ニュースウオッチ9▽沖縄慰霊の日…河野キャスターが現地から中継▽大気不安定 2015.06.23


120%ぐらいの準備ができた。
こんばんは。
ニュースウオッチ9です。
河野キャスターは、戦後70年の節目を迎えた沖縄に行っています。
後ほど、現地から中継でお伝えします。
まずは雨のニュースです。
上空の寒気や前線の影響で、大気の状態が不安定になり、関東などでは各地で激しい雨が降っています。
気象庁は、土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水や、落雷、突風などに十分注意するよう呼びかけています。
では、千葉県四街道市から中継です。
千葉県四街道市です。
私は今、学校近くの住宅街にいます。
今も雨が降っていまして、時折、雷も鳴っています。
道路は深い所で、一時、30センチほど冠水しています。
周辺には、消防が出て、警戒に当たっていまして、現場付近の道路は通行止めにしているということです。
住宅からは、住民が心配そうに外を見ています。
日ざしを浴びて水遊びをする子どもたち。
午前中の山形市です。
ところが。
午後になると、天気が急変。
局地的に雨雲が発達しました。
そのほぼ同じ時間帯には、ひょうのようなものが数分間にわたって降った様子も撮影されました。
同じ山形県の米沢市では、僅か数分の間で、画面が見えなくなるほどの雨になりました。
気象庁によりますと、上空の寒気や前線の影響で、近畿から東北にかけてと、鹿児島県の奄美地方で大気の状態が不安定になり、局地的に積乱雲が発達して、雨が強まっています。
こちらは茨城県つくば市。
県が設置した雨量計で、午後5時20分までの1時間に81ミリの猛烈な雨を観測しました。
この地区の住民が、周辺が水につかった当時の様子を撮影していました。
これまでの雨で、群馬県と栃木県、長野県、それに奄美地方では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
長野県内では、長野市の5つの地区の合わせて1万7602人と、立科町の7174人、長和町の200人に避難勧告が出されています。
午後8時半までの1時間には、埼玉県越谷市で43ミリ、千葉市で39.5ミリの激しい雨を観測しました。
夜になって、雨は東京でも降り始めました。
午後7時過ぎ、都内でも雨粒が大きくなってきました。
傘を持たない人たち、足早に帰宅を急いでいます。
大気の不安定な状態はこのあとも続く見込みで、関東や奄美地方では、局地的に雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、雨量が多い地域では、土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水や急な川の増水、落雷やひょう、それに竜巻などの突風にも、十分注意するよう呼びかけています。
太平洋戦争の末期、沖縄では激しい地上戦が繰り広げられ、当時の県民の4分の1、20万人を超える人が犠牲となりました。
それから70年。
沖縄はきょう、慰霊の日を迎えました。
最後の激戦地となった糸満市に、河野キャスターがいます。
沖縄県南部、糸満市にある平和祈念公園に来ています。
公園には沖縄戦の犠牲者一人一人の名前を石碑に刻んだ、平和の礎が建てられています。
この1年で新たに87人の名前が判明し、刻まれました。
きょう日中、この一帯は、多くの家族連れが訪れていまして、このように、花を手向けて、亡くなった人を悼む姿が見られました。
沖縄戦から70年、戦争の体験者が少なくなる中で、戦争の記憶を次の世代にどう伝えていくのか、また、戦後、沖縄に駐留を続けるアメリカ軍の基地問題をどう解決していくのか。
重い課題を抱えながら、70年目の慰霊の日を迎えた沖縄の姿です。
慰霊の日を迎えた沖縄。
70年前、大切な家族を奪われた人たち。
今も悲しみは消えません。
沖縄戦を16歳で体験した、中山きくさんです。
高等女学校の生徒だった中山さんは、負傷した兵士の看護を担う白梅学徒隊に動員されました。
ごうに設けられた野戦病院で、兵士の手当てに当たった中山さんたち。
戦闘が激しくなる中、56人の学徒のうち、22人が命を落としました。
平和祈念公園で開かれた沖縄県主催の戦没者追悼式。
