米Twitterは、話題の出来事に関するツイートのキュレーションを開始する方針を明らかにした。同社は目下、リアルタイムのニュースフィードをよりユーザーに利用しやすい形で提供するための大々的な変更を計画中だ。
「Project Lightning」との名称で進められているプロジェクトにより、Twitterでは今後、誰かをフォローするだけでなくイベントに関する情報もフォローできるようになり、ユーザーがアップロードした写真や動画はTwitterにログインしなくてもさまざまなWebサイトでリアルタイムで共有できるようになるという。ソーシャルニュースエンターテインメントサイトの米Buzzfeedが6月18日、そう報じた。
この新機能は、例えばグラミー賞授賞式や映画の撮影といった話題の出来事に関するツイートの中から、視覚的にキャッチーなツイートや関連性が高いツイートをTwitterの編集チームが手作業で選び出し、1カ所にまとめて表示するというもの。これで、ユーザーのタイムランがその話題に関連するツイートで溢れかえるようなこともなくなる、とBuzzfeedは報じている。
Twitterのモバイルアプリを起動すれば、あらかじめ日程が決まっているイベントだけでなく、事件や災害など、多くの人たちがツイートしている突発的な出来事に関する情報もまとめて表示されることになる。
Twitterの広報担当者レイチェル・ミルナー氏はBuzzfeedの記事の内容について認めたものの、それ以上のコメントは断っている。
Twitterはユーザー数の伸び悩みが続いており、月間アクティブユーザー数はようやく3億200万人を超えたところだ。だが同社によれば、Twitterにログインせずにツイートを見ている人は現在約10億人にのぼるという。
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