おはようございます。
7時になりました。
TPP・環太平洋パートナーシップ協定を巡り、アメリカ政府に強力な交渉権限を与える法案について、議会上院の本会議で採決が行われ、野党・共和党の多数と、与党・民主党の一部の賛成多数で可決されました。
法案はすでに、議会下院の本会議でも可決されているため、オバマ大統領の署名で成立することになり、今後、TPP交渉は加速するものと見られます。
TPPの交渉の加速に欠かせないとされるアメリカ政府に強力な交渉権限を与える法案について、議会上院の本会議で、24日、採決が行われました。
賛成多数で可決されました。
法案はすでに先週、議会下院の本会議でも可決されているため、オバマ大統領の署名で成立します。
アメリカ政府に強力な交渉権限を与えるこの法案は、ことし4月に提出されました。
野党・共和党は、TPPを推進する立場でしたが、与党・民主党の議員の多くは、TPPで自由貿易が拡大すれば、国内の雇用が脅かされるとして反対を続けました。
このためオバマ大統領は、ふだんは対立する共和党指導部と足並みをそろえて、民主党議員の説得に当たってきました。
では、ワシントン支局の布施谷記者に聞きます。
布施谷さん、今回の法案の可決はどのような意味があるといえるんでしょうか。
アメリカ政府にとって、法案の可決はTPPの最終段階の交渉に入る鍵でした。
というのも、交渉に参加している各国は、この権限がないアメリカと交渉をまとめても、あとからアメリカ議会にひっくり返されるおそれがあると、動きを止めてしまっていたからです。
TPPの交渉は一時停止の状態でしたが、法案の可決でなんとか壁を乗り越えたというのが今の状況です。
そしてオバマ政権は、TPPを巡る交渉に、今後、どのような姿勢で臨むんでしょうか。
各国から求められていた権限は取り付けた。
さあ、約束どおり、あとは交渉妥結に向かうだけだと、今度は各国に決断を迫ることになると見られます。
来年、大統領選挙の年を迎えるアメリカ。
この夏のうちに大筋で合意して、年内にはTPPの協定を巡る一連の手続きを終えるのが目標です。
オバマ大統領はTPPを任期中の大きな実績の一つにしたいと思っています。
妥結が遅れれば、それがどんどん難しくなっていくだけに、アメリカ政府は危機感を持って交渉に当たることは間違いないと思います。
布施谷記者には、後ほどまた聞きます。
TPPを巡る交渉は、現在、どうなっているのでしょうか。
参加しているのは、こちらの12か国です。
現在、21の分野について交渉が進められています。
交渉は難航し、合意したのは条文の半分以下です。
最大の焦点は、経済規模が大きい日本とアメリカの2国間協議です。
10年以上かけて、牛肉と豚肉の関税を大幅に引き下げることや、輸入が急増したときは、一時的に関税を引き上げて輸入を制限する、セーフガードを導入することなどで調整が進んでいます。
しかし、依然として隔たりがあるものもあります。
主食用のコメの日本へのゆにゅうりょうやそうして…、輸入量や、アメリカが自動車部品にかける関税の撤廃時期などについてです。
合意には、さらに歩み寄りが必要です。
そして、12か国全体に目を移しますと、知的財産の分野で、主にアメリカや日本と新興国との間で意見が分かれています。
特に医薬品の開発データの保護を巡って、交渉がどこまで進展するかが焦点となります。
では再びワシントンの布施谷記者です。
法案の可決で、TPP全体の交渉は、加速すると見られていますが、具体的にはどんな動きが出てくるんでしょうか。
日米2国間の農産物や自動車を巡る協議、12か国の首席交渉官会合、そして閣僚会合の開催と、調整が一気にはじまる見込みです。
とはいえ、交渉妥結に向けた道筋はなお平たんとは言えません。
各国の間の意見の対立が簡単に解消できるわけではないからです。
アメリカの交渉責任者、フロマン通商代表も、ホワイトハウスで開かれた会議で、課題は僅かな数まで絞られたが、どれも難しい問題ばかりだと報告しています。
