[PR]
|
「クレールフォンテーヌ」というノートブランドをご存知だろうか。日本で知っている人はかなりの「文具通」。だが、本国フランスでは老若男女を問わず愛されている国民的ブランドで、製紙からノートの製本まで一貫して自社工場で行うヨーロッパ有数のメーカー。高品質な紙が特徴で、1000を超える製品は、学校からビジネスシーンまで幅広く使われている。
その一つ「メトリック ブロックメモパッド」は、ブロックメモの代名詞「ロディア」の姉妹品とも言える製品だ。カバー以外はロディアとほぼ同じで、片手でも安定して書ける厚い台紙やミシン目カットなど、立ちながらの筆記を前提としたお馴染みの高い機能性を持つ。
なぜロディアそっくりのブロックメモを、クレールフォンテーヌが出しているのか? 同ブランドの日本販売を行うクオバディス・ジャパン株式会社の金子純一さんにうかがった。
「このブロックメモが登場したのは1973年で、ロディアをきっかけに一般に流布したブロックメモを、自社の紙でも作ろうと発売されました」。その後、97年にクレールフォンテーヌ社がロディア社を吸収合併したことで、ロディアのブロックメモにもクレールフォンテーヌの紙が採用され、現在に至るという。
中紙(なかがみ)はクレールフォンテーヌオリジナルの“ベラム紙”。にじみや裏抜けがしにくく紙の強度が高いため、「フランスで一般的な万年筆をはじめ、筆記具を選ばず書くことができます」と金子さん。中紙と台紙は、ロディアより若干厚めのものが採用されているそうだ。
カバーのデザインは、クレールフォンテーヌ他製品にも共通の幾何学模様。約10年ごとにリニューアルされ、現在の「メトリック」と名づけられた模様は2010年からのもの。日本ではA7とA6の2サイズを展開しており、中紙はいずれも5mm方眼。線の色はロディア同様、フランスで一般的なパープルだ。
◇
俺のひとこと
ロディアはともかくクレールフォンテーヌのブロックメモを持っている人は少ないので、「俺も文具通!」と威張っていたのですが、ロディアとこんな関わりのある大ブランドとは知りませんでした。俺もまだまだです。ボール紙の台紙がロディアよりちょっと厚いようで、ロディアより形が崩れにくいところが気に入ってます。
◇
【商品スペック】
ブロックメモ クレールフォンテーヌ メトリック ブロックメモパッド
価格 A7(260円)、A6(400円)※価格はいずれも税別。
カラー グリーン、ピンク、ブルー、オレンジ(グリーンはA7、ピンクはA6のみ)