趣味どきっ! 現代テニス再デビュー 第4回「ボレー “攻める”“つなぐ”」 2015.06.24


ことも大切です。
こういったルールも大事ですが歩行者、自転車車がそれぞれの立場で譲り合って相手を思いやって運転するといったことがいちばん大切だと思います。
寒川由美子解説委員でした。
今錦織選手の活躍で巻き起こるテニスブーム!振り返るとマンガ「エースをねらえ」がヒットした…プロテニスプレーヤーのマッケンローやナブラチロワなどの活躍に触発された…日本でも多くの人がラケットを握りました。
今回番組で再びラケットを握るのはその時テニス少年テニス少女だったこちらの2人です。
テニス再デビューの2人。
教えてくれるコーチはこの方!やってますね〜。
あっコーチこんにちは〜。
現在は指導者解説者として活躍。
多くの人に分かりやすく現代テニスを伝えています。
どうですか練習しましたか?そうですね。
なんとかやってるつもりなんですけどまだ球をたくさん打ってないので。
今回は…ストロークではなくボレーいきたいと思います。
まあ決めるボレーですね。
ネットよりも下に下がったら一回これつながないと。
これローボレー。
簡単に言ったら…この2種類は必ず覚えていきたいと思います。
また現代のボレーって違うんですか?そうですね。
ちょっと違うところがあるのでまずお二人がどんなボレーをしてるのか見せて下さい。
いいです。
昭和のボレー。
まずは…田中さんからボレーをしてみます。
いきま〜す。
お願いしま〜す!お〜。
面きれい。
ほんとですか?田中さんちゃんと返せています。
いきま〜す。
フォアいきます。
続いて野村さん。
お〜。
OKバックいきます!勘が取り戻せたのかしっかり当たっています。
ところが…!昔はお二人がやったボレーのように…もう壁ですよと。
はいはい。
これが昔のほんとにミスが少ないボレー。
でも今は…。
えっ違うんですか?昔だったら振っちゃ駄目だよって言われていたボレーを今は動かしても大丈夫なようにコントロールができるようになりました。
しっかりテイクバックしてボレーするのが現代テニスの特徴なんです。
ボールの質がやっぱり昔とは…。
より低くバウンドが低くなってますし。
そうなんですね。
昔は真横にして頂いて上から握るコンチネンタルといってすごく薄いんですよね。
少しじゃあ厚めに持つって事ですよね?そうなんです。
何に注意っていったらラケットのヘッドを上げて握る。
一番強いボールに負けないんです。
これは負けちゃいます。
なるほど。
手首の安定感が違いますもんね。
そうですね〜。
ですからこういう状態からクッと上げて頂いたこの手首の形はもう変えずにどこでもこれができると安定感は高くなります。
そのためにここを少しあけたいんです。
隙間を。
はい。
まずはフォアハンドのボレーから練習していきたいと思います。
フォアで重要なのはボールの高さに面をセットしてしまうのではなくて面をセットすると潰したりここから動かしてしまう事が多いので…そうすると自然に上から出てきますのであとは小指から少し握り込んで頂けると自然と何もしなくてもスライス回転です。
スライス回転かけようと思ってこういうふうにやらなくても大丈夫です。
握り込んで頂いてラケットの…さっきも言ったようにこれをやらなければ大丈夫。
このままの手首で下ろしてくる。
ちょっといきます。
昔のボレー。
昔はテイクバックをとらずラケットの面に当てていくボレーでした。
安定感は出る。
ミスはしない。
でももっと…シャープになりますね球が。
そうなんです。
現代テニスではテイクバックをとってボールにスライス回転をかけます。
ちょっと引いて少し出していく。
でもこれはやりません。
すくっちゃ駄目って事ですね。
やりがちだなそれ。
これやりがちなんですね。
あとこっちです。
高いとこれを。
きれいに…。
当たったあとも絶対に下に下げない方が安定感があります。
で左手と一緒に少し…そうですそうです。
ここで安定感を高めます。
フォアボレーは広げた両手を谷を描くように閉じます。
バックは…両手から放してます。
なぜかというとこれが多くなってしまうんですね。
どうしても負けてしまって。
どうしてもこれが…。
そっか。
手首がこうなっちゃうんですね。
そういう方が多い。
なりがち。
こうやって。