遺族などおよそ5400人が参列しました。
黙とう。
正午に合わせて、1分間黙とうをささげました。
そして、沖縄県の翁長知事が、平和宣言を読み上げました。
その上で、アメリカ軍普天間基地の移設計画の見直しを政府に求めました。
安倍総理大臣は。
今も在日アメリカ軍の専用施設の74%が集中する沖縄。
普天間基地の移設を巡っては、政府と沖縄県との間で対立が続いています。
4月には、翁長知事と安倍総理大臣が、直接会談しましたが、歩み寄りは見られませんでした。
安倍総理大臣が、名護市辺野古への移転が唯一の解決策だと述べ、理解を求めたのに対し、翁長知事は、絶対に新基地を造らせないとして、計画の撤回を求めていました。
追悼式のあと、安倍総理大臣は。
普天間基地の移設計画が進められている名護市辺野古のアメリカ軍基地キャンプ・シュワブ。
ゲート前では、きょうも計画に反対する人が、抗議の座り込みを続けていました。
翁長知事の平和宣言について、沖縄県民は。
黙とう。
沖縄戦で白梅学徒隊に動員され、多くの友人を失った、中山きくさんです。
きょう開かれた白梅学徒隊の慰霊祭で、70年目の思いを改めて語りました。
ここからは、沖縄局の西銘記者とお伝えします。
西銘記者は沖縄生まれで、20年近く沖縄局に勤務をして、沖縄の問題を継続して取材をしてきました。
西銘さん、きょうの翁長知事の平和宣言なんですが、西銘さんはこれ、どう見てますかね?
今回の平和宣言は、沖縄にあるアメリカ軍基地の負担についてのくだりが、全体の半分近くを占めました。
中でも、安全保障ということばが2度にわたって出てきました。
その日本の安全保障のためというなら、一つの地域ばかりに負担を負わせるのは、不公平ではないかというメッセージが、色濃く出ているように感じました。
翁長知事がここまで基地問題に踏み込んだのは、どんな思いがあったと見ていますか?
そうですね、まずアメリカ軍基地は、沖縄戦の結果、ここ、沖縄に集中しています。
そしてその基地というのは沖縄戦の延長線上にあるわけなんですね。
それだけに、70年という節目の年の慰霊の日に、基地の問題を全国に発信したい、伝えたいというねらいがあったというふうに思いました。
また式典の会場では、翁長知事が移設計画の中止を求めたり、それから国民の平等は等しく保障されるべきだというようなことを言いますと、ひときわ拍手が起きるという感じで、厳かな追悼式とはちょっと違う、いつもと違う雰囲気も感じました。
その沖縄のことをもっと全国に伝えてほしいという、知事に対する県民の期待のようなものも感じました。
西銘記者には、また後ほど聞きます。
さて、沖縄の人たちの尊い命を奪い、その後は基地問題の始まりにもなったのが、沖縄戦です。
今、その記憶を次の世代に、そして日本人全体にどのように継承していけばいいのかが問われています。
沖縄の街を歩いて、その現状を取材しました。
沖縄の子どもたち。
各地の慰霊の行事には、子どもたちの姿が多くありました。
激しい地上戦と、鉄の暴風と呼ばれる艦砲射撃にさらされた沖縄戦。
今の若者たちは、この戦争をどう受け継いでいるのでしょうか。
高校生たちに聞いてみました。
おじいちゃんとおばあちゃん。
毎年、慰霊の日になると、祖父が戦争の体験を語ってくれるということです。
戦争体験を聞く機会が減り続けていることを、肌で感じているようでした。
歴史教育が専門の沖縄大学の新城俊昭客員教授も、こうした現状に危機感を持っています。
新城さんは20年前から、沖縄戦について、高校生にアンケートを行っています。
沖縄県外の人たちに、沖縄戦の実像をどう伝えていくかも大きな課題です。
沖縄を訪れる観光客は去年、700万人を超え、過去最高となりました。
慰霊の日を目前にした週末、戦跡を訪れる予定があるか、観光客に聞いてみました。
戦没者追悼式の会場に隣接する、平和祈念資料館です。
市民の目線を意識した展示で、沖縄戦の実態を伝えているこちらの資料館。
訪れた人の数は、オープンした平成12年度には42万人でしたが、昨年度は33万人と、減少傾向となっています。
資料館では、展示資料をより充実させて、関心をつなぎ止めようとしています。
特に力を入れているのが、沖縄戦を体験した人の証言の展示です。
手記や映像の形で、1000人を超える人たちのことばに触れることができます。
