徹子の部屋 TIM・ゴルゴ松本 2015.06.25


その後、法的な検討をした結果800万円のうち領収書のないおよそ93万円について支払いに過失があるとしてきょう、局長が個人で交通局に返済しました。
藤本局長は「手続きを遵守することなく契約を行ったことは深く反あっ!命。
(黒柳)すごい。
今日のお客様は命という字をやってくださっているゴルゴ松本さんでいらっしゃいます。
猪木!最近では少年院の慰問などもなさっていらっしゃるそうで。
どうぞこちらにお座りくださいませ。
はい。
あとでそれもちょっとやっていただこうかなと思っております。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
さてゴルゴ松本さん…。
(拍手)相方はゴルゴ13っていうのかと思ったらそうじゃないんですね。
違いますはい。
相方がレッドさんという…。
すぐ赤くなっちゃうんですよね。
本当に?はい。
顔が赤くなっちゃうんでレッド吉田っていう名前にしました。
この方ですね。
ほう…。
あなたが右側の方ですよね。
ちょっとね…。
だいぶ髪形が変わりましたけども。
そうね髪形。
随分複雑な髪形ですねあなたの髪形。
そうなんですよね。
ご覧ください。
すごいですよね皆さん。
びっくりしましたね。
ゴルフが好きなもんですから常にフェアウェーキープするようにですねこういう頭にしたんですけどもどうでしょうか?フェアウェーっていうのがわかんないですから。
私ゴルフできないから。
ゴルフ用語で…打ちやすいところに球を打つ…場所なんですね。
さてさて2人合わせてえーと…T…TIMっていうんですね。
そうです。
TIMです。
どうして時間がかかったかっていったら…「Timeismoney」からきてるってそうなんですか?本当に。
「Timeismoney」の頭文字を取ってTIM。
それがあなたたちのチームの名前。
そうです。
あれですよね人文字のギャグをやっていらっしゃるという…。
先ほどやらせていただきました「命」というギャグが漢字ネタでは最初なんです。
うん…。
その前には色んな…なんていうんですか?バッグとか化粧品で有名な…ブランドあるじゃないですか。
そのマークを形でやってたんですね。
ああそうですか。
例えばですねこれご存じですかね?知らないです。
シャネル!っていう…。
うん…。
すいません。
使えるかどうかわかりませんけども。
ルイ・ヴィトン!とかこういうのやってたんです。
なるほどね。
アニエス・ベー!とかって…。
フフフ…。
すいません。
いいえいいんですけど。
プジョー!やってたんですね。
そこが最初だったんですけども。
あっそう。
それから日本の…でも日本の漢字のほうができてますよね?そうですね。
あと色んなのがあるんですねお二人でやるの。
写真でちょっと見せていただいたんですけど。
すごいですよねこれ。
跳んでますね。
ええ。
これ「炎」っていうやつですってね。
はい。
これ「炎」に見えますよね。
「火メラメラ炎!」ってやってますね。
それからねまだあるんですよ。
これは「羽」ですね。
はいそうです。
本当ね。
でもこういうふうにやると子供なんか覚えるの覚えやすいかもしれませんよね。
そうですねはい。
面白がって。
それからねこれ。
しめすへんに兄。
私思ったんですけどね余計なことですけど右のほうのあなたの左の足をピュッと上に上げたら…。
「祝」ってこう上へ上がってるじゃない?そうですね。
はねてますね。
上げられませんかね?無理?色々試したことあるんですけどもやっぱり右足だけで立ち続けるっていうことはできないんですよ。
ずっと立てない?ちょっとやってみましょうか。
うん。
ちょっとやって。
しめすへん…兄!あっやっぱり難しいのね。
ちょっとそのぐらいしかできませんね。
落ちてくるともっとわかんなくなるもんね。
そうなんですよ。
落ちないほうがいいもんね。
何となくで見ていただいたら私は…。
でも形としてはちょっとこう「祝」ってこうなってこうなってこうなるとこういうふうにはねるじゃないねだからね。
でもまあいいと思いますけど。
なんかあなたはあれですね。
