NARUTO疾風伝「お前はバックアップだ」 2015.06.25


カカシ:クッ…リン逃げろ。
(リン)でも…。
足手まといだ。
土!土流壁!
(バブ)チッ逃げたか。
(バブ)うわっ!
(イナギ)土の中から…。
リン。
すぐに治療します。
(ミナト)どうしたカカシ。
ミナト先生オビト…。
(オビト)えっカカシリン…。
なんで俺こんなとこに…。
説明はあと。
それよりカカシこれはどういうことだ?ここまで護衛の者たちとたどり着いたのですが2人が裏切って…。
2人?
(イワト)頼む…。
俺はもう助からない。
密書の中身を…。
しかし我々が中身を見ることは…。
かまわない。
本物であるか確認してくれ。
これはどういうことです?私の上官に私か同じ班の誰かもう1人に密書を渡すと言われていた…。
そのどちらかが本物であると。
どうして…。
仲間に裏切り者がいるかもしれないという情報があったからだ。
じゃあ本物の密書は?裏切り者が持っていれば私を襲うはずはないならば…。
彼か…。
カカシもう1人は…。
それが途中で…。
頼む必ず密書を…。
ダメです。
しまった聞かれていたか。
カカシお前まさかもう1人を見捨てたのか?俺は任務を優先させただけだ。
掟に従ったまでだ。
掟…。
掟を守らないヤツはクズだ。
だけどその結果がこれかよ。
お前が仲間を見捨てなきゃこんなことになってねえ!やめるんだオビト。
これは想定外の出来事だ。
カカシのせいじゃない。
クソッ!俺は行くぜ。
(カカシ)どこに行く気だ?
(オビト)決まってんだろ!ソイツを助けにだよ。
だが彼はもう敵の真っただ中だ。
そのとおりだ危険すぎる。
初陣で任務失敗なんてやなこった。
失敗ではない。
これは想定外のことだ。
カカシお前優等生のくせに頭の回転が悪いな。
なに!よく考えろ。
俺たちが護衛してた4人が全員消えたんだ。
誰が俺たちに想定外のことが起きたって証明してくれるんだよ?もともと裏切り者がいたってことを依頼してきた里にシラを切られたら責任を負うのはミナト先生だ。
俺のことはどうでもいい。
任務は終わったんだオビト。
言っときますけど先生が俺をぶん殴って里に連れ戻そうが何度だって置いてきぼりにされたヤツを探しにいきますよ。
俺は仲間を見捨てない。
(ミナト/リン)オビト!ったく…。
止めてもムダのようだね。
では俺は彼が落ちた場所。
その下流をカカシ。
更に下流をオビトだ。
リンはカカシについてゆけ。
はい!いいかい?彼を見つけたらすぐに俺に報告するんだ。
(シンブ)ぐっ…。
あっ…ハァハァハァハァ…。
いたぞ!見つけたぞ。
火豪火球の術!チッ…。
《敵が多すぎる》雷千鳥!ぐあ〜!大丈夫ですか?リン彼を!わかった!逃げます。
待ってくれ。
巻物が…。
引きあげる!くっ…オビトリン!彼を守れ。
カカシ!お前は!?巻物を奪い返す。
無茶だ。
あの数だぞ。
文句は言わせない。
彼を救ったのがお前の流儀なら任務を遂行するのが俺の流儀だ。
(オビト)カカシ!
(リン)オビトミナト先生に連絡を。
ああ。
オビト…。
(イナギ)キサマ1人で俺たちの相手をするつもりか。
任務はやり遂げる。
やれ。
(ミナト)オビト見つけたのか?カカシが巻物を追って敵の中に!カカシが…。
間に合ってくれ。
(イナギ)フン!来い。
ぐあっ…ソイツを逃がすな!
(ミナト)螺旋閃光超輪舞吼参式!ミナト先生。
これでやりとおせたかな?キミの信じる流儀は。
(ミナト)これで無事に任務は完了ですね。
ええありがとう。
私の命を救ってくれて。
木ノ葉の黄色い閃光。
またどこかで。
ではこれで。
行こうみんな。
先生本当の任務って大変なんですね。
そうだね。
頭の中で描いたようにきれいにはいかない。
でも密書が無事に届けられてよかった。
ああ…。
とにかく任務は達成できたな。
おそらくな。
おそらく?何言ってんだ?彼はあのとき…。
ありがとう。
私の命を救ってくれて任務が達成できていたなら自分の命より密書のことを口にしたと思う。
それってどういうことだよ。
彼の持っていた密書も白紙だ。
は?きっと俺たちは陽動に使われたんだ。
本物は別の部隊が運んだんだろう。
それがCランクの任務にミナト先生を指名してきた本当の理由だ。
ミナト先生ほどの忍が護衛につけば俺たちがいかにも本物を運んでいるように見える。
お前いつからそのことに?最初の巻物がニセモノだったときその可能性は考えていた。
それじゃお前ニセモノかもしれない巻物を命がけで…。
それが任務だ。
それが俺の流儀だ
(オビト)俺はお前のことを少しは理解していると思っていた。
だが俺は何もわかっちゃいなかった。
それを知ったのはお前との最後の任務だった。
カカシは木ノ葉の白い牙と恐れられた天才忍者はたけサクモさんの息子でね。
白い牙?それじゃあのときの人が…。
でもカカシのヤツひと言もそんなこと…。
里の誰もがもちろんカカシも尊敬するすばらしい人だった。
あの事件が起きるまでは…。
事件?こんなことを勝手に話しちゃいけないのかもしれないけどカカシと同じ班のキミには知っておいてほしいんだ。
