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2013年04月27日(土)放送

目がかすんだとき

緑内障とは

緑内障とは

40歳以上の20人に一人が発症する「緑内障」は、日本人の失明原因の第一位。
緑内障を発症している患者の9割は、自覚症状がありません。
目の眼圧が高まり、網膜の映像を脳に送る視神経が傷つく事で発症します。
現在の医療では、緑内障を治す方法はありません。
点眼によって目の眼圧を下げる事で、進行を遅らせる方法が一般的です。

節目検診で早期発見!

節目検診で早期発見!

緑内障は徐々に視野を失うため、初期段階で自覚症状はありません。
そこで、緑内障が発症する確率が高くなる年齢=40歳を境に、眼科専門医で検査を定期的に受けることをお薦めします。
目の圧力を測る「眼圧検査」、眼球の奥の網膜等の状態を調べる「眼底検査」など、複数の検査を受けることで早期発見につながります。

OCT検査について

「OCT検査」は、目の眼球の網膜の状態等を立体的に診ることができます。
それまで平面的にしか捉えられなかった眼底の状態を、より詳しく診断する事ができます。
しかし、目の病気には様々なタイプがあるので、他の検査と組み合わせることが大切です。

白内障

主な原因は加齢、と言われる目の病気。
発症すると目の水晶体が濁って行き、視界がかすみがかったように見えます。
軽度も含めると、50歳代のおよそ7割が発症する「目の国民病」。

白内障治療:眼内レンズ

白内障治療:眼内レンズ

発症当初は点眼で進行を遅らせられるが、日常生活に支障をきたすような状態になった場合、手術以外の治療手段はありません。
手術で、濁った水晶体を人工のレンズと入れ替えます。
眼内レンズには2種類。
遠近、どちらか1カ所に焦点の合う「単焦点レンズ」と遠近共に焦点の合う「多焦点レンズ」。
多焦点レンズを選ぶと白内障を治療できると同時に、視力を改善することができます。
また、治療費も大きく違います。「単焦点レンズ」は健康保険が適用になりますが、「多焦点レンズ」は現在「先進医療」のためレンズ代や手術代などが健康保険の適用にならないため、治療費が高額になります。

どちらを選ぶべきか?十分に検討を行った上で選択を。