遠くへ行きたい 渡辺正行「美味・珍味・のんびり隠れ里」埼玉県 秩父 2015.06.21


渡辺正行です
あっ手振ってくれてる。
今回の旅先は埼玉県秩父
絶品秩父名物
熱っ!
秩父は見どころ満載の隠れ里
天空を彩るポピー
外国人にも大人気の札所巡り
(読経)
元気な子供達と秩父囃子の共演
あ〜もう!
老舗旅館の看板娘は90歳
愛情たっぷりの料理に思わず涙
由緒正しき剣道場には床下に眠る謎のつぼ
野趣あふれる串焼きにびっくり!
おいしい!
さぁ秩父探検の旅へ
出発進行!
大っきいね。
昔懐かしいSL
今でも現役で走っているところが嬉しいですよね
燃料は石炭
石炭の燃えるいい匂いとむせ返る熱気に期待が高まります
これですこれ…。
これ?うわ古いんだねご苦労さまです。
(汽笛)
さぁ急げ急げ!乗り遅れたら大変だぞ〜
(汽笛)聞いてる場合じゃないよよいしょ。
え〜っと20?あっ。
いいっすね山が。
すごい。
武甲山がど〜んと見えます。
JR熊谷駅から三峰口を結ぶ秩父鉄道で秩父へ向かいます
このSLはJR大宮工場の協力で復元され運行しています
東京のすぐそばで昔ながらの暮らしが残る隠れ里をじっくり見て歩きたいと思います
秩父は盆地に開けた町
武甲山から採掘される石灰岩を利用したセメント産業で栄えて来ました
さて旅の始まりはここ
ここが秩父神社か。
秩父神社は庶民の願いをかなえてくれる神社として関東一円の信仰を集めて来ました
五穀豊穣商売繁盛家内安全無病息災
あっあらあらららら
(甲田さん)小さい三方にありますけど。
旅の幸先を占うのにもってこいのおみくじがありました
選んだのは緑色
さて縁起はどうかな?
取っていただいてちょっとこう…。
えっ!何ですか?これ
何も書いてないですね。
ここに?ええ。
中に入れちゃっていいですか?ええ。
ジャボンジャボンと。
はい。
ホントかな?あっ。
あっ。
出て来た大吉!よかったハハハ…!今回一番いいですね「旅行どこへ行ってもよい」。
どこに行ってもいい。
水占みくじ。
はい。
面白いですね。
こちら記念に…。
ありがとうございます。
ハハハ…!乾くと消えちゃうんですね。
また戻ります。
ベンチで異彩を放つおじさん
ただ者じゃありませんね
随分使い込んだギターですね。
(梅沢さん)でもいいギターなんですけど。
特別。
あっ歌手なんですか?そうですかそれはそれは…。
秩父出身で。
失礼しました。
何ですって?タクシーサウダージ。
タクシーサウダージ?サウダージ。
タクシー運転手やってるんです。
どっちなんすか?歌手なんですか?タクシー運転手なんですか?あの〜今はどっちかというと…。
とにかく安く観光案内をしてくれるというのですが…
これですよいいでしょ。
「ちちてつ」っていうの?この「ちちてつ」というひらがなが何とも言えない…。
すごいですねちょっと何かエッチっぽさも感じるね。
それはちょっと人によるかな。
ハハハ…。
どこへ行ってもよいという旅の占い
さぁどこへ連れてってくれるんでしょうか?
今どこに向かってるんですか?これは。
ちょっとね荒川これ…。
秩父が?秩父の奥になりますけどね。
東京にある荒川?うんその源流。
すっごい!何?これ通れますか?古い橋。
東京湾に注ぐ荒川は秩父が源流だそうです
この川が東京とつながってるんだ
運転手さん何歳?あっじゃあほぼ同じ学年だ。
還暦デビューですか?還暦デビューです。
還暦でCDデビューなんてすごいですね
とっておきの場所があるからと言って連れてってくれたのが…
うわ〜すごいっすね〜。
ここは一体何?
案内されたのは標高500mの牧場に広がる天空を彩る花畑
ポピーが1500万本もあるんですって
♪〜♪〜そうか日本語なんだ。
♪〜♪〜あっそうか。
♪〜日本語で聴いたことないや。
♪〜♪〜♪〜
(防災無線のチャイム)おいおいこら。
♪〜
(防災無線のチャイム)せっかく気持ち良く♪〜歌ってるんだから。
♪〜アハハハ…!♪〜アハハハ…!♪〜いいオチがついた…。
アハハハ…!タイミングがね。
おいしいものがあるから食べて行きなよと案内されたのが珍達そば
ありがとうございましたお世話になりました。
またお願いします。
また。
秩父の隠れ名物だそうです
あっこんにちはお邪魔します。
いらっしゃいませ。
よろしいですか?