何があったの?カカシの父サクモさんは中傷されてご自分で自分の命を絶たれたんだ。
5年前ある極秘任務で隊長として敵地に潜入した彼はそこで二択を迫られた。
任務遂行か仲間の命か。
もちろん里の掟に従えば任務放棄はご法度。
だが彼は仲間の命を救うため任務を中断したんだ。
しかしそのことで大きな損失を出した火の国や里の仲間は彼を責めた。
あげくの果てには助けた仲間たちでさえ彼を中傷したんだ。
それがもとで心も体も悪くしたサクモさんは自ら…。
カカシはそれ以来親父さんのことを口にしなくなり掟やルールを守ることに固執し始めた。
(ミナト)オビト少しでもいい。
わかってあげてね。
カカシにも悪気があるわけじゃないんだ。
《火豪火球の術!》
(リン)キャ〜ッ!
(タイセキ)コイツは預からせてもらう。
待て!
(オビト)チクショウ!オビト!ヤツらを追うな!
(オビト)何だと!?2人でこのまま任務を続行する。
お前今何言ってんのか自分でわかってんのか!?ああ。
忍なら仲間を犠牲にしてでも任務の遂行が絶対だ。
それが掟だ。
お前そんなもんのために今まで生死をともにしてきた仲間を簡単に切り捨てられるっていうのか!?お前は何もわかっちゃいない!掟を破ったヤツがどうなるか。
(オビト)俺は白い牙を本当の英雄だと思ってる。
確かに忍の世界でルールや掟を破るヤツはクズ呼ばわりされる。
けどな仲間を大切にしないヤツはそれ以上のクズだ!《オビト:見つけたぞ》
(オビト)カカシお前どうして…。
白銀の髪にその白光のチャクラ刀。
まさかお前木ノ葉の白い牙!?これは父の形見だ。
なるほどな白い牙のガキか。
ならビビる必要はねえな。
(オビト)どこだ?オビト!後ろだ!!ぐあっ!眼が…。
(オビト)カカシ!!うっ…。
忍が泣くなっての。
まだ死んだわけじゃない。
気を抜くなよ。
《オビト:俺はいつも口先だけで…。
みんなに助けられてばっかだ。
けど…》オビト:仲間を大切にしないヤツはそれ以上のクズだ《あの言葉だけは口先だけにしたくはないんだ》《タイセキ:死ね!》
(タイセキ)な…なぜだ?見えるわけはない…。
オビトお前…。
な…なんだ?その眼は…今回は俺がメイン。
お前がバックアップだカカシ。
久かたぶりのツーマンセルだな。
しくじるなよオビト。
覚悟はいいか?ああ。
最後の作戦がお前とでよかったよ。
オビト…カカシ…。
(マダラ)オビトお前に預けたものをすべて返してもらう。
特に左目がまだ入っていなくてな。
気になるか?マダラ。
写輪眼は左右揃って本来の力を発揮するもの。
そう言ったよな。
なら…。
(マダラ)違う。
もう写輪眼ではない。
輪廻眼だ。
違う。
(マダラ)うん?こっちのことを言ってるんだよ。
やっと揃ったね。
(カカシ)またまた遅刻だよ!お前は。
(オビト)いや途中いろいろあって道に迷っちゃってさ。
(カカシ)お前の歩く道はいつもどんだけ曲がりくねってるってのよホント。
まっすぐ来い!だから道すがらいろいろあったって言ってんだろうが!!忍なら決まりを守れ。
お前のその怠慢が仲間を危機に陥れる可能性だってあんだから。
なら俺がお前らを守ってやる。
決まりを守るかわりによ。
(カカシ)どの口が言ってんだ。
(オビト)眼は口ほどにものを言う。
俺の写輪眼が開眼したら黙ってねえぜ!はぁ〜。
(カカシ)お前の写輪眼なんて役立つとは思えないしそもそも開眼してないなら黙っとけ!
(オビト)うるせぇ!マスクで口隠してるくせに口がものを言いすぎなんだよお前は!テメエこそ黙っとけ!
(ミナト)なかなか足並みが揃わないね。
確かに…でもね先生。
うん?
(ガイ)勝負だカカシ!またテメエか猛獣顔!来んじゃねえ!まったく俺の同期どもは…《マダラ:ナルトを復活させるためには輪廻眼と九尾これらを持つオビトを時空間へ飛ばしさえしなければいい。
神威の移動時間より俺の攻撃のほうが速いのはさっきわかった。
おそらくコイツらはどちらか一方が俺に陽動をしかけてくる間にもう一方が神威をする。
オビト自ら飛ぶかそれともカカシに飛ばせるかの二択》今回は俺がメイン。
お前がバックアップだカカシ《マダラ:どちらにしろ二択ともオビトが言ったようにとらえることができる。
手っ取り早く輪墓でいくか…。
いやオビトに輪廻眼がある以上それはやるべきではない。
なら2人同時に攻撃しさえすればいい》リン:でもね先生。
そこは私に任せて。
私が2人をちゃんと…。
行くよ!2人とも!フフッ!
(2人)神威!お互いまったく同時に神威を。
術のスピードを倍にして飛ぶとはな…。
(サクラ)オビト。
大丈夫だ。
俺がナルトを助けてやる。
信用できるの?俺は昔からまっすぐ素直には歩けなくってね。
だがやっと…たどり着いた。
今回ばかりはいいときに来てくれたよ。
《カカシを助けてくれてありがとうガイ》
(ガイ)大丈夫か?カカシ。
どこかで見たな。
んっ!?誰だ?あれ。
2015/06/25(木) 19:30〜19:58
テレビ大阪1
NARUTO疾風伝「お前はバックアップだ」[字][デ]

