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奈良・飛鳥寺瓦に「飛」の文字 6世紀末、国内最古か

2015年6月10日 18時27分

 日本最古の寺院・飛鳥寺(奈良県明日香村、6世紀末)の発掘調査で以前に出土した瓦から新たに「飛」「女瓦」などの文字が見つかり、奈良文化財研究所が10日、発表した。「飛」の瓦は創建時のものとみられ、文字瓦としては国内最古の可能性があるという。

 同研究所が発表した6点は全て平瓦で、1956〜92年に出土した。うち4点は過去の調査報告書などで紹介されていたが、一部読めない文字があった。これまで最古と考えられていたのは、中宮寺(奈良県斑鳩町)で見つかった7世紀前半の文字瓦。

 「飛」は飛鳥寺を意味する可能性がある。

(共同)

 奈良県明日香村の飛鳥寺で出土した「飛」と刻まれた文字瓦=10日、奈良県橿原市

 奈良県明日香村の飛鳥寺で出土した「飛」と刻まれた文字瓦=10日、奈良県橿原市
 

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