本当は野球で甲子園にお出になったぐらいすごいんですって?そうですね。
ちょうど30年前です。
30年前?30年前の選抜高校野球なんです。
すごいですね。
熊谷…熊谷商高。
そうです。
埼玉県の熊谷商業高校なんです。
おおすごい。
この一番後ろにいるのが僕です。
えー!一番後ろの方?はい。
顔細いですね。
そうなんですよ。
当時56キロか57キロくらいしかなかったんですけど。
ポジションは何だったんですか?僕サードをやってたんですけどもサードの控えです。
ほう…。
サードってご存じですか?わかんないですけど向こうのほうにいる人でしょ?バッターボックスから見て左側の一番手前です。
それでそれの控えっていうことは…。
はい。
補欠です。
だからその人が出られなかった時に出られる人。
そうですそうですそうです。
でもその人は打つチャンスはないの?ないです。
あの人はいつも打たないであそこにいるだけなんですか?それじゃ。
違います。
ちゃんと守ってる人たちはチェンジしたら打ちます。
そうでしょ?打つでしょ。
はい。
補欠の人たちは代打として出るだけです。
そうか。
補欠だから出られないんだ。
そうかそうか。
本当の野球の人は打った人がそこへ行くんで。
そういうことです。
そうか。
わかりました。
えっ?えっ?野球ご存じないですか?はっきり言ったらわからないですよ私…。
世の中に結構野球って浸透してると思うんですけども。
でもね随分この頃わかるようになりました私。
そうですか。
土はもらってきましたか?はい。
20キロ。
どうしてそんなにもらってくるの?およしなさいよあなた。
色んな人に頼まれてたんで。
ああそうか。
持ち帰んなきゃと思って集めてたんですけども上っ面の土をガーッてすぐ集めるんですけどそれだけじゃ足りないんで。
掘ったの?スパイクでガーッと掘って入れてたら審判の人がガーッ…。
「君!甲子園に穴が開くじゃないか!」って怒られて。
「すいません!」って言って…「もう二度と来れるかわかんないんで」って言って持って帰ったんです。
そうよね。
だってあれとてもみんな涙が出るぐらい…見てるとね。
ああこの子はもう本当にみんなにお土産に持って帰るんだろうな二度と来られないと思って…。
ましてやさほら高校3年生だったりすればねもう絶対に来られないじゃないですか。
でもいずれにしてもね野球やってて高校の時甲子園行ったんだぜってそりゃすごいと思いましたよね。
僕だけじゃないですよ。
相方も行ってるんです。
えっ!レッドさんも?2つ違いなんですけど向こうが年上なんですけど。
向こうは京都の東山高校っていうところで甲子園出てた…。
そんな遠いところの方で?はい。
京都と埼玉が東京で出会ってコンビ組んだんです。
えー!じゃあ2人で甲子園に出た時の気持ちなんていうのはぴったり言えるね。
そうですね。
それでコンビ組んだようなもんなんですけど。
そうなんですか?向こうも実は補欠だったんです。
でもそれでよかったじゃないの。
向こうが補欠じゃなかったらさなにかにつけてちょっと威圧的に出られたら嫌じゃないの?はい。
そうするとそのあとですか?ショッピングセンターにお勤めだったの。
そうですねはい。
高校を出て…。
実家のほうをちょっと手伝ってたんですけども。
あっそこで鮮魚売り場をおたくが…鮮魚ってお魚ですね。
はい。
シャケさばいたりマグロさばいたり…。
できるの?あなた。
はい。
サバの五枚おろしだとかアジをねたたいたりとか。
じゃあ相当できるんだ。
そうですね。
いまだに当時二十歳前後で使ってた包丁さばきは今でも。
そういうことをやっていらっしゃってお笑いにいったのはどういうわけ?これはですね21歳の時にですね…。
元々高校時代にとんねるずさんに憧れてですね芸能界に入りたかったんですけども。
色んな家の事情でそのショッピングセンターを手伝うことになってたんですけども3年経ったぐらいでもう一度なんかふつふつと出てきたんですね芸能界に入りたいっていうのが。
それで東京に…。
人前に出たいっていう?そうなんです。
東京に出るようになったんですけども。
当時働いてる時にですね…刺身を切ったりね色々魚をさばいてる時にですね有線放送で浜田省吾さんの『MONEY』っていう曲がガンガン流れてたんですね。
