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●「3月完成厳しい」 (06/26 18:58)
 日本原燃の工藤健二社長は六ヶ所再処理工場の完成時期について「来年3月の目標が厳しくなっている」という認識を初めて示した。
 工藤社長は26日の定例会見で来年3月をめざす再処理工場の完成が厳しくなっているという認識を初めて示した。
 再処理工場は完成の前提となる国の適合審査を受けているが重大事故対策などで説明不足を指摘され、日本原燃が想定していた今月末までの審査終了が難しくなっている。
 工藤社長は適合審査の終了がずれ込んでもその後の安全対策工事の期間を見直すことで遅れは取り戻せるとして、現時点での完成時期延期は検討していないと述べた。
 一方、経済産業省は26日日本原燃の経営形態などを議論する作業部会を設置した。
 日本原燃は電力会社の出資を受けて核燃料サイクル事業を進めており、電力自由化によって電力会社の経営環境が厳しくなると事業継続が難しくなる可能性が指摘されている。
 このためいまの民間会社から国が人事や事業計画の決定権を持つ「認可法人」に経営形態を変える案も浮上している。
 工藤社長は核燃料サイクルは引き続き民間が担っていくべきだという考えを示した。
 日本原燃の経営形態を議論する作業部会の1回目の会議は来月14日に開かれる。



●事業中断に厳しい指摘 (06/26 18:56)
 青森市古川地区の再開発事業が資材の高騰などで中断している問題が県議会で取り上げられ、「補助金が無駄になっている」などの厳しい指摘を受けた。
 青森市古川地区の再開発事業は県議会の建設委員会で取り上げられ、県が経緯を説明した。
 再開発事業は青森市古川1丁目の魚菜市場の跡地に商業施設やマンションなどが入った9階建てのビルを建設するというもの。
 青森市の青森地域開発がおととし国や市から1億5000万円の補助を受け、すでに市場の解体や基本設計を終えている。
 しかし資材や人件費の高騰で資金が不足したため青森地域開発は事業を断念し、今後は別の会社が事業を引き継ぎ、基本設計もやり直すと見られている。
 議員からは「補助金が無駄になっており、県や市は使い方をしっかりチェックしてほしい」という厳しい指摘の声が上がった。
 これに対して県の担当者は「事業主体である青森市に必要な助言をしたい」と答えていた。



●アルバ選手が指導 (06/26 18:54)
 スペインの名門サッカークラブ・FCバルセロナのジョルディ・アルバ選手が八戸市でサッカー教室を開き、参加した人たちが世界トップレベルの技術を体感した。
 サッカー教室は八戸市南郷のカッコーの森エコーランドで開かれ、県内外から中学生以上の男女104人が参加した。
 講師を務めたのはFCバルセロナのジョルディ・アルバ選手やコーチたち8人。
 スペイン代表にも選ばれているアルバ選手は、メッシ選手やネイマール選手たちとことしのスペイン国内リーグやヨーロッパチャンピオンズリーグなどでチームを3冠へ導いた。
 FCバルセロナの現役選手が日本でサッカー教室を開くのは初めて。
 参加した人たちは世界一流の選手から速く正確なパスの出し方などを学んでいた。
 最後まで笑顔でサッカーを指導するアルバ選手は取材陣にもパスのサービス。
 27日と28日のサッカー教室は小学生を対象に開かれ、アルバ選手は子どもたちに世界トップレベルの技術を伝える。



●新会長に阿保直延さん (06/26 18:52)
 任期満了に伴う県農協中央会の会長選挙で津軽みらい農協の組合長、阿保直延さんが新しい会長に選ばれた。
 県農協中央会は新しい会長を選ぶ選挙を26日の総会で行った。
 選挙の結果、1人だけ立候補していた津軽みらい農協の阿保直延組合長が新しい会長に選ばれた。
 阿保新会長は旧田舎館村農協の組合長などを歴任し、現在は津軽みらい農協の組合長や県りんご対策協議会の会長も務めている。
 阿保新会長は就任会見で「農協が必要とする仕事をしたい」と抱負を述べた。
 政府が進めるTPP交渉については、コメや牛肉など重要品目の関税撤廃は認めないとした国会決議を是が非でも守ってほしいという考えを示した。
 また新しい副会長には十和田おいらせ農協の竹ヶ原幸光組合長が選任された。
 新しい会長と副会長の任期は3年。



●小学校の体育デー (06/26 11:58)
 青森市で小学校の体育大会「体育デー」が開かれ、くもり空のもと子どもたちが元気に入場行進をした。
 26日の県内は東よりの湿った空気が入り込んでいる影響でくもりのところが多くなっている。
 この天気のもと、青森市の県総合運動公園陸上競技場では小学生の体育大会「体育デー」が開かれている。
 開会式では市内の小学校45校の6年生2458人が参加し、金沢小学校から順に元気に入場行進をした。
 「体育デー」では100メートル競走や走り幅跳びなど6つの種目が行われており、子どもたちが熱戦を繰り広げている。
 県内は前線や低気圧の影響で26日夜から雨の降るところがある見込み。



●さつきの盆栽 出迎え (06/26 11:56)
 愛好家が丹精込めて育てたさつきの展示会がJR新青森駅で始まり、新幹線の利用客も足を止めて見入っている。
 展示会は「青森さつき盆遊会」が3年前から開いており、新青森駅の玄関ホールには15人の会員が丹精込めて育て上げたさつきの盆栽19鉢が展示されている。
 ことしは春先に良い天気が続いたため、開花が1週間から10日早くなっているということで展示会には遅咲きの作品が並んだ。
 枝ごとに色や形が違う花を咲かせるさつきなど見事な盆栽に新幹線の利用客も足を止めて見入っていた。
 青森さつき盆遊会のさつき展示会は28日までJR新青森駅で開かれている。



●詐欺被害防止に感謝状 (06/26 11:54)
 特殊詐欺の被害を未然に防いだ弘前市の郵便局員に弘前警察署から感謝状が贈られた。
 表彰されたのは弘前市にある弘前亀甲町郵便局の相馬勇局長と曽我周平主任で、弘前警察署の原田署長から感謝状が手渡された。
 相馬局長たちは今月18日、宝くじの当選番号を教えると言われて30万円を振り込もうとした70歳代の女性に気づき、詐欺の被害を未然に防いだもの。
 相馬局長は「送金目的の確認を徹底し、被害を食い止めることができました」と話し、原田署長が「抑止につながります」とお礼を述べていた。



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