◆こんにちは。
「ゆうがたLIVEワンダー」、始まりました。
藤本景子です。
今週も金曜日までよろしくお願いします。
コメンテーターの皆さんをご紹介します。
木暮太一さん、中江有里さん、宮崎哲弥さんです。
よろしくお願いします。
◆よろしくお願いします。
◆そして関西テレビの橋本崇報道デスクも一緒です。
デスク、よろしくお願いします。
きょうはちょっと晴れ間があったようなんですが、蒸し暑いような気もします。
今はどうでしょうか。
気象予報士の片平さん。
◆今は、空は曇っていますね。
薄日はさしてはいるんですけど、雲が広がっていて、きのうやおとといほどではないんですが、きょうもあちらこちらでにわか雨になっているということなんです。
日差しが余りないということで、今の気温、大阪は26.2度。
暑いという感じではないんですが、湿度が61%ということで、大分むしむしといった状況になっているんですね。
明日なんですけれども、また大気の状態が不安定なんです。
あすの天気のポイントです。
ワン太君。
にわか雨に注意。
あしたは南の海上から梅雨前線がまた近づいてきますし、空高いところにはまた上空の寒気もやってくるということで、あちこちでにわか雨がありそうなんですね。
きのうやおとといほどではないんですが、あすも心配ですので、念のため、折り畳みの傘を持ってお出かけください。
今夜の予報です。
今夜はこのまま曇り空というところが多くなりそうです。
今にわか雨や雷雨になっているところもあと2、3時間のうちにはやむというところが多いかと思います。
ただ、あしたはまた大気の状態も不安定です。
晴れ間もあるとは思うんですが、基本的には曇り空、そして、朝と夕方を中心ににわか雨があちこちでありそうなんですね。
場所としては、紀伊山地の周辺を中心ににわか雨がありそうですので、特にこの方面の方はご注意ください。
そして、あしたも蒸し暑いです。
最高気温は29度前後というところが多いですから、あしたも暑さ対策、しっかりとなさってください。
詳しいお天気はこのあと5時前にまたお伝えしていきます。
◆またよろしくお願いします。
それでは、6月22日、今日これまでに入ってきたニュースをお届けする「ワンダートピックス」です。
◆政府与党は、会期末があさってに迫った、今の国会を9月27日まで、95日間延長する方針を決めました。
通常国会では過去最も長い延長幅です。
これは、最重要法案である安全保障関連法案の今国会での成立を確実にするためで、安倍総理と公明党の山口代表が先ほど会談し、合意しました。
会期延長は今夜開かれる衆議院本会議で議決される見通しです。
日韓両国の国交正常化から50年を迎えたきょう、安倍総理は韓国のユン・ビョンセ外相と会談を行い、両国の関係改善に向け、パク・クネ大統領との首脳会談を実現することに意欲を示しました。
安倍総理とパク・クネ大統領は東京とソウルで開かれる日韓国交正常化50周年の記念行事にそれぞれ出席する予定です。
◆イギリスに拠点を置くシリア人権監視団は、過激派組織、イスラム国がシリア中部の世界遺産、パルミラの遺跡に地雷などを発表しました。
イスラム国は先月、この地域を制圧していて、シリア政府軍によるパルミラ奪還作戦を防ぐための措置である可能性が指摘されています。
イスラム国はイスラム教では偶像崇拝が禁止されているとして、過去にも世界遺産などを次々に破壊していることから、懸念が高まっています。
◆本日の先発ピッチャーは藤川球児。
◆アメリカメジャーリーグから高知ファイティングドッグスに入団した藤川球児投手がオープン戦に初先発。
生まれ育った故郷、高知のマウンドに帰ってきました。
藤川は1回、3塁に走者を置いて、フォークボールを投げましたが、これがワイルドピッチ。
この間に3塁走者が生還しました。
4回にはノーアウト満塁のピンチを迎えます。
しかし、空振り三振を奪うなど、無失点で切り抜けると、スタンドから大歓声が上がりました。
藤川は4回を投げて5安打1失点。
試合は3対3で引き分けました。
◆ここからは岡安キャスターと一緒です。
よろしくお願いします。
◆どうぞ皆さん、よろしくお願いします。
きょうの「ワンダートピックス」、ごらんのようになっております。
まずは、こちらのニュースを取り上げましょう。
国会、本当だったら今週が会期末なんですけれども、それを9月27日まで95日間延長することを決めました。
というのも、焦点である安全保障関連法案、これを確実に成立させたいという思惑もあるということなんですが、その安全保障関連法案については、衆議院特別委員会できょうも話し合われたんですが、有識者の間で合憲、違憲の判断が分かれています。
今日開かれた衆議院の特別委員会では、有識者5人の意見陳述が行われました。
◆きょう意見陳述を行った5人の有識者のうち、阪田雅裕氏のほか、宮崎礼壹元法制局長も、法的安定性をみずから破壊すると、法案に反対の意向を示し、さらに、廃案にすべきと述べました。
一方、与党が推薦した西修駒沢大学名誉教授と森本敏元防衛大臣も合憲との認識を示しました。
政府は今国会での法案成立を目指していますが、先行きは不透明な情勢です。
◆宮崎哲弥さん、VTRにも出ていたように、専門家の間でも合憲と違憲と分かれているようなんですが。
◆憲法学者は大体、98%ぐらい、違憲だというふうに見るのが普通だと思います。
ただし、国際政治学者なんかは、結構メインストリームの人たちも集団的自衛権の行使を是認するという人が多くて、学問の質によって、見解を、1つの事象に対して見解が違うというような、そういう非常に興味深い現象もあらわれていますね。
