（テーマ音楽）宮城県女川町の清水地区コミュニティーセンターの管理をしていた…妻とお年寄りたちを避難させましたが全員亡くなってしまいました。
佐藤さんが住む清水地区です。
アパートの一角に指定避難所になっていたコミュニティーセンターはありました。
清水地区の役員をしていた佐藤さんはアパートに住む妻と障害があるお年寄りたちをコミュニティーセンターへ避難させます。
午後３時半過ぎ津波が女川の町を襲います。
佐藤さんはとっさに近くにいた女性を車に乗せ山に向かって逃げました。
津波から逃れた佐藤さんはコミュニティーセンターに避難させた人たちを助けようと山道を通って清水地区に戻ります。
しかしセンターがあった場所には何も残っていませんでした。
建物は根こそぎ流されていたのです。
しかし佐藤さんはまだ生きている人がいる可能性を信じアパートの部屋を一軒一軒回りました。
そして５人の生存者を見つけます。
必ず助けに来るからと約束し救助要請のため避難所の体育館へ向かいます。
有志を募り戻ろうとしますが町の職員に止められました。
次の日の朝佐藤さんは仲間と共にアパートへ向かいます。
アパートの住人を助けた佐藤さん。
しかし４年たった今でも妻やお年寄りたちをコミュニティーセンターに避難させた事を悔やんでいます。
2015/06/23(火) 10:50〜10:55
ＮＨＫ総合１・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「宮城県女川町 佐藤實さん」[字]
東日本大震災に遭遇した人々の証言。宮城県女川町の佐藤實さんは、地区のお年寄りたちを誘導した建物が津波に流され、多くの人々を亡くした。考えが甘かったと悔いている。
詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。宮城県女川町の佐藤實さんは、地区のお年寄りたちを誘導した建物が津波に流され多くの知り合いを亡くした。津波に対する考えが甘かったと後悔している。
ジャンル :
ドキュメンタリー／教養 – 社会・時事
ニュース／報道 – 特集・ドキュメント
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