2015年6月24日05時21分
知的障害者らが利用する山口県下関市の指定障害福祉サービス事業所「大藤園」の元支援員が利用者に対する暴行容疑で逮捕された事件で、山口県警は、別の支援員の男についても利用者への暴行容疑で近く書類送検する方針を固めた。
捜査関係者などによると、支援員の男は昨年1月ごろ、利用者の男性の頭を棒状になったシールの束で数回たたいた疑いがある。任意の調べに対し、暴行を認めて「指導の一環だった」と話しているという。
事件をめぐっては先月28日、支援員による暴行の様子を撮影した映像がテレビなどで流れ、山口県警も映像を入手。同園の関係者からの告発を受けて、利用者の額を平手打ちした暴行の疑いで元支援員の男(35)を逮捕するとともに、映像には他の支援員も利用者へ暴行する様子が映っていたことから、引き続き捜査していた。
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