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東芝 テレビやパソコンでも不適切処理のおそれ
6月26日 4時03分

東芝 テレビやパソコンでも不適切処理のおそれ
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東芝は、25日の株主総会で、不適切な会計処理を巡って、テレビやパソコンなどでも不適切な処理をしていたおそれがあると報告しました。
今後は、来月中旬をめどにまとまる第三者委員会の調査結果を受けて業績の下方修正の規模や経営責任の在り方が焦点になります。
東芝は、25日の株主総会で、インフラ関連の工事で不適切な会計処理を行っていた問題で、深刻な事例があるとみられることから第三者委員会が調査を行っている事業について、会社側として、把握している内容を報告しました。
それによりますと、テレビでは、広告費や部品などの支払いの一部の計上を先送りしていたおそれがあるほか、半導体では、売れ残った製品の価値を適切に評価していなかったおそれがあるとしています。
さらに、パソコンでは生産の委託先に、部品を販売した際の利益の計上のしかたが適切だったか懸念があるとしています。
東芝は、これまでの社内調査を踏まえ、去年3月期までの5年間のグループ全体の決算の営業利益について合わせて、およそ550億円、下方修正する見通しを示しています。
今後は、来月中旬をめどにまとまる第三者委員会の調査結果を受けて修正額の規模がどこまで拡大するか、さらに経営責任の在り方が焦点になります。

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