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宮城 石巻 大型1本釣り漁船13年ぶり入港6月26日 15時50分
東日本大震災で被災したあと整備が進められている、宮城県石巻市にある漁港に大型1本釣り漁船が13年ぶりに入港し、冷凍のカツオやマグロを水揚げしました。
石巻市にある石巻漁港には、茨城県のカツオとマグロの大型1本釣り漁船が入港し、26日午前7時ごろ、漁労長に日本酒や記念品が手渡されました。
石巻漁港では震災で被災したあと、長さ880メートルの岸壁を備えた魚市場の整備が進められています。
大型1本釣り漁船は、宮城県から370キロほど沖合の漁場で取って冷凍したカツオやマグロ、合わせて370トンを次々と水揚げしていきました。石巻市の魚市場に大型1本釣り漁船が入港したのは平成14年以来13年ぶりです。
ことし8月には高度な衛生管理の機能を持つ施設などが完成する見通しで、魚市場は今後、大型船の入港に期待しているということです。
入港した第八十五稲荷丸の田中祐生漁労長は「大変な災害だったと思いますが、復興が進んで、これからもよい港になってもらいたい」と話していました。
また、石巻魚市場の須能邦雄社長は「港が復旧するのを関係者が待っていてくれたと思うと、こんなに喜ばしいことはありません。震災後4年間我慢してきたので、にぎわいを取り戻すためにも頑張っていきたい」と話していました。
石巻漁港では震災で被災したあと、長さ880メートルの岸壁を備えた魚市場の整備が進められています。
大型1本釣り漁船は、宮城県から370キロほど沖合の漁場で取って冷凍したカツオやマグロ、合わせて370トンを次々と水揚げしていきました。石巻市の魚市場に大型1本釣り漁船が入港したのは平成14年以来13年ぶりです。
ことし8月には高度な衛生管理の機能を持つ施設などが完成する見通しで、魚市場は今後、大型船の入港に期待しているということです。
入港した第八十五稲荷丸の田中祐生漁労長は「大変な災害だったと思いますが、復興が進んで、これからもよい港になってもらいたい」と話していました。
また、石巻魚市場の須能邦雄社長は「港が復旧するのを関係者が待っていてくれたと思うと、こんなに喜ばしいことはありません。震災後4年間我慢してきたので、にぎわいを取り戻すためにも頑張っていきたい」と話していました。