◆延期するじゃないですか。
およそ3カ月。
3カ月あれば、何が変わるんですか。
◆これ、岡安さんも説明されたとおり、通常国会って、1回しか延長できないんですよ。
ですから、確実に通すと。
安保法案を通すというのと、国民の理解が進むように丁寧に審議をするというところもあるんだろうけど、本当はもうちょっと政局的な問題があって、これは、要するに、自民党の与党内の自民党の参議院とか、公明党が非常に強く要求しているのが、参議院の選挙制度改革というのを何としてもこの会期中に成立させたいと。
◆別の法案が。
◆そうすると、これはまだ成文も出ていない、成案も出ていない状態で、これ区割り審議会、ちゃんと新しい選挙区、区割りは1カ月かかる。
非常に長い時間がかかるので、これを何とか通したいための延長という側面というのも見逃せないと思いますね。
◆一つの要因ではないんですね。
◆複数の、複雑な要因が絡み合っているということです。
◆さて、では、続いてのワンダーチェックに参りますが、今が旬のあの魚に注目しました。
◆刺身にたたき、そして、日本人のだし文化に欠かせないカツオ。
このカツオが今後、値上がりするかもしれないというピンチを迎えています。
その理由にはこんな問題が。
現在、日本で消費されるカツオのおよそ9割は、日本から遠く離れたミクロネシアやパプアニューギニアなどの中西部太平洋でとられています。
この海域でカツオ漁を行う場合は、周辺局に入漁料を支払い、漁を行っています。
実は、この入漁料が年々値上がりしているんです。
操業1日当たりの入漁料は3年前に比べておよそ2倍にもなっています。
さらに、燃油価格の上昇、海外との競争による漁獲量の減少、漁師不足など、カツオ漁を取り巻く環境は大きな壁にぶつかっています。
今後、私たちの生活にも影響が出てくるおそれがあります。
およそ70年の歴史がある大阪市内の老舗カツオ節店でも年々カツオ節の原材料が値上がりしているといいます。
◆さらに…。
◆たこ焼きには欠かせないカツオ節ですが、こちらのお店では今回のことを受け、カツオ節が値上がりするのではと不安を抱えています。
◆また、遠洋でのカツオの乱獲が進めば、日本近海のカツオ漁にも打撃があると漁業関係者は話します。
◆木暮さん、カツオはお好きですか。
カツオ自体は食べないんですが、カツオ節が大好きで、カツオ節だけ食べたりするんですよ。
醤油をかけるとうまいですよ。
あれがなくなると、ちょっと…。
◆便利ですよね。
タマネギのスライスにかけて、しょうゆをかけるだけでも一品になるし、関西人である中江さんはやっぱり出汁文化ですよね。
◆そうですね。
やっぱり欠かせないものだと思いますし、割とカツオはもともと割と手ごろな値段で食べられるし、初ガツオがあったり、戻りガツオがあったり、季節感も感じるので、まさか、そんなにとれなくなってるとは全く知りませんでした。
◆岡安さん。
◆冷凍ガツオが使われているものを用意しました。
まずカツオのタタキです。
それから、木暮さん、後で差し上げます。
カツオ節。
◆持って帰ります。
◆あと、よくツナ缶って、缶がありますけど、カツオの缶詰もあるわけで、これも冷凍カツオが使われているので、こういった商品が値上がりする可能性があると。
しかも、見えないところで例えばそれこそ出汁を使っているラーメンだとか、あれもひょっとしたら値上がりするおそれも出てくるわけです。
魚介系がありますもんね。
じゃあ一体何でカツオがピンチなのか。
背景を改めて見てみましょう。
もともとカツオというのは、日本の近海にいつもすんでいるわけではなくて、ぐるぐる回っているんですね。
回遊魚といいますけれども、海水温が大体20度ぐらい、これを好みます。
ですから、この20度ぐらいの海水、黒潮、暖流といいますけど、黒潮が来るときにカツオも一緒に来ると。
これが5月の初めぐらい。
初ガツオのあたりですね。
来るんですけれども、これが来なくなっている。
いや、少なくなっている。
正確に言うと。
何で少なくなっているかというと、ここら辺でストップされています。
なぜかというと、今まで日本でしかあんまり食べられていなかったカツオが、東南アジア諸国で今、人気なんだそうです。
何で火がついたかというと、和食ブームだそうです。
◆何だか自分たちで自分たちの首を絞めているような…。
ブームになったら、手前でとられたんだ。
◆和食カツオはおいしいぞと。
◆ばれた…。
◆しかも、こういう理由もあると。
カツオの缶詰というのは、豚や牛と違って、宗教上の問題がない。
そして、ヘルシーで保存がきくというのにこのエリアの方々が気づいたと。
で、とるようになる。
結果的に日本に余りカツオが来なくなってしまったと。
じゃあ、とりに行ったらいいじゃないかということなんですが、カツオの主な漁場に出ていったら、こんな影響が出てきたんですね。
これ、入漁料というんですが、このあたりで日本が、日本の船がカツオをとることも可能です。
ただし、お金について、それが2012年がおよそ60万円だったのが、2015年でおよそ100万円、1隻あたりです。
1.5倍以上にはね上がっていると。
◆1日とかなんですか。
◆1日です。
年間でいうと2億円ぐらいかかると。
しかも、燃料が高いじゃないですか。
ということもあって、非常に手間とお金がかかってくる。
◆もちろんその2億円が、後々私たちの食卓に出てくるときに、ちょっとずつちょっとずつ重なってくるわけですよね。
◆上げざるを得ないと、おっしゃってましたよね。
