トップページ政治ニュース一覧外相 アジアの平和と安定に貢献する姿勢強調
ニュース詳細

外相 アジアの平和と安定に貢献する姿勢強調
6月20日 11時39分

外相 アジアの平和と安定に貢献する姿勢強調
k10010121661_201506201208_201506201210.mp4
岸田外務大臣は東京都内で開かれている国際会議で演説し、日本が戦後、アジア各地で民族紛争の解決を支援してきた実績を踏まえ、今後もアジアの平和と安定に積極的に貢献する姿勢を強調しました。
政府は戦後70年のことし、アジア12か国の政府関係者などを招いて平和の構築や民主化の進め方を検討する国際会議を20日、東京の国連大学で開いています。
この中で岸田外務大臣は基調演説を行い、「戦後長きにわたり、アジアの多くの地域で紛争は絶えなかったが、日本はできるかぎりの支援の手を差し伸べてきた。これからもアジアの友人たちと共に平和構築、国民和解、民主化を達成、定着させるためにしっかりと貢献していく」と述べました。
そのうえで岸田大臣は、「日本政府は『積極的平和主義』を安全保障の基本政策に掲げている。日本の平和への貢献をより効果的で切れ目のないものとするため、現在、国会で平和安全法制の審議をお願いしている」と述べました。
また岸田大臣は、ミャンマーの少数民族・ロヒンギャの人たちなどを乗せた船が行き場を失って周辺国の沖合で漂流している問題で、食料や滞在施設の設置に充てるため、国際機関を通じて350万ドル(日本円にして4億円余り)の支援を行うことを表明しました。
さらに、今年度アジアの若者およそ300人を広島市と長崎市に招待し、被爆の実相に触れてもらう機会を設ける考えを示しました。

関連ニュース

k10010121661000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