ボクらの時代 2015.06.21


『ボクらの時代』今日は子供のころから大好きだった人に直木賞作家と音楽クリエーターが出会います
(朝井)よろしくお願いします。
(藤井)よろしくお願いします。
(ヒャダイン)緊張し過ぎじゃないですか。
(朝井)そうなんですよね。
ホントにあのうお声掛けていただいて「どなたとお話ししたいですか?」っていう話になったときにもう「お二人がいいです」って言って。
ありがたいですね。
ねっ。
ご指名いただきましてありがとうございます。
(朝井)何からしゃべればいいんだろう?でもそもそもなぜ藤井さんが好きなんですか?
(朝井)ちょっとちゃんとしゃべってもいいですか?もちろんもちろん。
何か取り出した。
(朝井)そう。
だからお二人の。
番組でも初めてじゃないですか。
ちゃんと自分で手カンペ持ってくるなんて。
自分で制作してるっていう。
しかもページ数見るとぞっとしますけどね。
収まるのかな?大丈夫かな?
高校卒業後サラリーマン生活を経て二十歳で吉本新喜劇のオーディションに合格しました
その後藤井さんとよく似た人物Matthew南も注目を集めるなどバラエティーで活躍
・「なんだかんだ」
2000年には『ナンダカンダ』で歌手デビューし『紅白歌合戦』にも出場しました
最近では芸人として活動する傍ら自ら音楽レーベルを設立
ソロアルバムを発表するなど音楽活動も精力的に続けています
(北川・岩沢)・「向かい風と知っていながら」
現在までにゆずなどのアーティストから関ジャニ∞やSMAPAKB48といったアイドルまで幅広く楽曲を提供してきました
プロデューサーとして注目される一方近年はタレントとしてもテレビラジオで活躍しています
早稲田大学在学中に『桐島、部活やめるってよ』でデビュー
ベストセラーとなり2012年に映画化されました
翌年『何者』で直木賞を受賞
「これから先少しでも小説を書くということにしがみついていけるのかなと」
戦後最年少の直木賞作家として脚光を浴びました
最新作『武道館』ではアイドルをテーマに据えて注目を集めています
えっとまず…。
今何歳でしたっけ?26です今。
26かぁ。
若いですね。
ヒャダインさんは?34です。
ちょうどいい感じで離れてます。
43?43ですはい。
実は世代がちょっとずつ一個ずつずれてるみたいな。
もうでも会社辞めはったんですよね?そうなんですよ。
だからそこもちょっと似てるところがあって。
もともと経理のお仕事をされててトイレで文庫本を読んでたとかいう話がすごい…。
ハハハハハ!何でそんなこと知ってるんですか?いやもう同じなんですよ。
こんな同じタイプ…エピソードあると思ったりとかして。
トイレで文庫本読んでたって何なんですか?お昼ご飯が終わってから「あれどうなんのやろ?」と思って「もうちょっと見たい」と思ってこっそり持ってトイレでこう。
スーツのポケットって大きいから入るんですよね。
そういうところでもシンパシー感じて。
シンパシーも感じてましたしまず『MatthewTV』が…。
ごめんなさいフジテレビの番組なのに。
あの番組がすごく好きで「このコーナーはゲストの人と好きなものを好きなように話してお金をもらうコーナーです」って言ったのが僕8歳か9歳ぐらいのときに聞いて。
8歳9歳で。
世界がねちょっと反転したんですよ。
そんなわけないでしょ。
あぁそうかと思って。
イメージキャラクターのレイラさんでしたっけ。
いましたね。
好きだった。
あのねいいですか。
この番組ね30分ですよ。
ねっ。
ってことは実尺25分とかでしょうね。
確実に落とされますから。
えぇー嘘だよ。
レイラさんの話なんかしてもしょうがないですよ。
今日は心の底から話したかった思いが伝わって熱く深く語り合います
そんなことよりやっぱりさ…。
全然使われないのかな。
朝井さん自身がなぜ作家さんになったのかとか。
全然どうでもいいホントに。
そんなことどうでもよくって。
僕らも気になりますからね。
今日そのう違うまず誰に市場価値を置くかって話をちゃんとしたいんですねまず。
こういう番組ってさも対等にセッティングされているようですけどそうじゃないじゃないですか。
ハハハ!偏見偏見。
何で?こんなリラックス空間でさそんな「誰が何が」とかないよそんな。
