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「ストレスが身体に悪い」も「早寝早起きが健康にいい」もウソ! 今すぐ忘れたい3つの迷信

「ストレスが身体に悪い」も「早寝早起きが健康にいい」もウソ! 今すぐ忘れたい3つの迷信

健康で幸せに生きるためには、ストレスを解消し、早寝早起きをする必要がある……と考えている人は多いのではないでしょうか? しかし2人の専門家は、どちらも迷信だと切り捨てています。ストレスや睡眠について科学的に理解し、メリットやデメリットを正しく把握することで、毎日の生活をより良く、楽しいものにしていきましょう。

スピーカー
健康心理学者 Kelly McGonigal(ケリー・マクゴニガル) 氏
神経科学者 Russell Foster(ラッセル・フォスター) 氏
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「ストレスが身体に悪い」はウソ!

ストレス社会と言われる現代。仕事のプレッシャーや煩わしい人付き合いなど、さまざまな場面でストレスを感じることが多いかと思います。「ストレスが原因で体を壊した」という方もいるでしょう。しかし健康心理学者のケリー・マクゴニガル氏は、研究の結果、ストレスが健康に害を及ぼすわけではないと突き止めました。

まずは悪いお知らせから。前年重度のストレスを感じた人々が翌年亡くなる確率は43%高かった。しかし、ストレスが健康に悪いと信じていた人だけに適用される数字でした。つまり、重度のストレスを感じていてもストレスは健康に悪いと信じていない人々が死亡する確率は非常に低かった。

面白いことに、重度のストレスを感じながらも「ストレスは健康に何も関係ない」と考える人々の死亡率が一番低かったのです。ストレスをあまり感じない人々のグループも含めてですよ!

研究者達は8年間に亡くなった方は182,000人と推定。そして彼らの死亡原因はストレスそれ自体ではない、ストレスが体に悪いと信じていたことが死亡原因となったのだ、と結論付けました。

引用:「ストレスが身体に悪い」は大ウソ! 健康心理学者が語った、本当は怖くないストレスの話
http://logmi.jp/11193

「早寝早起きが健康にいい」もウソ!

健康に生活しようとしたときに、まず出てくるのが「早寝早起き」ではないでしょうか。しかし神経科学者のラッセル・フォスター氏はそんな根拠はどこにもないと言います。また、眠りに関して同じくよく言われる「8時間睡眠」も全員にあてはまるわけではないとのこと。

早寝早起きについての迷信

早寝早起きをすれば健康で金持ちで頭もよくなるというものです。これはもういろんな意味で間違いだらけです。

早寝早起きをすれば金持ちになれるだなんて、そんな証拠はどこにもありません。社会経済的な地位においては、どんな違いもありません。私の経験から言って、朝型の人間と夜型の人間の唯一の違いは、朝型の人間は気取っているということぐらいです。

8時間睡眠についての迷信

人間は1日に8時間の睡眠を必要としています。これは平均値です。それ以上必要な人も、それほど必要でない人もいます。大切なのは自分の体に聞くことです。これで十分なのか、もっと必要なのか。単純なことです。

引用:「早寝早起きが健康にいい」はウソ! 睡眠のプロが語った、眠りにまつわる4つの迷信
http://logmi.jp/28071

なんだかものすごく気が楽になりました。ストレスや睡眠不足がなくなるわけではありませんが、その正体を正しく理解すれば、必要のない悩みからは開放されそうです。

※ログミーでは、TED Talksおよび各TEDxの定めるCCライセンスを遵守し、自社で作成したオリジナルの書き起こし・翻訳テキストを非営利目的のページにて掲載しています。
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