(cache) 加藤澤男さん - nicomacosの日記

2010-03-27

21:07

　ぼくの叔父の恩師は加藤澤男さんです。ぼくは加藤澤男さんのことを尊敬しています。阿呆なので手紙も書きました。加藤澤男さんのすごさはみるものにつたわる花の思想にあるとぼくは考えています。花の思想、それは世阿弥の『風姿花伝』に由来します。

「初心の花わするるべからず」この言葉はそこなしの意味をふくんでいます。死んでもわすれてはいけないそういう意味があります。

　加藤澤男さんの先生に金子明友さんという方がいます。叔父の大学院時代の恩師です。現在は執筆活動とスポーツ運動学会の振興に自らの余生をささげています。

おもな著作として

①『体操競技のコーチング』

②『マイネル　スポーツ運動学』

③『わざの伝承』

④『身体知の形成』

⑤『身体知の構造』

⑥『スポーツ運動学』

　金子明友さんはオリンピック選手であり、国際審判員であり、運動学者です。すべての著作の翻訳を自らおこなうので金子思想を超える思想をこえる人間はいまのところ、この惑星には存在しません。弟子が数々の論文をお書きになったのですが、二番煎じにおわっています。

　ここまで、金子明友さんが運動にこだわるには理由があります。それは世界に通用する体操ニッポンをつくりあげたかったためです。そして「さかだちに興味があった」ためです。

金子明友さんを哲学の俎上にのせて倫理学、美学の世界で論証していくのは至難のわざですが、I先生の自殺したSさんの供養のためにもぼくはやりたいです。協力してくれるメンバーがあつまることをねがっています。

　はなしを加藤澤男さんにもどします。加藤澤男さんは筑波大学を定年退官してもなの要職で忙しい毎日をおくっています。加藤澤男さんの床・鞍馬・跳馬・平行棒・鉄棒・つり輪・の演技は「美学」そのものです。五輪に出場していた当時の映像はフィルムからVHSにきりかわる末期であるため正確な映像はありません。

　しかしながら、ぼくは留年をしています。単位をとることが先決です。母は留年でかなりこころを痛めています。筑波大学へ行き

体操をやるわけにもいかないし、クラシック・バレエをつづけると単位がおぼつかなる。うーんどうしよう困ったなぁ、

困ったなぁ。

加藤澤男さんの吊り輪の演技

金子明友さんの本

　この著書をぼくが引用文献をすべてひもとき、なおかつアリストテレスの思索を紡ぎ出すことがぼくのかんがえる動きの「美学」

です。

小石 2010/03/27 20:53 　農業ですか。確かに、ないがしろにしているといざというときに困る点で同じかもしれません。
何でもかんでもパソコンを使って書いていると、いざ手書きするときに漢字を思い出せず困ります。
それと同じで農業も、ないがしろにした結果が今の日本、というわけですね。

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