妥結にはアメリカがみずからの要求を引き下げ、譲歩できるかが問われる場面もありそうです。
アメリカも日本もほかの国も、この夏のタイミングを逃せば、TPPの交渉妥結は相当先まで遠のきかねないと思っています。
交渉は正念場を迎えます。
法案が可決されたことを受けて、日本政府は、早期の交渉妥結を目指し、アメリカを含む各国との協議を急ぐことにしています。
各国は今後、首席交渉官会合と閣僚会合を開催するための調整に入ります。
日本政府は、TPP交渉の妥結に向けた機運が高まり、各国とも国内事情に配慮しながらも、ぎりぎりの提案を行なえるようになるのではないかと歓迎しています。
TPP交渉を担当する甘利経済再生担当大臣は、昨夜、7月下旬までには交渉を妥結させたいという考えを示しました。
政府は、まずは日米の2国間で、コメや牛肉・豚肉など、農産物5項目の関税の取扱いなどを巡る協議を決着させる必要があるとして、アメリカとの協議を急ぐことにしています。
その上で、交渉全体の早期妥結を目指し、交渉参加12か国による閣僚会合の開催に向けて、アメリカを含む各国との協議を進める方針です。
ロシアの200海里内、排他的経済水域での、サケとマスの流し網漁を、来年1月から禁止する法案を、ロシア上院が可決しました。
ロシアの法案ですが、日本国内からも影響を懸念する声が出ています。
東京・湯島で、70年にわたって営業している老舗の鮮魚店です。
中でも看板商品は、こちらのベニザケです。
値段は1切れ1296円。
根室市など北海道東部で水揚げされたものです。
日本の近海では取れない高級品のため、高値で取り引きされるベニザケ。
油の乗りがよく、塩気がなじんでおいしいと人気だということですが、店先から消えてしまうかもしれません。
その理由は、ロシアの議会で可決された法案です。
ロシアの200海里内、排他的経済水域で、サケとマスの流し網漁を来年1月から禁止する法案が、下院に続き24日、上院でも可決されました。
ロシア200海里内では、日本とロシアの政府間協議に基づき、日本の漁船も一定の料金を支払って、カムチャツカ半島の沖合などでサケとマスの流し網漁を行っています。
北海道に水揚げされるベニザケも、この海域で取れたものですが、法案の可決で、来年以降、漁を継続できなくなる可能性が高まっているからです。
東京・湯島の鮮魚店です。
この店のベニザケも、ロシア200海里内のサケマス漁で取れたもので、来年以降の入荷の見通しは立っていないということです。
地域経済にも深刻な影響を与えるおそれが出ています。
根室市は、ロシアがサケマスの流し網漁を禁止した場合、北海道東部の経済損失額は、およそ250億円に上るという試算をまとめています。
これは市の1年間の予算を超える金額です。
そのサケマス流し網漁。
ことしはこれまでどおり行えると地元では期待されていました。
しかし、政府間協議の妥結が例年より1か月ほど遅れたうえ、ようやく、きのう出漁する予定だったのが、ロシア側からの許可証が届かず、延期になりました。
日本の漁船も長く操業してきたこの漁を、ロシアはなぜ今、禁止しようとするのか。
ロシア側の事情を取材しました。
カムチャツカ半島の川に来ています。
こちらでは、海から遡上してきたサケやマスの漁が行われています。
カムチャツカ半島と、その周辺の海域は、ロシアのサケマス漁で漁獲量のおよそ40%を占めます。
ここで水産会社を経営するセルゲイ・ポポフさんです。
10年前に会社を設立、川に遡上してきたサケやマスを取り、加工までを手がけていますが、年々漁獲量は減っているといいます。
ポポフさんの会社の漁獲量は、最も多かった7年前の3分の1にまで減少。
ポポフさんは最大の原因は、沖合での流し網漁だとして、禁止を求めてきました。
こうした地元の漁業者の声が、ロシアの政治を動かしました。
背景にあるのがウクライナ情勢です。
プーチン政権は欧米との制裁の応酬で、農産物や水産物の輸入を禁止。
