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北陸新幹線 “騒音・振動苦情”で調査
6月24日 6時54分

北陸新幹線の開業から3か月が経過するなか、新潟県内ではトンネル付近の住民が新幹線による騒音や振動への苦情を訴えていて、トンネルを建設した独立行政法人の鉄道・運輸機構は24日から新潟県糸魚川市で、対策工事が必要かどうかを確かめるため、騒音などの測定調査を行います。
北陸新幹線では、沿線の住民が訓練走行が行われていた去年12月ごろから、すでにトンネル付近の騒音や振動について、糸魚川市や鉄道・運輸機構などに苦情を訴えています。
トンネルを建設した鉄道・運輸機構では、これまでに苦情が出ている糸魚川市の北陸新幹線沿線の公道などで開業前の去年12月からことし3月にかけて、騒音や振動の調査を行ってきました。
その結果、糸魚川市内の柱道地区、下小見地区、それに梶屋敷地区の3つの地区では、対策工事が必要となる可能性があるとして、24日から住宅の敷地内で騒音や振動を調査する2次測定を行うことにしました。
このうち、24日は、糸魚川市柱道地区の住宅で騒音などを測定する調査を行う予定で、鉄道・運輸機構では今後、調査で得られたデータを解析し、国の基準を超えていれば、防音工事などの対策をとることにしています。

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