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岸田外相 少数民族ロヒンギャの支援表明へ
6月20日 5時48分

岸田外相 少数民族ロヒンギャの支援表明へ
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岸田外務大臣は20日、アジア各国の政府関係者などが出席する国際会議で演説を行い、ミャンマーの少数民族、ロヒンギャの人たちなどを乗せた船が漂流している問題で、国際機関を通じて350万ドルの支援を行うことなどを表明することにしています。
政府は、ことしが戦後70年であることを踏まえ、アジア10か国余りの政府関係者などを招いて、アジア各国での平和の構築や民主化の進め方を検討する国際会議を20日に東京で開き、岸田外務大臣が基調演説を行います。
この中で岸田大臣は「日本はみずからの行為によりアジア諸国民に多大の苦しみを与え、その中から、反省と不戦と平和の誓いを心に深く刻み、平和国家として歩んできた。過去から決して目をそむけることなく、未来に向かって努力していかなければならない」として、今後もアジアの平和に貢献する姿勢を強調する見通しです。
そのうえで岸田大臣は、ミャンマーで抑圧されている少数民族、ロヒンギャの人たちなどを乗せた船が行き場を失って周辺国の沖合で漂流している問題を巡って、食料や滞在施設の設置に充てるため、国連難民高等弁務官事務所など国際機関を通じて350万ドル(日本円にして4億円余り)の支援を行うことや、ネパールの大地震を受け、復旧・復興に最大限貢献することなどを表明することにしています。

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