(女性)はい。
さて一体どんなそばなんだろう?
まずごま油で豚の細切れを炒め長ネギをたっぷり
煮干しのダシに秘伝のタレで味付けをします
次に中華の真っすぐな細麺を固ゆでにして具材と一緒に煮込みます
ネギのまろやかなうま味が麺によく染みたら出来上がり
これって和風の中華?
(小崎さん)すみませんお待ちどおさまです。
ありがとうございます。
これが珍達そば?そうです。
ネギいっぱいですね。
熱っ!あっおいしい!ありがとうございます。
うん!おいしい麺も!ありがとうございます。
麺はさっぱりしててごま油との…。
ランチ時はいつも満席
外で客が待つほどです
物がなかった時代ネギの青い所までふんだんに使い豚の細切れを入れて煮込んだら絶妙な味が生まれたんだそうです
ごちそうさま!
秩父といえば三十四観音の札所巡りが有名ですよね
どこからお参りしてもいいようですがやはり一番札所を訪ねることに
こっから入るの?ここが…一番の札所なんだ。
江戸方面から来ると一番最初にあるのがここ
それで一番札所になったそうです
これは何だ?えっ?「施餓鬼堂」。
このお堂にはありがたい法力が備わっているそうです
土足厳禁だよ。
おっ!何で自動で回るの?誰かが回してるの?近づくと回るの?うわ!止まる。
これはやっぱ古いもんなんですか?
(丹羽さん)そう…。
…じゃないんでしょうかね。
ふ〜ん。
先祖を供養する僧侶の読経の念力で回るそうです
(読経)
ほら!回りました
(読経)こんなような感じで。
今法力で回りましたね。
そうですか。
そうですハハっ。
えっ?ここ。
ここ開けていいですか?はい大丈夫です。
おっ!どうも!人がいた!ここに人がいるんですか?ご苦労さまでございますご苦労さまです。
俺もっと何か歯車で何かこうなってんのかな…と思ったら非常に単純な。
・ただ人力です・そうなんですね。
うわ〜これはもう昔の人が見たら驚くわこれ。
今の人が見ても驚きますもん。
へぇ〜。
札所巡りは外国人の観光客にも人気があります
Famous.
一番札所の隣にある「旅籠一番」は江戸時代に建てられたもの
でもご覧ください
中は近代的にリフォームされそのミスマッチも喜ばれています
あっ!キレイじゃないですか。
・今日こちら用意しました・まぁ〜まぁまぁ…。
ちょっとイメージと違うんですけど。
あっそうですか。
見てくださいこのベッドルーム
ホント快適です
そして建物は江戸時代のまま
不思議な気分です
夕食には季節の山菜も並びます
裏山で今日採るのは淡竹のタケノコ
こっちね…。
ゴンって。
これで料理すればね。
必要な分だけ採るんですね
タケノコを料理するのは…
かつおダシにしょうゆと砂糖を目分量でたっぷり入れます
(成子さん)フフフ…。
タケノコが煮上がりました
どれから行ったらいいっすか?どうでしょう。
鶏から!どっちから先がいいですか?こっちがいい。
ハハハ…!ハハハ…!今の時期でまだタケノコ採れるんだね。
ふ〜ん。
んっ!これおばあちゃんの味付けだ。
あっそうですか。
ねっ甘辛くて。
俺一番…。
うん歯応えもあるし。
あっどうもはじめまして渡辺と申します。
何のご用だがな。
今ねタケノコがとってもおいしかったです。
いえいえ。
甘じょっぱい感じがね。
あっホント?ホントおいしい。
一番好きな味ですこれ。
ホント?ハハハ…。
うんだからもうこういう料理大好き。
おふくろ思い出しちゃいますホントに。
ホントですか。
ありがとうございます。
はい。
(坂本さん)褒めてもらうとホントに生きがい…。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
時代は変わっても変わらないものが残ってるっていいなぁ
(風鈴の音)こんにちはこれは何の集まりなんですか?「こんにちは」は?こんにちは。
このひょうきんな子供達一体何の集団?
太鼓やってんの?太鼓って和太鼓?
