加瀬邦彦さんの追悼ライブを開いたザ・ワイルドワンズの左から島英二、植田芳暁、鳥塚しげき=東京・銀座【拡大】
グループサウンズ、ザ・ワイルドワンズが4月20日に自殺したリーダー、加瀬邦彦さん(享年74)の追悼盤としてセルフカバーシングルを発売した23日、東京・銀座のライブハウス「ケネディハウス銀座」で記念のミニライブを開いた。
追悼盤では残された3人、鳥塚しげき(68)、植田芳暁(67)、島英二(67)が「想い出の渚」「懐かしきラブソング」をこのほどレコーディング。ライブでは、この2曲のほか「カントリーロード」など14曲をギターなど3人の弾き語りで、2回公演のべ約200人のファンを酔わせた。
植田は「僕はだみ声になっちゃったけど、鳥塚はまだ若い声のままだよ」と冗談まじりに笑いを取りつつ加瀬さんをしのんだ。