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年金情報の流出 初動対応などを検証へ
6月25日 20時57分

年金情報の流出問題を受けて、厚生労働省に設置された有識者による検証委員会は2回目の会合を開き、再発防止に向け日本年金機構や政府の初動対応、システムのセキュリティー対策について、重点的に検証していくことを確認しました。
年金情報の流出問題を受けて設置された検証委員会は、25日に2回目の会合を開き、今後の検証の進め方を巡って意見を交わしました。そして、委員会は、流出した個人情報が101万人分余りに及ぶなど被害は甚大だとして、問題が発生してからの機構や政府の初動対応、関係機関どうしの連絡体制、それに、機構のシステムのセキュリティー対策について、重点的に検証していくことを確認しました。
委員会は今後、機構や厚生労働省、それに「内閣サイバーセキュリティセンター」の担当者などから聞き取りを行うなどして、原因の究明や再発防止策を盛り込んだ報告書をまとめることにしています。

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