なんかわかんないですけどあの歌の歌詞になんか触発されたかなんかで…。
ご存じですか?『MONEY』っていう歌。
知らない。
「この町のメインストリート僅か数百メートル」「さびれた映画館とバーが5、6軒」…の中で歌でえーと。
「純白のメルセデスプール付きのマンション」「最高の女とベッドでドン・ペリニヨン」…っていうのあるんですよ。
すごい。
わかります。
メルセデスわかるじゃないですか。
プール付きのマンションもなんかお金持ちの象徴じゃないですか。
「最高の女とベッドでドン・ペリニヨン」のドン・ペリニヨンがわかんなかったんですね。
これは東京行くしかない。
ドン・ペリニヨンを求めて…。
どのぐらいしてわかりました?ドン・ペリニヨンがどんなものかって。
そうですね10年ぐらい経ってから…。
そうこうしているうちになんか隣からトントンッて誰かがあなたのドアをたたいた人がいる?そうです。
同じアパートなんですけど。
夢を追いかけてる時でその名も「みのり荘」っていうんですよ。
あっいいね。
夢がみのりそう。
もう2階建ての風呂なしの4畳半の部屋だったんですけど。
僕が203号室で…。
トイレもないの?はい。
202号室の男がトントンッて来たんです。
それがレッド吉田だったんです。
うんうん。
で色々話すようになったら同じような目的だったんですね。
芸能界でっていう。
それでトントンと来てそれでこんな感じになったんですか?そうです。
これ役者やってる時です。
これ90年ですね。
それでじゃあ2人でやっていこうっていうことに?これ役者やってる時なんですけど5〜6年やりましたかね芝居のほうを。
レッドさんは随分普通の顔をしてる人ですね。
普通の人です。
いまだに普通の人です。
普通の人ね。
ええ。
5人の親ですね。
子供5人います。
へえー。
普通のお父さんです。
2人で…漢字を思いついたのはどういうことから?これはですねお笑いを始めたのが94年だったんです。
はい。
で鳴かず飛ばずでネタもそんなに作れなかったんですね。
この当時はもうまだまだネタができなくてですね。
でもギャグだけはなんかひらめいてたんで常に毎年新ギャグを作ろうと思ってですね97年の正月に一回埼玉の実家に帰って。
2日にもう渋谷でライブがあったんでそれに向けてよし今年も心機一転で新ネタで何かギャグを作ってお客さんを笑わせようと思って。
東武東上線のですね男衾駅という駅があるんですね。
んっ?男衾駅。
男の衾と書くんですけど男衾駅っていうのがあって…。
すごいですね男の衾。
男衾。
はい。
そこの駅のホームで田舎の山を見ながらギャグ何かないかなと思ったら山の頂に「命」っていう字が出てきてそれがスーッと体の中に入ってきてあっ!できた!すごい。
インスピレーションっていうもんでしょうねそれが。
本当にたぶん。
駅のホームで。
誰もいない…田舎なんで。
へえー。
であなたが少年院でさっき仰ったように…なんていうんですかねみんなに漢字を使って面白いことを話ししてみんなに色んなことをこう…なんていうんですかね。
何か気づいてもらいたいなっていう…。
それをやっていらっしゃる。
例えば今日そこに…慰問っていうんですか?そういうのいらっしゃった時このホワイトボードでどんなふうにやるのか見せていただいていいですか?はいわかりました。
もうわかりやすいところからいきます。
ごめんなさいね。
ちょっとコマーシャルいっていいかしら?すいません。
コマーシャルが終わったらそのあとでお願い…。
なんか面白いそうでございますよ。
もう普通のことなんですけども。
じゃあちょっと見せていただいてよろしいですか?先生。
はい。
その前にちょっとお茶1杯いいですか?どうぞどうぞ召し上がってくださいませ。
ああ苦い。
苦いですか?はい。
お茶はでも昔はね薬でしたからね。
昔はね。
ではよろしくお願いいたします。
少年院の子供たちにもですねもうわかりやすい漢字しか教えてないんですね。
元々ゴルゴ塾っていって僕の後輩たちに喋ってたことを少年院で喋ってるだけなんですけども。
当たり前のことしか喋ってません。
よく話しするのが「夢は叶う」と。
