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【東京】

「平和の俳句」朗読しよう 多摩のサークル 28日催し、憲法前文も

 多摩市の女性らでつくる「久保つぎこ朗読サークル」が二十八日に市内で行う朗読発表会で、本紙一面に掲載された「平和の俳句」を読むことになった。「自己表現の実践」という今回の朗読会の趣旨に合うことから選んだという。このほか児童文学や詩に加え、日本国憲法前文も朗読する。

 朗読を披露するのは四十代〜八十代の女性八人で、内田百〓の童話「王様の背中」、まどみちおの詩「こっちとむこう」のほか、ものまね芸人・コロッケさんの自伝「母さんの『あおいくま』」の一節など。「平和の俳句」に選ばれた句から二十句が詠まれる。

 サークルは多摩市などに住む約三十人前後で、月一回、練習会を開いている。代表でライターの久保つぎこさん(72)=同市=は「思っていることを言わないと人は陰気になり、声も暗くなる。朗読を通じて人生を明るいものに変えるきっかけになれば」と話す。

 会場はココリア多摩センター(落合一)五階、キャリア・マム・ホール。午後二時〜同五時。不用品を持ち寄ったバザーやリサイクル品の交換会もある。定員五十人。参加費五百円。問い合わせは、久保さん=電042(371)2286=へ。 (栗原淳)

※〓は門構えに月

 

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