輸入に頼ってきた食品の品薄が懸念されているからです。
ノルウェーなどからのサケも入らなくなる中、限られた漁業資源は外国ではなく、自国で消費すべきとの主張が、受け入れられる雰囲気が生まれたのです。
ロシア政府の主要閣僚や、有力議員からも、流し網漁の禁止を求める声が上がるようになりました。
法案は今後、プーチン大統領が署名し、成立する可能性が高いと見られ、日本との関係に影響が出ることも懸念されています。
資金繰りがひっ迫しているギリシャへの金融支援を協議する、ユーロ圏の財務相会議が開かれました。
支援と引き換えに、ギリシャが実施する構造改革を巡って、合意するにはまだ隔たりが大きいとして、協議は1時間余りで終了し、翌日に持ち越しとなりました。
ーギリシャの首都あてね。
市民の間では、妥協をしてでも合意すべきだと願う声や、議論が平行線をたどって、合意に至らないだろうという悲観的な見方など、さまざまな受け止めが出ています。
市内の銀行のATM・現金自動預払機の前では、市民が不測の事態に備えて、現金を引き出す姿も見られました。
では、ブリュッセルで取材している下村記者に聞きます。
今回の会議が合意できなかったのは、具体的にはどういう点なんでしょうか。
実は、会議の前にIMFがギリシャの新たな改革案に対して、経済成長や財政再建が達成できるかどうか不透明だとして、対案を提示したんです。
この中で、IMFはヨーロッパでも手厚いとされているギリシャの年金の支給額の削減を強く求め、EUもこれに同調しました。
これに対してギリシャは、低所得者に負担を強いる年金の削減は譲れない一線だとして拒否。
会議は開かれたんですけれども、僅か1時間で中断となったわけです。
22日に開かれたユーロ圏の首脳会議で一部の首脳からは、ギリシャの改革案を評価する声も出て、今度こそはと、進展が期待されていました。
それだけに、今回の会議では双方の違いがこれまで以上に際立つ形となりました。
次の財務相会議で合意にこぎ着けられるんでしょうか。
非常に難しいといわざるをえません。
会議のあと、ダイセルブルーム議長は、日本時間の今夜再開される協議に向けて、必要であれば徹夜で作業を進めると述べました。
しかし、年金を巡っては、この5か月間、同じ議論を繰り返してきただけに、それが僅か一夜にして本当に解決するのか、非常に疑問です。
ギリシャのIMFに対する巨額の債務の返済期限まであと6日。
ギリシャが債務不履行に陥るのを回避するために、妥協点を見いだすことができるのか。
タイムリミットが刻一刻と迫る中、双方には結論の先送りではなく、決断が何よりも求められています。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催準備に専任で当たる、新たな担当大臣に、自民党の遠藤利明元文部科学副大臣の起用が固まったことを受けて、政府は、5年後に迫った大会の準備を加速させたい考えです。
政府は、きょう施行される特別措置法に基づき、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催準備に専任で当たる担当大臣を新たに置くことにしており、安倍総理大臣は、自民党の遠藤利明元文部科学副大臣を起用する意向を固め、きょう、正式に任命することにしています。
5年後の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けては、急増する外国人観光客への対応、テロや感染症、それに暑さへの対策など、省庁横断で取り組まなければならない課題が山積しています。
政府は、こうした課題に専任で取り組む担当大臣に、超党派の国会議員で作るスポーツ議員連盟の幹事長や、大会の組織委員会の理事を務め、スポーツ施策に精通する遠藤氏を起用することで、政府内の体制を整えるとともに、東京都や大会の組織委員会などとの連携を強化して、大会の準備を加速させたい考えです。