河野さん、地元の人たちは、次の世代に引き継いでいかなくてはいけないという強い思いを持っていると感じましたが、でも現実には、沖縄戦の悲劇を伝えていくことが、年々難しくなっているんですね。
そうですね。
実際に沖縄戦を体験した世代が、時代とともに少なくなっているということは否定できません。
ただ、取材をした新城客員教授も指摘をしていましたけれども、沖縄の若い人たちの間では、今のうちに体験者から話を聞いて、自分たちが伝えていかなければならないという意識はこれ、高いようなんです。
そういう意味では、若い人たちにどういう平和教育を行うか、これが沖縄での課題になっているんだと思います。
確かに平和教育については、その在り方が、沖縄県内では、課題になっています。
さらに沖縄戦の実像を本土の方々に知ってほしい、そしてどう伝えていくのかということも課題になっているんですね。
その心と言いますか、それはかつての戦争だけではなくて、その今の基地問題もトータルとして知ってほしいという思いがあるからなんですね。
例えば、沖縄戦では本土防衛の持久戦になりましたし、今は、この安全保障のための基地が集中しているという現状があります。
地理的な要因から、沖縄はずっと重要な役割を担ってきたわけなんですけれども、県民の立場からすると、担わされてきたという意識が拭えないんですね。
なるほどね。
そうした孤立感を沖縄の人たちが感じる一方で、本土に住む人の中にも、沖縄に通いながら、沖縄戦を語り継いでいる人がいます。
愛知県に住む中村桂子さんです。
中村さんは、地元の子どもたちを沖縄に連れていくなど、沖縄戦について伝える活動を続けています。
父親は沖縄で兵士として戦いました。
沖縄戦の語り部となっていた父の遺志を受け継ぎたいと考えています。
父親は、沖縄県の南部にある地下洞窟、アブチラガマで終戦を迎えました。
父親の足跡を訪ねている中村さん。
この日、アブチラガマを訪れました。
多くの住民が逃げ込み、日本軍の兵士もいた場所です。
ここの辺りですよね、この辺り。
戦闘で負傷した父親は、撤退する日本軍に置き去りにされたといいます。
ことし、父親の証言が記録されたテープが見つかりました。
アブチラガマの中で、仲間の兵士から猛毒の青酸カリを渡されたと語っていました。
父親を救ってくれたのが沖縄の住民でした。
父親の口を開けて、食べ物を与えてくれたといいます。
当時、避難場所から追い出されるなどしていた住民は、日本軍に反発していましたが、目の前の命は見捨てませんでした。
父親は、洞窟を生きて出たときの喜びも語っていました。
命を救われた父親は、戦後、沖縄を110回以上訪問。
沖縄の人たちに感謝の気持ちを伝えるとともに、みずからの戦争体験を話していました。
地元のガイド、具志堅美千代さん。
中村さんの父親と話したときのことばが、今も心に残っているといいます。
晩年、足が不自由になった父親に付き添い、中村さんは沖縄を訪れるようになりました。
6年前に亡くなった父親。
その沖縄に寄せる思いを深く知り、語り継ぐことにしたのです。
沖縄戦で何があったのか。
それを知ることが、今の沖縄を理解することにつながると感じています。
ではここで地震の情報をお伝えします。
先ほど9時19分ごろ、関東地方で最大震度4のやや強い地震がありました。
この地震による津波の心配はありません。
震源地は、小笠原諸島西方沖、震源の深さは480キロ、地震の規模を示すマグニチュードは、6.9と推定されています。
この地震による津波の心配はありません。
震度4が小笠原の母島、震度3が小笠原の父島、そしてそのほか、宮城県、福島県、栃木県、埼玉県などで、震度2や1を観測しています。
繰り返します。
9時19分ごろ、関東地方でやや強い地震がありました。
震源地は小笠原諸島西方沖、震源の深さは480キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.9と推定されています。
震度4を小笠原の母島、震度3を小笠原の父島で観測しました。
この地震による津波の心配はありません。
では再び、沖縄から河野キャスターがお伝えします。
西銘さん、先ほどのリポートにもありましたけど、戦後70年たって、沖縄への思いを新たにする本土の家族の姿ですね。
これ、印象的でしたね。
