どーも。
「東北発☆未来塾」応援団長。
どーも!どーも。
6月の講師コミュニティー問題のスペシャリスト…いよいよ最終講座でございます。
前回は塾生たちが野田村の人たちに話を聞きに行ったけど湯浅さんの言う「見えない線」つまりコミュニティーづくりの問題点を見つけられるほど話が聞けなかったんだよね。
そうなんです。
ちゃんと話が聞けなかったんですね。
なので湯浅さんがですねミッションを変更して1人でもいいから…もう少し…こちらは村の人にプレゼンする前の日の夜の様子です。
あ〜頑張ってますね。
頑張ってんね。
寝ちゃってる子もいますね。
はい。
夜中の3時まで最後の追い込みを続けたんですってねすごいねぇ。
僕らのお笑いライブの前日みたいですね期待できます。
野田村の人たちの見えない線を見る事はできたのか?その「線」を越えてコミュニティーをつくるヒントは見つかったのか。
早速ご覧ください。
東北発。
(一同)未来塾!・「未来はあるあるあるきっとどんな時も」・「It’sfineday.It’sfineday.Everyday!」プレゼンテーション本番の朝です。
お疲れさまです。
講師の社会活動家湯浅誠さん。
塾生とは1週間ぶりの再会です。
塾生と野田村の人たちとどこまで近づけるかっていう近づければいいけど…。
どうなりますかね。
お疲れ。
この前の日東京からネット中継で緊急補習を行った湯浅さん。
どこまでリカバリーできたのか気になります。
湯浅さんの心配をよそにやけに自信満々の塾生たち。
プレゼン期待しちゃいますよ。
開始15分前。
コミュニティーについて。
微に入り細に入り話をうかがった村の人たちが集まり始めました。
15人が仕事の合間を縫って参加してくれました。
若い塾生たちが人口5千足らずの村の人間関係をどう見たのか。
期待半分不安半分です。
塾生たちの緊張はいやが上にも高まります。
(弘田)僕たち今回しつこかったと思いますけど一人ひとりインタビューさせていただいたのでその結果というかそれを踏まえた上で僕たちの思いだったり思った事を伝えさせていただくのでどうぞきょうはよろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。
(拍手)村の人と本音で話しコミュニティーづくりの障害となる問題湯浅さんのいう「見えない線」は見えたのか。
その「線」をどう乗り越えればいいのか。
(拍手)加藤久美子さんが発表するのは山の中に暮らす大澤継彌さんについてです。
私初めて先週だらすこ工房に連れて行ってもらったんですけど。
ちょっと山の奥にいてどこに連れて行かれるのかなと思って。
着いたわ着いたでなんかもう出会ったら仙人みたいな方がいらっしゃってちょっとびっくりしたんですけれども。
大澤さんを中心にコミュニティーがつくられています。
加藤さんは初めて訪れた時楽しい様子だけが印象に残りました。
しかし湯浅さんから「見えない線」のリサーチが足りないと指摘されもう一度大澤さんを訪ねました。
今回は時間をかけてゆっくり話し合いました。
すると町を離れて暮らしている事による「見えない線」が見えてきました。
奥さんとかが住んでる仮設にも自治会とか多分あると思うんですけどそういうのに参加したりとかするんですか?俺の名前で仮設は借りてるんだけど。
話しかけたり元気にしてますかとかはそれはしますよ。
でも積極的にっていうのはやっぱり大澤さんが抱える「遠慮」という線。
NPOで活動する加藤さんは自分の中にもその線を感じました。
大澤さん自分で自分の事をなんか偏屈とかくせ者とか変わり者って言っていましたが私も私で相手を気遣う配慮は必要です。
でもそれが遠慮になり言いたい事も言えなくなってしまうとコミュニティーづくりを妨げてしまう。
大澤さんだったり今の私の話というのは野田村だったり他の地域でもありえる問題だと思うんですね。
例えばこの村を良くしたいからこうしたいって言いたくてもやっぱりちょっとこう遠慮…「何も知らないから」とか立場とかを気にしてしまって一歩引いた状態で言えなかったりだとかっていう事が多分あると思うんですね。
続いては浅野基さん。
現在石巻でボランティア組織を立ち上げ中。
コミュニティーづくりは切実な問題です。
「小さなきっかけ」というふうにタイトルで書いたんですけども。
震災後は避難所から仮設住宅そして生活する中で「死ぬのは自分の家で」という思いから南浜の高台に新居を自立再建されました。
夫の成人さんは仮設住宅にいた頃集会などにほとんど参加しませんでした。
その理由はお酒を飲まない事だと結論づけた浅野さんたち。
でもそれだけなのかと疑問に思いもう一度成人さんを訪ねました。
元気じいちゃん。
(弘田)かっこいいですね。
「元気じいちゃんの会」とは家にこもりがちなリタイアした男の人に持っている技能を生かしものづくりを子供たちに教えるなどして人と交流してもらおうという活動です。
日曜大工が得意だった成人さんはこのクラブに参加するようになって少しずつ変わり始めました。
最近ハマっているのが紙バンドを編んで作るカゴやバッグなんだそうです。
8人だったけどさ。
この日の朝妻のサタ子さんを驚かせ喜ばせる出来事がありました。
(笑い声)よかったねって。
感謝しないといけない松川さんとは…塾生の浅野さんは松川さんがどのように成人さんに線を越えさせたのか直接聞きに行きました。
ごめんなさい。
ご苦労さまです。
すみません。
ごめんなさい。
はい。
今から大丈夫ですか?はい。
誘い続けて。
うん。