アメリカのオバマ大統領は、過激派組織IS・イスラミックステートによる人質事件を受けて、政府としての対応策を見直しました。
これまで、罪に問うとしてきた家族による身代金の支払いを、今後は容認すると発表しました。
去年、アメリカ人がISに拘束され、殺害される事件が相次ぎましたが、アメリカ政府は、ISが要求する身代金を支払えば、組織の資金源となるほか、国民が誘拐される危険が増すとして反対してきました。
しかし、人質の家族が、身代金に充てるため独自に資金を集めようとして、政府から罪に問うと警告されたと証言し、政府の対応に批判が上がったため、オバマ大統領は対応策の見直しを指示してきました。
オバマ大統領が24日、ホワイトハウスで行った発表によりますと、引き続き政府としては、過激派組織などには譲歩せず、身代金の支払いや人質の交換に応じない方針は堅持するとしています。
一方で、人質の解放に向けて交渉は行うほか、家族が身代金を支払っても罪には問わないとして、容認することになりました。
また、関係省庁が緊密に連携して対応できるよう、新たな組織を発足させるほか、調整などを担う特使を任命するとしています。
アメリカ政府の方針転換は、日本など、ほかの国の対応に影響を与えることも予想されます。
NATO・北大西洋条約機構は、国防相会議を開きました。
ウクライナ情勢で対立するロシアの軍備増強の動きを念頭に、有事に備える即応部隊の規模を3倍に拡充するなど、防衛体制を強化することで合意しました。
今回の会議では、有事に備える即応部隊に空軍や海軍を投入し、現在の3倍の4万人規模に拡充することや、ロシアに隣接するバルト3国に加え、ポーランドなど東ヨーロッパの国々に新たな拠点を設け、人員や軍事設備を配備することなどを決めました。
これはウクライナ情勢で欧米と対立を深めるロシアが、バルト海で軍事活動を活発化させていると見られることや、大陸間弾道ミサイルを配備する方針を打ち出したことなど、軍備増強の動きを見せていることを念頭に置いた措置と受け止められています。
NATOのストルテンベルグ事務総長は、会議後の記者会見で、ロシアとの軍拡競争につながらないのかとの質問に対し、これは対決ではない。
しかし加盟国の安全を守るために、相応に対応する必要があると述べました。
次は、まずこちらの数字をご覧ください。
年間およそ243万円。
これは母子世帯の平均所得で、全世帯の平均所得の半分以下に過ぎません。
シングルマザーなどひとり親は、2人に1人は貧困というデータもあり、先進国の中で最悪のレベルとされています。
こうしたシングルマザーをどう支援していけばいいのか。
まずは子育てをしながら働かなくてはならない厳しい現実から見ていきます。
富山県に暮らすシングルマザーのあゆみさんです。
小学生の子どもを1人で育てています。
30代でシングルマザーになったあゆみさん。
事務のパートで週5日、毎日8時間働いていますが、月収は10万円ほどです。
安定した収入を得るため、正社員の仕事を探しましたが、子どもの預け先が見つからず、残業などには対応できないと断念しました。
子どものために、この生活を抜け出したいと考えていますが、どうしたらいいのか分からないといいます。
シングルマザーの数は増え続け、現在、全国で124万人に上っています。
こうしたシングルマザーに対し、手厚い支援を行う、ある自治体の取り組みが、今、注目を集めています。
島根県邑南町です。
人口が年々減り続け、過疎化が進んでいます。
これがいい。
これまだね。
この町に暮らす、シングルマザーの北脇麻末さんです。
6歳と3歳の男の子を育てています。
子どもたちのために安定した生活を送れる場所を求めて、1年前、兵庫県から移住しました。
移住の決め手となったのは、日本一の子育て村を掲げる、町の手厚い支援でした。
お帰りなさい。
ご苦労さまです。
町では、2人目以降の子どもには保育料がかかりません。
バイバイ!