そうですね、私もこれまでの取材を通して、沖縄戦の問題というのは、決して過去の問題ではなくて、今につながる問題だということを、強く感じています。
そして沖縄の問題を、沖縄だけの問題として捉えるのではなくて、日本全体の問題として、もうちょっと考えてほしいというのが、今の戦後70年を迎えた、今の沖縄の声だというふうに感じました。
今ご紹介された、日比野さんの娘さんたちの活動を見ていますと、その沖縄と本土にある温度差みたいなものをですね、何かこう、解決してくれるような、そんなヒントがあるように感じました。
沖縄局の西銘記者に聞きました。
すさまじい地上戦を体験した、沖縄の生の証言や記憶をどう受け継いでいくか。
また、戦後、沖縄が背負ってきたアメリカ軍基地の負担をどう和らげていくか。
沖縄戦から70年がたった今、日本全体で向き合っていくべき課題ではないかと、改めて感じました。
70年目の慰霊の日を迎えた沖縄から河野キャスターがお伝えしました。
続いて、トゥデーズウオッチです。
国の認定を不正に取得した免震装置を、製造・販売していた東洋ゴム工業。
経営責任を明確にするため、会長と社長の辞任を発表しました。
信木会長は来月1日付で辞任。
山本社長は、免震装置の問題への対応などにメドが立ちしだい、臨時株主総会を開き、辞任するとしています。
国に認定された性能を満たしていない免震装置や、性能が不明な装置が使われていたのは、全国のマンションや病院など、154棟に上ります。
会社側は、新しい免震装置に交換するとともに、すべての工場の製品を対象に、緊急点検を行うなどとしています。
アメリカのIT企業、アップルが始める、聴き放題の音楽配信サービスに、世界的な人気歌手が一石を投じました。
アメリカの歌手、テイラー・スウィフトさんです。
テイラーさんは、アップルが今月末から始める、聴き放題の音楽配信サービスに、最新アルバムを提供しないと表明しました。
サービスを無料で提供する当初の3か月間、アップルが制作者側に印税を支払わないことを問題だと指摘。
特に若い人が収入を得られなくなると、抗議しています。
アップルは急きょ、方針を転換し、無料の提供期間中も印税を支払うことを決めました。
業績不振で巨額の赤字に転落したシャープ。
きょう、株主総会が開かれ、株主からは、経営責任を追及する厳しい質問が相次ぎました。
高橋興三社長は、ことし3月期のグループ全体の決算で、最終的な損益が2223億円の赤字に転落したことについて、陳謝しました。
株主は。
総会では、累積赤字を穴埋めするため、およそ1200億円の資本金を5億円まで減らすなど、6つの議案が承認されました。
再建を目指すシャープに問われるのは、稼ぐ力です。
シャープは大阪の本社ビルを売却するほか、国内の工場などに勤務する45歳以上の社員を対象に、希望退職を募集します。
3年前にも、リストラ策を打ち出しただけに、これらは苦渋の決断だったと思います。
その上で、一体どこに活路を見いだすのか。
この道はいつか来た道とならないよう、業績悪化の要因となった液晶頼みの経営から脱却し、会社一丸となって、この稼ぐ力を取り戻すことが求められます。
一方、きょうの東京株式市場。
日経平均株価は、およそ15年2か月ぶりの高値をつけました。
ギリシャへの金融支援を巡る協議が進むことへの期待感から買い注文が広がり、日経平均株価の終値は、2万809円42銭。
終値として、平成12年4月以来の高値となりました。
さて、満天の星空に浮かぶ国際宇宙ステーション。
そこを舞台に、宇宙の謎に挑もうとしている日本人たちがいます。
事故で一度は延期になった挑戦が、再び始まろうとしています。
宇宙への挑戦をすることになったのが、こちらの特殊なカメラです。
千葉工業大学で開発されました。
流れ星の光を捉えることができる超高感度のカメラ。
このカメラで、すい星のちりが燃えて発生する光を分析すると、すい星そのものが、どういった物質で構成されているかなどが分かってくるといいます。
アメリカ・フロリダ州で、現地時間の今月28日にロケットで打ち上げられるのを前に、開発チームの荒井朋子さんが会見しました。
実は、荒井さんたちのカメラは、去年10月に、宇宙へと打ち上げられるはずでした。
しかし。
打ち上げ直後に事故に見舞われ、カメラも失われたのです。
あれから8か月。