夢は叶うんだけどもすぐ叶う人と叶わない人っているじゃないですか。
何年もかかる人と。
諦めてしまう人もいるじゃないですか。
その違いは何なのかっていうところで。
人間っていうのは何かあると必ず弱音を吐くんです。
「吐く」という字は口に「+」「−」と書きます。
あっ本当だ。
はい。
これで成功する人何かをやり遂げる人はいいこともプラスなこともマイナスなことも吐くんですけどだんだん変化してくるんですね。
自分の夢を叶えようと思って頑張るんですけどもそうして頑張っていくうちに少しずつ弱音を吐かなくなっていくんです。
マイナスなことを吐かなくなっていくんです。
少しずつ少しずつプラスなことしか吐かない。
マイナスのことはなるべくなるべく少なくしていくと…。
あっ!いつの間にか叶っちゃうんです。
本当ですね。
はい。
夢は叶うんですけども叶えさせる方法としてさっき消したじゃないですか。
でも1個足すと…いい方法があるんです。
ここに足すんです。
おっ!叫ぶんです。
心の中で叫び続けるんです。
自分のなりたいものやりたいことをずっと…。
「俺はこうなるんだ」「私の夢はこうなんだ」っていうのを心の中で叫び続けていくと夢が叶う。
うん。
夢は叶うんです。
はいそうすると見ている子供たちはああ夢は叶うんだなと思います。
そうです。
ポジティブにいけば叶います。
あとこういうことも言います。
はい…。
何て読みますか?「からい」。
「からい」…。
はい?「からい」じゃないですね。
「からい」はこっちです。
黒柳さん。
「幸い」。
漢字をお忘れになりましたか?「幸い」ですね。
はい。
「幸せ」っていう字ですよね。
はい。
こっちが?「辛い」。
「辛い」。
幸せの反対。
そして子供たちは「辛い」って言います。
「辛い」っていう字と「辛い」は同じ字です。
本当ね。
辛みは痛みなんで。
痛点なんですね。
それが辛さに感じるんですけども。
これ似てませんか?先ほど間違えたぐらいですから。
見たところね。
急いで見れば間違っちゃう。
「幸せ」と「辛い」。
何がこっちに足りないですか?1本足りない。
ここに1本棒が足りませんよね。
ここに1本足すことで同じ「幸せ」という字になるんですけども。
これは黒柳さん…辛い時幸せになりたいと思うんですけども何かが足りないんです。
その何かがこの1本なんですけども。
どうしてもやっぱり辛い時あるじゃないですか。
辛い時どうしたらいいか。
辛い時は手へんに「包む」で抱きかかえてあげる。
辛抱するんです。
あら。
我慢じゃなくて辛抱するんです。
辛抱することによって忍耐力つくんです。
そうすることによって…心の棒。
これも「しんぼう」って読みます。
辛い時に辛抱してると心の棒が強く大きく太くなっていくんです。
そうやって辛抱して耐え抜いた力をここに足してやればいいんです1本。
そうすると幸せになる。
でも幸せな時でも何かが欠けると…。
辛い。
黒柳さん的にいったら「辛い」ってなるんですね。
「辛い」ってね。
でも「幸せ」と「辛い」が1本しか違わないとは思いませんでしたね。
気づかなかったでしょ?でも日本語ってこれたぶん…あくまでも僕のこじつけなんですけどこうやって線1本で棒1本で変わるんです。
意味が変わってくるんですね。
そういうのはあれですかね?そうするとそういう少年院にいる子供たちは「おお!」って言います?何かしらのヒントにはなってるかなと思います。
考え方として。
なるほどね。
それからそれ漢字の不思議を思いますよね。
そうですね。
漢字の不思議すごく。
僕が思うのが日本語がすごいなと思って。
日本語の最初に何を教えるか知ってます?いろはにほへと。
それはもう古い時代です。
「色は匂へど散りぬるを」ですね。
今は昭和もう終わって平成なんですね。
僕らの子供時代も昭和の時代なんですけど。
五十音。
五十音表を渡されて平仮名から覚えますよね。
あかさたな。
そうですね。
あかさたな。
はい次が…。
(2人)はまやらわ。
じゃあこの下は何でしょう?あいうえお。
はい。
あいうえお。
かきくけこ。
はい。
これ全部書くんですかね?全部必要なの?あなたそれ。
必要ないんだったらやめたほうがいいわよ。
