伊藤博文や吉田松陰の『名前入り湯飲み』が置いてあったのです。
私は、軍靴の足音が聞こえてきて、
目の前が真っ暗になりました。
膝が震えました。
涙があふれました・・・
ふと見た韓国人留学生の表情がとても悲しそうで、
私たちは、こんな所に連れて来てしまったことが申し訳なくて
急いでおみやげ屋さんを出たのです。
もしもドイツ旅行した時に
おみやげ屋さんにヒトラーの名前入りソーセージや饅頭があって、
しかも おみやげ屋さんの正面にヒトラー像が
誇らしく飾ってあったらどう思いますか?
(実際に吉田松陰像が、おみやげ店に飾ってありました)
ユダヤ人だって衝撃を受けて、
膝を震わせながら涙を流すはずです。
日本人は、どうかグローバルな視野で
考えてほしいのです。
そういえば、
あるネトウヨさんが、このように言ってました。
「朝鮮も台湾も同じように統治したのに、
台湾では感謝され、朝鮮からは恨まれてる。
これは、恨みを引きずる朝鮮民族の民族性のせいだと思う」と。
それは全く違うんですよ。
歴代の台湾総督は、
清廉かつ公平で知られる人物が多いんですよね。
樺山資紀、乃木希典、児玉源太郎、明石元二郎は特にそうです。
総督以外にも、
総督を補佐する長官として実績を上げた後藤新平も
公平かつ有能な人物でした。
一方、韓国にやって来た日本人は
ロクでもない人物ばかりでした。
韓国統監府の初代統監は、
朝鮮で忌み嫌われている あの伊藤博文ですよ。
また、初代朝鮮総督も傲慢な歌を詠んだ
あの寺内正毅です。
韓国統監府にしろ朝鮮総督にしろ、
最も重要な初代にこんな人物を送ってくるなんて・・・
ネトウヨさんは
「台湾は日本統治を感謝してるのに、韓国は感謝してない」
と言って、
その理由を台湾人と朝鮮人の民度の差に求めるけど、
本当にそうでしょうか?
私は、酷い人材を送られたのだから
韓国が感謝しないのは当然だと思います。
日本人が台湾に派遣したのは、
児玉源太郎や後藤新平など、
当時の日本でも超一流の優れた人物ばかりです。
朝鮮の場合、
日本から三流の人物がやって来て
国を滅茶苦茶にされたから台湾とは反応が違うんですよ。
朝鮮が「恨の文化」だから
台湾と反応が違うのではなくて、
派遣されて来た人物が明らかに台湾よりも
清廉性と公平性において低級だったせいで、
日本人に国を滅茶苦茶にされたんですよ。