こんにちは。
お帰り。
中学卒業までは、医療費も無料です。
北脇さんが暮らすのは、移住者向けの町営住宅。
3LDKで家賃は4万4000円です。
町が仕事もあっせんしてくれました。
働いているのは、ブルーベリー農園。
週に5日で月収は15万円、残業はありません。
さらに、町の定住コーディネーターが、北脇さんたち移住者を支えてくれます。
特別な用事がなくても、声をかけてくれるため、困ったことがあったら、いつでも相談できるという安心感があるといいます。
町がこうした取り組みを始めた背景には、深刻な高齢化がありました。
このままでは町がなくなってしまう。
4年前、過疎の町に給付される過疎債などを活用して、5億5000万円を確保。
そのすべてを子育て支援策につぎ込みました。
すると、25世帯の子連れの家族が移住。
予想外にも、そのうち5世帯がシングルマザーの家族でした。
この子育て支援が、シングルマザーを助けることにもつながると、町は気付かされたといいます。
一方、北脇さんたちシングルマザーも、町に新たな成果をもたらしています。
かつては働き手が足りず、存続が危ぶまれていたブルーベリー農園。
今では北脇さんともう一人のシングルマザーが働いて、運営を支えています。
さらに2人は、農園で作るジャムをブログでPR。
売り上げにも貢献できるようになりました。
農園の経営者は、北脇さんたちに期待を寄せています。
子育て世代が増え、少しずつ活気が戻ってきた邑南町。
地元の人たちも北脇さんたちシングルマザーを応援しています。
この日も、隣の家族が声をかけてくれました。
夕食の準備で忙しい時間に、子どもを遊びに連れて行ってくれたのです。
こうじくんもおいで。
町は、子どもたちのために働く彼女たちを支え、その力を生かしていきたいと考えています。
シングルマザーの北脇さんは、子育てをしながら生き生きと働いていましたね。
そうですね。
では、改めて島根県邑南町の支援策をまとめました。
こちら、子育て費用の補助、住宅の確保、仕事のあっせん、相談窓口の設置。
こうした条件がそろっていることで、厳しい状況にあるシングルマザーを支えることができているんです。
しっかりと環境を整えたうえで、シングルマザーを支援するだけでなく、人材として最大限生かし、町の活性化につなげていく、こういう発想も、今後は大事になってきそうですよね。
ここまでシングルマザーへの支援策についてお伝えしました。
スポーツ、森アナウンサーです。
おはようございます。
まずはなでしこジャパン、ベスト8進出ですね。
日本代表、次の相手はオーストラリアです。
どんなチームなんでしょうか?
こんなチームです。
決勝トーナメントの1回戦では、ブラジルに攻められましたが、体を張った守りで無失点で抑えました。
このボールを奪いにいく力強さが持ち味です。
追いかけて、追いかけて、奪いましたよ。
ほら。
いやぁ、これは手ごわいチームですね。
手ごわいですよね。
なでしこジャパン、この強敵をどう倒せばいいのでしょうか。
NHKサッカー解説の小島伸幸さんに聞きました。
小島さんは、ボールをどんどん奪いに来る、オーストラリアの守備のその特徴を、逆に利用すれば、得点のチャンスが生まれるといいます。
小島さんの考えるオーストラリア攻略の鍵、それは日本のきのうの1点目にありました。
この場面。
相手が近づいたことで、スペースが空きます。
そこへパス。
さらに、同じように相手が近づいてきたらまたパス。
このように空いたスペースを利用します。
こうして次々とボールを動かすことで、オーストラリアが得意とする体を張った守備をさせずにゴールへ近づけばいいと小島さんはいいます。
相手の特徴をうまく利用して得点につなげろということですね。
そういうことですね。
過去の対戦では、日本が9勝5敗7分けでリードしています。
準々決勝、日本時間の28日です。
さあ次はテニスの錦織圭選手ですね。
ー四大大会の第3戦、ウィンブルドン選手権に向け、現地で2回目の練習を行いました。
錦織選手は、ウィンブルドンの会場内の練習用のコートで、2日続けてコーチと体を動かしました。
先週の大会で左ふくらはぎを痛めた錦織選手。
およそ1時間半の練習は、前の日と同じような内容でした。
あっ、きのうよりは左右に動いている気がしますね。
そうなんです。
けがが回復に向かっていることをうかがわせる動きでした。
大会のシード選手も発表され、錦織選手は、男子シングルスで第5シードとなることが決まりました。
大会は今月29日に開幕します。
以上、スポーツでした。
続いて世界が注目!ネット動画のコーナー。
合原アナウンサーです。
おはようございます。
けさは、愉快なネコちゃんたちの動画です。
こんなものがとっても気になるニャン!まずは愛知県のあめちゃんです。
気になっているのは、逆さになった空っぽの餌入れ。
臭いをくんくん。
実は、餌入れにカメムシがいたんです。
これはニャンだ?眺めていると。
見てる、見てる。
カメムシが顔に飛んできて、自分にネコパンチ!