この辺でよろしいですか?はいいいですよ。
この「あいうえお」を…。
母の音。
母音っていうんですね。
こっちじゃないですよ。
ボイン。
わかる。
ボインじゃないのね。
母音母音。
母音ですよね。
これが全ての基本だっていうことです。
「あかさたな」あ段があったり「いきしちに」のい段があったりするじゃないですか。
「か」にも「あ」が付くんですよね。
「かあ」だからね。
そうですはい。
「きい」「くう」…。
(2人)「けえ」「こお」。
「さあ」…。
(2人)「しい」「すう」「せえ」「そお」。
伸ばすとそうやって母音が残るんですね。
その最初に何がありますか?「あ」じゃなくて?日本語は子供たちに「愛」から教えるんです。
あら本当だ。
全ての「上」には愛が存在してるんです。
本当だ。
まあねそう思えばね。
そして最後何ですか?「わん」。
「わ」。
「ん」。
「ゐ」「う」。
「ゑ」。
「ゑ」。
「を」。
「を」。
でここ。
「ん」。
最後は「恩」で終わる。
ほう…。
愛から始まって恩で終わるのが日本語なんです。
そして恩で終わったらどうなるか知ってます?知りません。
恩返しっていうじゃないですか。
はい。
はい。
はなかんでるんですか?今くしゃみが出て…。
あっすいません。
そっちから風が吹いて…。
あっ僕のほうね…。
恩返し?恩返し。
恩返ししたら…。
要は愛から教わって…始まって色んな人生を歩んでいって最後は恩返し。
恩なんだよっていうことを平仮名がこうやって教えてくれてるじゃないですか。
日本語は愛から教えます。
はい。
さあここからが…黒柳さん。
はい。
すごいですね…。
日本語と英語の違いです。
英語はアルファベットです。
はい。
ABCDEFG。
はい。
はい。
HIJK…っていきます。
日本語は愛から教えます。
しかしアルファベットの国では愛の前に何を教えますか?「H」…。
教育方針が違いすぎますね!フフフ…。
それはアメリカ人も困っちゃうねそれね。
こんなこともやってます。
へえー。
でも面白いですよね。
「あいうえお」の「あい」がね愛情の「愛」から始まっているっていうことを子供たちが知ったらばそうなのかと思うじゃない。
ちょっとコマーシャルいってよろしいですか?はい。
ちょっとコマーシャルいきます。
だんだん私もねわかってきました世の中が。
今の…。
今まで使ってた漢字に色んな意味があったりとか日本語には…っていうのわかっていただけました?わかりました。
もうあと…。
いいですか?いいです。
1つ2つ…。
先ほど辛い時は抱きかかえて辛抱するって言ったじゃないですか。
絶対辛い時逃げちゃいけないんです。
でも逃げていい時は危険からは逃げていいんです。
「逃げる」という字は「兆し」「しんにょう」じゃないですか。
これをへんとつくりを変えるだけで…へんを変えるだけで変わるんですね。
いいですか?危険から逃げて逃げたあとはどうするか?どこか離れたところで今度しんにょうを目へんに変えるんです。
眺める。
眺めるんです。
今置かれている状況を今の状態を眺めてどうしたらいいのかっていう考える時間を持つんです。
そこでどうやったらいいかわかったら今度はこの目へんを手へんに変えて…。
挑む。
挑戦する。
何かにチャレンジするっていう。
このへんを変えるだけでここまで意味が変わってくるんです。
挑戦して何かに…夢を叶えたり勝つことができたら…。
おいしい桃を熟した桃を食べてくださいと。
桃…。
いいですよ桃でも。
ピーチといいます。
ピーチといいますうん。
いいですよね。
桃おいしいですよね。
でも漢字がこんなふうに分解するとそんなふうだってね思いませんよね。
そうなんですはい。
最後にもう一ついいですか?はいいいですよ。
黒柳さんもこの芸能界…。
『窓ぎわのトットちゃん』っていう本を僕は小学生の時に読ませていただきました。
ありがとうございます。
あの時代から芸能界に入られて色んなことがあったと思います。
人生には…苦しいこと困ること時には災いがあります。
これにもう一つここに…「難しい」という字を入れると「苦難」「困難」「災難」。
人生には付き物じゃないですか。
本当だ。
「苦難」「困難」「災難」本当ですね。
