安保法案:60日ルール適用考えず…自公幹事長が確認
毎日新聞 2015年06月24日 12時20分(最終更新 06月24日 13時29分)
谷垣禎一自民党幹事長=国会内で2015年6月22日、藤井太郎撮影
自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長らは24日午前、東京都内で会談し、安全保障関連法案について、参院送付から60日たっても議決しなければ、衆院で3分の2以上の賛成で再可決できる憲法の「60日ルール」は適用せずに成立を目指すことを確認した。
今国会を95日間延長したことで、同法案が衆院を7月29日までに通過すれば60日ルールの適用が可能となる。ただ、適用すれば「参院不要論」につながりかねず、野党も60日ルールを適用しないよう求めていることから、24日午後に開く与野党国対委員長会談でこうした考えを伝える。【横田愛】