なのでそれをやめるためにもきちっと左手でラケットのヘッドを立ててあげてそこから放してあげる。
コーチ当たるところまではしっかり左手をサポートしといて当たったら放せばいい。
ラケットヘッドが下がらないようインパクトまでは両手でしっかりと支えます。
そしてインパクト後片手を放すとより柔軟なショットが打てます。
ではバックの片手いきたいんですけれども片手は左手と右手を使って…前で作ってしまうと体が開いてしまうので横で。
ここ我慢して。
この肩の後ろでボールにぶつかっていくネットにぶつかっていくぐらいここは残しておけると安定感が出ます。
へえ〜横なんですね。
山です。
その時にやってしまうのがこういう…肘を引いてしまうと切れてしまいます。
肘を引くんじゃないんですね?肘はこっちには引かないです。
ボール打ちたい方向に行くので。
なるべくこれは寝かさないように立てたままです。
じゃ肘って曲がらないって事ですよね?ほぼ曲がりません。
では2人も練習。
まずは田中さんから。
フォアだけです。
OK。
OK。
OK。
面はすごくきれいなんですけどこうやっていっちゃうんですね。
ほんとですか?後ろから前に。
そうです。
あ〜気持ちいい!何か当たりが全然違う!新しい感覚!OK!よいしょ。
OKです。
そして…OK。
例えばクロスに打ちたかったら…高さを保つんですね。
これが…よいしょ。
下がらないように保ちます。
保たなきゃいけないんですね。
当たったあとにもう行ってるんだけど放してみて下さい。
当たってから。
ナイスじゃないですか。
当たってから。
当たって。
うまい。
続いて野村さん。
フォアですね。
あ〜!野村さんは…今動いてないですか?ないです。
ここを支点にする感じで。
そうですそうです。
動かしていきます。
前に打ちたい方向にこれを出していきます。
そうですそうです。
ナイス。
面を出していきます。
ああそっか。
面を出して。
OK。
そして…OK。
そうですそうです。
野村さん打つ時に両手で山を作る事ができています。
あ〜ごめんなさい!OK。
攻めのボレー守りのボレーと2種類いきたいと思います。
攻めのボレーは要するにハイボレーですね。
ちょっと高いところを…守りのボレーというのはローボレーなので大体サービスラインぐらいのところでボールをすくい上げるような。
一回戻してから次攻撃できるというような2種類のボレー。
まずは…お〜。
ポイントは高いところから下に下ろしたいんですけれどもこれをギュンと落としてしまったり面をかぶせてしまうと勢いもあってボールが飛んでいってしまう。
なるべく高いところから高いところで終われると…。
お〜!ミスが少なくなります。
これこそ開きますよここ。
この脇が。
脇がこうなってしまうと力が出ないのでなるべく…ではハイボレーをお願いします。
お願いします。
では2人も練習。
あれ振り過ぎちゃった。
いいですよ。
あれ?今スマッシュ打っちゃった方が簡単な感じの…。
面がこうなってるので。
これをクルクルクル横向いてしまう。
そうです。
横のまま。
そうですそうです。
横のまま。
前に!OK。
横ですよ横です。
そうですそうです!そして野村さん。
OK。
うわっ。
大丈夫です。
今足が先に出てから打っちゃうんですね。
先に打ってしまうのでなるべくためて…一緒!ためて…一緒!ためて…一緒。
そうですそうです!ためて…一緒!OKです。
ではバックのハイボレー。
なるべく高いところで終わって頂けると無理なく…。
ヘッドがまっすぐ立ってると打ちづらいので…倒して合わせる。
片手で打つバックのハイボレーはこちら。
ラケットのヘッドが落ちてますよね。
これが立ってるままだとどうしても力が…パーンといけませんのでなるべく倒してその時に…前向いてしまうと力が入りませんので背中でボンと打つイメージです。
小さくなって押していきます。
こういうふうにやらないように。
こういうふうにやったりしないように流します。
これ流れます。
鍋の底に具があります。
その具をラケットの面ですくったら相手に食べさせます。
「どうぞ〜!」ってやって頂けると…。
すくえます。
少し足は…よくありがちな…こうやっちゃうとちょっと難しくなります。
少しだけ低いところで待ち構えて頂けると。
安定感が全然違いますね。
ラケットの面で鍋の底の具をすくい取るイメージで振ります。
その際重心を後ろの膝から前へと移動させます。