荒井さんたちは地上からの操作がしやすいよう、カメラに改良を加えました。
願かけも行い、満を持しての再打ち上げとなります。
さらに朗報も。
荒井さんによりますと、このカメラのISS・国際宇宙ステーションへの設置を、日本人宇宙飛行士、油井亀美也さんも加わるチームが行う見通しだということです。
その油井亀美也さん。
来月23日、初めて宇宙に行くことになり、NHKのインタビューに答えました。
油井さんは航空自衛隊出身です。
F15戦闘機のパイロットや、高度な技術が必要とされるテストパイロットを務めました。
4年前、日本人10人目の宇宙飛行士として認定され、そのよくとし、宇宙に行くことが決まったときは42歳。
記者会見では、こんな発言が話題になりました。
油井さんは当初、先月、ロシアの宇宙船ソユーズに乗り組み、宇宙に旅立つ予定でした。
しかし、その直前、同じタイプのロケットで事故が起きたため、油井さんの打ち上げは2か月延期されていました。
打ち上げまであと1か月。
油井さんは。
事故で、いったん延期された宇宙への挑戦。
活躍の舞台はもうすぐです。
挑戦の内容は異なりますが、荒井さん、油井さん、それぞれから、成功への強い思いが伝わってきましたね。
荒井さんたち、千葉工業大学の開発チームは、あさって、アメリカに出発して、打ち上げの様子を現地で見守る予定だということです。
ニュースを続けます。
平成9年に神戸市で起きた児童連続殺傷事件の加害者の元少年が出版した手記。
この図書について、神戸市は、図書を購入することは、社会通念や市民感情に照らして適切でないなどとして、市内に11あるすべての市立図書館で、購入を見送ることを決めました。
日本図書館協会の図書館の自由委員会、西河内靖泰委員長は、本を購入するかどうか悩ましい気持ちは分かる。
一方、図書館は読み手の知る権利に応える義務がある。
本の内容のいかんにかかわらず、一定の価値観や思想を持たずに、読み手のためにあるべきだという原則を忘れず、今後の対応をそれぞれで考えてほしいと話しています。
ことし2月、川崎市で、中学1年の上村遼太さんが殺害された事件で、現場の河川敷に供えられた花。
川崎市は、これから大雨で河川敷が水につかるおそれがあることなどから、遺族の了承を得て、今月30日に花束などを撤去することを決めました。
供えられた花などをボランティアで整理している女性は。
上村さんの母親は、多くの方が死を悼んでくださり、とても力づけられましたとコメントを寄せました。
こんばんは。
気象情報です。
この時間は関東地方で大気の状態が不安定です。
埼玉県内でも先ほどから激しい雨の降っている所があります。
では2時間前からの雨雲の様子を見ていきましょう。
赤や黄色の活発な雨雲、だんだんと南のほうに移動してきています。
この1時間で、埼玉県から茨城県にかけて、線状に落雷も観測されています。
あと数時間、日付が変わるころにかけて、不安定な状況が続きます。
落雷や突風、局地的な激しい雨に注意、警戒を続けてください。
そしてあすはきょうより狭い範囲ですが、山沿いで雷雨がありそうです。
朝6時から見ていきましょう。
種子島、屋久島、奄美では、梅雨前線による活発な雨雲がかかります。
あすも激しい雨に注意が必要です。
一方、昼過ぎになると、きょうよりは狭い範囲ですが、山沿いで雨雲が発達してきそうです。
さらに夜になると、その雨雲がまた発達しまして、激しく降る所がありそうです。
九州では夜になると、雨の範囲が広がってきそうです。
ではその理由を天気図で見ていきます。
あすも気圧配置、あまり変わりはありません。
前線は種子島・屋久島付近に居座るでしょう。
この前線周辺の種子島・屋久島では、激しい雨に注意、警戒をしてください。
また前線が夜になると北上してきますので、九州では夜は雨の所が多くなってきます。
そのほかの地域、あすは寒気、きょうよりは弱まりますが、山沿いを中心に、晴れていても、急な雷雨に注意をしてください。
各地の天気と気温を詳しく見ていきましょう。
われわれは新たな物語を作っていきたいと。
スポーツ、佐々木さんです。
こんばんは。
さあ、まずは女子ワールドカップに臨んでいるなでしこジャパン。
決勝トーナメントの1回戦、オランダ戦が、いよいよあすに迫りました。