一つは乱獲も要因としてあるので、何かもうちょっと支援コントロールをちゃんと科学的に考えて、漁獲量を制限するということをもう少し早めにやるべきだったのかもしれないし、とにかく私たちうまみって好きじゃないですか。
うまみってのはなかなか、うまみだけを取り出して、それがお出汁みたいな形で楽しむ文化というのは和食の最大の特徴なんです。
そのうまみを支えてるのがカツオと昆布ですから、日本の和食文化の中核でもあるんだよね。
それがこういう形で資源量の問題で細っていってしまうとすると、ちょっとゆゆしきことだなと。
せっかくおっしゃるように、和食が世界に広がったのはいいんだけど、その結果として日本の和食が貧困化してしまうというようなことになったら困りますよね。
◆入漁料を高くして、1日当たりお金がかかりますといったら、いったら、たくさんとってこようと思うのがビジネスマンですよね。
だから、乱獲が進むのは、こういう設定をしたら当たり前なんじゃないかと思いますね。
◆巻き網漁で大分とられてるということだったですけど、土佐の一本釣りとかは、小さいカツオだったら放すんですよ。
まだ育っていくような。
子孫を残さなかったら…。
◆資源管理ができているんですよ。
巻き網漁というのは、小さいカツオも全てとってしまうので、子孫が残らないという。
だから、今が少ないだけじゃなくて、将来にわたってカツオが少なくなる危険性があると。
◆あちらのあたりでは、小さいとリリースするというような習慣は…。
◆ないと思います。
◆木暮さんがおっしゃるように、入漁料は問題だよね。
何か漁獲量に合わせてお金を比例してとるとかということにしないと、があっととっちゃいますよね。
◆じゃあ国はどう考えているのか。
水産庁に何か考えがあるのか、聞いてみました。
こちらです。
直接の支援は難しいと、という、答えだそうですね。
◆難しいんだ…。
◆今のところ対策はないということなんでしょうか。
こちらは、社長さんの意見ですが、このまま国の支援がなければ無形文化遺産となった和食文化が廃れてしまうって、皆さんお話しいただいていたとおりの懸念を、現場の方も持っていらっしゃるということなんですよ。
◆でも、どうやって支援すればいいのかね。
◆カツオって、デスク、中国の方って今どうですか。
食べられていますか。
◆巻き網漁でたくさんとってるのは中国なんですけれども、結局タイとかで加工して、缶詰になるので、中国では食べる習慣というのではなくて、輸出に使っている。
◆まぐろなんかも中国の方が本当に愛し始まると一気になくなるイメージが。
◆東南アジアにもうまみ文化があるんですよ。
海産物をうまみ文化を中国の方々が知ってしまうと、これは大争奪戦になるところがありますね。
◆以上「ワンダートピックス」でした。
◆ありがとうございました。
続いては百獣の王武井壮さんのチャリぶらです。
今回は、堺市でまさかのお宝を発見。
◆続いては武井壮さんが堺のまちをチャリぶらしてくれています。
きょうはユニークな自転車や、値段を聞いてびっくりの貴重な美術品が登場します。
◆ありがとうございます〜!格好いいでしょう?じゃあねえ!バイバ〜イ!よお〜っし!行くぞ!夕日が気持ちいい!◆百獣の王・武井壮さんが、関西のいろんな街を自転車でぶらぶら。
「武井壮のチャリぶら」!今回のチャリぶらは、歴史ある街・堺。
前回は、堺を代表するプロバレーボールチーム、堺ブレイザーズとガチンコ対決をしたり、堺の伝統工芸、刃物に名前を入れたりと堺を大いに満喫した武井さん。
きょうは、堺を代表する遺跡である仁徳陵古墳からぶらり再開!◆おっ!何か開けたぞお!あれっ!?これかあ?もしかして…。
ただの森になってる。
ああ、でも、これがあの、いつも教科書で上から空撮で撮った絵を見てた仁徳陵古墳かあ。
何か入り口になってる。
仁徳陵古墳、来ましたよお!トゥーム・オブ・エンペラー仁徳!480メートルだって!ピラミッドの比じゃないデカさだね。
すごいなあ〜!◆すいません、武井壮さんですよね。
◆そうだよ。
何だよ〜。
◆握手してもらっていいですか。
◆いいよ〜。
◆ありがとうございます。
◆握れ、もっと!男やったら握り潰せ!来い!もっと〜!もっと来いっ!◆無理?無理か?◆じゃあ、俺、もう1回。
グッ!グ〜!◆何だ、それは〜。
俺、おまえ、そんなの中指1本で何とかしてやるよ!ほらあ〜!◆痛い、痛い…。
◆ちゃんと勉強しろよ。
◆はい。
◆お母さん、守れよ!◆はい。
◆わかったか?◆はい。
◆イエーイ。
◆よし、行こう。
◆おいっ!スルーかよ、ハイタッチ。
◆あっ、すいません。
◆頼むよ。
頑張れよ〜!◆はい!◆またな〜。
何かこう、向かい側にさあ、すげえ巨大な公園があるんだけど…。
こっちもちょっと行ってみる?どうせなら。
これ、大仙公園?地図にさあ、古墳もこの公園の中で何個かあって…。
上のほうに「サイクルセンター」って、「BICYCLEMUSEUM」ってのがあるのよ。
やっぱり「チャリぶら」だから、行くしかないでしょう、「BICYCLEMUSEUM」。
ねえ?行きましょう!すげえ、でけえ公園だな、これ!うわっ、家族がいい風景にいるねえ〜。
何、これ〜?タンポポか…。
タンポポだ。
へえ〜。
さて…。
あった!「サイクルセンター」って書いてある。
◆実は、自転車も堺の伝統産業品!刃物など、鉄を使った加工品が得意な堺の職人と、自転車づくりの技術がぴったりと合ったのです。
ここ自転車博物館には、昭和11年、堺市から当時の皇太子様に贈られた自転車の予備品など、歴史ある自転車が展示されています。
◆うわあ、来た!ああ、ほんとだ!クラシック…。
