1時になりました。
ニュースをお伝えします。
前線の影響で、九州南部を中心に大気の状態が不安定になり、鹿児島県では局地的に猛烈な雨が降って、50年に1度の記録的な大雨となっている所があり、土砂災害に厳重な警戒が必要です。
鹿児島県が設置した雨量計では、いずれも三島村の竹島で、午前10時20分までの1時間に86ミリ、硫黄島で午前11時までの1時間に80ミリの、猛烈な雨を観測しました。
気象庁は、鹿児島県の三島村では、50年に1度の記録的な大雨となっている所があるという情報を発表して、厳重な警戒を呼びかけています。
前線は次第に北上すると予想され、九州南部では今夜遅くにかけて、九州北部ではあすの未明以降、局地的に、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あすの昼までに降る雨の量は、いずれも多い所で、九州北部で250ミリ、九州南部で150ミリと予想され、九州南部では、その後もさらに増える見込みで、気象庁は、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
不適切な会計処理が明らかになった、東芝の株主総会が開かれ、田中久雄社長が、極めて異例な事態を招いたと陳謝しました。
東芝の株主総会では、まず会社側が、不適切な会計処理を巡る、社内調査の内容を報告しました。
その上で、第三者委員会の調査が続き、業績を下方修正する規模が固まっていないため、ことし3月期の決算が確定せず、報告できないことを説明しました。
そして、田中社長が、極めて異例な事態を招き、株主の皆様に深くおわび申し上げますと陳謝し、今後、第三者委員会の調査結果を踏まえて、社外取締役を増やすなど、経営体制を強化し、再発防止を図る方針を説明しました。
出席した株主からは、社長と会長の退任は避けられないのではないかなどといった、厳しい意見や質問が相次ぎ、現在も総会は続いています。
総会では、会社側が第三者委員会による調査結果が来月中旬にまとまるまでの暫定措置として、今の取締役の体制を維持することを提案しています。
そして、第三者委員会の調査がまとまったあと、9月下旬に改めて株主総会を開き、新たな取締役の体制などについて、提案することにしています。
認知症やその疑いがあり、はいかいなどで行方不明になったとして、去年、警察に届けられた人は延べ1万700人余りと、2年連続で1万人を超えたことが分かりました。
警察庁のまとめによりますと、認知症やその疑いがあり、行方不明になったとして去年、警察に届けられた人は、延べ1万783人で、おととしより461人増え、2年連続で1万人を超えました。
このうち98%は、去年のうちに所在が確認されましたが、168人は行方不明のままでした。
また、過去に行方不明の届け出が出され、去年、死亡が確認された人は、429人と、おととしより41人増えました。
去年8月には、介護施設から行方不明になった、横浜市の83歳の認知症の男性が、東京都内で発見されましたが、しっかりと会話ができる状態だったことなどから、警察や消防が認知症と気付かず、保護や救急搬送をされないまま死亡するなど、発見されても、認知症と気付かなかったケースも起きています。
2015/06/25(木) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:31576(0x7B58)