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 民主党の政治改革・国会改革推進本部(岡田克也本部長)は29日、国会改革案をまとめた。首相や閣僚の国会出席ルールの見直しについて、政権与党側が「恣意(しい)的に国会審議を避けるための方便とさせないため、厳格なルール作りを行う」とした。

 同案は、国会審議の充実、国会運営の効率化、議員活動基盤の強化、危機管理対応の四つの柱からなる。国会審議の活性化を図るため「通年国会」の導入を検討。委員会審議で野党の質問時間を大幅に増やすことや、衆院本会議での押しボタン式投票の導入も盛り込んだ。

 一方、自民党は民主党案を受け、31日に与野党幹事長・国会対策委員長会談を開く考えを明らかにした。

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