ちゃんと下に並列で今名前が書いてあるでしょここ。
でもさちっちゃいときから書いてるんでしょ。
僕この間インタビュー読んで。
そうなんですそうなんです。
お姉ちゃんの影響なんでしょ?そう。
ごめんなさい進めていただいて。
私も3つ上の姉がいるんですけど姉が読書感想文とかすごい上手だったんですよ。
姉の影響でそれでまねして書き始めたら楽しくなっちゃってっていうので今に至るっていうところがあって。
だから書くのが当然なんでしょ?そう。
だからそれでお金がもらえてることが怖いんですよね。
趣味だしライフワークだし。
藤井さんもかつてのインタビューとかも読んでても自分の趣味がビジネスになるなんて考えられないっていう話を…。
言ってるんですか?言ってました。
おっしゃってました。
原稿下さいっつって言われてる段階で十分仕事やし。
それがあるうちは…。
でも何か難しくて直木賞って頂いちゃうとたぶんこれ以上下げられない初版部数みたいなのがあって。
へぇー。
それはでも作家さんを守るためでもね。
守るためでもあるんですけどでもそうなったときに僕はちゃんと下げてほしいんですね。
それは嫌じゃないですか。
分かる。
偽りの価値みたいなので食わせてもらってるって思ったら。
それでもしかしてそのお金で将来子供にご飯食べさせなきゃいけなくなったらどんな子に育つか分かんないから。
でもさ26歳でさいっぱいルールありそうだよね何か。
自分ルールがすごいですね。
26歳のときなんてほとんどのことは言われたとおりやってたんですよ。
やっぱない方がいいんですかね?ルールって。
成功されてるから結果出てるからいいと思いますけど。
だって音楽の方って結局コンペ出さなきゃいけない時期とかもあるじゃないですか。
ずたぼろですよもうね。
今も出してますね。
がんがん落ちてるんですけど。
落っことしたアーティスト言いましょうか?言わんでいいです。
大丈夫ですか。
より好みとかはできないですもんね。
僕一番…想像なんですけど腹立つのって「ここ変えてね」って言われるのがすごい嫌やと思うんですよね。
それがもう何も思わなくなるんですよ。
怖っ!今三白眼みたいになりました。
怖い。
一回あったのが「サビをメロディー変えてもらっていいですか」サビを?サビを。
サビって嫌じゃないですか。
自分の中に入っているので。
サビを変えました。
「次Aメロ変えてもらっていいですかね」「次Bメロ」全部やないかい!っていう。
結果全取っ替えっていうのもありましたし。
でもやったんでしょ。
やりましたね。
だから先輩方はそうやって…。
やってるんだ。
だってそもそもやりたいことできてる時点で僕たちって…。
恵まれてる。
ホントに恵まれてますよ。
壮絶な死に方をたぶんすると思っていて。
誰が?私がです。
プラスマイナスの法則でいうと。
そうです。
トータル…。
最終的にプラマイゼロになると思ってるんですね人の人生って。
すごいでも先まで考えてるのね。
そうなんです。
だからいっつも死んだ後から自分を見てるんですよね。
お葬式から逆算するんですね。
そうです。
走馬灯を予約していて。
たぶん走馬灯って入る写真が決められてると思うんです。
たぶん30枚ぐらい。
走馬灯の写真予約してるの?どこに行ったら予約できるんですか?それ。
そのベストなスライドショーにしたいじゃないですか。
自分が死ぬ前に。
逆算して逆算して。
でも今26でしょ。
まだ全然枚数にしても少ないでしょうが。
怖いのがちょっと埋まりかけてるところが。
そんなことないよ。
いろんなこと起きますよこれから。
起きますよね。
起きますよね。
26のとき何でしたっけ?26のときバイトしてました僕。
僕だからすごいなと思うのがお葬式とか…。
僕10年後のことも考えないですしことしの12月何してるんだろう?ってもう分かんないんです。
でも仕事的にそうですもんね。
あんまり先考えてもしょうがないですもんね。
マネジャーさんがくれるスケジュールが僕いまだに紙でもらうんですけど2週間スケジュールなんですね。
もうたぶんそれで精いっぱいで何だったらそれもちゃんと見てないかもしれないぐらいです。
あぁ分かるわ。
だからしっかりされ…。
全然そういう方向に持っていきたかったわけじゃないんですよ別に。
私がしっかりしてるみたいな。
結果そうなったから許して。