「松川が何かこれを作りたい」と言っていると。
やっぱりノコギリで木を切るのも見てれば…中戸鎖さんと松川さん。
「元気じいちゃんたちの会」こういうコミュニティーを…中戸鎖さんは元気じいちゃんの会の中ですごく元気になってでそこから飛び出して新しいご近所づきあいを積極的にしようと思ったのはこういう事なんだなぁと思って。
松川さんが言ってらした「元気の伝染」という事なんだなという事を感じさせられました。
およそ2時間にわたって行われた6人の塾生によるプレゼンテーション。
果たして当事者である村の人の反応やいかに?初めて今回こういう事をいろんなコミュニティーとか問題提示を聞かれた時に…塾生の皆さんの考えとか問題に感じるところとかすごい私自身も勉強になりました。
新しいコミュニティーをつくっていくのに今皆さんの話を聞きながらねそんなふうに思っています。
コミュニティーをつくる人の気持ちっていうのはねちょっとした事で悪くなったり良くなったりするってのがよく分かりましたね。
最初自治会のイベントに参加しなかった中戸鎖さんがちょっとしたきっかけで積極的になった話は感動的だったね。
いい話でしたね。
だからすぐに答えが出るもんじゃないから辛抱強く向き合っていく事が大切っていう事なんですね。
そうですね。
湯浅さんからの難しい課題だったけど塾生たち最後まで頑張ったよね。
頑張ったと思いますね。
実はですね「湯浅誠コミュニティー講座」これで終わりじゃないんですね。
次の日もあるんです。
おっ。
湯浅さんが塾生を連れて向かったのは来年の春までに家が建てられる高台の造成地です。
ここに現在異なる地区の仮設に住んでいる人たちが移り住み1から新しいコミュニティーがつくられます。
塾生の下向さんもその一員になります。
コミュニティー講座最後の課題は意外なものでした。
1年後の自分を想像して何をしているか答えよというものです。
はいおめでとうございます。
ありがとうございます。
自治会長さんは中野大六さんになりました。
やっぱりやったか。
やっぱりはい。
月に2〜3回くらいかな。
ちゃんとこう会って…ボランティアのコーディネートをするっていう仕事をしてるんですけど。
1年前に教わった「答えは自分の中にある」っていう事を僕はそれをどこか念頭に置いて学生と接するようになって「俺が石巻を支えるんだ」みたいな学生が出てきたりしてそういう学生が見れて本当に今は充実して楽しいです。
やっぱり人と向き合うという事を意識するようにしていてコミュニティーについての勉強をしてるんですけど。
支えてあげるんだ。
支えられつつ支えられつつ支える立場にもなってという事を意識しながら頑張ってます。
地域活性化のスローガンにわりと広まっていると思うんだけど。
だから「よそ者が地元の人はなかなか気づかない地元のいいものを教えましょうと見つけましょう」と言うんでいろんな事をいろんな人がやってるけども。
「ないものねだりよりあるもの探し」っていうのを…いいチームがつくれたと思います。
いや本当お世話になりました。
ありがとうございました。
3週間にわたった「湯浅誠コミュニティー講座」ひとまず終了!1年後が楽しみです。
次回は私吉本美憂が生まれて初めて東北を訪問。
岩手県で行われた特別講義に参加したんです。
子供たちの未来を考えます。
来週の未来塾ぜひご覧ください。
(一同)未来塾!東北を応援する若者たちの活動報告です。
ご紹介します!私たちはいわき市に住む高校生4人。
1年半前学校生活を楽しくしたいと自分のためにフラダンスを始めました。
しかしステージを重ねるにつれて「たくさんの人たちを笑顔にするために踊りたい」と感じるようになりました。
この日は地元の人が集まるスーパーマーケットでお披露目です。
衣装は私たちの手づくりです。
振り付けはオジリナル。
みんながひとつになってそんな思いを込めました。
私たちの感謝の気持ちちゃんと届いたかな?
(一同)アロハ。
かわいい。
これからもたくさんの方に笑顔と踊りを届けていきたいと思います。
皆さんどんどん応募してください。
詳しくは番組ホームページを見てね!2015/06/24(水) 11:05〜11:25
NHK総合1・神戸
東北発☆未来塾 湯浅誠 コミュニティー講座「最終講義 そしてその先へ…」[解][字][再]
社会活動家・湯浅誠さんからの課題「被災した村の人と本音で話し合い、コミュニティー作りの障害“見えない線”を探れ!」塾生たちは、村人の前でのプレゼンの日が迫り…。
詳細情報
番組内容
未来塾史上の最難問を断念した講師の湯浅誠さんからの新課題「一人でもいいので、岩手県野田村の人と本音で話し、“見えない線”を発見せよ!」を受けた6人の塾生は、改めて村の人々と向き合う。そこで見えてきたものとは…。そして、村の人々を前に、若い塾生たちが「コミュニティー作りの課題と今後の方向性」を発表する。震災で多くの労苦を背負ってきた村の人たちの反応やいかに!?【MC】サンドウィッチマン【語り】吉本実
出演者
【出演】法政大学教授…湯浅誠,【キャスター】サンドウィッチマン,【語り】吉本実憂
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ニュース/報道 – ローカル・地域
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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