うわあ、すごい!◆これが、一番最初に発明された、自転車の元祖と言われてる、ドイツで発明された「ドライジーネ」という自転車で、今、乗ってる自転車と大きく違うところは…◆ペダルがない。
◆大正解です。
◆はあ!?◆ペダルがなくて、こうやってチョンチョンってこぐんですけれども、それでも、まあまあの距離、2時間半で37キロなので、まあ、今のお買い物自転車ぐらいのスピードはこれで出てたということになります。
◆2時間半を37キロっていうと、高橋尚子ちゃんに約26分差をつけられてゴールする計算になりますね。
◆ごめんなさい、わからないです。
◆ドライジーネ、欲しいなあ。
◆これはよく見られる形だと思うんですけど…◆これ、よく見ますねえ。
◆はい。
「オーディナリー」と言って、自転車レースで速く走るためだけにつくられた自転車です。
◆これ、ほんとに速いの?◆これ、すごく背が高いんですけども…。
◆高いですよねえ!これ、でも、転倒した人いっぱいいるんじゃないですか?◆そうなんです。
すごくバランスが悪くて、ブレーキをかけるとそのまま前に…。
◆前へひっくり返っちゃいますよね?◆転倒するということがよくありました。
◆ちゃんと設計しろよ〜、もう〜!◆ここのビデオでも、ひっくり返る映像が出てるんですけれども。
◆これ、危ねえ、危ねえ…。
あっ!◆こんな感じで、危険な乗り物だったんです。
◆そうなるわなあ。
自転車の歴史、すごいなあ…。
◆そして、こちらでは、これらのクラシック自転車のレプリカに乗れると聞いて、武井さんも早速体験!◆ああ、何か小型だ。
◆これ、オーディナリーですねえ。
十分、乗れますよ。
もしあれでしたら、どうぞ。
オーディナリーに乗ってみてください。
◆ほんとっすか?オーディナリー?◆はい。
どうぞ、どうぞ。
◆ちょっと行ってきていいですか?◆はい。
◆うわっ、ムズ!何、これ!?あっ、なれてきた、なれてきた。
◆背中を伸ばしてね、遠くを…。
そうです、そうです。
◆ああ、はい、はい!ああ、いいねえ〜!ただ、ムズい!◆とはいえ、こけやすいと言われていたオーディナリーで安定走行。
さすが、百獣の王!◆とまらない!オーケー!オーディナリー、ムズっ!難しいのは、こぐと、車輪がぐっと、こっちにこう、ぶれるんですよ。
だから、ずっとこういうふうに、ちょっとグラグラ、グラグラしながら…。
これはね、ちょっと高度なテクニックが要りますわ、オーディナリー。
しかも、本物はあの高さでしょう?危ない!オーディナリーはちょっとね、おすすめできません、一般の方には。
余りにも危険過ぎます!◆ドライジーネとは、先ほど武井さんが気になっていた、足で直接押すタイプの自転車!◆ああ、これもまたハンドルがちょっとムズい感じやな。
あっ、でも…、こうやって乗るんですか?ここに肘を置くんですか?◆そうです。
肘を置かれて…。
◆肘を置く意味…。
ちょっと行ってみていいですか?◆どうぞ、どうぞ。
1周してみてください。
◆足でこぐんですもんねえ?◆外、出ちゃったあ!危ない、危ない!何してんだよ、おまえっ!あっ、ここですね?◆はい、そうです。
◆あっ、ここかあ。
◆はい、ブレーキ。
◆これがブレーキか。
ああ、そうか、そうか。
びっくりしたあ…!いい走りしますね、ドライジーネ。
◆結構楽しいですよ、これは。
比較的、思ったほど、しんどくないです。
楽です。
◆そうですね。
◆はい。
◆結構、いい走りしてたでしょう?◆オーディナリーより乗りやすいですか?◆オーディナリーの10倍ぐらい乗りやすい。
オーディナリーは、ぶっちゃけ終わってる。
◆そのほかにも、さまざまなクラシック自転車に乗って、百獣の王、ご満悦の様子。
◆徳田さん、どうですかあ?◆ああ、もう楽チンですね〜。
◆ああ、大分、日も落ちてきて、ちょっと夕焼け空になってきましたねえ。
いいよ〜。
カロリー、消費してる!おおっ、26号線。
これ、ちょっと左に曲がってみようかなあ…。
頑張れ、俺の太もも!何だ、あれ!?何だ、これ!?おかしな店だなあ…。
ここ、ちょっと寄ってみよう!あった、浦美術館!何だ、あれ!怪しげな雰囲気満載だったけど…。
何だ、ロールスロイスとまってるぞ!うわ、何だ、これ。
すげえなあ。
うわ、何だ、これ!?シロクマとかいるぞ!何だよ、ここ〜!?ごめんください。
◆はーい。
◆あっ、こちらの方ですか?◆はい。
◆浦美術館の方ですか?◆そうです。
◆お邪魔します。
◆あっ、急に…、急になんですね。
◆すいません。
「武井壮のチャリぶら」っていう、カンテレの番組なんですけども、ここは一体何なんでしょうか?◆美術館ですかね。
◆すごいですねえ、これ…。
白熊いますけど。
◆ああ、ぴったりですね。
◆ぴったりですねえ。
ちなみに、あちらはお幾らほど?◆あれで150ぐらいですね。
150万円。
◆お手ごろですね。
◆持って帰りますか?◆うちのリビング、あれいたら、まあ、いいなあ…。
ここは、お宝みたいなのがいっぱいあるってことですか?◆そうですね、はい。
◆ぶっちゃけ、高ぇやつって、すげえあるんですか?爆発的な値段のやつとか、あるんですか?◆CMの後、余りのお宝っぷりに、武井さん、唖然!◆お宝みたいなのがいっぱいあるってことですか?◆そうですね、はい。
◆ぶっちゃけ、高ぇやつって、すげえあるんですか?爆発的な値段のやつとか、あるんですか?◆建物みたいなやつあるでしょう。
◆えっ、あれですか?◆ええ、ええ。
五重の塔とか…。
◆お寺みたいなやつ?◆はい。
ああいうの、いろいろセットでねえ、昔、20億で販売してたやつなんですよ。
◆はあ!?◆ちょっと驚きましたね。
そうなんですよ。
忠実に再現した置物。