許して。
ごめんね。
あと何枚あるの?自分で作ってきたの取りあえず。
今からカメラ回るみたいです。
あのうそのう…。
頑張ってみようじゃあ。
フリーでやってみよう。
色々考え…。
考え過ぎじゃないですか?人から言われるんですよ確かに。
がんじがらめで疲れるやろなと思いますよね。
それはあるんですよね。
そうなんです。
何か本ってすごいあれも原稿用紙400枚とかの話を書いていくと結局最終的に人間がどう生きるかみたいなことになっていくんですよ。
そうなると自分が定めた生き方みたいなのがどんどん増えていってしまって本を書けば書くほど。
そうじゃない生き方を選ぼうとしている自分を自分の本が駄目!ってやったりとかすることがたぶん今後増えていくような気が何となくしていてそれを考えると過去の作家の人たちがすごい自殺が多かった理由とかはすごい分かるなと思ったんです。
自分が書いた本に自分の生きれたかもしれない道みたいなのをたぶん閉ざされてしまった人もいるんじゃないかなみたいな。
ごめんなさい。
日曜の7時…。
いや全然。
適当に何かをやることとかあるんですか?絶対でもヒャダインさんって適当に曲作ったことないじゃないですか。
適当ですよ。
ハハハハハ。
中にはでもあるかもね。
本意じゃないけど採用されたみたいなことはあるやろうし。
もちろん真剣にやるんですけど一個ねじをぽんといって適当な部分を作らないと遊びがなくなっちゃうんで。
たぶん引き算とかいわれることかもしんないんですけど前のめりにうわーっていきがちなところが昔悪かったので。
足し算足し算でてんこ盛りで。
若い人の特徴だと思うんですけど。
今も若い人のデモとか聴いたらもう足し算…。
あれがやりたいこれがやりたいでうわって足し算足し算するんでもう焦点がぼやけてフォーカスがブレブレで何を見せたいのか分かんないんですよね。
何かきっかけありました?引き算もあるなみたいな。
動画サイトに投稿してたんですね売れてないころ。
そのときにみんなが笑う隙間がないんですよ。
笑ったりコメントする隙間がないのでここでばん!と盛り上げたら一個ここでみんなが落ち着けるところを作らなきゃいけないっていう。
あっこれが引き算なんだなと思って。
ライブがある職業っていうのはホントうらやましいんですよね。
お客さんの顔を見る機会がホントにないんですよ。
あれしたら?じゃああのう出版のときにサイン会とかされるじゃないですか。
サイン会は好きなんです。
サイン会はでも好きなんですけどサインを書くことがいいことなのかは分からないんですけど人が来てくれるのはすごいうれしい。
もうちょっとシンプルでいいんじゃないですか。
「握手会楽しい。
以上」でいいじゃないですか。
藤井さんご自身のCD…。
僕はおかげさまでホントにレコード屋さんがすごい猛プッシュしてくれはったりとかしたらもうホントありがとうございますって思うし。
そうですねニューアルバム。
また今すっごい楽しみで。
早くあれ聴いて踊る日が…。
おうちで踊られたりするんでしょ?すごい踊ります家で。
えっ!一人で?一人で。
でも俺もそうやった。
ずっと子供のときホームディスコしてて。
ホームディスコっていうんですね。
すっごい分かります。
今度一緒に踊りに行きましょう。
ホントに踊りに行きたいです!ぜひぜひ。
そういう誘いには乗っかってくれるんですか?踊るのは大好きなんで。
本当?踊るときは自意識なくなるんですよ。
えぇー!じゃあサイン会とか踊ればいいじゃん。
一回トークイベントでやったんです。
やってんの?作家で。
やってんだ。
何じゃそりゃ。
じゃあ踊ればいいじゃん。
そうですね。
踊りなよ。
踊りなよ。
今日の3人は本業以外でも新しいことに挑戦しています
藤井隆さんは『ナンダカンダ』でデビュー後15年間音楽活動を続け今月ソロアルバムを発表するなど精力的に活動しています
朝井リョウさんはことし4月から自身がMCを務めるラジオ番組をスタート
ヒャダインさんはタレントとしてバラエティーや音楽番組のMCを務めています
今いろんなことしてて…。
僕本業が何か分からない人がすごい信頼できないんですよ。
あぁそれ分かりますね。
分かりますよね。
疑っちゃうんですよ。
この人ホントは何なの?これ言えないですけど山本晋也監督みたいな人って…。