(女性)そうです。
子供達に誘われて向かうのは太鼓の練習
へぇ〜。
これがあの有名な…
♪〜♪〜
どうです?この真剣なまなざし
もうリズムが体に染み付いているんですね
♪〜
祭りでは長時間太鼓を打ち続けるのでお囃子が途切れないよう疲れた人から順番に控えの人と交代して行きます
♪〜
(拍手)知らないうちにいっぱい集まってる。
(拍手)みんな太鼓楽しいの?はい楽しい。
あれ一番小っちゃい子です。
何歳?4歳?お名前は?佐怒賀俐奈。
俐奈ちゃんすごいね太鼓好きなの?好きなの?へぇ〜。
次に子供達に誘われて向かうのは剣道場
胴着着けてるね。
えっ古いですね立派ですね。
太鼓を打つ筋力を鍛えるため剣道に通う子が多いそうです
ぜひ一緒にやろうと言われついて来ました
僕も最近剣道に励んでいます
まずは打ち込み稽古
この床足を踏み込むといい音がします
いい音の正体は床下のかめ
これが反響するんだ
子供達を相手に立ち合い稽古
うん凱くん頑張りました
次は…
始め!
ちょっと油断したら面を取られて参った
一本取って嬉しそうだ
はいチーズ。
みんなで練習しました
頑張れよ
荒川上流にぜひ行きなさいと薦められた所があります
おっ。
お〜!
このSLが走る絶景ポイント…ではありません
薦められたのは野趣あふれる料理を食べさせてくれるというこのお店
(鈴木さん)どうもいらっしゃい。
さて一体何を食べさせてくれるの?
出て来たのは鹿の肉
(鈴木さん)鹿肉は鉄分が多いから…。
奥さん?
(時子さん)はいそうです。
どうもはじめまして渡辺と申します。
お邪魔します。
お〜。
見えないでしょ?料理人みたいだね。
うわすっごいここでいろりを使うんだ。
うわうわ…!完全な亭主関白ですね。
「おい新聞」。
何これどうするんですか?こうすると早くほら…。
燃えちゃわないんだ。
まるで手品みたい
(鈴木さん)どうだ?焼けないよホントだ。
(鈴木さん)こうするとね…。
あ〜なるほど肉がね。
(鈴木さん)裏表で焼いちゃうから。
よしはい焼けた。
熱っ。
(鈴木さん)一番下持ちゃあ。
そうだけど。
(鈴木さん)かめばかむほどほら。
うん!おいしい!
(時子さん)よかったです。
へぇ〜。
そして時子さんの隠れメニューがそば
昔は嫁はそば打ちができるもんだったの?みんな。
あっそう。
かつて荒川の上流では土地が痩せていてそばしか作れませんでした
昔はそばを打てることが嫁入りの条件だったそうです
あとは楽なんですよ練るだけ。
ねっここがやっぱり。
(時子さん)ここがね。
(時子さん)ありましたよ。
だって…。
苦労したかいあって今では子供が4人孫は9人に恵まれています
最高のそばです
いただきます。
はいどうぞ。
おいしいお母さん。
(時子さん)おいしいですか?そばの香りと歯応えがやっぱりシャキシャキして…シャキシャキっていうかすごいね。
(時子さん)この辛味大根も主人が作った。
ゆずと山菜ものせて
手作りとは思えないんだけど。
よかったです。
いろいろね。
ハハハ…!ハハハ…!ハハハ…!ハハハ…!2015/06/21(日) 07:00〜07:30
読売テレビ1
遠くへ行きたい 渡辺正行「美味・珍味・のんびり隠れ里」埼玉県 秩父[解][字]

渡辺正行が埼玉県の秩父を訪ねる。秩父鉄道のSLに乗り、江戸時代から続く老舗旅館に宿泊。剣道の稽古にも参加し、奥秩父の人々が食べていた野趣溢れる郷土料理を頂く。

詳細情報
出演者
【旅人】
渡辺正行
番組内容
渡辺正行が埼玉県の秩父を訪ねる。秩父鉄道のSLに乗り、関東屈指の古社「秩父神社」で、話題のおみくじを引く。60歳でデビューしたボサノヴァミュージシャン兼タクシー運転手に案内され、秩父名物のラーメンを頂く。秩父34カ所の札所巡りの一番札所の寺を訪れ、江戸時代から続く老舗旅館に宿泊。「秩父屋台囃子」の練習をする子どもたちに出会い、剣道の稽古にも参加。奥秩父の人々が食べていた野趣溢れる郷土料理を頂く。
番組ホームページ
http://www.to−ku.com
取材地
埼玉県

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
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