◆20億!?◆20億だったんですよね。
近いですよ。
◆20億は、そら近づきますよ、今の距離まで。
◆ゾウの牙ですね。
◆これ、あれじゃないですか、ワシントン条約…。
◆そうです、そうです。
今はもう輸入できないですけど。
◆あっ、大丈夫だったころに入れてる。
◆そうです。
昔に日本に入ってきたものをお客様から買い取って、それで販売するということですね。
◆象牙って、だって、高いでしょう?◆そうですねえ。
◆えっ、この塔みたないなの、幾らするんですか?◆これは200万ぐらいですね。
◆これ、200万?◆ええ。
◆さっき20億聞いちゃってるんで、もう…。
◆安く感じますか?◆何かすごいリーズナブルだなあと思っちゃう。
◆全部、手づくりで…。
◆これ、すごい。
こんなこと、できるんですねえ!これは大体300〜400ですか?◆これは250ぐらいですね。
◆リーズナブルですねえ。
◆しかし、奥にはさらに高価な物があると言うことで…。
◆うわっ、何だこの金色の、何だ、これ、仏様みたいなの。
◆これがね、ミャンマーで、金箔なんで。
◆これ、お幾らですか、ちなみに?こいつ、幾らですか、ちょっとちなみに。
◆こいつでね…。
◆今考えてません?値段。
◆いやいやいや…。
思い出してるんですよ、考えてるんじゃなくて。
◆これ、千万単位ですか?◆そうですね。
◆億は行かない?◆8000万ですね。
◆8000万?◆はい。
◆ぶっちゃけ、売れてんすか?◆まあ、でも、パラパラ売れるんですね。
◆ちょっと聞いていいですか。
一番最近売れた、最も高額なものって何ですか?◆象牙でできたね、ああいう船を何隻かまとめてというのがありましたね。
◆グレーだなあ。
◆やめてください。
まじめにやってるんですから。
◆すいません、すいません。
◆ここで、社長が出先から戻ってきたそうで、ちょっとご挨拶…と思ったら?◆手首がえらいことになってる、左手首!社長、何ですか、これ!?◆うわあ、何だろう、これ…。
幾らするんだろう、これ…。
◆似合うんじゃないですか?◆ええっ!?そうっすか?◆もうそろそろ、こういうのをつけていいころかもしれないですね。
◆ちょっといいっすか、つけてみて。
◆どうぞ、どうぞ。
◆社長、どうですか?似合います?◆いいじゃないですか。
買っちゃいますか?◆幾らですか、これ。
◆それはな、ちょろっと、これほどでええやんなあ?◆“コレ”でいいんですか?◆うん。
◆“コレ”でいいって言ってますよ。
◆1億?◆そんなもんやね。
◆1億?◆うん。
◆1億円?◆うん。
◆1億円かあ…。
◆評判、悪くないですか。
◆やめなさい、そういうの、ほんとに。
ちょっと社長にも専務にも、これ1枚ずつ、これ、僕のコーナーのステッカーなんですけど、これ、どこか交通安全、もしよかったら、あのファントムに…。
◆張っといてもええか?◆ファントムに張っといてください。
お願いします。
◆そして、チャリぶら再開…ですが、外はもう日が沈み、最終目的地の浜寺公園に着いたときには、すっかり暗くなっちゃいました。
◆浜寺公園では、ちょうどバラのライトアップが開催中。
ということで、最後に花をめでて今回の「チャリぶら」は終了です。
◆「チャリぶら」、堺の旅でしたが、なかなか趣のある街でしたね、堺。
ちょっと気に入っちゃった。
また、どこかの街に私がチャリぶらしに参りますので、皆さん、またどこかでお会いしましょう。
ありがとうございました!◆本当にいろいろな場所に行ってくれましたけれども、最後の浦美術館、気になりますね。
◆どうやって仕入れしてるんでしょうか。
◆あの20億円の日光東照宮の模型セット。
皆さん、朗報です。
もしよかったら木暮さん、今だったら5億円ほどで販売しています。
◆思いつきで値段を言ってませんか。
◆バブルのころはあったんでしょうね、こういう…。
どうですか。
◆何で僕に…。
無理ですよ。
宮崎さん。
◆いやいや、木暮さんでしょう。
◆武井さんの1億円ぐらいと言われた時計はね、もしかしたらもしかしたら武井さんなら買えるんじゃないかと思わせる、何かがありますけど。
とっても楽しそうな場所でした。
いろいろなところに行ってくれました。
次回は京都の宇治、伏見をチャリぶらしてくれています。
続いては、関西に暮らすすてきなおばあちゃんを訪ね、楽しく生きる秘訣をうかがう、「おばぁちゃんとお買いもの」です。
◆皆さん、こんにちは。
きょうは大阪府茨木市でございます。
非常に閑静な住宅街です。
どんなおばあちゃんに会えるんでしょうか。
行ってまいります。
◆こんにちは。
よろしくお願いします。
新実と申します。
◆西田です。
◆下の名前は…。
西田南栄子と申します。
きれいな髪の毛。
すごい、真紫じゃなくて、◆いい色でしょう。
◆いい色ですね。
服の色ともちょっと…。
上もおしゃれ。
下もまた。
◆着物の生地でリメイクしてるんです。
◆してるというのは…?◆着物の生地が好きで、洋服つくったり…。
◆これ、ご自身でつくられてるんですか!?◆そうなんです。
◆いろいろ作品あるんですか。
◆たくさんありますよ。
◆ちょっと拝見してもいいですか、いきなり…。
◆見てもらえます?お邪魔します。
◆お上がりください。
古いものばっかりです。
◆奥、すごいです。
かばんがいっぱいあって。
◆これも皆、大概着物ね。
もともとは着物。
◆これ、おしゃれ〜。
◆これはね、柿渋をかけてるんです。
染めているんです。
手づくりです。
いろんなものをつくるわけ。
これはね、織り。
この着物の生地、縫えないような弱い生地があるでしょう。
糸にするわけ。
◆着物を分解するんですか。