この人アウトローなんですよね。
いやいや。
代表作言えないじゃないですか。
(笑い声)「監督」っつってるのに。
何の人だったっけ?っていうのがね怖いですよね。
講演会とか…。
…は全部断ってますね。
でも来るでしょ?やってるでしょ?僕一回もやったことないんです。
一回ぐらい行ったら?面白そうな講演会やったらね。
講演会って自慢なんですよつまり。
「自分が今までこういう仕事をしてきてこういうことを学んでさぁすごいでしょ。
お金下さい」なんですよ。
「私は成功者です。
こんにちは」っていう。
やっぱり音楽が本業なのでそれが揺らいだりとかそっちがちょっと落ちてきたらタレント活動とかそっちに重きは置かないでおこうと思いますね。
すごい僕はヒャダインさんは僕より人に対して信頼するハードルが高いような気がするんです。
最後の扉誰にも開けない。
嘘!そうなんですよこの人。
「この人」とか言って。
根底に絶望があるんですよ。
アハハハ!よく…。
さすが直木賞ですね。
そうなんです。
僕の根底には絶望と破滅願望があるんで。
へぇー。
もうちょっとご陽気じゃないんですか?今日陽気ですよ。
人生すごい楽しいですし毎日すっごい楽しいですよ。
なんですけど根底は自分はくそで生きる価値もないごみだっていう絶望があるんで。
本当。
やっぱ学生時代が暗いっていうか何でしょう。
まぁ華々しく…。
何もなかったんですよ言ったら。
スポーツは?運動神経がゼロなんで。
まったく動けないんで。
なんでスポーツもなければ男子校なんで恋愛もないですし。
人間ってたぶん10代のころに恋愛したりケンカしたりとか友達と何かしたりとかいう通過儀礼を踏まないとちゃんとした大人になれないんじゃないかと思って。
年相応にね。
分かりますよ。
なんで今やってることっていうのは結構青春時代の取り返しというか。
やれなかったことを今やってるんですけど全然おなかいっぱいにならないんで。
まだ全然おなかいっぱいにはならない?なんで僕それ青春ゾンビって友達と2人で呼んでるんですけど。
だから俺5月とか新芽とか若葉が生えるの見るのすごく好きなんですよ。
アハハそれは好きなんですね。
桜じゃないんです。
桜の後に新芽とか若いの見たら…。
ぷくっていうね。
ぷくっていうの。
10代!俺には手が届かなかったこの青春。
10代への連想がすごいいっぱいあるんでしょうね。
すっげぇ若葉には感じますね。
朝井さんの本読ませていただいてても何かそのう学生時代教室で起こってることとか今起こってるように書けるでしょ。
すごい高校生とかっていうときのことが強いんですね。
ものすごい強いです。
RGさんがラジオで「あらゆる世の中の創作物はあるあるだ」って言ったときにマジ打ちのめされたんですよ。
「ホントにそうかも」と思ってしまって。
すごい売れてる恋愛の歌は恋愛あるあるだしすごい小説も実は人生あるあるだみたいなことを言っちゃった!と思って。
そうですね。
時々藤井さんも女性アナウンサーの模写とかもされるじゃないですか。
僕あれ好きなんですよ。
最近気に入ってるのは鈴木杏樹さんの体。
(笑い声)ちょっといいですか!?見たい!いや何かそれは例えば小籔さんとかブラックマヨネーズさんとかもそうですけど。
そういう信頼してる方がいらっしゃるときに限るんですけど。
もうずっと鈴木杏樹さんやったらこうやってるやろうなって感じで。
腕だけちゃんとこう置いてるけど。
病気ですよ。
ずーっと微笑んでるだけとか。
杏樹さんがずっと微笑んでるだけとかそういうことじゃない。
杏樹さんの品の良さっていうのに憧れから。
抽出してるわけですよね。
デフォルメしてぐっと。
最近ねホント僕ね一個気付いたことがあって。
すごいいいチャンスを頂いたのがこの番組なんですけど。
田中哲司さんと椿鬼奴さんと3人で出させていただいたときにね何か「田中哲司。
俳優」「椿鬼奴。
芸人」「藤井隆。
タレント」って書かれたんですってオンエアで。
それがすっごいお怒りになられた方が多くて。
ばーって「お前芸人のくせに何やタレントって」とか。
視聴者の方がですか?うん。
っていうのをすごい頂いて。
あぁそんなふうに思ってらっしゃるんだなと思って。
僕自身は芸人って書くほどやっぱり自信がないんですよね。
これ言い方ずるい言い方ですけど。
