そうだ、飲み会の誘いを断ろう!
私は可能な限り、飲み会の誘いを断る。特に2次会までを予定している誘いなら確実に断っている。
理由はカンタンで、いくらかかるかわからないからだ。1次会のみで会費制ならば、いくらかかるかわかるのだが、2次会となるとそうはいかない。まずどこに行くかも決まっていないからだ。いくらかかるかわからない会に出るのは不安が大きいのである。
あ、飲み会に参加するのやめよう!
少し前の飲み会で、こんなことがあった。この飲み会には正直気乗りがしなかった。だが、前振りで1次会だけの飲み会ということを事前に話されたので、その飲み会には参加した。
ところが、平然と当人がその約束を破り、1次会の終わりにこっそりタクシーを手配し2次会を強行しようと試みたのだ。要は私に話をすれば当然断ることが見えていたから、タクシーを呼ぶことで断れない「なんとなく参加の空気」を作り、私も連行しようという作戦に出たわけだ。
約束を反故にされたことで、気分を悪くした私は2次会にはもちろん参加しなかった。そして、「今後、そのグループの飲み会は、一切参加しない」とこの人に後日告げた。これ以来、飲み会への参加は前向きに断ろうと改めて、心に決めた。
人付き合いの8割は、喫茶店で話せば充分!
そして最近周りに話しているのが、しゃべるならば喫茶店で充分でしょう。なぜ飲みに行く必要があるのか。私はそうは思わないので、飲み会にはよほどの理由がなければ、参加しないという意見表明である。ただしこれはあくまでも自分都合なので、それで人に嫌われることもあるが、それは仕方ないと思っている。
まったく飲み会に参加しないわけではない。
ただし、本当に信頼できる仲間で、たまには一緒に会って楽しもう!という会の場合は、飲み会であっても、参加についてかなり慎重に考えた上で返事を出すようにしている。
断ることから見える、人間関係。
こんな感じで誘いを前向きに断っていると、逆に本当に大切にすべき付き合いを重視するようになる。人付き合いするのは、そういう人だけと限定することで、無駄な時間を浪費するリスクも少なくなる。人付き合いは良よりも質という言葉をたまに聞くが、まさにそのとおりではないか。
時間は有限。
大事なのは「誰と一緒に時間を過ごすか」ということだと、私は思う。