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新宿歌舞伎町にぼったくり被害の専用相談窓口
6月24日 6時30分

新宿歌舞伎町にぼったくり被害の専用相談窓口
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東京・新宿歌舞伎町で、客引きに誘われた飲食店で客が高額な料金を請求される、いわゆる、ぼったくりの被害が相次いでいることから、東京弁護士会は、弁護士が被害の相談に応じる臨時の窓口を深夜の時間帯、歌舞伎町に設けることを決めました。
新宿の歌舞伎町では、客引きに「安く飲める」などと誘われた飲食店などで、数十万円以上の高額な料金を請求される、いわゆるぼったくりの被害が相次ぎ、警視庁によりますと、ことしに入って先月末までに被害を訴える通報が1350件に上っています。
ぼったくり被害を巡っては、客が「不当に高い料金だ」と主張しても、店側が「メニューに書いているとおり正当な料金だ」と請求し、店が客を民事裁判で訴えるケースも出てきています。
このため東京弁護士会は、新宿区や地元の商店街などの協力を得て、歌舞伎町のビルの1室で、弁護士が被害の相談に応じる臨時の窓口を新たに設けることを決めました。
窓口は今月26日から当面の間、午後9時以降から未明の時間帯に設けられ、当番の弁護士2人以上が常駐し、電話などで相談を受けると現場に駆けつけて店側と交渉を行うということです。
東京弁護士会によりますと、ぼったくり被害を巡ってこうした専用の相談窓口が設けられるのは全国でも珍しいということです。
東京弁護士会の渡辺彰敏副会長は、「被害者や地元の人たちの要望で対策に乗り出すことにした。今回は新たな試みとして、現場に出てその場で対応することにしていて、悪質な店がぼったくりを諦めるまで対策を続けたい」と話しています。

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