トップページ国際ニュース一覧日本 ネパール復興に320億円支援表明
ニュース詳細

日本 ネパール復興に320億円支援表明
6月25日 17時17分

日本 ネパール復興に320億円支援表明
k10010127581_201506251824_201506251828.mp4
ことし4月にネパールで起きた大地震の復興について話し合う国際会議が25日、首都カトマンズで開かれ、日本政府を代表して城内外務副大臣が住宅や学校、インフラの再建に320億円の支援を表明しました。
ネパールでことし4月に起きた大地震とその後の余震では、周辺国と合わせて8900人以上が死亡し、住宅など80万棟余りが被害を受けました。
発生から2か月となる25日、カトマンズで復興について話し合う初めての国際会議が開かれ、日本や隣国のインド、中国など53か国、それに国際機関の代表が出席しました。
会議では、はじめにネパールのコイララ首相が「次の世代のために復興を進め災害への備えを強くしたい」と述べ、協力を呼びかけました。
これに対し各国が支援を表明し、日本の城内外務副大臣は「復興が成し遂げられる日まで、できるかぎりの支援を行う」と述べ、住宅や学校、インフラの再建に320億円余りの支援を行い、次回の国際会議の共催にも意欲を示しました。
また、スワラジ外相を派遣したインドは、5年間でおよそ2500億円の巨額の支援を表明し、中国の王毅外相も600億円の支援を表明するなど、各国が復興を後押しする姿勢を強調しました。
ネパール政府は、復興に必要なおよそ8000億円はGDP=国内総生産の3分の1に当たり、単独では負担できないとしていて、各国の支援を受け復興を急ぐ方針です。

関連ニュース

k10010127581000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