僕が思ってる芸人ってやっぱり自分が頭の中で思ったこと昨日あったこととかも今あることとかもそうですよね。
全部面白くする全部ネタにするっていうガッツがある方が芸人だと思うんですよね。
そこにまだ自分は…。
憧れてた時期ももちろんあるしチャレンジしたこともあったけど。
でも僕は結局それは向いてないできないなって。
だからといって芸人をリタイアするつもりはないですよ。
所属事務所も吉本ですし。
何より先に僕芸人さんだって思ってますよ。
ホントに。
何かを演じるとか何かを借りるとか杏樹さんの体とか。
しかもそれは皆さんが笑ってくださることじゃないってことを最近気付いたんですよ。
そうなんですかね?僕らは好きです。
ありがとう。
今日はホントしゃべりやすいんだけど誰が笑うねんっていうのをやっぱり東野さんとかは教えてくださるんですよ。
「あなたね機嫌ようやってらっしゃるけどみんな笑ってないよ」って言ってくださるリハビリをしてくださるんですよ。
そんな…。
岐阜の実家で見てみんな思ってたんだから。
一方独身のヒャダインさんと朝井さん
仕事柄一人で過ごす時間も多いようですが
自分が結婚してる未来があんまり僕は浮かばないんですけど浮かんでたんですか?20代のころっていうか何ていうんですか人をどこで信頼しようと思ったのかなと思って。
どうですか?どうですか?教えてください。
何部門が知りたいの?家に人がいる部門でいいですか?いい部門ですね。
いいと思いますよ。
家に人がいてくれるのは。
いいですか?しかも歌詞書かれたりとか曲作られたりとか一人でやる作業もあるじゃないですか。
全然。
何ていうのかな。
逆にね新婚当初とかは一人だけ家にいるわけでしょ。
それが心配やったりとかっていうのはありますよ。
「一人の空間が」とかそういうのはない。
それはなかったんですね。
でも相手は新居を決めるときに「私の部屋をもらっていいですか?」って言われて。
「いいよいいよ。
理由は何?」って聞いたら今日はそっちでお泊まりしていいですか?みたいな家の中でもう一個家があるみたいな。
っていうのがしてみたかったんですって。
予想してた理由と全然違ったんですけど。
ホントは違うと思うんですよたぶん。
いびきが僕ホントひどくて。
アハハハ。
えぇー?いつの日か子供がもし授かったときに自分の部屋でちゃんと。
健やかな子供をね。
一緒にいて空気みたいなふうにって人ってならないですよね。
ならないですよ。
ずっとコスプレはあります?他人用のコスプレっていうか。
コスプレっていうんですかね?あれ。
どう言ったらいいのかな?どういうこと?必ず対人用の自分があって。
そのコスプレか。
それがずっと続いていくもの?それが俺しんどいから嫌なんですよ。
コスプレしてる気はまったくないけどでもホントの自分自身でいるのかっつったらいないと思いますけど僕の場合はね。
だってじゃあすごい嫌だなと思ったことがあっておうち帰ってうぅーんとはやっぱしないですよね。
そこはちょっと。
しかも妻がこの仕事を知ってる人だから余計にそんな話も聞きたくないでしょうし僕もしたくないからそこはこうなっててもふぅーってこう変わるけど。
ぎりぎりでしたけどね今。
でもそれが嫌なことかっつったらそうじゃないから。
自分が好んでやってることですし。
そうなんですよね。
気を使わない関係がよしとされ過ぎてるような気がして。
気を使う関係ってそんなに悪いことなのかな?って。
そうそう。
でも一人でいる時間あるでしょ。
その自分ってすごいそんな好きなんですか?楽しいですね。
何してるんですか?一人で。
ゲームやってる。
そんなんはできるでしょきっと。
ゲームしてテレビして。
でもゲームするにも隣にいたらちょっと気を使わなきゃいけないし構ってあげなきゃいけないかなと思いますし。
相手の時間を奪ってるんだったらそれ相応の何かを返さなきゃいけないっていう発想がたぶんあるんですよね。
プラマイゼロみたいな状態に。
えぇー難しいなそれ。
似てるけど何か一緒にされるのは嫌だな。
一緒ですよ。
ごめんなさい決裂です。
でもお互いさまですからね。
向こうだって。
そうなんですよね。
だから自分の存在が害悪だっていう考えがあるんですよ。
害悪?害と悪です。
相手にとって申し訳ない存在だっていう考えがあるんで。