でもこういうことが起きないことを…。
「無い」「難」で無難な人生って言うんです。
でも無難な人生な人なんて一人もいないですよね?そうそうそう。
はい。
思い返しても絶対苦しいこと困ったこと災いが起きるんです。
「無い」「難」じゃなくてこの難を…。
必ず起きるんです。
これを「有る」に変えると…。
「有難い」。
そうなんです。
「ありがとう」なんです。
日本人はこういうことが起きることで「ありがとう」っていう心を見つけたんです。
「ありがとう」。
どうですか?日本語のすごさ。
すごい。
うん。
何でも乗り越えられますよね?大丈夫です。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
はい。
苦難困難災難乗り越えて「ありがとう」。
「ありがとう」。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
このようなことをご本にお書きになりましてですねこの方。
なんかねご本にお書きになったもんですから。
それは『命の授業』という…『あっ!命の授業』。
はい。
「あっ!」って付いてるのはなんか…。
いつもですね「命」ってギャグをやる前に「あっ!命」ってやるんですね。
「あ」を入れるんです。
あっ!命。
やっぱり人の目を引きますよね。
そうなんです。
一度やっていただいてもよろしいですか?私はやんない。
フフフ…。
そうですねはい。
やってもいいけど今日ねそれに適してない靴…。
ヒールですね。
それは危険ですね。
やれないなと思いました。
それでこういうのをお教えになった時に少年院での評判はどうです?評判は僕気にしないんですけども…。
でも一応…感想とか。
やっぱり子供たちの目を見てると本当に普通の少年たちなんです。
その顔を見てると「大人が何とかしなきゃいけないな」っていう気持ちになるんですね。
やっぱり僕の話で何か伝わった時はメモったりしますすぐ。
うなずきながら聞いてくれたりします。
あっそう。
質問すると手を挙げて大きな声で答えてくれたりとか…。
そうですね一人でも何かきっかけをつかんで…。
たった一人だけでもね。
頑張っていただいたらいいなと思ってやっております。
そうですよね。
そうですか。
はい。
でもあれですよね初めその…なんていうのかしら。
そのおつもりじゃなかったかもしれないけど渡辺プロ…今も渡辺プロだそうですけど。
そうです。
渡辺プロの試験をオーディションかなんかお受けになってそこで受かってそれでこのまあ…ゴルゴの道へお入りになって…。
そうですねはい。
今そういう…普段もやっていらっしゃるけども子供たちにそうやって色んなことを教える立場になったらなかなか面白い人生が…。
でも国語のみんながやってるクイズには出ないんでしょ?そうですね。
難しいですね。
あれ難しいもんね。
はい。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
どうぞ。
2015/06/25(木) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 TIM・ゴルゴ松本[字]

〜“夢は叶う!”感動の「命の授業」を実演〜TIM・ゴルゴ松本さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
“命!”の人文字ギャグで人気!TIMのゴルゴ松本さんがゲスト。
◇番組内容
お笑い芸人として活躍する一方、数年前からボランティアで少年院を慰問し、講演活動を行っているという。「夢は叶う!叶えるためには…」「辛くても幸せになれる!でも幸せだって…」そんな熱いメッセージを伝えるゴルゴさん、今日はその“命の授業”をスタジオで実演。日本語が私たちに力と感動を与えてくれることを、今日は実感すること間違いなし!ほか、相方・レッド吉田さんとの出会いを語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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