◆はい、糸にするの?これを織ってるわけ。
◆自分でさいて、糸にして。
◆そして、織るわけ。
◆再び織って。
◆さき織りというんですけどね。
そして、こういうふうに洋服にしてるの。
◆これも趣味じゃないですよね。
仕事ですか。
◆趣味やね。
◆商売はしていない?◆それはしてない。
◆してないんですか。
えっ、これ、趣味。
◆楽しみでしてるの。
◆そんなレベルじゃないですね、もう。
◆きょうのおばあちゃんは、西田南栄子さん、74歳。
親が洋裁の仕事をしていたこともあって、幼いころからミシンを使う環境で育ちました。
アンティークの着物の生地をリメイクするのが趣味で、さっとつくるものから、何日もかけるものまで、さまざまな作品を仕上げています。
そんな西田さんとお買い物へ。
◆きょうは何を買に行かれますか?◆ミシンの針を買いに行きます。
ミシンの針?消耗するものなんですか。
◆するんですよ。
縫ってる間に縫いにくくなるから。
いろいろあるんです、種類が。
◆きょう買いに行くのはどんな針ですか。
◆きょうはね、今ちょっと縫い物をしてるのに、太い目の針が欲しいわけ。
厚みのある記事を縫いたいので。
◆厚みのある生地…。
買ってはるのを見て、ああそうかと言うだけになると思いますけど。
ここか。
ミシン、めっちゃある…。
ミシン専門店。
◆専門店。
◆ステッチさん。
こんにちは。
すごい、ミシン専門店ですか。
すごい…。
◆糸とか、ミシンに使う附属のいろんなもの、何でもありますよ。
職業ミシンの針だけど、14号が欲しい。
◆分からへんぞ…。
14号。
◆ちょっと太目。
◆これで。
◆ミシン針の相場も全然分からないです。
430円?それぐらいの感じですね。
◆1本と違いますよ。
◆何本入っているんですか。
◆見る?◆あっ、なるほど、なるほど。
1ダースですかね、10本か。
◆早速、買ってきた針を装着。
この日リメイクするのは…。
◆こういうのをつくろうとしているんです。
日本手拭いなんですけどね。
◆手ぬぐいの生地。
◆それで、これをかばんにするわけです。
そこに一つできてるでしょう?これも着物の生地。
◆へええ。
◆元は着物。
これで縫いますよ。
◆結構、思いきりいくんですね。
◆これが裏になるわけ。
◆裏地ですか、これ。
外は柿渋で染めた手拭い。
こっち側は赤い着物。
◆ミシンと向き合ってるときというのは…。
◆楽しいです。
この音すごいでしょう?◆音も好きなんですか。
◆いい音でしょう?◆ミシンをさわっていれば、時間を忘れるという西田さん。
その楽しさと技術を求めて、毎週、お友達が習いに来るそうです。
◆こういうの、持って帰れるでしょう。
ほら、こないしてるうちにね。
◆しゃべっているうちに…。
◆ほら。
すげえ!◆おしゃれでしょう。
ここアイロンでするときれいになるんですけどね。
◆一応、手ぬぐいとしての人生は終えているわけじゃないですか。
また1回終わった人生ですけど、2回目の人生ですもんね。
◆そうですね。
◆この生地にとったら。
生まれ変わるというか。
◆そんな西田さんの今を楽しく生きる秘訣とは?◆その素材でね、見て、この着物、これでどういうふうなんができるかなとイメージする。
これやったら何になるかなと。
あっ、この着物やったらどんなんにしたらええかなとか、そんなことばっかり考えてるわけ。
そして、作品にする。
◆次から次に湧いてくるんでしょう?◆だから、こんななんですよ。
次々イメージが湧き過ぎて。
それと、こういうふうにしたらどうっていうてアドバイスして、そして教えてあげて、できた本人さんもうれしいし、私もうれしいし。
◆その話、楽しそうに言わはりますね。
よっぽど楽しいんですか。
◆楽しいですよ。
◆どれもすばらしい作品の数々でしたね。
とってもすてきでした。
南栄子さん、ありがとうございました。
続いては、毎日の暮らしが豊かになる情報をご紹介する「ワンダーのトビラ」です。
◆パステルカラー。
今回は夏のトレンドファッションを紹介します。
◆訪れたのは、イオンモール高の原にある品ぞろえ豊富なナチュラル雑貨と洋服のお店ただいまセールを開催中です。
店長の金丸さんに夏のトレンドファッションを教えてもらいました。
◆夏はやっぱりこういったネオンカラーがとてもお勧めです。
◆きれいですね。
◆生地がやわらかいので、すごいきれいな色に、ナチュラルな雰囲気がしっかり出ているというか。
◆そうなんですよ。
こういったお色でポイントをつけつつ、リネンですので、とてもやわらかくて、通気性のいいお洋服になっております。
◆こちらのお洋服はどういうコーディネートをしたら一番いいんですかね。
◆こちらは、ふわっと広がりがありますので、パンツと合わせていただくのがお勧めです。
◆夏のトレンドカラーは華やかなパステルカラー。
重ね着をすれば、さらにおしゃれ度アップです。
また、ストライプのパンツと合わせることによって足長効果もあるといいます。
◆チェックはトレンドですので、たくさん取り扱っております。
羽織でも着ていただけますし、もちろんシャツ1枚でも着ていただけるお洋服になっております。
合わせ方ですと、こちらが前開きできますので、羽織として着ていただけます。
下にロングスカートとかを持ってくると、とてもかわいいです。
◆チェック柄のシャツは、腰に巻いておしゃれのアクセントに。
トレンドの少し長めのミモレ丈スカートとの相性もばっちりです。
◆ウエストに巻いたりして使って、寒いときは、冷房で冷えたなと思ったら、羽織る感じで…。
◆すごい。
やわらかいですね。