「仲間を見捨てない」ことが流儀のオビトと、「任務優先」が流儀のカカシ。全く意見が合わないまま出撃した任務の先でオビトたちを敵が襲う。

詳細情報
番組内容
ついに生身の体を取り戻したうちはマダラ。全ての尾獣を手に入れたマダラは強大な力を持つ十尾の人柱力となり、全ての人間を幻術にかけ操る“月の眼計画”の目的を果たすため、その準備に取りかかる。
その計画を阻むため、忍連合軍は力を合わせマダラに攻撃を仕掛けるが全く歯が立たない。頼みのナルト、サスケも瀕死の状況。果たしてマダラを止めることはできるのか?
データ放送
番組を見て、ナルトのチャクラを貯めると術が発動するよ!
リモコン<d>ボタンを押して参加するってばよ!!
出演者
【[声]】
うずまきナルト:竹内順子、うちはサスケ:杉山紀彰、春野サクラ:中村千絵、はたけカカシ:井上和彦、ヤマト:小山力也、サイ:日野聡、我愛羅:石田彰ほか
原作脚本
【原作】NARUTO-ナルト-(岸本斉史・集英社ジャンプコミックス刊)
【シリーズ構成】武上純希
【脚本】吉田伸
監督・演出
【監督】伊達勇登
音楽
【OP】「風」
 歌:山猿

【ED】「言葉のいらない約束」
 歌:sana
制作
【製作】テレビ東京、ぴえろ
ホームページ

http://ani.tv/naruto/

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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サンプリングレート : 48kHz

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