自民党国会議員による中堅・若手の勉強会「文化芸術懇話会」の初会合が25日行われたが、新聞各紙の報道によると、出席議員から「マスコミを懲らしめるには広告料収入をなくすのが一番。経団連に働きかけてほしい」との意見が出された。

 

また、会合に講師を務めた作家の百田尚樹氏は「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」などと発言したと報じられている。

 

これについて26日の衆議院平和安全特別委員会で、民主党の寺田学議員は報道への圧力や沖縄への侮辱だとして、発言の事実関係を調査するよう求めたところ、浜田靖一委員長はそうした事実があったことを確認し、陳謝した。

 

〈写真：6月26日衆議院平和安全特別委員会より〉