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和歌山の駅長 三毛猫の「たま」死ぬ
6月24日 18時36分

和歌山の駅長 三毛猫の「たま」死ぬ
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和歌山県紀の川市にある駅の駅長を務め、全国的に人気を集めた三毛猫の「たま」が死にました。人間に例えると80歳ほどに当たる16歳でした。
三毛猫の「たま」は、平成19年に和歌山電鉄貴志川線の貴志駅の駅長に任命されました。
当時、動物が駅長に任命されるのは全国でも珍しく、「たま」にちなんだグッズが販売されたり、全国からファンが訪れたりするなど、和歌山県の観光振興にも大きく貢献しました。こうした功績が認められて「たま」は昇進を重ね、おととしには、社長代理に就任していました。
「たま」はことし4月に16歳になり、誕生日を祝う式典が行われましたが、人間に例えると80歳ほどの高齢で、先月からは鼻炎のために治療を受けていました。そして、22日の午後7時すぎ死んだということです。
和歌山電鉄の小嶋光信社長は、「たまちゃんの訃報に接し、いまだに信じられません。和歌山電鉄と全国の地方鉄道の救世主としてこの世に現れたたまちゃんと一緒に働けたことを誇りに思っています。たま駅長を名誉永久駅長として、永遠にその名を刻み、残したいと思います」とコメントしています。
また、和歌山県の仁坂知事は「観光のスーパースターとして国内外から絶大な人気を誇り、本県の観光振興に大いに貢献されました。突然の訃報に接し、深い悲しみとともに感謝の気持ちでいっぱいです。どうか、安らかに永眠されますようお祈りいたします」というコメントを出しました。

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