佐々木監督は、練習の初めにキャプテンの宮間選手を呼んで話し込み、セットプレーなどの確認を行いました。
そのあとの練習は、ほとんどを非公開とし、攻守の連動を確認しました。
対戦するオランダは、身長1メートル70センチを超える長身の選手が多く、日本は、オランダの高さへの対策も徹底したということです。
対するオランダは、試合会場で最終調整しました。
ゲーム形式の練習で、スピードのある展開から、正確なシュートを決めていました。
世界ランキングは12位と、4位の日本より下ですが、強い気持ちで立ち向かってきます。
負けられない決勝トーナメントでの戦い。
1点の重みが増す中、鍵を握るのが守りからの速攻です。
連覇に向け、なでしこジャパンが新たな攻撃の形として取り組んできたのがこちら。
ディフェンスからの縦へのロングパスです。
前日の練習でも、入念に繰り返しました。
1次リーグの3試合でも、何度も試してきました。
この戦術で、重要な役割を担うのが、守りの要、岩清水選手です。
細かいパスを回して、ゴールに迫るのではなく、中盤の選手を飛ばして、一気に最前線にボールを出し、相手の守備の裏を狙います。
岩清水選手はボールを持ったら、すぐに最前線の味方の位置を確認。
スイス戦では、チャンスにつながりました。
いいボールです。
チャンスだ!シュート!
決勝トーナメントに向けて、手応えを感じています。
なでしこジャパンはこれまでパスサッカー、細かなパスサッカーを持ち味としてきた分、各国にも研究されていますから、得点しにくくなっている部分もあるんですよね。
相手も分析してきますよね。
ここでこの攻撃、得点に結び付けることができれば、新たな武器になりそうですよね。
日本対オランダの一戦、日本時間のあす午前11時キックオフ。
BS1では午前10時からですね。
そして新たに2チームがベスト8進出を決めました。
前回準優勝のアメリカ。
コロンビアとの試合は、後半に動きました。
8分にモーガン。
けがで出遅れた25歳が、今大会初ゴール。
チームを7大会連続のベスト8に導きました。
イングランド、後半に先制され、追う展開でした。
そして16分。
同点に追いつきます。
さらに31分、豪快なこのシュート。
イングランドは、ディフェンダーの2得点で逆転勝ち。
3大会連続のベスト8です。
この結果、優勝候補のアメリカは中国と、イングランドは開催国、カナダと対戦します。
あすの日本戦で、ベスト8が出そろいます。
プロ野球です。
パ・リーグ首位のソフトバンクと、3位の西武の試合。
連勝中のチームどうしの対戦は、競り合いとなりました。
4連勝中のソフトバンク。
同点の3回、3番の柳田。
うまく打てたと、自己最多だった去年に並ぶ15号ソロを打ち、勝ち越します。
しかし、先発の武田が安定感を欠きます。
4回、フォアボールなどで満塁のピンチを招き、セラテリ。
ワイルドピッチで追いつかれます。
このまま7回、ソフトバンクが1アウト3塁と攻めます。
今度は牧田がワイルドピッチ。
これが決勝点となりました。
試合は8回途中で雨が強くなり、コールドゲーム。
ソフトバンクは5連勝です。
ソフトバンクの工藤監督。
梅雨どきは体力的にきついが、選手たちが集中して役割を果たしてくれていると、ねぎらっていました。
2位の日本ハム、旭川でのホームゲームです。
2回、守備が乱れます。
ファースト、中田がエラー。
ピンチが広がります。
このあとにタイムリー。
まずいプレーをきっかけに、先制点を奪われました。
さらに4回、2塁1塁のピンチで、1番清田。
センターは岡。
初めての球場で、ボールを追いきれません。
連敗脱出を狙った日本ハム。
大きくリードを奪われました。
試合は先ほど終わり、ロッテが6対3で勝ちました。
日本ハムは5連敗です。
楽天は5連勝を狙って、エース、則本が先発。
2回、2アウト2塁できょう1軍に昇格の8番鉄平。
変化球をうまく運ばれました。
タイムリー2ベースで、1点を先制されます。
そのあとの則本。
伸びのあるストレートを軸にオリックスに追加点を許しません。
1点差のまま、7回、楽天は2アウト3塁1塁と、先発の西を攻めます。
打席は代打、ウィーラー。
楽天は1点が遠く、20試合ぶりの完封負けで、連勝が4で止まりました。
楽天の大久保監督は、則本はいいピッチングだったが、点を取ってあげることができなかった。
