仁川空港での薬物押収量 半年で3666キロ=過去最多

【ソウル聯合ニュース】韓国関税庁の仁川空港税関は23日、1月から今月22日にかけて仁川国際空港で摘発した薬物の密輸は146件で、押収量は計3666キロだったと発表した。末端価格は256億ウォン(約28億6000万円)。押収量は同空港の開港(2001年)以来で最多だという。

 押収量が最も多かったのは幻覚性植物の「カート」だった。約3600キロのカートを「ヘナタトゥー」の原料である植物ヘナに見せかけ輸入貨物として韓国に持ち込もうとしたエチオピア人と米国人の2人が3月に摘発された。米国に密輸する計画だったという。

 次いでメタンフェタミンが7.9キロ、合成大麻など新種の薬物が2.7キロ、大麻類が2.3キロだった。

 密輸方法は国際郵便が83件で最も多かった。

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