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 岐阜県警は15日、東海道新幹線の線路内に入ったとして、同県垂井町宮代、中国籍の技能実習生、晁宛迪容疑者(29)を新幹線特例法違反(線路内立ち入り)の疑いで現行犯逮捕した。「寝るために入った」と容疑を認めているという。

 垂井署によると、晁容疑者は15日午後9時20分ごろ、同町宮代のフェンスを乗り越えて線路内に立ち入った疑いがあり、経緯などについて調べている。同町内の電子部品製造工場に今年3月から働いているという。

 JR東海によると、このトラブルで、午後9時5分過ぎから東海道新幹線が岐阜羽島―米原間で運転を見合わせたが、同29分に運転を再開。上下線9本に11~32分の遅れが出て、約4300人に影響があった。