それは俺の責任と話していました。
パ・リーグの順位表です。
首位のソフトバンクは、2位の日本ハムとのゲーム差を3.5に広げました。
セ・リーグ。
3位のDeNAは、3週間勝ち星がなく、引き分けを挟んで12連敗中です。
首位、巨人との対戦です。
DeNAの先発は久保。
ことしの開幕投手は1か月以上勝てていません。
2回。
相川に失投を完璧に捉えられました。
3号3ランで先制され、今夜も重い空気に包まれます。
打線は6回、打ちあぐねてきた巨人の先発、高木勇人を攻めます。
満塁のチャンスで倉本。
打率1割台ながら、高木との相性のよさを買われたルーキーが、期待に応えました。
同点に追いつきます。
チャンスが続き、代打の下園。
倉本のヒットで波に乗れたとタイムリー。
DeNAは先月までの快進撃を思い出させる逆転勝ちで、連敗ストップです。
連敗を止めた中畑監督は、全員野球で勝ち試合を作れた。
ファンが喜ぶ姿を見ていたら、勝たなければいけないと改めて感じたと、ほっとした様子でした。
広島、雨で中断後の4回でした。
1番丸。
なんとか1点をと、振り抜いた当たり。
これが逆転の2ランホームラン。
この回、さらに1点を加え、リードを広げます。
先発は黒田。
初めて投げる長野のマウンドに苦しみます。
5回、ピンチで2番柴田。
ボールが高くなりました。
持ち前の粘り強さが見られなかった黒田。
リードを守れませんでした。
8回、阪神がゴメスの3ランホームランで、リードしています。
5連敗中のヤクルトは3回、4番畠山。
1対1の同点の場面。
芯で捉えたと、スライダーをうまく運びます。
1塁から一気にホームにかえって勝ち越します。
その直後、先発、小川が1アウト満塁で、中日の4番ルナを迎えます。
浅めのフライ。
3塁ランナー、荒木にうまく回り込まれました。
すぐに追いつかれます。
さらに6回は2アウト3塁。
中日の7番エルナンデスの打球。
ファーストの畠山が悪送球。
守りのミスが出て、勝ち越されました。
試合は現在、9回裏、中日の攻撃中です。
ヤクルトが7回に3点を奪い、5対3でリードしています。
さあ、DeNAはとうとう連敗ストップですね。
ここから復調できるかどうか、また注目です。
大リーグ・カブスの和田毅投手。
2勝目をかけ、ドジャース戦に先発しました。
和田、立ち上がりからボールを低めに集めます。
2回まで1人のランナーも許さない完璧なピッチングでした。
しかし3回。
先頭にホームランを打たれ、先制されました。
和田はこのあと、左肩の違和感を訴え、降板。
球団は、左腕の三角筋のけいれんが原因と発表しました。
お伝えしましたように、きょう午後9時19分ごろ、小笠原諸島で、震度4の揺れを観測する地震がありました。
この地震による津波の心配はありません。
震度4の揺れを小笠原諸島の母島で、震度3を父島で観測しました。
小笠原村の村役場によりますと、今のところ、この地震による被害の情報は入っていないということです。
気象庁によりますと、震源地は、小笠原諸島西方沖で、震源の深さは480キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.9と推定されています。
午後9時19分ごろ、小笠原諸島で震度4の揺れを観測する地震がありました。
この地震による津波の心配はありません。
さて、戦後70年の節目を迎えた沖縄。
元女子学徒の中山きくさんが参列した白梅学徒隊の慰霊祭には、地元の高校生たちの姿もありました。
沖縄の平和への思いを語り継ぐ高校生を紹介してお別れします。
(拍手)
ライバル2人のマネージメント
2015/06/23(火) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽沖縄慰霊の日…河野キャスターが現地から中継▽大気不安定[二][字]

戦後70年沖縄慰霊の日“風化”をおそれる声そして米軍基地問題…揺れる現地の思いは?河野キャスターが中継▽大気不安定で被害は▽失敗に延期…再び宇宙に挑む日本人たち

詳細情報
番組内容
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz

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