二階氏 自民総裁選は安倍首相再選の公算大

6月23日 15時28分

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自民党の二階総務会長は記者会見で、ことし９月に行われる自民党総裁選挙について、国会の会期が９月まで大幅に延長されたことによる影響はないとしたうえで、無投票で安倍総理大臣が再選される公算が大きいという見通しを示しました。

自民党総裁選挙は、ことし９月３０日に、安倍総理大臣の総裁としての任期が満了するのに伴って、規程上、９月２０日から３０日までの間に投票が行われることになっています。
これに関連して二階総務会長は、記者会見で、「総裁選挙は国会が開かれていようがいまいが、党の都合でいつでも行うことはできる。国会審議の邪魔にならないよう運営すればよい」と述べ、国会の会期が９月２７日まで延長されたことによる影響はないという認識を示しました。
そのうえで、二階氏は、「総裁選挙に立候補する意向のある人がいれば、ことしのはじめあたりから動いているはずだ。きょう現在、誰からもそのような話は聞かない。重要案件の審議に専念することが、今は大事なことだ」と述べ、無投票で安倍総理大臣が再選される公算が大きいという見通しを示しました。