あらら。
よく見てください。
おっとっと、痛そうですね。
本当に痛そう。
やり返すあめちゃん。
でもカメムシの臭い攻撃に追い詰められて。
あら、隅に。
勝負は引き分けとなりました。
こちらは、どんなタイプの扉でも開けちゃうなつ君。
台所の扉は朝飯前。
さらに食器棚も。
あらら、でも食器触って、落としたりしませんかね。
ちょっと心配になりますけど、それは大丈夫なんです。
というのも、中のものが目的ではなくて、扉そのものが気になって開けちゃうからなんです。
開けたら満足。
それにしても器用に開けますね。
そうですよね。
そんななつ君が苦労したのは、こちらのクローゼット。
取っ手には届かず、爪でがりがりとひっかきます。
これ、いらいらしてるんだ。
開かない。
開けたい。
でも諦めないのがなつ君。
扉の下に隙間を見つけて。
ああ、見事オープン。
執念ですね、これは。
そうですよね。
とりこですね。
もっと難しい扉はニャイのと言いたげななつ君でした。
かわいい。
夏の扉を開けてほしいですね。
開けてほしいですね。
神奈川県のちび太くんには、毎朝、とっても気になるものがあるんです。
それは。
あっ!これは平井さんの気象情報ですね。
そうなんです。
でも気になるのは天気じゃなくて。
平井さんの指し棒なんです。
あっ、何?あっ、パンチした。
おい、なんだそれは?って。
追いかけてますね。
ちび太くん、平井さんが大好きで、指し棒に反応しているそうです。
じゃあ天気予報なら誰でもいいんじゃないんですか。
どうなんだろう。
ねえ、そう思いますよね。
あれ?
平井さん。
ちび太君見てますか?
平井さん、ネコちゃんにも大人気ですね。
本当、私もネコ好きなんですけれどもね、本当、ネコに好かれるっていうのはうれしいですね。
なんで私のこの指し棒だけに反応するんでしょうね。
今頃、大興奮じゃないですか?
