の3時間スペシャル[字]

■日本中の面白い本からクイズを出題する話題のインテリクイズバトル!▼堀江貴文、舛添要一、坂東眞理子、中山秀征ら“知の鉄人”10名が激突!▼司会は林修&八木亜希子

詳細情報
◇番組内容
★日本中の面白い本からクイズを出題する話題のインテリクイズバトル第4弾★博識実業家・堀江貴文、東京都知事・舛添要一、『女性の品格』著者・坂東眞理子、名司会者・中山秀征ら、多彩な分野の“知の鉄人”10名が激突!★専門知識がないと解けない問題はなし!己の経験と想像力を駆使すれば、必ず正解にたどりつけるクイズ番組!★第4代『THE博学』の称号を手にするのは誰だ!?★司会は林修&八木亜希子の同い年コンビ!
◇出演者
【MC】林修、八木亜希子
【解答者(五十音順)】金田一秀穂/小島慶子/津田大介/デーモン閣下/中山秀征/萩谷順/坂東眞理子/堀江貴文/舛添要一/山口恵以子
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/hakugaku/

ジャンル :
バラエティ – クイズ
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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