Winning Run VOL.195
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28Best Recommended Racers 積み重ねた悔しい思いが形になった。1月いわき平記念では初日特選で新田祐大に離れ、準決勝では焦りから優出のチャンスを逃した。様々な失敗や悔しさを乗り越えたからこそのダービー優出だったのだろう。 ダービー優出で課題も見えた。「一人じゃダメ」それまで一人で練習していたが、ダービー後からは和田圭ら若手グループに入って練習をするようになった。「成果は出てる。ダービーよりも調子がいい。いつもは調子がいいなんて言わないんだけど」共同通信社杯の2日目のレース後、大槻はそう口にした。新田のダッシュに再び口が空いてしまったが、「ダービーまでなら稲垣(裕之)さんに張られて終わり」と確かな進化を口にした。共同通信社杯でも決勝に進出し、これでビッグ連続優出。30歳半ばにして、一番の充実期を迎えようとしている。大槻 寛徳Otuki Hironori宮城・85期・35歳・S1今が一番の充実期だ練習環境を変えビッグ連続優出 昨年暮れのヤンググランプリを走ったが、今期からはA級。しかし、「ヤンググランプリからの流れがよかった」と金子は早々と4場所目で特進し、A級を卒業した。 「目標は特進することでした。ギリギリ共同通信社杯には間に合わなかったけど、地元記念は走りたかったので」 S級特進後も勢いは止まらない。2戦目の3月高松で決勝に進むと、4月川崎では記念初優出も決めた。 「A級の9連勝で勢いをもらいました。決勝では力の差をテレビで見るより、身をもって感じたし、まだまだですね。でも、そういうところを体感できたのはよかった」 年頭に立てた目標のひとつは達成した。次は1班の点数を取ること。「長い距離を踏むことやスピード」課題をクリアして今年を飛躍の年にする。栃木・101期・22歳・S2注目度増す栃木の若武者次の目標はS級1班だ金子 幸央Kaneko Yukihiro【6月】5日~7日松山(FⅠ)22日~24日小田原(FⅠ)【6月】5日~7日青森(FⅠ)18日~21日岸和田高松宮記念杯出場予定レース出場予定レース 焦らず、一歩ずつ。嶋津は上を目指している。 103回生の在校1位として一昨年に注目のデビューを飾ったが、5場所目の函館で右鎖骨を骨折。これで同期との出世争いに大きく遅れをとってしまった。昨年7月に9連勝で1、2班戦に特別昇班し、年末には初優出。これからというところで、今度は1月大宮で落車に見舞われる。 「あの落車で腰を痛めたけど、もう大丈夫。練習もできてるし、よくなってる」 本来なら同期をリードする存在であっても不思議ないが、怪我を言い訳にはしない。「トップスピードですね。元々、そこが弱い」克服すべき課題を明確に口にした。 「みんな頑張ってる」上で活躍する同期の姿に刺激を受けている。まだデビューから2年足らず、「諦めずにやってれば」必ず光が見えてくるはずだ。アクシデントに負けない焦らず一歩ずつ前へ 嶋津 拓弥Shimazu Takuya神奈川・103期・29歳・A2【6月】4日~6日小田原(FⅡ)27日~29日静岡(FⅠ)出場予定レース

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