ちび太君見てますか?見て、ほらほら。
拍手してますよ。
飼い主さんによりますと、ちび太君、ことしの春から毎朝、平井さんが登場する30分も前から、テレビの前で待ってるそうですよ。
そうですか、30分も前から。
でもこのあと登場する、渡辺蘭さんにも反応してほしいところですね。
よろしくお願いします。
以上、世界が注目!ネット動画のコーナーでした。
では続いて気象情報です。
今の外の様子はどうでしょうか。
渡辺さん。
ちび太くん、私のことも見てね、見てくれないかな?けさの空もよう、ご覧ください。
こちら、東京・渋谷、ところどころ青空が見えているんですけれども、ちょっと雲が多いですよね。
実は西から天気、ゆっくりと下り坂で、これからあすにかけて広い範囲、大雨のおそれがあります。
特にきょうは九州で大雨による土砂災害に警戒をしてください。
では早速、雨雲の様子を見ていきます。
けさは九州南部に活発な雨雲がかかっていまして、激しい雨の降っている所があります。
落雷も多くなっていて、大気の状態、かなり不安定です。
では、このあとの予想を朝8時から動かして見ていきましょう。
九州南部はこのあとも局地的に1時間に50ミリ以上と、非常に激しい雨が降るおそれがあります。
特に種子島、屋久島地方は午後も降り方に注意してください。
さらにこのあと、夜には九州北部でも激しい雨の降るおそれがあります。
そして今夜遅くからあすにかけては、九州北部や中国、四国地方で、大雨に警戒が必要です。
あす朝までに降る雨の量は、九州の多い所で150ミリで、そのあともさらに増えます。
すでに地盤が緩んでいますので、土砂災害は警戒をしてください。
では予報です。
けさお伝えしているニュースです。
TPP・環太平洋パートナーシップ協定を巡り、アメリカ政府に強力な交渉権限を与える法案について、議会上院の本会議で、24日採決が行われ、賛成多数で可決されました。
法案は、すでに先週、議会下院の本会議でも可決されているため、オバマ大統領の署名で成立することになり、今後、TPPの交渉参加12か国の間では、閣僚会合の開催など、交渉の妥結の向けた動きが加速するものと見られます。
これを受けて日本政府は、早期の交渉妥結を目指し、アメリカを含む各国との協議を急ぐことにしています。
日本の漁船も操業しているロシアの排他的経済水域でのサケとマスの流し網漁を、来年1月から禁止する法案を、ロシア上院が可決しました。
法案はロシア下院で可決されたのに続いて、24日、上院でも可決。
この漁は、日本の漁船も両国の政府間協議に基づき、一定の料金を支払って行っています。
今後、プーチン大統領の署名を経て法案が成立すれば、来年から漁ができなくなり、漁の継続を求めている日本との関係にも影を落とすことも予想されます。
ギリシャへの金融支援を協議するユーロ圏の財務相会議が開かれ、合意するにはまだ隔たりが大きいとして、協議は翌日に持ち越しとなりました。
24日、ベルギーのブリュッセルで開いた財務相会議では、EU・ヨーロッパ連合やIMF・国際通貨基金などから、ギリシャが示した新たな改革案では、財政再建と経済成長が達成できるか不透明だとして、年金の支給額の削減など、複数の項目について修正を求めたものと見られます。
これに対し、ギリシャは低所得者に負担を強いる年金の削減は受け入れられないと拒否したということで、会議は1時間余りで終了し、翌25日昼過ぎに再び協議することになりました。
政府は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催準備に専任で当たる新たな担当大臣に、自民党の遠藤利明元文部科学副大臣の起用が固まったことを受けて、5年後に迫った大会の準備を加速させたい考えです。
アメリカのオバマ大統領は、過激派組織IS・イスラミックステートによる人質事件を受けて、政府としての対応策を見直し、これまで罪に問うとしてきた家族による身代金の支払いを、今後は容認すると発表しました。
2015/06/25(木) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
ロシアでのサケとマスの流し網漁を禁止する法案が可決の見込み。日本の消費者や漁師への影響は▼TPPめぐり米政府に強力な交渉権を与える法案が成立の公算大。今後の展望
詳細情報
番組内容
ロシアの排他的経済水域でのサケとマスの流し網漁を来年から禁止する法案が可決される見込み。この漁で水揚げされ、贈答用として人気が高いのが日本で流通する紅ザケ。国内の漁師や販売店、消費者などへの影響を伝える▼TPPをめぐりアメリカ政府に強力な交渉権を与える法案が議会上院で可決される公算大。TPP交渉の今後の行方を伝える▼全国で124万人に上るシングルマザー。支援する自治体の取り組みを伝える。
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
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