自意識過剰なだけなんですけど。
結局そうなんですよね。
ナルシシストなだけ。
そうそうそう。
僕はたぶんすごいね顔が好きなんです彼女の。
あっいい理由!顔が好き。
一番好きな顔。
…でその人と結婚できたからホントにラッキーだと思うんですよ。
だから何かねいいんですよ何してても。
何しててもいいって状態になったらすごいいいですよね。
お酒飲むんですか?お酒も…。
僕電話もかけれないんですよね人に。
何で?相手を乱しちゃうかもしれない。
相手が何かしてたら。
あぁ電話でね。
電話を取るという行為によって一連の流れが崩れるじゃないですか。
基本的に全部がそうですよね。
考えるんですね。
素晴らしいけど。
お酒もそれの一つなんですよね。
誰かの手助けが必要になったときにその人の何時に帰ろうって思ってたこととかが崩れるなとかを考えちゃう。
じゃあ例えばもし今日連絡先を教えていただいて飲みに行こうって飲みに行ったとするでしょ。
「もう無理だ。
タクシー拾ってください」ってなって「もう僕今から帰ってお皿洗おうと思ってたのに」「嫌だな」とか思う?僕は思わないんですよ。
(藤井・ヒャダイン)でしょ?自意識過剰なんだよ。
自意識過剰。
僕は思わないんですよ。
こっち側も思わないですよ。
電話来たらうれしいですもん。
うん「やったー」だってこんなことできるもん。
そうそう…。
電話取りながら確かにできますよね。
できますから。
最近こういうのもできるんで。
電話から始めようかなと思ってます。
でも一方でその朝井リョウさんやからやっぱあの作品っていうのももちろんあるから。
ホントに出版社の方は担当の方とかは「おい藤井。
電話すんなよ!」とか。
作家としてこれからやっていくのに人間性を捨てなきゃいけない。
そういうこと。
社会性とか。
社会性をかなぐり捨ててっていう。
…方に行くのか社会性を取るのか。
両方っていうやり方もありますからね実は。
両方が一番いいですよね。
両方っぽいですよねすごく。
両方取ってるつもりはないけど自分で自分のことをきちんとしてると思ってるから。
笑っちゃってるじゃないですか。
笑いながら。
常識人だと思ってるんで。
結論が出ました。
ちなみに走馬灯の写真予約してるやんか。
今日のとかは入るわけ?入れさせていただいていいなら。
(藤井・ヒャダイン)よかった。
特に入らないですって言われたらどうしようかなと思った。
あぁーもう。
よかったですね朝井さん。
いやよかった。
申し訳ないんですけど一個やっていただきたいのあるんですけど。
何かすごく汗が出て…。
あっごめんなさい。
これ果汁なんです。
あぁー!生で見れた!
それでは今日も素晴らしい一日を
2015/06/21(日) 07:00〜07:30
関西テレビ1
ボクらの時代[字]

藤井隆×ヒャダイン×朝井リョウ

詳細情報
番組内容
これは、毎回、様々なジャンルで活躍する3人が集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組です。出演していただくのは、学者、デザイナー、ビジネスマン、アーティスト、政治家、教師、映画監督、タレント…。一つのジャンルにとらわれることなく、今、旬で話題の人はもちろん、海外で評価を得ている人、大きな発見・発明を成し遂げた人、日本に感動を与えた人…、と多彩な顔ぶれ。
番組内容2
「日本のトップランナー」であり「先駆者」であり「成功者」でもある彼らが、何を語り、何を想うのかが番組の見どころです。また、この番組では司会者をおかず、あくまでゲスト達の、気負わないトークのみで番組を構成します。ある種、原点回帰とも言うべきシンプルな構成で、ゲストの顔ぶれと興味深いトーク内容を楽しむ番組。
日曜朝のリラックスした時間にフィットする、上質の番組をお届けします!
出演者
藤井隆 
ヒャダイン 
朝井リョウ

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
バラエティ – トークバラエティ
趣味/教育 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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