ローボレーも練習します。
鍋の底の具をすくいますよ。
今ですねどうしてグラグラしちゃうかっていうと…伸びちゃうのが好きなんです。
すごく好きです。
こうなっちゃう。
こっちなんですね。
必ずこの…そうなんです。
このままの状態で投げてあげます。
そうですそうです。
当てて当てて。
ナイスです。
OKです。
続いて野村さん。
食べさせますよ。
食べさせます。
そうです。
浮いちゃう。
なぜすくうかというとここでローボレー打ったあとって絶対に前に行くんです。
前に行けるのが…。
そうなんです。
それにのって行きます。
そうですねそうですね。
中に入りながら…そうですそうです。
これもフォアと同じように…左手がついててもついてなくても必ず前にフォロースルーをする事。
これによって前に出やすくもなりますので。
少し面は上に向けておくと更に前に流しやすいかと思います。
バックのローボレーもフォアと同じ鍋の底の具をすくい取るようなイメージ。
重心も後ろの膝から前へと移します。
ではボレーの練習で一番やってほしい事ボレーボレーです。
このボレーボレーというのがほんとに楽につながるようになるとボレーの感覚というのがどんどんできてくるので。
OK一人5回。
なので10球続けましょう。
ではボレーボレーを2人で10球続けます。
アハハハハハッ!惜しい惜しい!いきますよ!あっごめんごめん!ここではウィンブルドンの裏話をしたいと思います。
ウィンブルドンといえば選手にとってもほんとに特別な大会でウィンブルドンで1勝でもすると胸を張って日本に帰れるというくらい特別な大会でした。
ウィンブルドンといえば芝生のコートが…もう皆さんよく見ていると思いますけれどもあのセンターコート。
あのセンターコートはウィンブルドンの大会期間中しか使いません。
という事は2週間1年の中でも2週間しか使わないコートです。
それとウィンブルドンは予選会場が違います。
予選で負けた選手は本選の会場にすら入る事が許されていません。
これは他のグランドスラムの中でもほんとにウィンブルドンだけなんです。
ですから選手たちはあのセンターコートの芝生の上でプレーする事が夢となっております。
それから選手にとって非常に悔しい事もあるんです。
なんと…私はナンバー2にまでしか行かれませんでした。
どうしてもシード選手が使っているロッカールームに入ってみたかったんですけれども見る事すらできませんでした。
入った選手に聞くと…こういうような話がほんとにたくさんあるのがウィンブルドンです。
是非ウィンブルドン楽しんで下さい。
多分10球つなげようと思うと…え〜そうなんだ。
「ん!」ってなってると体がだんだん固まってしまうのでちょっとリラックスで大丈夫です。
打ったらすぐにステップです。
ステップステップ。
まだいきます!いきますよ!あ〜!でもナイス!OKですOKです。
面白かった。
ねっ止まっちゃうんですね!もういっぱいいっぱいになっちゃうんです。
楽しみ。
楽しみだね。
1234…。

(テーマ音楽)2015/06/24(水) 10:15〜10:40
NHK総合1・神戸
趣味どきっ! 現代テニス再デビュー 第4回「ボレー “攻める”“つなぐ”」[解][字]

錦織圭選手に刺激を受け、テニス“再デビュー”を目指す中高年が増えています。番組では、かつての常識と、“現代テニス”を比較し、テニスの進化を分かりやすく伝えます。

詳細情報
番組内容
錦織圭選手に刺激を受け、テニス“再デビュー”を目指す中高年が増えています。しかし、現代テニスは、70〜80年代から大きく変化。番組では、かつての常識と、現代テニスを比較し、進化を伝えていきます。コーチは元プロ選手で、解説者・指導者として現代テニスを分かりやすく伝える神尾米さん。生徒は俳優・野村宏伸さん、女優・田中美奈子さん。第4回は当てるだけでなく、テイクバックして振っていくボレーを練習します。
出演者
【講師】元プロテニス選手…神尾米,【生徒】野村宏伸,田中美奈子,【語り】帆世雄一

ジャンル :
趣味/教育 – その他
スポーツ – その他の球技
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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