◆フレンチリネンという素材になっておりまして、リネンの中でも◆また、デニム生地もこの夏のトレンドアイテムだといいます。
◆デニムというと合わせやすいので、1本あると、すごく便利ですよね。
お尻回りがゆったりしておりますので、だぼっと感がかわいいパンツになっております。
◆ロールアップをして、足元はすっきりと。
白色のシャツなどと合わせるのがお勧めです。
デニム生地はさまざまなシーンで使える、◆夏には動きやすい、ぴったりなパンツになっております。
◆1本持ちたいなと思ったアイテムでした。
◆皆さんも夏のトレンドファッションでおしゃれをしてお出かけしてみてください。
◆この後は、東洋ゴム免震ゴム偽装問題。
先ほどから調査委員会が会見を開いています。
◆東洋ゴム工業がデータを改ざんした免震ゴムを販売した問題で、外部の調査チームが最終報告書をまとめました。
改ざんには新たに9人が関与した疑いがあることがわかり、企業風土に問題があったと厳しく指摘しています。
◆きょう、東洋ゴム工業の問題行為に関する最終調査報告書をまとめた外部の調査チーム。
企業風土にまで踏み込んだ、厳しい報告内容を明らかにしました。
◆東洋ゴムによるデータの改ざんは、免震ゴム事業に参入した1996年から行われていました。
およそ20年間も続いたデータの改ざん。
全国154の建物で問題の免震ゴムが使われたことが明らかになっています。
京都府舞鶴市の舞鶴医療センターも被害を受けました。
当初は、今月に新しい病棟が完成し、来月から入院患者が移る予定でしたが、免震ゴムを交換することになったため、病棟の完成が1年もおくれることになりました。
◆東洋ゴムは当初、開発部門の50代の課長代理が1人で意図的にデータの改ざんを行っていて、経営陣が問題を把握したのは今年1月だったと説明していました。
しかし、外部の調査チームが今年4月にまとめた中間報告では、4人が改ざんにかかわっていたことが判明。
また、去年の9月に山本卓司社長が取締役会で問題を把握し、出荷を停止して、国土交通省に報告しようとしましたが、方針はその日のうちに撤回されたことが明らかになっています。
今年2月に国土交通省に報告するまでのおよそ半年間、出荷は続きました。
国会でもこの件について、糾弾する声が。
◆東洋ゴムの問題行為について、弁護士10人による調査チームがまとめた300ページ以上に及ぶ最終調査報告書。
中間報告では4人が改ざんにかかわったとしていますが、今回の最終報告書では、ほかにも関与が疑われるものが多数存在すると、開発担当者など、9人が改ざんに関与した疑いがあると指摘しています。
◆調査チームは、再発防止策や、経営陣の意識改革など、抜本的な変革を求めています。
この調査結果を受け、東洋ゴム工業は明日会見を開き、説明することにしています。
◆ここからは外部調査チームの会見が今まさに行われている会場から坂元キャスターに中継で伝えてもらいます。
坂元さん、お願いします。
◆その会見というのが、後ろで行われています。
外部調査チームがまとめた最終報告書というのがこちらなんですが、調査報告書ですね。
これ、実はこれだけの分厚さ。
300ページ以上、300ページ近くあるんですね。
これだけ分厚い報告書になっています。
この中で、何が問題とされてるかといいますと、今回のポイント。
これは個人の問題かどうかということです。
東洋ゴムは当初、1人の社員が改ざんしたというふうに言っていたんですが、最終報告書では、13人が関与した疑いが強いというふうにまとめています。
その中には、上司でかかわっている人間がいたり、あるいは、品質保証部門、品質をチェックする部門ですね、そういった部門がかかわっていたというふうにも記してあります。
企業として、財産、生命を守らなければならないのに、決まりを守らなくていいという企業風土があったり、あるいは、また不祥事を起こしてしまうという企業風土が蔓延してるというふうに最終報告書では言っています。
ですから、これは個人の問題ではなく、あくまで、今回、企業の問題であるということですね。
◆決まりを守るという意識、つまり会社の体質だったということが言いたいんだと思うんですけど、多くの建物がこのゴムによって被害や損害を被ってるという状況ですが、今後の東洋ゴムについて外部調査チームはどうすべきという見解でまとめているんでしょうか。
◆新しい企業に生まれ変わるぐらいのことをしなければいけないというふうに言っています。
社長も、去年の夏に問題を知りながら、国に報告したのが半年後ということで、経営陣のそういった認識、意識、判断の甘さというのも指摘しています。
ですから、激烈な痛みを伴うぐらいの改革が必要だという厳しい言葉が並んでいます。
明日ですね、東洋ゴムが再発防止策であったり、新しい人事を発表するということになっていますので、そちらも注目すべきことだと思います。
◆ありがとうございました。
会見が行われている会場から坂元キャスターでした。
◆東洋ゴムが免震ゴム事業に参入したときからもうこういうことが行われてたということも、衝撃なんですが、デスク、前にも東洋ゴムさん、似たような事がありましたよね。
◆2007年に断熱パネルをめぐって、実は根拠のないデータで大臣認証を受けたというのが発覚したんですね。
その際、東洋ゴムは何をしたかというと、国内外の全ての東洋ゴムの製品について、品質調査をしたんですね。
ですけれども、そこで実はきょうの調査委員会で指摘されたのが、全ての製品について網羅的に知識を持っている専門家がいなかったので、チェックが形式的に終わってしまったと。
ですから、そのときに、しっかりとチェックしていれば、その時点で今回の免震ゴムについては見抜けた可能性があるということなんですね。
ですから、それも含めて企業風土の問題と、強く厳しく指摘しているわけです。
◆木暮さんはどう思われますか。
◆今回、引責で辞任する、3名ですけれども、全て会長さん、社長さん、専務、代表取締役という肩書がついているんですね。
3人が代表取締役というのは、誰が本当の代表なのか分からない構造。
お互いに責任をなすりつけるような構造があったんじゃないかというのは、感じます。
◆この後は、片平さんのお天気です。
◆続いて、お天気情報を片平さんから伝えてもらいます。
◆こちら、ごらんいただいているのは今の大阪市内の様子なんですが、空はもう雲が広がっていて、あしたにかけて、またあちらこちらで、にわか雨や雷雨がありそうなんですね。
きのうは近畿の各地でも雨が降った地域と降らなかった地域があって、降った地域はどしゃ降り、ひどいどしゃ降りになったんですね。
ただ、あすもやっぱり同じような感じで、降らないで済む地域もありそうなんですが、降るところは土砂降りになりそうですからね、気をつけていただきたいなと思います。
きょうもあんまり日差しがなかったんですが、そんなきょうですが、きょうはこんな日でした。
夏至1年間で一番昼間が長い時期ですからね、梅雨の時期ですので、こういう時期こそ、太陽に会いタイヨウって思う方が多いかと思うんですが。
◆いいよ、◆いいよ、すかっとしましたよ。
じめっとした梅雨がすかっとしました。
◆梅雨寒にならなかったですか。
大丈夫ですか。
夏至なんですけれども、夏至って、昼間が1年間で一番長い日ですよね。
そもそも、どれぐらいの長さが昼間の時間きょうあるかといいますと、実は何と、14時間30分も昼間の時間があるんです。
◆そんなにある?◆日の出が4時45分。
ですから、5時前には太陽が向こうから顔を出してるわけで、日が沈むのが遅くなった気がしますよね。
「ワンダー」の終わった後になってから日が沈むということで、24時間のうちの14時間30分がきょうは昼間の時間だったんです。
昼間というのは、逆に9時間50分しかないということで、1年の中で何と4時間40分も昼間の時間が違うというわけなんですね。
すごく日差しを活用できる時期ですからね、この時期の晴れ間は大事にしていただきたいんですが、あすも梅雨前線が南から近づいてきますし、一旦落ちついていた上空の寒気もあすは近づいてくるということで、あしたはにわか雨があちこちでありそうなんですね。
あすも特に山沿いを中心になんですが、急な雷雨のおそれがありますので、特に中国山地や紀伊山地の近くにお住まいの方や、お出かけの方は気をつけていただきたいなと思います。
あすの予報を一言でまとめると、曇りというところが多くなっちゃうんですね。
基本的には曇り空で晴れ間も出るし、にわか雨もあると。
2015/06/22(月) 15:50〜17:00
関西テレビ1
ゆうがたLIVE ワンダー[字]【安保法案国会延長で今後は?&武井壮チャリぶら堺へ】
日韓国交正常化50年、関係改善へ▽かつお漁ピンチ値上げの理由は?▽国会会期延長9月まで…安保法案は?▽球児フィーバー、高知のマウンドに立つ▽武井壮チャリぶら堺へ
詳細情報
番組内容
【本日のコメンテーター】
■木暮太一(経済ジャーナリスト、1児の父でビジネス書作家)
■宮崎哲弥(評論家 政治・社会問題から宗教・芸能・サブカルチャーまで鋭く切り込む言論人)
■中江有里(女優・作家・書評・エッセイも手掛ける 大阪出身)
番組内容2
月曜から金曜まで毎日ゆうがた、その日のニュースや情報を素早くお届けするLIVEな3時間生情報ワイド!視聴者と同じ視点で「なんで?」と思ったことを記者、コメンテーターらが分かりやすくお伝えします。
<コーナー>「おばぁちゃんとお買いもの」新実彰平アナが人生の先輩とお買いもの「今を楽しく生きる秘訣」を拝聴します。
月曜)「武井壮のチャリぶら」百獣の王・武井が関西各地をママチャリでぶらぶら
火曜)「VS
番組内容3
世界あっぱれJAPAN魂」シャンプーハット・てつじが世界を舞台にたたかう関西人を取材
水曜)「ワンダホー関西」関西以外出身の芸人(ナイツ、アンガールズ)が関西の素晴らしさ・面白さを初体験
木曜)「熱血おしえびと」杉浦太陽が“教える”をテーマに様々な指導者、先生、師匠などに会って学ぶ
金曜)「業界イチオシスクープ」TKO・木本が、さまざまな業界誌や業界紙を取材!その世界で話題となっているスクープを発掘
出演者
【司会】
藤本景子(関西テレビアナウンサー)
【ニュースキャスター】
岡安譲(関西テレビアナウンサー)
村西利恵(関西テレビアナウンサー)
【フィールドキャスター】
坂元龍斗(関西テレビアナウンサー)
新実彰平(関西テレビアナウンサー)
【お天気】
片平敦
出演者2
【コメンテーター】
(月)木暮太一、宋美玄、しりあがり寿
(火)織田信成ほか
(水)萱野稔人、ブルボンヌ
(木)谷口真由美、カンニング竹山
(金)犬山紙子、藤井聡
【解説デスク】
(月火)橋本崇
(水木)江口茂
(金)神崎博
【企画出演】
(月)武井壮
(火)シャンプーハット・てつじ
(水)ナイツ、アンガールズほか
(木)杉浦太陽
(金)TKO・木本
出演者3
(*コメンテーター、企画とも出演者により毎週、隔週、不定期あり)
スタッフ
【チーフプロデューサー】
澤田芳博
【プロデューサー】
川元敦雄
ご案内
【番組テーマ曲】
槇原敬之さんの「超えろ。」
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